玄妻とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 玄妻の意味・解説 

玄妻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 13:20 UTC 版)

玄妻(げんさい、拼音: xuánqī)または純狐(じゅんこ、拼音: chúnhú)は、王朝の頃に存在したとされる古代中国の人物。黒くて美しいを持つ美女として知られる。


  1. ^ 春秋左氏伝』などによれば、の妻(少康の生母にあたる)も、おなじく有仍氏出身の娘である緡(びん)という女性である。
  2. ^ 通鑑前編』「八歳寒浞殺羿」
  3. ^ 早稲田大学編集部 『漢籍国字解全書 先哲遺著 第15巻』(春秋左氏伝国字解 下巻) 早稲田大学出版部 1911年 453-454頁
  4. ^ 『春秋左氏伝』昭公二十八年「昔有仍氏生女、黰黒而甚美、光可以鑑。名曰玄妻」
  5. ^ 『路史』夷羿伝「有仍之女、美而黰厥澤可鑑、夔納之、是為玄妻」
  6. ^ 『豔體連珠』「妾聞洛妃高髻、不姿於芳澤、玄妻長髪、無籍於金鈿、故云名由於自美、蟬稱得於天然、是以梁妻獨其妖豔、衛姫專其可憐」
  7. ^ 田岡嶺雲 訳注 『和訳春秋左伝』下巻 玄黄社 1912年 407頁 「昭公二十八年」
  8. ^ 諸橋轍次『大漢和辞典』でも「寒浞の妻の」と記載されている
  9. ^ 『路史』国名紀「純狐、后羿妻純狐氏納浞之」
  10. ^ 『今本竹書紀年』「浞娶純狐氏」
  11. ^ 『屈辞精義』「羿妻純狐、奔月之姮娥也」「浞烝娶羿妻嫦娥小字純狐」
  12. ^ 『路史』夷羿伝「純狐羿妻名。天問云『浞娶純狐、眩妻爰謀、何羿之射革、而交呑揆之』。言羿能貫革之射、揆度而交呑之。又云『胡射夫河伯、而妻彼洛嬪』。蓋有洛氏之女也。注以為宓妃。妄矣伝言羿妻姮娥者字也」
  13. ^ 青海民族学院文学院『青海師専学報:教育科学』2006年
  1. ^ 晋書』巻124「玄妻之姿、見奇於鬒髮。蕩輕舟於曲光之海、望朝涉於景雲之山、飾土木於驕心。」
  2. ^ 『春秋左氏伝』昭公28年条「昔有仍氏生女、黰黑而甚美、光可以鑑、名曰玄妻、樂正后夔取之、生伯封、實有豕心、貪惏無饜、忿纇無期、謂之封豕、有窮后羿滅之、夔是以不祀。」
  3. ^ 太平御覧』人事部二十一・美婦人上『左傳』曰、叔向欲娶申公巫臣氏、其母曰「吾聞甚美必有甚惡、而天鍾美於是、將必是以有敗也。昔有仍氏生女、鬒黑而甚美、光可以鑒、名曰玄妻。樂正后夔娶之、生伯封(古諸侯、發美曰鬒)。實有豕心。夔舜典樂夫有尤物(尤、異也)。足以移人。茍非德義、必有禍。」


「玄妻」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「玄妻」の関連用語

玄妻のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



玄妻のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの玄妻 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS