実咲凜音 実咲凜音の概要

実咲凜音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 08:59 UTC 版)

みさき りおん
実咲 凜音
生年月日 (1989-07-05) 1989年7月5日(34歳)
出身地 日本 兵庫県神戸市
身長 163cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 舞台ドラマ
活動期間 2009年 -
活動内容 2009年:宝塚歌劇団入団、花組配属
2012年:宙組へ異動、宙組トップ娘役就任
2017年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
配偶者 廣瀬友祐
事務所 ホリプロ・ブッキング・エージェンシー
公式サイト 実咲凜音 公式プロフィール
主な作品
宝塚歌劇
風と共に去りぬ
ベルサイユのばら
王家に捧ぐ歌
エリザベート
舞台
屋根の上のバイオリン弾き
ラ・マンチャの男
備考
宝塚歌劇団卒業生
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兵庫県神戸市[1][2]県立須磨友が丘高等学校出身[2]。身長163cm[1]。血液型A型[1]。愛称は「みりおん」[2]

所属事務所はホリプロ・ブッキング・エージェンシー[1]

来歴

2007年、宝塚音楽学校入学[2]

2009年、宝塚歌劇団に95期生として入団[3][4]。入団時の成績は4番[3]。宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは…」で初舞台[3]。その後、花組に配属[3]

端正な美貌と歌える強みから有望な娘役として期待され、2010年、真飛聖蘭乃はなトップコンビ大劇場お披露目となる「麗しのサブリナ」で、新人公演初ヒロイン[5][6][2]。入団2年目での抜擢となった[6]。続く「CODE HERO」(バウホール日本青年館公演)で、バウホール・東上公演初ヒロイン[7][6][2]。後にコンビを組むこととなる朝夏まなとの相手役を務める[2]

2011年の「ファントム」で2度目の新人公演ヒロイン[8][6]。オペラ歌手志望の少女クリスティーヌを演じ、高い評価を受ける[6]。続く「カナリア」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、2度目の東上公演ヒロイン[9][6][2]

2012年の「復活」で3度目の新人公演ヒロイン[8]。続く「近松・恋の道行」(バウホール・日本青年館公演)で、3度目の東上公演ヒロイン[10][2]。同年に宙組へと組替えし、宙組トップ娘役に就任[6][2]凰稀かなめの相手役として、「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」でトップコンビ大劇場お披露目[11][6][2]

2015年に凰稀が退団後は朝夏まなとを2人目の相手役に迎え、「王家に捧ぐ歌」で新トップコンビ大劇場お披露目[4]

2017年4月30日、「王妃の館/VIVA! FESTA!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[4]

退団後はホリプロ・ブッキング・エージェンシー所属となり、舞台を中心に活動を続けている[1]

2023年に俳優の廣瀬友祐と結婚したことを発表[12]

人物

6歳上の兄と2歳下の弟がいる[13]

3歳からクラシックバレエを習い始め、他にも習字やスイミングなど毎日習い事に通っていた[13]

小学生の時、母の勧めでミュージカルのオーディションを受け、地元の劇団に入団し2年間通った[13]

中学3年の時、進路について調べていて宝塚に興味を持ち、花組公演「マラケシュ・紅の墓標エンター・ザ・レビュー」で、宝塚初観劇する[13]

高校へ進学後、充実した学生生活を送り、球場での飲み物の売り子のアルバイトなども経験した[13]

ある日ふと宝塚受験を思い立ち挑戦するも、不合格となる[13]

宝塚受験のための教室に通って再挑戦し、2度目の受験で合格した[13]


注釈

  1. ^ 4/7〜10のみ凰稀かなめと特別出演。
  2. ^ 樋口麻美とWキャスト。
  3. ^ 妃海風・華優希とトリプルキャスト。
  4. ^ 濱田めぐみと交代でDJを担当。
  5. ^ 宝塚在団中に出演。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 実咲凜音 公式プロフィール ホリプロ・ブッキング・エージェンシー。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 【実咲凛音】ついにマリー・アントワネット役「本当にうれしいです」 ZAKZAK。
  3. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 121.
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 第8回 娘役としての完成形―実咲凜音に寄せて WEB青い弓。
  5. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 318.
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 100年史(人物) 2014, p. 158.
  7. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 242.
  8. ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 319.
  9. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 249.
  10. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 243.
  11. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 202.
  12. ^ 廣瀬友祐、元宝塚宙組トップ娘役・実咲凜音と結婚「より一層精進して参ります」”. ORICON NEWS (2023年8月20日). 2023年8月20日閲覧。
  13. ^ a b c d e f g ますっく「波瀾爆笑!?我が人生:実咲凜音」『宝塚GRAPH 2014年6月号』阪急コミュニケーションズ、2014年5月20日、78-80頁。 
  14. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 2421.
  15. ^ 第53回「宝塚舞踊会」('15年・宝塚) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  16. ^ 実咲凜音ミュージック・サロン「Million Carat!!」('17年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  17. ^ 元娘役トップ実咲凜音、初仕事で神田沙也加と姉妹役 日刊スポーツ。
  18. ^ 宝塚版「エリザベート」25周年記念コンサートの出演者発表、歴代出演メンバーがずらり ステージナタリー。
  19. ^ ミュージカル「ジェイミー」×池袋PARCO、コラボドリンクやネイルを提供 ステージナタリー。
  20. ^ 松本白鸚主演「ラ・マンチャの男」ファイナル公演、共演に松たか子ら ステージナタリー。
  21. ^ 「モダン・ミリー」上演決定、朝夏まなと「復活できること、心から嬉しい!!」 ステージナタリー。
  22. ^ ミュージカル『スクルージ ~クリスマス・キャロル~』|【公式】ホリプロステージ”. HORIPRO STAGE. ホリプロ. 2022年6月16日閲覧。
  23. ^ 20周年の「CLUB SEVEN」玉野和紀・吉野圭吾・東山義久・西村直人ら16名が登場 ステージナタリー。
  24. ^ 初演から54年、最後の「ラ・マンチャの男」閉幕に松本白鸚「命ある限り芝居を続けます」 ステージナタリー。
  25. ^ 柚希礼音×ソニンが女性の闘いと連帯描く「FACTORY GIRLS」再び、新キャストに平野綾ら ステージナタリー。
  26. ^ 市村正親と鹿賀丈史が3度目の渡辺勘治役に、ミュージカル「生きる」9月に上演 ステージナタリー。
  27. ^ タイトルロールは井上芳雄、クンツェ&リーヴァイのミュージカル「ベートーヴェン」 ステージナタリー。
  28. ^ 「千と千尋の神隠し」2024年の全出演者決定、ハク役新キャストに増子敦貴 ロンドン公演延長も ステージナタリー。
  29. ^ 元宝塚トップ娘役・実咲凜音がドラマ初出演『遠山の金四郎』で花魁役「貴重な経験」 オリコンニュース。
  30. ^ 4月3日 テーマ「風に揺れる髪」”. FM OSAKA Broadcasting Co.,Ltd. (2022年4月3日). 2024年4月23日閲覧。
  31. ^ 3月10日「TLC」”. TOKYO FM Broadcasting Co., Ltd. (2024年3月10日). 2024年4月23日閲覧。
  32. ^ 100年史(人物) 2014, p. 77.
  33. ^ 100年史(人物) 2014, p. 57.
  34. ^ 100年史(人物) 2014, p. 53.
  35. ^ 『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、81頁。ISBN 978-4-908135-34-7
  36. ^ 『2015年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、85頁。ISBN 978-4-908135-68-2






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