真名瀬みら
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/17 08:51 UTC 版)
真名瀬 みら(まなせ みら、8月2日[1]は、宝塚歌劇団宙組に所属する男役。 滋賀県大津市[1]、同志社女子高等学校出身[1]。身長173cm[1]。愛称は「まな」、「どってぃ」[1]。
来歴
2013年4月、宝塚音楽学校入学。同期には天紫珠李、縣千、鷹翔千空、礼華はる、彩音星凪、結愛かれん、優美せりな、星蘭ひとみ、湖々さくららがいる。
2015年3月、宝塚歌劇団に101期生として入団。入団時の成績は10番[2]。月組宝塚大劇場公演「1789」で初舞台。その後、宙組に配属。
同年9月12日放送のNHKドラマ「経世済民の男 第二部 小林一三~夢とそろばん~」後編に出演。総勢14名のタカラジェンヌ達で初期の宝塚歌劇の舞台を再現した[3]。
2023年12月から2025年6月まで、優希しおんの後任としてTAKARAZUKA SKY STAGEの第7期スカイ・ナビゲーターズを務めた[4]。
主な舞台
初舞台公演
- 2015年4月-6月、月組『1789-バスティーユの恋人たち-』(宝塚大劇場のみ)
宙組配属後
- 2015年8月、専科公演『オイディプス王』(宝塚バウホール) - コロス
- 2015年10月、『相続人の肖像』(宝塚バウホール)キャトリング男爵
- 2016年1 - 3月、『Shakespeare~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~/HOT EYES!!』
- 2016年5月、『王家に捧ぐ歌』(博多座)
- 2016年6月、『Bow Singing Workshop〜宙〜』(宝塚バウホール)
- 2016年7 - 10月、『エリザベート-愛と死の輪舞-』 - 黒天使、新人公演:エルマー・バチャーニー(本役:澄輝さやと・蒼羽りく・桜木みなと)
- 2017年2 - 4月、『王妃の館-Château de la Reine-/VIVA! FESTA!』 - 新人公演:ピエール(本役:和希そら)
- 2017年6月、『A Motion(エース モーション)』(梅田芸術劇場・文京シビックホール)
- 2017年8 - 11月、『神々の土地〜ロマノフたちの黄昏〜/クラシカル ビジュー』 - 新人公演:コンスタンチン・スモレンスキー(本役:澄輝さやと)
- 2018年1月、『WEST SIDE STORY』(東京国際フォーラム) - シャークスの男
- 2018年3 - 6月、『天は赤い河のほとり/シトラスの風-Sunrise-』 - ウルヒ[少年時代]、新人公演:ザナンザ・ハットゥシリ(本役:桜木みなと)
- 2018年7 - 8月、『WEST SIDE STORY』(梅田芸術劇場) - マウスピース
- 2018年10 - 12月、『白鷺の城/異人たちのルネサンス』 - 新人公演:ボッティチェリ(本役:蒼羽りく)
- 2019年1 - 2月、『パパ・アイ・ラブ・ユー』(宝塚バウホール) - マイク・コノリー医師
- 2019年4 - 7月、『オーシャンズ11』 - ディック、新人公演:フランク・カットン(本役:澄輝さやと)
- 2019年9月、『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』(宝塚バウホール) - ヴァージル
- 2019年11 - 2020年2月、『El Japón -イスパニアのサムライ-/アクアヴィーテ!!』 - 新人公演:伊達政宗(本役:美月悠)
- 2020年8 - 9月、『FLYING SAPA-フライング サパ-』(梅田芸術劇場・日生劇場) - キターブ
- 2020年11 - 2021年2月、『アナスタシア』 - 乗客の男
- 2021年4月、『夢千鳥』(宝塚バウホール) - 助監督
- 2021年6 - 9月、『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-/Délicieux!-甘美なる巴里-』 - ブラッドストリート、新人公演:マイクロフト・ホームズ(本役:凛城きら)
- 2021年11 - 12月、『プロミセス、プロミセス』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - ユージーン
- 2022年2 - 5月、『NEVER SAY GOODBYE』- ファン、新人公演:マックス・ヴァン・ディック(本役:紫藤りゅう)[注釈 1]
- 2022年6月、『FLY WITH ME』(東京ガーデンシアター)
- 2022年8 - 11月、『HiGH&LOW-THE PREQUEL-/Capricciosa!!』 - 古屋英人
- 2023年1月、『MAKAZE IZM』(東京国際フォーラム)
- 2023年3 - 6月、『カジノ・ロワイヤル〜我が名はボンド〜』 - イワン
- 2023年7 - 8月、『Xcalibur エクスカリバー』(東京建物 Brillia HALL) - ケイ
- 2023年9月、『PAGAD/Sky Fantasy!』(宝塚大劇場のみ)[注釈 2]
- 2024年6 - 8月、『Le Grand Escalier-ル・グラン・エスカリエ-』[5]
- 2024年10月、『MY BLUE HEAVEN-わたしのあおぞら-』(宝塚バウホール) - 上杉健吉[6]
- 2025年1 - 4月、『宝塚110年の恋のうた/Razzle Dazzle』 - 客の男1
- 2025年6 - 7月、『RED STONE』((KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - ピーター
- 2025年9 - 2026年1月、『PRINCE OF LEGEND/BAYSIDE STAR』 - 翔
出演イベント
- 2016年12月、『タカラヅカスペシャル2016 〜Music Succession to Next〜』(梅田芸術劇場メインホール)[注釈 3][7]
- 2018年2月、『宙組誕生20周年記念イベント』
- 2019年7月、『宝塚巴里祭2019』(パレスホテル東京)[8]
ドラマ
- 経世済民の男 第二部「小林一三〜夢とそろばん〜」後編(NHK総合、2015年9月12日) - 宝塚歌劇団団員 役
脚注
[脚注の使い方]
注釈
出典
- ^ a b c d e 宝塚おとめ 2017年度版 152頁。
- ^ 110年史 2024, p. 249
- ^ 阿部サダヲが現役タカラジェンヌたちと競演!ニュースウォーカー
- ^ “スカイ・ナビゲーターズ(第7期生)”. タカラヅカ・スカイ・ステージ. 宝塚クリエイティブアーツ. 2025年9月17日閲覧。
- ^ “宝塚歌劇団宙組公演「ル・グラン・エスカリエ」大劇場初日レポート 原点回帰に見る決意と矜持”. 美術展ナビ. 読売新聞 (2024年7月20日). 2025年9月17日閲覧。
- ^ “宙組スター・風色日向が初主演を務めた作品「MY BLUE HEAVEN −わたしのあおぞら−」”. HOMINIS. スカパーJSAT株式会社 (2025年5月31日). 2025年9月17日閲覧。
- ^ “宝塚歌劇団の専科、花、月、星、宙組が夢の競演 『タカラヅカスペシャル2016』のライブ・ビューイングが開催決定”. SPICE. eplus (2016年11月21日). 2025年9月17日閲覧。
- ^ “イベント・キャンペーン”. 日本ホテル協会. パレスホテル東京. 2025年9月17日閲覧。
参考文献
- 『宝塚おとめ 2017年度版』宝塚クリエイティブアーツ、2017年4月14日。ISBN 978-4-86649-004-5。
- 監修・著作権者:村上浩爾『宝塚歌劇110年史』宝塚クリエイティブアーツ、2024年9月1日。 ISBN 978-4-86649-267-4。
外部リンク
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歴代主演男役・主演娘役・組長・副組長の'・・'は先代次代関係なし、'-'は先代次代関係あり。◎マークは現在宝塚歌劇団に在籍している演出家。![]() |
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