実名で登場している人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 14:50 UTC 版)
「アオイホノオ」の記事における「実名で登場している人物」の解説
南雅彦(みなみ まさひこ) 映像製作実習で焔と組む。夏休みの課題をやっていなかった焔に、完成課題を1枚1,000円で売り付けたことも。 矢野健太郎(やの けんたろう) 漫画研究会「グループCAS」創始者。その実力と熱意で焔の半端な心構えを打ち崩し、商業デビュー作『強化戦士アームピット』によって、焔のやりたかった「SFヒーローの舞台設定におけるマジメな雰囲気の中でのギャグ」を先に持っていってしまうことで焔をさらに打ちのめす。実在人物の中では唯一未だに島本と面識がない[要出典]。白いスーツのハンサムとして描かれている。実際に当時シャアのマネで白いスーツとサングラスをしたことがあり学内では有名だった。 テレビドラマ版ではアニメ『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブルを意識した言動がより色濃く、初登場シーンではガンダムの劇中BGMが流れた他、自身も赤い自転車を駆って「通常の3倍(自称)」で移動するなどの演出・描写が追加されている。 三上信一 週刊少年サンデーの新人編集者。先輩である横山がダストBOXに放り投げた『必殺の転校生』を見て「絵もイマイチ、ストーリーもイマイチ」「全くなっちゃいない」が、「一コだけギャグが面白い」として拾い上げ、審査員に回す。なお、三上が唯一評価したギャグは焔が自分で考えたものではなく、大学の友人が考えたものの借用であった。その後紆余曲折はあるものの、横山に代わって焔の担当をすることとなる。 新谷かおるの担当も兼ねているが、締め切り間際の新谷が逃亡しないように常に張り付いているため、焔の相手をする時間的余裕が少なく、大阪にいる焔の下宿まで公衆電話の電話代も馬鹿にならないため、電話代が安い深夜に電話をかけてくるのが常である。 須本壮一(すもと そういち) ホノオが受賞した少年サンデー新人賞の同期佳作受賞者。ホノオより3歳年下(当時17歳)。岡崎つぐおのアシスタント。 新谷かおる、佐伯かよの(新谷かおる夫人) 三上に連れられて仕事場を訪れ、焔がいろいろと教えを受ける。『ファントム無頼』『エリア88』『スマッシュ!メグ』などを連載中。 当初焔は新谷のフルネームから彼を女性漫画家と勘違いしていた。 〆切はぎりぎりになって追い込まれるほどいいアイデアが出てくるという主義の持ち主であり、そのため三上は焔に「新人が知ってはいけない禁断の知識」の影響は受けないように強く念を押した。原作付きで連載デビューをすることになった焔に「原作通り描かなくていい」とアドバイスする。 〆切間際は三上は彼らに相当振り回されていたようで、約束した日に作業が終わっていない状況に対し「約束なんてクソの役にも立たない」と返答されたり、三上不在のスキに昼食のために外出してしまったり、食事外出からの帰りが遅く新谷から連絡を受けると、うどんを食べるために奥多摩まで車を走らせたあげく車内にキーを閉じ込んでしまい、仕事場に帰れなくなるトラブルに見舞われるなど気苦労が絶えなかった模様。 石黒昇 アニメーションスタジオアートランドの創業者。 DAICONⅢのアニメ製作技術の高さを買い、マクロス製作スタッフとして庵野と赤井をスカウトするも、眼中になかった山賀が大阪の下宿を全て引き払って単身スタジオを訪れ困惑する。 山賀へのアニメ製作に関連する質問に対し「何もできません!!」と回答されうろたえ頭を悩ますものの、雑用係に近い形で受け入れてしまう。 本当に何もせず過ごし、それでも自信を崩さない山賀を試すかのごとくマクロスOPの絵コンテ製作を託す。 細野不二彦 焔がこれからウケると予測するジャンルを描いた漫画家たちの1人。『恋のプリズナー』や『さすがの猿飛』で焔が目指そうとしていたジャンルを先に開拓されてしまう。 同期で受賞した知丹の付き添いで仕事場を訪問し、カケアミなどの指示見本や原稿用紙などプロの仕事として参考になるものを吸収しようと試みるも、不明な点は焔の抱く「くだらんプライド」が邪魔してしまい質問できずじまいになってしまった。 用紙に至っては細野に確認せずに、触った感覚の記憶を頼って探した安いお絵描き画用紙だと思い込みで判断してしまう。テクニックを盗んでやったとしてやったりだったのだが、新谷から紙の安さや細野の原稿用紙とは違うことを指摘され大きく落ち込む。 雁屋哲 漫画原作者。『男組』などの硬派な漫画の原作者として有名。焔の初連載作品『風の戦士ダン』(当初タイトルは『闇戦士リュウ』)の原作を執筆する。 焔が原作を読んで思い浮かべる画は、『男組』の池上遼一風となっている。 出渕裕 毎週主人公側に倒される「やられメカ」のメカデザイナー。焔の初連載作『風の戦士ダン』の小道具、メカのデザインを行うが、焔の画力の低さのためほとんど作品には反映されなかった。焔は少年サンデー編集部の紹介で出渕に対面した際に初対面で印象を悪くしないように気を遣うあまり、焔があまり評価していない『闘将ダイモス』ではなくその前番組である『ボルテスV』を出渕が制作に参加していると思い込んで熱く語ってしまうが、出渕が勘違いを指摘せずに黙っていたため、その致命的ミスに気付いたのはずっと後のことであった。 一本木蛮 『ファンロード』1982年7月号の表紙に載っていた元祖コスプレイヤーの女子。焔にはラムちゃん姿の一般の女子と呼ばれていた。表紙ではキャプテン・ハーロックの頭上に配置されていたため焔を苛つかせた。 後に本作ドラマ版の総作画監督となる。
※この「実名で登場している人物」の解説は、「アオイホノオ」の解説の一部です。
「実名で登場している人物」を含む「アオイホノオ」の記事については、「アオイホノオ」の概要を参照ください。
- 実名で登場している人物のページへのリンク