衣服とは? わかりやすく解説

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い‐ふく【衣服】

読み方:いふく

からだにまとうもの。着物衣装


衣服

読み方:イフク(ifuku)

身にまとうもの


衣服

1.衣服・衣装の力。

『形』菊池寛戦国時代中村新兵衛唐冠の兜と猩々緋の服折(はおり)姿でをふるい、「中村」と呼ばれ恐れられた。初陣若侍新兵衛の兜と服折を借り、これを着て戦場に出る。敵は、唐冠猩々緋見ただけで、怖気(おじけ)づき浮き足立ってたやすく討たれるその後本物新兵衛が、普段異な南蛮鉄の兜と黒皮縅の冑(よろい)で出陣する。敵兵は少しも恐れず応戦し新兵衛討たれてしまう。

*王が、王衣を別の着物着替えて戦場に出る→〔犠牲〕5の『ゲスタ・ロマノルム』41

正法眼蔵随聞記6-8 宇治の関白藤原頼通粗服宮中御湯殿行き、火を焚く所を見ていると、役人に「何者だ」と咎められ追い出されてしまった。頼通関白装束着替え、もう1度御湯殿へ行くと、役人はすっかり恐縮して逃げ去ったその時頼通装束脱いで竿の先にかけ、拝礼して、「人が私を貴(たつと)ぶのは、我が徳にあらず。ただ、この装束ゆえなり」と言った

★2.人を焼き殺す衣服。

ギリシア神話アポロドロス第1巻第9章 イアソンメデイア夫婦となり、コリントス10年幸福に暮らした。しかしその後イアソンメディア離婚しコリントスクレオンの娘グラウケと結婚するメディアイアソン責め毒薬に浸(ひた)した衣を新婦グラウケに贈った。衣を着たグラウケは、助けに来た父王クレオンともども烈火によって焼き尽くされた〔*『変身物語』オヴィディウス)巻7に簡略な記事〕。

『変身物語』巻9 ネッソスの血とヒュドラの毒で染められた衣(*→〔妻〕2)を、そうとは知らずに、ヘラクレスは肩にまとう。たちまち衣は恐ろしい熱を発してヘラクレス全身焼いた。衣を身体から剥ぎ取ろうとすると、肉もいっしょに剥がれ、骨が露出したすさまじ責め苦から逃れるために、ヘラクレス木々切り倒して積み上げ、そこに横たわって自らを火葬にした〔*ギリシア神話アポロドロス第2巻第7章簡略な記事〕。

★3a.白い衣服が死を招き寄せる

『夏の葬列山川方夫太平洋戦争末期小学校3年生「彼」は、海岸の町に疎開していた。白昼米軍艦載機飛来して、町の人々を銃撃する。大人が「ひっこんでろ、その女の子。走っちゃだめ! 白い服は絶好目標になるんだ」と叫ぶ。真っ白なワンピース着た5年生ヒロ子さんが、「彼」防空壕連れて行こう走って来る。「彼」は「向こう行け! 目立っちゃうじゃないかよ!」と叫んでヒロ子さんを突きとばす。ヒロ子さんの身体は、機銃掃射受けて宙に浮いた

*王の衣裳着て死神招き寄せる→〔王〕3aの『文字禍』(中島敦)。

★3b.貴族装束おかげで、死を免れた

『宇治拾遺物語』2-11 大学頭だいがくのかみ)明衡が、ある夜、下賤の者の家の一部屋を借りて愛人寝た下賤の者はそのこと知らず自分の妻のもとへ情夫来ているものと誤解し、眠る明衡を、刀で突き殺そうとする。ところが月の光で身分高い貴族がはく指貫さしぬき)袴の括り紐見えたので、下賤の者は「我が妻のもとへ、指貫袴はくよう高貴な人が来るはずがない人違いかもしれぬ」と察してその場退いた。明衡は、指貫袴おかげで命拾いした。

*女の着物おかげで、死を免れた→〔女装〕9の『続玄怪録』5「冥土大工」。

★4.衣服を腐らせる

『古事記』中巻 稲城(いなき)にこもった后サホビメを連れ戻そうと、垂仁天皇力士ちからびと)たちに、「髪でも手でも、どこでもつかまえて后を引きずり出せ」と命ずる。サホビメはこのことを前もって察知し、髪を剃ってその髪で頭を覆い玉の緒や衣服を酒で腐らせておいた。力士たちがサホビメをとらえようとすると、髪は抜け落ち玉の緒は切れ、衣服は破れて、サホビメを連れ戻すことはできなかった〔*『日本書紀』巻6垂仁天皇5年10月狭穂姫(=サホビメ)の物語には、衣服を腐らせる話はない〕。

着物腐らせて、高台から投身する→〔投身自殺〕1の『捜神記』巻11-32(通巻294話)。

★5.衣服を取り替えて着る。

『東海道四谷怪談』鶴屋南北)「浅草田圃直助は、恋敵佐藤与茂七を殺すべく、彼の持つ提灯目当てに、闇の浅草田圃待ち伏せる。しかし、与茂七が非人姿の傍輩奥田三郎衣装取り替えたため、直助誤って三郎刺し殺す

★6.衣服に触れるだけで病気治る

『マルコによる福音書』第5章 イエス取りまく群集中に12年間も出血止まらない女がいた。女は癒し求めて後ろからイエスの服に触れる。すぐに出血止まり、女は病気治ったことを身体感じたイエス自分の内から力が出て行ったことに気づき、「わたしの服に触れたのは誰か?」と問う。女が進み出てひれ伏すと、イエスは「あなたの信仰があなたを救った安心して元気に暮らしなさい」と言った〔*マタイ第9章ルカ第8章類話〕。

★7.女の移り香しみついた薄衣

『源氏物語』空蝉光源氏空蝉の寝所にしのび入るが、彼女は源氏気配察知し夜着として掛けていた薄衣残して部屋の外へ逃れた薄衣は、懐かし空蝉の移り香しみついた小袿こうちき)だったので、源氏はそれをいつも身近に置き、御衣(おんぞ)の下に引き入れて寝たりもした。

*女の匂いが残る蒲団夜着→〔ふとん〕1の『蒲団』(田山花袋)。

★8.衣服と文化

ビルマの竪琴竹山道雄第2話「青い鸚哥インコ)」 われわれ日本兵ビルマ捕虜収容所で、彼我文化の違い議論したビルマでは、男は若い頃かならず1度は僧になって修行する日本では若い人は皆軍服着たのに、ビルマでは袈裟をつけるのだ。日本人も昔は袈裟に近い和服着ていたが、近頃軍服に近い洋服を着る。これは生き方違いを表すのだろう。一方人間自力たのんで、すべてを支配しようとする。一方は我(が)を捨てて人間上の広い深い天地にとけこもうとするのだ。

★9.衣服の袖。

袖もぎ様水木しげる図説日本妖怪大鑑』) 行路の安全を祈る旅人が、自分着物片袖取って、「袖もぎ様」の祠に捧げる慣わしがある。中国・四国地方の「袖もぎ」という地名の所では、そこで転んだりした時には着物片袖取って棄てなければならない兵庫県佐用郡では、薬師辻堂のある所で倒れたら、片袖ちぎって帰らないと死ぬ、とまで言われている。

妖怪談義』柳田国男)「妖怪名彙(ソデヒキコゾウ)」 埼玉県西部では、「袖引小僧」の怪を説くが多い。夕方、路を通ると、後ろから袖を引く者がある。驚いて振り返っても、誰もいない。歩き出すと、また引かれる

後ろから自転車引っ張る→〔自転車〕5の『現代民話考』(松谷みよ子)3「偽汽車ほか」第3章の1。

★10a.天女仙女)の衣を奪う。

農民の妻になった仙女沖縄民話大昔のこと、大里宮城(みやあぐすく)の泉に仙女下り色とりどりの美し着物脱いで木の枝にかけて、水浴した。1人農民着物取って隠したので、仙女は天へ昇ることができず、泣く泣くこの農民の妻になった。1男1女を産んで、後に男児宮城地頭になり、女児祝女(ぬうる)になった仙女最後まで着物が見つからず、天へ帰れないまま亡くなった。そこで九場塘嶽(くばとうだき)という聖地大石中に葬った

*衣を奪われ天女は、後に衣を取り戻して昇天するのが、一般的な展開である→〔水浴1a・〔天人降下1b記事

★10b.天女でなくとも、衣服を奪われては、たいへん困ったことになる。

弱味松本清張R市都市計画課長北沢が、20年も歳の離れた若い愛人温泉旅館泊まった夜、部屋泥棒入って2人洋服一式ポケット財布もろとも盗んで行った愛人の存在が公けになったら身の破滅なので、北沢市会議員赤堀電話して事情打ち明け2人分の衣服と金届けてもらう。おかげでその場無事にすんだが、それ以後北沢は、赤堀利権のために、役所書類偽造せねばならなくなった

★11.狂犬に咬(か)まれた衣服。

ほらふき男爵の冒険ビュルガー)「ミュンヒハウゼン男爵自身の話」 ある時、「ワガハイミュンヒハウゼン男爵)」は狂犬追われ外套投げ捨てて家へ逃げ帰った。後から召使い外套取り行き衣裳戸棚にしまった。翌日召使いが「たいへんだ外套の気がふれた」と叫ぶので、見に行くと、外套が「ワガハイ」の衣類襲いかかり、咬み裂いてズタズタにしていた〔*狂犬咬まれ外套が、狂犬化したのである〕。

★12.人間にとっての衣服は、動物の毛皮に相当する

聊斎志異巻6-244「向杲」 急な遭って、向杲は山神の祠に駆け込んだ道士がおり、向杲の衣服がずぶぬれなのを見て木綿の袍(うわぎ)を渡してくれた。着替えると、にわかに毛や皮が生じ、向杲は虎に化した抜け殻身体は、草むら横たわっている。向杲は虎になったのをさいわい、兄の仇(かたき)である男襲って噛み殺したその時護衛の男が矢を放ち、虎は死んだハッと正気に返ると、向杲は自分身体の中に戻っていた。

*皮をはいだと思ったら、衣服を脱がせただけだった→〔宇宙人1aの『ねらわれた星』(星新一)。

★13.幽霊が衣服を身につけている理由

海岸のさわぎ』星新一たくさんのタブー』) 死者幽霊となってこの世出現することは、きわめて困難だ。だから、この世執念を残す死者は、生きている人に念力を送る。それを受けた人は、死者について生前印象呼びさまされ幻影を見る。それで幽霊(=実はただの幻影)は、生きていた時と同じ衣服を着ているように見えるのだ〔*1人美女が、死後本物幽霊としてこの世出現する技術開発し全裸海水浴場あらわれた→〔裸〕7〕。

★14.もぬけのからの衣。

酉陽雑俎続集巻3-937 興元城固県に住む韋氏の娘は、2歳のとき話ができ、ひとりでに文字知り仏教経文好んで読んだ5歳の年には、県内あらゆる経文に、残らず目を通していた。8歳のとき、ある朝早く、衣に香をたきこみ、化粧をして、窓の下にひかえていた。父母怪しんで見に行くと、衣はもぬけのからで、娘はいなくなっていた。どこへ行ったのか、わからずじまいだった。

殺人の際の返り血がついた衣服→〔寸断〕2の『砂の器』(松本清張)。

ばか者には見えない衣裳→〔裸〕4の『はだかの王様皇帝新し着物)』(アンデルセン)。

恋情の念がこもった着物→〔火事〕1の『振袖』(小泉八雲)。

衣の裏の珠→〔玉(珠)〕2の『法華経』「五百弟子受記品」第8。


被服

(衣服 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/02 11:53 UTC 版)

被服(ひふく、: clothing)とは、人体を覆う目的の着装物の総称であり、基本は衣服であるが、それに加えて被り物(かぶりもの)[注 1]履物(はきもの)・手袋なども含まれる。[1]


注釈

  1. ^ 頭にかぶるもの。帽子類やヴェール類など。
  2. ^ 「ころも」は万葉集でも使われた。平安時代の物語では主にが着ているもの(僧衣)を指す。[1]
  3. ^ なお「着物」という言葉は曖昧であり、衣服全般(本記事で扱う)を指すために使っている人もいれば、特に長着を指すために使う人もいれば、西洋の服「洋服」と対比して和服全般を指すために使う人もいる。
  4. ^ 「きぬ」という音がどこからきたかに関して2つほど説があり、まだ日本で文字が使われていなかった弥生時代に、古代の韓語(からご)のkienという発音が朝鮮半島の楽浪あたりから日本に伝わりそれが訛って「きぬ」になったのだろうという説と、文化的にはより源流にあたる中国の、kyuanという語(文字ではなく音)が日本に伝わり、kyuanの終わりのnに寄生母音のウがついてkyuanuとなり「きぬ」という日本語になったという説ある。養蚕や絹の発祥地は華中の揚子江流域とされることが多いが、揚子江流域の人々が日本にやってきて養蚕・生糸・織物の技術をkyuanと呼んでいるのを聞いた弥生人たちが、その発音をまねているうち「きぬ」になったとしても不思議ではない。[2]
  5. ^ なお、日本語としては大和言葉でひらがな表記ができる「ころも」や「きもの」が柔らかい印象を生む。他方、「被服」「衣類」「衣料」などもっぱら漢字で表記せざるを得ない語の音は硬い印象を生む。
  6. ^ 白衣が実用的な役割というよりも、むしろ心理操作のために使われていること、ならびにそのカラクリについては、ロバート・S・メンデルソンが著書で解説している(出典:ロバート・S・メンデルソン(1999年)『医者が患者をだますとき』の巻頭の「まえがき」部から第1章の冒頭にかけての数ページ)。なお医師の白衣が患者の心理にもたらす影響の別の例は「白衣高血圧」でも解説されており、また医師の間でも象徴的な効果を持っていることについては「白衣授与式」も参照可。
  7. ^ なお、縄文土器(狭義)の縄目文様は撚糸を土器表面で回転させてつけたもので[49][50]、糸の存在を裏付けるものでもある。
  8. ^ 亜麻(リネン、フラックス)と大麻(ヘンプ)は、植物種としては別のものであり、欧米ではメソポタミアや古代エジプトから亜麻が使われ、古代から亜麻と大麻はしっかりと区別されていて、中世ヨーロッパでも亜麻が大量に使われ、亜麻と大麻はしっかり区別されていた。だが、日本では亜麻は歴史が非常に浅く、江戸時代にようやく入ってきたもので、また古代から江戸時代にかけて「あさ」と呼ばれていた繊維の種類と、明治以降に西洋の布が大量に入ってきて1930年代以降に制定されたJIS表示の「麻」が指す繊維の種類が大きく異っており、おまけにJIS表示では大麻も亜麻も乱暴にひとまとめにして「麻」と表示してしまうので、つまり国語辞書などに掲載される日本語の古来の「麻」と、衣料品のJIS表示の「麻」が指す範囲が大きくずれており、日本では多くの人が「麻」という言葉が結局何を指しているのか分からなくなり混乱する事態が生じている。学者でも、繊維以外を専門とする学者は、繊維の実物を確認せずに、両者を混同して間違ったことを書いている例がある。
  9. ^ 経済総動員制が研究され[62]国家総動員法の発布、雑誌『商工経済』でもイギリスやナチス・ドイツの衣料切符制度を掲載し[63]、翌1942年春には「戦う国の生活」[64]と呼び、女性雑誌『主婦の友』でも大東亜戦争特集号「特輯決戦家庭経済号」として家庭にある既存の洋服や着物のリメイク(更生服)を勧め「衣類切符制下の洋裁」特集[65]を組み、実物大の型紙を付けて縫い方を紹介した。
  10. ^ なお回収され輸出された古着が、発展途上国であっても売り物にならないほど劣化していて廃棄されて環境破壊を引き起こす例もある[100]
  11. ^ 環境省のサイト[103]より。「棄てられたコットン製品から、新たにコットンの服を作るプロジェクトの取り組み事例」[104]、「服は国内で循環するもの」という新しい常識・文化を作る取り組み事例」[105]、「自治体と連携した古着回収&リサイクルの取組事例」[106]、「服から服をつくる衣類のサーキュラー_エコノミーへの取組事例」[107]、「繊維くずや使用済み衣料から新しい衣料を製造する取組事例」[108]

出典

  1. ^ 人類の歴史が数百万年もあるのに対して、人類が農耕を始めたのは人類の長い歴史の中ではかなり最近のことで、(指摘されている開始年代は研究により複数あるが)今からおよそ9千年や1万年ほど前のことだった、とされている。つまり人類は、その歴史の99パーセント以上、狩猟採集生活をして生きてきたのである。
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衣服(etuku)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 07:02 UTC 版)

満洲服」の記事における「衣服(etuku)」の解説

アニ・エトゥク、グル・エトゥク(an i etuku, gulu etuku):常服素衣 エムルス・エトゥク(emursu etuku):単衣裏地なしの服 ジュルス・エトゥク(jursu etuku):夾衣、裏地付きの服 グル・フラブル・エトゥク(gulu fulaburu etuku):紺袀服 ボチョンゴ・エトゥク(boconggo etuku):花衣 クブニ・エトゥク(kubun i etuku):綿衣、綿製の服 ゲチュヘリ・エトゥク(gecuheri etuku):錦衣錦袍 ドモ・エトゥク(domo etuku):女裏衣中衣、底衣、女性用下着 フルデヘ・エトゥク(furdehe etuku):皮草衣服、毛皮製の衣服 ファイダニ・エトゥク(faidan i etuku):駕衣、儀仗官の服 テムゲトゥ・エトゥク(temugetu etuku):号衣所属営の記号付き軍服 ドロイ・エトゥク(doroi etuku):朝服朝衣礼装用の服セセ・ノホ・ドロイ・エトゥク(sese noho doroi etuku):総金朝衣 ボリン・ノホ・ドロイ・エトゥク(borin noho doroi etuku):大蟒(緞)朝衣 シジギャン、シジヒャン(sigijiyan, sijihiyan):袍、長衣長い上衣ゲチュヘリ・シジギャン(gecuheri sijigiyan):蟒袍、蟒緞の長衣一品三品は五爪のジャブジャン(jabjan、蟒)が9匹 四品~六品は四爪のジャブジャンが8匹 七品~九品は四爪のジャブジャンが5匹 モンゴロク・シジギャン(monggorokū sijigiyan):鑲領袖袍子、縁取りした襟と袖のある袍 チュバ(ン)・シジギャン(cuba(n) sijigiyan):女朝衣、鑲沿袍褂、鑲沿女袍、女性用礼服 ボソイ・フシンガ・シジギャン(bosoi hūsingga sijigiyan):布袍 ウムルス・シジヒャン、エムルス・シジヒャン(umursu sijihiyan, emursu sijihiyan):単袍、裏地なしの袍 ジュルス・シジヒャン(jursu sijihiyan):夾袍、裏地付きの袍 ビガニ・シジヒャン、フォホロン・アダスン・シジヒャン(bigan i sijihiyan, foholon adasun sijihiyan):缺襟袍 ウレヘ・シジヒャン、サブシハ・シジヒャン(ulehe sijihiyan, sabsiha sijihiyan):窄襠袍 フブトゥ、フクトゥ(・シジヒャン)(hubtu, huktu, huktu sijihiyan):綿袍、胖襖、膀襖、綿入りの袍シャニャハ・フブトゥ(šaniyaha hubtu):縕袍粗悪なカラムシ着物 クブニ・シジヒャン(kubun i sijihiyan):綿袍、綿入りの袍 シャ・シジヒャン(ša sijihiyan):紗袍、紗製の袍 フフバ(hūhūba):無開(騎)袍、無開歧子袍、前開きの無い袍 ジブチャ(ン)(jibca, jibcan):皮襖、裏に毛皮をつけた長い上衣ギヒ・ジブチャ(gihi jibca):麑裘、小鹿毛皮の上衣 ホンチ・ジブチャ(honci jibca):羔裘、羊毛皮製の長衣ムワ・ホンチ・ジブチャ(muwa honci jibca):老羊皮皮襖、大羊の毛皮長衣 トゥルフ・ジブチャ(tulhu jibca):麦穂皮襖、やや成長した仔羊毛皮の襖 チンダハン・ジブチャ(cindahan jibca):天馬皮襖、天馬大兎毛皮長衣 (ドビイ・)チャビ・ジブチャ(dobii cabi jibca, cabi jibca):肷皮襖、狐皮長衣 キルサ・チャビイ・ジブチャ(kirsa cabi i jibcia):沙狐狸肷皮襖、沙狐狸の腹の白毛皮の長衣 ホロ・ジブチャ(holo jibca):半截皮襖、模造皮で作った皮襖 クルメkurume):褂、褂子、シジギャンの上に着る上着ヤチン・クルメ(yacin kurume):青褂、青黒い色の褂 ゲンギェン・クルメ(genggiyen kurume):紅青褂 フォホロン・クルメ(foholon kurume):単褂子、馬褂子、短い褂 チュバ(ン)・クルメcuba(n) kurume):鑲沿(女)褂 ビガニ・クルメ(bigan i kurume):短褂、野外用の短い褂 ウンドゥラク・クルメ(undurakū kurume):立蟒褂、龍紋緞子製の褂 フルデヘ・クルメ(furdehe kurume):皮褂(子)、毛皮製の褂 トゥルフ・クルメ(tulhu kurume):麦穂皮褂、仔羊皮の褂 シャンギャン・ウルフ・クルメ(šanggiyan ulhu kurume):銀鼠皮褂、銀鼠毛皮の褂 ヤチン・ウルフ・クルメ(yacin ulhu kurume):灰鼠皮褂、灰鼠の毛皮の褂 チダフン・クルメ(cidahūn kurume):天馬皮褂子、天馬大兎)の毛皮の褂 ドビイ・ファトハ(イ)・クルメ(dobi i fatha (i) kurume):腿皮褂、の趾の毛皮の褂 ハラ・セケイ・クルメ(hara sekei kurume):秋板貂皮褂、毛の短い貂皮の褂 セケイ・バルタハ(イ)・クルメ(sekei baltaha (i) kurume):貂殻皮褂、帯嗉貂皮褂、貂下嗑皮褂、貂の下頦の皮の褂 サビルギ・クルメ、プセ・クルメ(sabirgi kurume, puse kurume):補褂、品級を示す刺繍付き礼装用の褂 ジャンチ(ン)(jangci, jangcin):氊褂、雨雪の際に着る毛織の褂 デヘレ(ン)(dehele(n)):斉肩短褂、短皮褂、皮掛斉肩掛袖無しの短い褂 オルボ(olbo):馬褂、無袖長褂、野外の上衣スワヤン・オルボ(suwayan olbo):黄馬褂、皇帝から下賜され黄色い馬褂 チェケ(ceke):野獣皮馬褂、革製の短上衣 チェジェレク(cejeleku):領衣、立襟付き胴衣 グワラスン(guwalasun)、グウェレスン(guwelesun):女砍肩褂、(斉肩)長掛女性用袖なし胴衣 カキトゥ(kakitu):緊身、女性用胴衣 ダフdahū):皮端罩、皮囤、毛皮の上着サハルチャ・セケイ・ダフ(sahalca sekei dahū):黒貂大褂、黒貂毛皮の上着 チャク・ダフ(cakū dahū):花白皮端罩 セケ・ダフ(seke dahū):貂皮囤子、貂皮製の上着 シ(ュ)ルン・ダフ(silun dahū, šulun dahū):猞猁猻囤子、猞猁猻の皮の上着 ヤルハ・ダフ(yarha dahū):豹皮囤子、豹皮製の上着 ニュヘ・ダフ(niohe dahū):皮囤子、皮製の上着 エルビヘ・ダフ(elbihe dahū):貉皮囤子、貉の毛皮の上着 ドビヒ・ダフ(dobihi dahū):狐狸皮囤子、毛皮の上着 ボロ・ドビ(イ)・ダフboro dobi (i) dahū):元狐皮囤子、玄狐毛皮上着 ギヒ・ダフ(gihi dahū):麑皮囤子、小鹿の皮製の上着 ハヤハン(イ)・ダフ(hayahan (i) dahū):鑲沿貂皮猞猁猻元𧘸子、毛皮に革で縁取りした上着 ウルフマイ・ダフ(ulhūma i dahū):翟裘 エルグメ(ergume):朝衣、披領、礼装用の服チェケム・エルグメ(cekemu ergume):倭緞披領 ゲチュヘリ・エルグメ(gecuheri ergume):蟒緞朝衣 ハヤハン(イ・エルグメ)(hayahan, hayahan (i) ergume):貂鑲(皮)朝衣、貂皮で縁取りした礼服 ゴクシ(goksi):無扇肩朝衣、無肩朝服、無披肩朝衣、肩飾りのない礼服 チュバcuba):女斉肩朝褂、女性用袖なし礼装長衣 テレリオジンteleri, ojin):捏摺女朝褂、女朝服、無袖女褂、女性用袖なし礼服オジン・テレリ(ojin teleri):斉肩的長女衣、女朝衣 ガハリ(gahari):布衫、衫襖、衫子、シジギャンの内に着る襦袢フォホロン・ガハリ(foholon gahari):汗衫、短い襦袢 フォクト(fokto):葛布短袍衫、女人披領袍、短綿袍、女披領、葛布の短い袍 ジュイェン(juyen):襖、衫襖、襖子、シジギャンの内に着る綿入りの短衣パムプ(pampu):厚綿襖、厚い綿入りの襖 ガトフワ(gathūwa):稀毛皮襖、短毛毛皮製の長衣 チャムチ、チムチ(camci, cimci):襯衣襯衣子、背心、袍の内に着る短衣 ゲチュヘリ・シジギャン(蟒袍)とマハラ(暖帽)、イルテン(扇肩) 李鴻章マハラ(暖帽)、シジギャン(袍)、オルボ(馬褂)を着用 醇親王奕譞ボロ(涼帽)、シジギャン(袍)、サビルギ・クルメ(補褂)、グルハ(靴)を着用 慶親王奕劻マハラ(暖帽)、シジギャン(袍)、ダフ(皮端罩)を着用 クルメ(褂) チャムチ(襯衣) カキトゥ(緊身)

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衣服

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 09:24 UTC 版)

名詞

(いふく)

  1. 防寒制汗日除け害虫除け又は裸体を隠す目的等身につける主に布でできている製品
  2. 古用着物を身にまとう

発音(?)

い↘

類義語

翻訳


「衣服」の例文・使い方・用例・文例

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