トフィーとは? わかりやすく解説

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トフィー【toffee】

読み方:とふぃー

タフィー

「トフィー」に似た言葉

トフィー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/28 20:36 UTC 版)

トフィー
種類 キャンディー
発祥地 イギリスカナダ
主な材料 砂糖または糖蜜バター
派生料理 イングリッシュトフィー、カルメ焼き
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トフィー: toffee英語発音: [ˈtɔːfi] トーフィ、[ˈtɔfi] フィ。日本ではしばしばタフィーとも呼ばれる)とは、バター(と場合によっては小麦粉)と糖蜜または砂糖を加熱(転化糖を生成)して作る菓子である。材料は、150 - 160℃(300 - 310°F)のハードクラックキャンディになるまで加熱する。トフィーは、ナッツレーズンと混ぜて調理されることがある。

調理

トフィーの調理では、材料をのばした形が崩れず、表面につやが出るまで加熱する必要がある。加熱後の材料は、浅いトレイに流し込み冷やして成形する。異なる材料、手順、温度(これが最重要である)でトフィーを作ると質感および固さが変わってしまい、柔らかくねばねばしたり、固く砕けやすかったりする。

種類

アメリカ合衆国のイングリッシュトフィーは、バターが多くアーモンドが入ることが多い、これには柔らかいものと固いものがあり、どちらが英国式でどちらがアメリカ式か議論が分かれている。一般的なイングリッシュトフィーは、チョコレートで包み、アーモンドの薄切りを乗せる。ヒースバー (Heath barはイングリッシュトフィーのキャンディバーである。

シンダートフィー、またはハニカムスポンジトフィー (Sponge toffeeは、重曹を材料に加えて生成した気泡で膨らんだトフィーである。重曹と酢の化学反応で炭酸ガスが生成され、粘度の高い材料に留まる。ニュージーランドではホーキーポーキーと呼ばれる。

トフィーを使った菓子にはりんご飴(トフィーアップル)があり、これは棒に刺したリンゴをトフィーで包んだ菓子である。トフィーアップルは、タフィーアップルやキャラメルアップル(2つともに、キャラメルでリンゴを包んだ菓子)と似ている。

トフィーは、様々な材料と組み合わせて、様々な形で菓子に使われる。ラム&バタートフィー、チョコレートカバー、バニラ&チョコレート、ラム&レーズン、ハニカム等である。

トフィークランブル等の古式のトフィーは、トフィー、ミルクチョコレート、ビスケット&ナッツの組合わせであった。

語源

この言葉の由来は不明である。料理作家のハロルド・マギー (Harold McGeeは「砂糖と糖蜜を混ぜたものを示すクレオール語の派生」と主張しているが、どのクレオール言語か特定していない[1]オックスフォード英語辞典での初出は1825年であり、taffy(タフィー、1817年)の変化としているが、両方とも英国の方言として最初に記載されている[2][3]

脚注

  1. ^ McGee, Harold: On Food and Cooking: The Science and Lore of the Kitchen 2nd Edition, page 650. Scribner, 2004.
  2. ^ "toffee, n. and a.", Oxford English Dictionary Second Edition 1989
  3. ^ "taffy1", Oxford English Dictionary Second Edition 1989

関連項目


トフィー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 07:07 UTC 版)

Solatorobo それからCODAへ」の記事における「トフィー」の解説

レッドファンハンター当初レッド告白しようとしていたが、ショコラとの会話見て愛想を尽かしたその後ファン出来るほど成長遂げレッドへの想い断ち切るため戦い挑んだ。しかし、その実力をレッド褒められファン続行中。

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