実包の大きさ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 04:18 UTC 版)
「7.62x54mmR弾」の記事における「実包の大きさ」の解説
7.62×54 mm Rは、4.16 mlの薬莢容量を持つ。明確に先細りとなった薬莢の外形形状は、劣悪な状況下でも、ボルトアクション小銃と機関銃における装填と排莢の信頼性を高めるよう設計されている。ただし、この設計は信頼性改善の助けとはならなかったものの、薬莢自体の形状は今日まで同じまま残された。7.62×54 mm Rの最大C.I.P.実包寸度。全てのサイズはmmで表示されている。 アメリカでは薬莢ショルダーの角度として alpha/2 を約18.5度と定義している。この弾薬に使用する一般的なライフリングは1回転240 mm、4条、φ領域=7.62 mm、φ条=7.92 mm、領域長=3.81 mmであり、雷管の形式はベルダン式、またはごく珍しい大型小銃用雷管である。 公式C.I.P.ガイドラインに従えば、7.62×54 mm Rの薬莢は、390 MPa(56,564 psi)までの、ピエゾ抵抗で測られる圧力を処理できる。C.I.P.の規定に従う国では、消費者に小銃用弾薬を売るには、全て保証のために最大C.I.P.圧力で125 %を試験しなければならない。
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