実名の登録
実名の登録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/19 05:36 UTC 版)
実名の登録(じつめいのとうろく。単に実名登録とも)とは日本の著作権法第75条に規定されている制度で、実名を名乗らずに著作物を発表した著作者が、その実名を登録することができるという制度である。著作権の登録制度のひとつ。実名を名乗らずに著作物を発表した場合には、実名を名乗った場合よりも著作権の保護期間が短くなるが、実名を登録すれば実名を名乗った場合と同じ期間、保護を受けることができる。
- 1 実名の登録とは
- 2 実名の登録の概要
- 3 概要
- 4 実名の登録の効果
実名の登録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:22 UTC 版)
詳しくは実名の登録を参照。無名または変名で著作物を公表した場合、その著作物の著作権は公表後70年の経過をもって消滅する(52条1項)。しかし、その期間内に著作者が実名を登録すると、著作権は、保護期間の原則どおり著作者の死後70年まで存続する(52条2項2号)。著作者の存命中における実名の登録は、著作権の保護期間の実質的な延長効果をもつことになる。
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