異次元側
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「悪魔バスター★スター・バタフライ」の記事における「異次元側」の解説
ポニー・ヘッド(Flying Princess Pony Head) 声 - 矢尾幸子/英:ジェニー・スレイト スターの親友のユニコーン。毒舌でじゃじゃ馬な性格。名前通り、首だけの姿で宙に浮いている。 セイント・オルガの追っ手から逃げるため、スターを追って地球にやってきた。親友のスターへの独占欲が強く、彼女と仲が良いマルコに嫉妬して「地球のクズ」と呼び数々の嫌がらせをするが、最終的にマルコのことを"地球での"スターの親友と認めた。 後にセイント・オルガに入れられて性格をおしとやかに変えられるが、スターの助けによって他の収容されたプリンセス達共々元の個性的な自分を取り戻し、パーティをするためセイント・オルガに留まった。また、お気に入りの場所「ふかふかラウンジ」が閉鎖したときは、パーティー仲間(スター、ジョニー・ブロウホール、ヘッドホンジョーンズ、レディスカーフスアロット、ケリー、タッド)と共に復活させようとした。 シーズン2、3ではヘイナスがセイント・オルガからいなくなったため、スターやマルコらと一緒に行動する事がある。 11人の妹たちがいる。 53話bパートで、ヘイナス(メテオラ)に角を折られてしまい54話aパートでは元気をなくしていたが、韓国ドラマによって元気づけられ新たな角をつけられて復活した。 クイーン・ムーン・バタフライ(Queen Moon Butterfly) 声 - 久川綾/英:グレイ・グリフィン スターの母にしてミューニの女王。スターに地球での修行を言い渡した。頬にダイヤのマークがあり、水色の長い髪を持つ。 いつも娘とステッキの心配をしており、娘に立派な王女になってもらおうと口を酸っぱくしている。背中に大きな羽をもっており、蝶に変身することができる。ステッキがなくても魔法を使うことができる。国民からの呼称は「女王様」「ムーン様」「ムーン女王」など。シーズン3ではスターにたびたびイクリプサや怪物とのたち率の事を質問されるが自身曰く「家系のことはよく知らない」らしい。 シーズン2から彼女とトフィーの間の因縁も徐々に明らかになる。石版には、「大胆不敵なムーン」と記されている。石版の側にあるタペストリーには、トフィーの指を魔法で吹き飛ばしている様子が描かれている。『ミューニをかけた戦い』では彼女の過去が語られている。トフィーに母親を殺害され、若くしてミューニの女王になった。トフィーを倒すためイクリプサから不死の相手を倒す魔法を教えてもらう時に「イクリプサが呪文を教え、トフィーを倒せたらイクリプサを開放する」という内容の取引をし、後で呪文を使い彼の指を切り落とした。 35話でルードの神殿へ魔法委員会の人々と共に襲撃するも返り討ちになり、スターを強制的にミューニに連れ戻す。 54話bパートでは、暴走するメテオラに蝶形態となり立ち向かうも、メテオラの放った一撃により自我を忘れて魔法の領域に逃げてしまう。55話、56話でスターが連れ戻しに行くも、記憶をなくしていて自分の名前さえもわからなくなっていた。同じく記憶をなくしてしまったスターと一緒に領域で遊び続けていたが、「ここにいるべきではない」とユニコーンに言われ、領域から消されてしまう。58話で大ウソつきで嫌われ者のパイフォーク達の国パイ島で見つかったが、魔法の領域に行く前(自分の名前や家族)の記憶をほとんど忘れてしまっていて説得しようとしていたスターたちの努力もむなしく、パイ島に残ろうとしていた。しかしパイを作る時の歌だけは覚えていて、スターと共に歌ったことで気が変わり、スター達と共に脱出することを選んだ。59話aパートでは、少しだが記憶を取り戻しつつあり、スターたちと神殿で夕食を食べたが、イクリプサのことを信用できないと言い、リバーと共に去ってしまった。61話bパートでは、リバーと、森にはったテントに住んでいることがわかる。 キング・リバー・バタフライ(King River Butterfly) 声 - 武田幸史/英:アラン・テュディック スターの父にしてミューニの国王。『旗の争い』によると旧姓はヨハンセン。 野性的な行動をしていることが多く、こっそり城を抜け出して怪物退治をするのが趣味。スターのモンスター退治の趣味は父親譲り。マンフレッド(声 - ジェフ・ベネット)という召使いがいる。妻に城から追い出されて地球にやってきたことがある。ポニー・ヘッドの父キング・ポニー・ヘッドとは友人。キャンプが好き。『ミューニをかけた戦い』では行先を告げずに出て行った女王への心配を紛らわすため、パーティーに明け暮れていたが、マルコに勇気づけられる。 用語集さん(Glossaryck) 声 - 橋本雅史→大隈健太(56話~)/英:ジェフリー・タンバー→キース・デイヴィッド(56話~) スターが所持している魔法の本に書かれている用語を説明する小人の老人。体は青色で指が6本あり、宙に浮いていたり地面に足を着いていたりする。気まぐれな性格で国王やロンビュラス等からはよく思われていない。チョコレートプリンを食べさせないと本の用語を教えてくれなかったりするが、稀に的確な助言を与える。おでこにロンビュラスからもらった魔法の石が付いている(これは取れないらしい)。14話aパートと27話では懐中電灯のように光を出していた。 1話aパートで登場していたが台詞はなく、台詞を喋ったのは6話aパートが初。(3話aパートにも一瞬だけ登場。) 長い間バタフライ家に仕えており、クイーン・バタフライの8代前の曽祖母であるイクリプサ・バタフライがミューニを支配していた頃には既にバタフライ家に仕えている。 27話では魔法の本がルードに奪われ、本の持ち主が変わったことで用語集さんもルードのものになってしまう(スターにも今自分はルードのものだと言い張っている)。『ミューニをかけた戦い』で復活したトフィーに本を燃やされ消滅するが、スターがステッキの中に閉じ込められた際に彼女と再会した。 40話bパートでスターの前に幽霊となって現れる。スターが本の一部を聖域の井戸に入れ用語集さんに感謝すると復活したが、復活後は動物か赤ん坊のような言動になってしまい、「グラブゴー」としか言えなくなるが、56話でイクリプサの夫であるモンスターの名と判明。再び正気に戻ったが、声変わり(声優も変更)していた。 トム・ルシトール(Tom Lucitor) 声 - 吉野貴大/英:ライダー・ストロング 2話aパート初登場。 本名はトーマス・ルシター。三つ目の悪魔の青年で、黄泉の国のプリンス。魂を何千個と持っているらしい。また、呪文を唱えることで黄泉の国の術を使える。短気で嫉妬深く、怒ると炎をまき散らし手が付けられない。一時ブライアンというトレーナーを付けて53日間怒らずにいたが、赤い月ダンスパーティーでスターがマルコと踊っている現場を目撃した事で再び怒りを爆発させようとし、スターに氷漬けにされてしまった。 シーズン2までスターの元彼で、よりを戻したがっていた。後にスターを振り向かせるためマルコに卓球勝負を挑むが、マルコの説得によりスターへの未練に区切りをつけられるようになる。マルコとは険悪な関係だったが、23話aパートでは彼との仲直りのために彼がファンであるマッキー・ハンドを生き返らせており、お互いに嫌いだと言いあいつつも仲は悪くない様子だった(56話ではマルコの事を親友だと言った)。歌の日の歌でスターがマルコの事が好きだと思い込んでいて、銀のベル舞踏会ではスターと距離を置くためにスターを邪険に扱った。また、シーズン3(主に42話aパート以降)では彼女と仲良くなり、45話bパートで復縁していることが明らかになった。 52話aパートでは、ミューニを出ていく怪物達を説得しようとするも、彼らは去ってしまった。 ケリー(Kelly) 声 - ダナ・デイヴィス ポニー・ヘッドの友人で、大剣の達人。髪の毛が長く、普段は目以外の全身が覆われている。当初は無口で喋らなかったが、スター達がゴブリンドッグを食べる際に本来の姿を現して喋った。前にもゴブリンドッグを食べたことがあるらしい。タッドという彼氏が頭の上に乗っているが、何度も別れたりよりを戻したりしていた。 髪の毛の中に空間がある。45話bパートではタッドと本気で別れたいと思っていて、マルコに手伝ってもらい、タッドは髪の中から出て行った。 63話bパートで、マルコと「失恋仲間」になった。 筋肉ガエル(バフロッグ)(Buff Frog) 声 - 西凜太郎/英:フレッド・タタショア カエルのような見た目をしたモンスター。「筋肉ガエル」の他に「チャド」などのあだ名で呼ばれている。本名は「イヴギニー・ブルゴヤボフ(Yvgeny Bulgoyabov)」。英語版ではロシア訛りの英語で喋る。 当初はルードの部下として、地球にいるスターを監視したり、地球でのステッキを奪う戦いにも参加する。トフィーに対しては最初からよく思っていなかった。11話aパートではトフィーの企みによって城から追い出されてしまう。ルードから仲直りのプレゼントにオタマジャクシをもらい、立派な父親になることを誓う。マルコを助けに来たスターにも協力した。 その後は森に家を建ててオタマジャクシ達を育てて暮らしていた。ミューニのトウモロコシが何者かに盗まれていたことを知り、調査を進めているうちに黒幕であるルードと再会する。『ミューニをかけた戦い』ではトフィーから逃げてきたスターとムーン女王を家に匿い、その時スターからトフィーの復活を聞かされる。女王から信用されていなかったが、「自分は子供を守りたい」ことを言い、和解する。 44話bパートでスターから怪物専門家に任命されたが、怪物パーティーの件もあり、52話aパートで「今のミューニに怪物の居場所はない」と言い、仲間、子供たちと一緒にスターに別れを告げほかの次元へ旅立っていった。 初期の頃は目つきが悪くいかつい見た目だった。現在は顔や体が丸くなり、いかつさは減ったが、割れた腹筋は今も健在である。 ルード軍団(Ludo Forces) ルードの部下のモンスター達。ルードの命令でステッキを奪おうとするも、スターやマルコとの戦いであっさりやられてしまうことが多い。トフィーがルードを城から追い出してからはトフィーの部下になる。魔法のステッキの爆発に巻き込まれ、以後の生死は不明だったが、44話bパートでは一部のモンスターはミューニのモンスターの村に住んでいたことが確認できる。ブーフライ(Boo Fly) ハエのような見た目のモンスター。13話ではトフィーの命令でマルコを誘拐する。現在は別のモンスター達と一緒に仕事をしている。 ディアビアード(Deer Beard) 声 - フレッド・タタショア 鹿のような角と顎鬚が特徴のモンスター。ノースリーブのTシャツを着ている。 スリーアイドポテトベイビー(Three-eyed Potato Baby) 名前の通り3つ目の赤ん坊のモンスター。うまく喋ることができず唸り声で話す。5話bパートではバスを運転した。44話bパートでも登場する。 ベアコーン(Bearicorn) 声 - ジェフ・ベネット クマのようなモンスター。ユニコーンのような角が生えている。右肩に「boss」と描かれたハートのタトゥーをしている。 ビッグチキン(Big Chicken) 声 - アダム・マッカーサー 大きなニワトリのモンスター。黒い首輪を着けている。卵を産んで爆弾にする。 ジラフモンスター(Unnamed giraffe monster) 声 - ジェフ・ベネット キリンのモンスター。 ツーヘッドッドモンスター(Unnamed two-headed monster) 声 - マット・チャップマン 頭が2つあるモンスター。 ウォートホッグモンスター(Unnamed warthog monster) イボイノシシのモンスター。目が3つある。 フリルネックモンスター(Unnamed frill-neck monster) 首にえりまきのようなものがあるモンスター。頭が長く角が生えている。 エミット(Emmitt) 声 - フレッド・タタショア 牛のような見た目のモンスター。唸り声で話す。スカルニック先生を好きになり一緒にミューニに帰るが、最後はなぜか先生をミューニから追い出した。 マンアーム(Man Arm) 巨大な右手を持つワニのモンスター。右手は大きいが左手は小さい。ルード曰くいつも連れてきているらしいが、マルコには「こんな奴初めて見た」と言われた。 スパイクボール(Spikeballs) 手が棘付きの鉄球になっているモンスター。いつもモンスター達の後ろの方にいるらしい。 ロブスター・クロー(Lobster Claws) 声 - 橋本雅史/英:Brian Posehn ロブスターのモンスター。のんきな性格で、ステッキを奪うのに失敗したことで怒ったルードにクビを言い渡される。マルコは彼がいいことができるように手伝うが失敗して逆に周りに迷惑ばかりかけてしまう。スターは彼をまたルードの部下に戻そうとわざとやられるふりをする八百長の芝居をするが、彼はステッキを奪ってしまう(この後マルコに阻止された)。一度ステッキを手に入れかけたことによってルードに気に入られ、部下に戻ることができた。 この他にもコウモリやワニ、花のモンスターなどが登場している。 トフィー・マクラプター(Toffee Mcraptor) 声 - 祐仙勇/英:マイケル・C・ホール 8話bパート初登場。 ルード軍団に新に加わった謎の男。スーツを着た青いトカゲのようなモンスターで、理知的で冷酷沈着な性格。一人称は「私」や「俺」。ルードに雇われ、ステッキを奪う悪巧みに加担する。 体の一部を失っても再生させることができる能力をもつが、指を一本だけ失ったままである。ルードとは違い魔法の力そのものを嫌っているようで、ルードに対し「あの魔法の犠牲になってるもんはあなただけとちゃいますから」と言っており、バタフライ家とは過去に因縁がある様子。 邪魔だったルードや筋肉ガエルを城から追い出し、城を乗っ取ってしまう。マルコを人質にとってスターを誘いだし、ステッキを破壊するように指示したが、スターの秘密の呪文でステッキが爆発すると、着ていたスーツだけを残してその場から消息を絶った。 シーズン2では彼がかつてクイーン・バタフライと戦っていたことが判明する。彼女との戦いに敗れ、この時に指を一本切り落とされた。石板には「不死身の怪物」と記されている。31話bパートのラストでルードの体を乗っ取り復活、35話でルードの神殿に来た魔法委員会を返り討ちにする。クイーン・バタフライに「指を取り戻しにいく」と言い放つ。 『ミューニをかけた戦い』ではルードを操りミューニを支配する。クイーン・バタフライから指を取り戻し、完全に復活した。ラストでは蘇ったスターの魔法で体を溶かされたあげくルードが倒した柱に潰され倒された。 オオグモとオオワシ(Giant spider and Bald eagle) ミューニの森に住んでいた動物。14話bパートで初登場。ルードによって飼い馴らされている(両方とも最初はルードを敵だと思っていた)。シーズン2での彼の新しい配下となる。いずれも雌。39話ラストで自分探しの旅をしに行くと言ったルードにはついて行かず、ミューニに残った。現在はデニスの部屋に隠れて住んでおり、デニスがルードを探すのに協力した。 ミス・ヘイナス(Miss Heinous)/メテオラ・バタフライ(Meteora Butterfly) 声 - 保澄しのぶ/英:ジェシカ・ウォルター わがままなプリンセスの更生施設セイント・オルガの校長。10話で初登場。わがままでマナーの悪いプリンセスはここで更生され感情のない量産型のプリンセスにされる。言うことをきかないプリンセスは規則叩き込み監禁部屋に入れて洗脳する。ストレスを感じると頬にクラブのマークが表れる。 ポニー・ヘッドを助けにきたスターやマルコ達によって反乱が起こり、プリンセス達は元の個性的な自分を取り戻した。マルコが落としていったヘアピンからスター達が地球から来たことを知り、彼らを見つけ出して滅ぼそうと企む。 その後、反乱によりオルガから追い出された。マルコ達を捕まえるためラスティコアを送り込むも失敗。マルコ達に復讐するため地球へやってくる。44話aパートではセイント・オルガへ戻ってくるも、プリンセス達に追い返される。 48話では本名が「メテオラ・バタフライ」でイクリプサと怪物の間に生まれた娘であったことが判明する。53話aパートではジェミナイ、復活したラスティコアと共にセイント・オルガを訪れ、自分を育てた母親型ロボット「セイント・オルガ」により過去の自分を思い出す。それにより暴走し、自分を止めようとしたプリンセスたちを襲い、ポニーヘッドの角を折る。ラストシーンではジェミナイのコアを、復活したラスティコアに投げつけ再び腕だけの状態にし、「ミューニの女王の座を奪いに行く」と言い去って行った。48話より体が怪物になり始め、54話bパートで、巨大な怪物の姿になっていた。ミューニを乗っ取ろうとバタフライ城を襲うが、最後はイクリプサのステッキの魔法によって赤ん坊の姿まで戻された。だが赤ん坊に戻ってもなぜかマルコを敵視している。 赤ん坊に戻ってからは用語集さんから「深く突っ込む」を習っており、77話(最終話)で魔法の領域を破壊する際「深く突っ込む」を習得し蝶形態に変身した。 イクリプサ・バタフライ(Eclipsa Butterfly) 声 - 岸本百恵/英:Esmé Bianco ムーン・バタフライの8代前の曽祖母であり、かつてミューニを支配していた暗黒の女王。ミューニ人の王を夫に持ったが、モンスターが彼女の心を奪いミューニから去ったとされている。スターの魔法の本には、彼女の魔法が書かれたページがある。これはとても危険な魔法で普段は鍵がかけられている。用語集さんもスターがこのページを見ようとしていた際は焦りを見せている。頬にスペードのマークがある。 『ミューニをかけた戦い』では本人が初登場。ロンビュラスによってクリスタルの中に封じ込められており、かつてムーン女王がトフィーを倒すために彼女から魔法を教えてもらう。ラストでは彼女を封じ込めていたクリスタルにヒビが入っており、41話bパートでバタフライ城へやってきた。用語集さんを落ち着かせる方法を知っている。暗黒の魔法使いのため再びクリスタルに閉じ込められようとしていたが、スターのおかげでちゃんとした裁判を行うことになり、51話aパートで裁判が行われた。 48話でヘイナス(メテオラ)が彼女の娘であることが判明するが、その事実は改ざんされており、夫であるミューニ人の王配シャスタカンが赤ん坊のメテオラを農家の子供と交換し、メテオラを先代の学院長セイント・オルガに預けた。このためスターたちはイクリプサと血が繋がっておらず、本来の王族ではない。イクリプサもこのことは裁判で聞くまで知らなかった。 54話bパートではミューニを破壊するメテオラを、ムーンとともに止めようとするが失敗。56話では、バタフライ城に乗り込んできたメテオラと決戦するスターのピンチに駆けつけ、ステッキの魔法でメテオラを赤ん坊の姿に戻した。スターからステッキを受け取り、メテオラと怪物の神殿へ帰って行った。 57話からは、ミューニの新たな女王となっていた。 また、以前の行動などからミューニの国民(人間)からは敵対されており、61話aパートでは食べると石になってしまう「ヤダヤダ・ベリー」を食事に盛られるなど、好感度はほとんどないと言えた。62話aパートや67話bパートでポニーヘッドの番組「ポニーヘッド・ショー」に出演したことで徐々にミューニ人から受け入れられ始めた。 70話ではスターの協力で戴冠式を行い、グラブゴー、メテオラとともにミューニ人の信頼を得て正式にミューニの新たな王族となった。 グラブゴー(Globgor) 声 - 上田燿司/英:ハイメ・カミーユ イクリプサの夫である怪物。56話ラストで、ロンビュラスのクリスタルに封じられているのが明らかになった。シーズン4ではイクリプサが女王となり彼も王となったが、魔法委員会の関係で未だ解放できずにいる。 69話bパートではイクリプサがグラブゴーの心に入り込む魔法を使ったことで素性が明らかになる。体の大きさを自由に変えることができる。もともとは人間を食べるような狂暴な怪物だったらしいが、イクリプサのためにベジタリアンになったとのこと。ただ、自身でも彼女が魔法を使い心の中に会いに来ていて、楽しい時間が現実ではないことを分かっていた。そのため、魔法の本に載っていた魔法で自分を解放しようとしていたイクリプサを説得し、ちゃんとした形で解放するようにと誓う。 グラブゴーを解放するために、イクリプサは、スターの提案で戴冠式をすることになる。 70話ではついにイクリプサの戴冠式が行われるが、それを妨害しようとしたロンビュラスにクリスタルから解放されたため、騒ぎを起こさないためにと逃げ出していた。 のちにスターにより連れ戻され、イクリプサと再会を果たしたが、魔法委員会により攻撃を受ける。その最中で娘・メテオラを守ったことや襲い掛かってきた魔法委員会以外の国民を傷つけないようにしたことからミューニ人からの信頼を得、新たなミューニの王となる。 魔法委員会(Magic High Commission) 26話aパート初登場。少なくともイクリプサの時代からはミューニに仕えている様子。ムーンや用語集さんもこの委員会のメンバーである。35話ではルードの神殿を襲撃するも、ルードの体を乗っ取ったトフィーに返り討ちにあい、風船状態になってしまうが、ミューニでの戦いが終わったあとの40話bパートではレクメット以外のメンバーは復活している。51話aパートで、イクリプサの娘の記録を改ざんしたことが明らかになった。以降はスターに「嘘つき」と言われている。ヘカプー(Hekapoo) 声 - 矢野亜沙美/英:ゾシア・マメット 魔法委員会のメンバー。頭に炎を灯した赤毛の女性。全ての次元切りハサミは彼女に作られている。ハサミを使っていたマルコを自分の次元へ連れて行く(スターの使っていた次元切りハサミは、彼女が置き忘れたのをポニーヘッドが盗んだものだった)。彼女の住む次元では地球より時間が速く流れる(この次元では16年たっても地球では8分ほどしか時間が流れていない)。分身の能力がある。 オムニトラクサス・プライム(Omnitraxus Prime) 声 - 中井和哉/英:カール・ウェザース 魔法委員会のメンバー。剣に剣が刺さった物が湾曲した角になったドクロのような頭を持つ巨人で、巨大すぎるので大抵は水晶玉を通じて魔法委員会に参加している。見た目に反して気さく。時の番人の次元に住んでいる。巨大な体の中にクリスタルの形をした多元宇宙を内包しており、それにアクセスする事で様々な世界に干渉する能力があり、スターにどうすればタイムループを抜けられるか教えた。 ロンビュラス(Rhombulus) 声 - ケビン・マイケル・リチャードソン 魔法委員会のメンバー。クリスタルの頭を持つ一つ目のマッチョマン。両手は自我を持つヘビ。 悪人をクリスタルに封じ込める役目を持つが、「心の声」に頼りすぎる傾向があり、誰彼かまわずクリスタルに閉じ込めることがある。短気なためしょっちゅうお仕置きタイムに処されており、他のメンバーから「お仕置きタイムの子」と呼ばれているらしい。敬愛するレクメットと同棲しており、彼の世話をしている。レクメットの言葉が理解できる唯一の人でもある。お互い用語集さんをあまりよく思っていないことでスターと仲良くなり、宝物にしていた胸のクリスタルのひとつを渡した。51話aパートでは裁判でメテオラの秘密を明かした。51話aパートで、真実の箱に「お前は誰に恋をしている?」と聞かれた際、「ムーン女王」と答えてしまった。委員会の中では一番イクリプサと仲が悪い。 70話では、イクリプサを女王の座から降ろすためにわざとグラブゴーを解放し、騒ぎを起こしたためミューニの衛兵たちに連行された。 レクメット(Lekmet) 声 - ディー・ブラッドリー・ベイカー 委員会の委員長であるヤギ。ヤギ語を喋り、ロンビュラスにしか理解できない。ロンビュラス曰く「一番純粋な心を持つ仕事熱心で天使のようなヤギ悪魔」。治癒能力を持つが、その力は使うたびに自分の寿命を削っている。ルード(トフィー)との戦いで、ムーンを治療能力で蘇生させた直後角を残して灰のようになり死亡。ミューニでの戦いを終えた後、彼の葬式が行われた。
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