きり
[副助]《名詞「き(切)り」から転じた語。「っきり」「ぎり」の形でも用いる》体言、活用語の連用形・連体形に付く。
㋑ずっと…している。…のままだ。「閉めっ—の部屋」「何を聞いても黙っている—だ」
2 (主に否定の表現と呼応して)これ以上動作が行われないという限度・限界を表す。…を最後として。「先月会った—顔を見ていない」「出かけた—戻ってこない」
3 (主に否定の表現と呼応して)特定の事物以外のものは存在しないという意を表す。しか。だけしか。「選手は一〇人—残っていない」「一〇〇円—持っていない」
キリ
1 10の意。
きり【切り/▽限り】
読み方:きり
[名]
1 区切り。切れ目。「—のよいところでやめる」「—をつける」
2 (多く「きりがない」「きりのない」などの形で用いる)かぎり。はて。際限。「欲をいえば—がない」
3 (限り)商品の先物取引で、受け渡しの期限。限月(げんげつ)。「先—(さきぎり)」
き‐り【奇利】
きり【×桐】
読み方:きり
1 キリ科の落葉高木。高さ約10メートル。樹皮は灰白色。葉は大形の広卵形で長い柄をもち、対生。5月ごろ、紫色の鐘状の花が円錐状に集まって咲く。実は熟すと殻が裂け、翼をもった種子が出る。材は白く、軽くて狂いが少なく、げた・たんすなどに重用。中国の原産。しろぎり。《季 花=夏 実=秋》
2 紋所の名。桐の花と葉をかたどったもの。五七の桐・五三の桐・唐桐(からぎり)など。
3 《1の材で作るところから》琴。
き‐り【棋理】
き‐り【▽肌理】
きり【×錐】
きり【霧】
読み方:きり
1 地表や海面付近で大気中の水蒸気が凝結し、無数の微小な水滴となって浮遊する現象。古くは四季を通じていったが、平安時代以降、秋のものをさし、春に立つものを霞(かすみ)とよび分けた。気象観測では、視程1キロ未満のものをいい、これ以上のものを靄(もや)とよぶ。《季 秋》「—しばし旧里に似たるけしき有り/几董」
きり【霧】
切り、截り、鑚り
霧り
桐
きり
きり
きり
- 蔵破ノコトヲ云フ。但米倉ヲ破リ窃盗スルモノヲジンドウシト云フ又ハ善光寺引ト云フ。即チ参ガケヨリ戻リガ有リ難タイオテハンヲ受ケテ帰レハト云フノ意ニテ穀物ヲ手判ト云フ。故ニ手判ヒキトモ云フナリ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・福岡県〕
分類 福岡県
キリ
キリ
キリ
切
切
切
桐
桐
桐
桐
霧
きり
きり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 06:12 UTC 版)
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きり
出典:『Wiktionary』 (2021/10/10 08:43 UTC 版)
名詞:切り
名詞:桐
名詞:錐
翻訳
関連語
名詞:霧
きり【霧】
- (気象) 水蒸気を含んだ大気の温度が何らかの理由で下がり露点温度に達した際に、含まれていた水蒸気が小さな水粒となって空中に浮かんだ状態。気象観測では1km未満まで視認できる範囲。
- 小さな穴の開いた板状のものに水圧をかけることで微小な水滴を空気中に飛散させたもの。
語源
翻訳
関連語
- かすみ
- もや
動詞
- 「きる」 の連用形。
助詞
接尾辞
同音異義語
きり
名詞:切り
きり【切り】
名詞:桐
きり【桐】
発音
名詞:霧
きり【霧】
発音
語源
接尾辞
きり【切り】
桐
錐
鍴
鑚
鑽
雰
雺
霚
霧
「 きり」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はしきりに外国へ行きたがっている
- 彼は遅れたことをしきりに謝った
- 彼の悲しみは私にははっきりしていた
- ひとしきりの拍手
- 彼はオペラについてまるっきり知らない
- ハワイでは季節と季節の間にはっきりした変わりめがない
- 私の答えはその間ではっきりとは言えない
- くっきりした山の輪郭
- 会社員は9時から5時まで机に向かいきりだ
- 大尉の命令は兵隊たちに大きくはっきりと聞こえた
- くっきりとした輪郭
- 彼女の欠席の理由ははっきりしない
- 君が私の意見を受け入れたがっていないということははっきりしている
- 前進すべきか後退すべきかはっきりわからない
- ジェーンは映画スターになりたいという気持ちをはっきりさせた
- 広島での少年時代をはっきり覚えている
- ここからは海がはっきり見渡せる
- 私の声が大きくはっきりきこえますか?
- 散歩をして頭をすっきりさせてきます
- それをもっとはっきりと言いなさい
~きりと同じ種類の言葉
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