第壱中学校とは? わかりやすく解説

第壱中学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 14:07 UTC 版)

新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 (漫画)」の記事における「第壱中学校」の解説

原作テレビアニメ版)との相違点中心に解説する碇シンジ 主人公基本的に原作同じよう優柔不断で気の弱いキャラクターだが、原作重要な要素だった「破綻した親子関係」がないため、屈託のない明る少年になっている成績は中の上程度であり、運動神経も並だが、料理の腕は抜群ユイ曰く自分よりもレパートリーが多い)で家事もこなす。 女性優しく面倒見の良い性格だが、女心に関してはかなり鈍感なようであり、シンジ本人アスカレイを気にかけつつも、彼女たちのみならずカヲルやマナ)から寄せられる恋心にはあまり気付いていない様子。またデリカシー欠け一面もあり、時に無神経な発言アスカ怒らせてしまうことがある原作よりも思春期な面が強くなっており、アスカ下着いやらしい顔で覗き込んでいたり、トウジ・ケンスケと成人向けの本を回し読みするなど、一般的な中学生程度の性に対す好奇心見せている。どういうわけか偶然に女性身体に頭や手を突っ込む「事故」多くその度アスカ鉄拳制裁を受ける。 小説を書くのが趣味となっており、たまに授業中にも書いている。また、小学生時に嗜んだことがあるらしく、原作同様チェロを弾くことができる。それとは別に過去少しだけだが、ピアノ習っていた事があり、学園祭組んだバンドキーボード演奏している。 女装させられ事があるが、意外にその姿は美少女っぽく、周囲評判良いパワーはないがとても器用らしく、どんな型をも抜いてしまう「型抜きシンジ」の異名持ち、型屋から出入り禁止食らっている。また、ボールコントロール抜群にうまく、1巻夏祭りではボール使った的当勝負二枚抜き達成9巻ではバグ集合体作戦通り見事弱点部位カラーボール当てこれを撃破した使用した武器モデルM16A2綾波レイ テレビ最終話の「学園エヴァのような賑やかなキャラクターではなく基本的に原作通り人付き合いが苦手で、控えめおとなし性格。碇家の遠い親戚で、シンジ両親研究手伝うために第3新東京市引っ越してきた転校生頭脳明晰体力抜群完璧な美少女優等生幼少時周囲から疎まれ孤独な時期過ごしたようであり、シンクロテストに失敗した際に一時的に自分の殻に閉じ篭ってしまうが、シンジによって救われる。それから徐々にシンジ想い寄せていき、アスカからライバル視される。 当初他者への無関心無表情といった原作レイに近い性格として描かれていたが、前述一件シンジとの仲が進展して以降嫉妬表情見せたりギャグ要員として砕けた顔を見せたりと、本編独自の性格変化してくる。シンジがいない時(アスカ一対一の時など)には原作のようにそっけない態度とっていることもあるが、ことシンジ絡みとなると負けず嫌いな面を見せており、ときには眼力だけでカヲルやマナ退けるほどの威圧感見せることもある。 本作では原作異なり、「チルドレン」の設定存在しないため、アスカなどからも「ファーストではなく、名前で呼ばれている。 歌、料理スケートなど、未経験ゆえに苦手意識をもつ分野多々あるが、そのうちいくつかシンジに教わるなどして上達をみせる。特に料理に関しては、当初は全く出来ずお粥たまごサンドですら失敗してしまうほどだったが、努力結果かなりの向上を見せている。原作同様に肉が好みではないらしく、ラーメン屋シーンではニンニクラーメンチャーシュー抜き注文しているが、28話でユイ作った唐揚げ食べて「おいしい」と発言しているため、肉が食べられない訳ではない模様味付けに関して薄味好みひな人形見たとがない肝試し何をするのか知らないなど、世間知らずな面もあるが、その一方で間接キスの意味知っていたり、恋愛成就まじない実行するなど、恋愛方面に関して人並み知識有している。 スレンダースタイルをしているが「シンジ巨乳好き」という情報聞いて以降自分の胸にコンプレックスを抱くようになっている。特に入浴シーンでそれが強調されるが、一緒に入浴しているのがミサトユイといった大人であったり、年不相応に発達しているアスカであったりするためであり、レイ自身年齢相応には発達している模様13巻でヒカリ・マナらと入浴した際には彼女ら体型見て安心を覚えている。 シンジゲンドウ次いで転倒する頻度が高い。 戦闘では、3人の中では一番冷静沈着で、大量バグ襲って来た時やバグ集合体出現する予想外ハプニングにもそれほど動じず冷静に相手観察して有効な手段作戦考えた使用した武器モデルアンチマテリアルライフル東京マルイオリジナルモデル)。格闘の腕も、3人の中でもっとも早く訓練入っていたこともあり、トップクラス腕前を持つ。その一方で持久力低く何かと休憩とってい場面が多い。 原作ではアスカとの仲は良くなかったが、今作ではシンジ巡って三角関係対立する事はあるものの、原作より関係は好良である。 惣流・アスカ・ラングレー TV版最終話の「学園エヴァ」に準拠したシンジ幼馴染というポジション設定登場プライド高く気が強い性格と、その反面寂しがり屋性格など原作忠実な設定ある程度存在するシンジのことは「バカシンジ」と呼びながらも密かな想い寄せているが、自分気持ち素直になれない。そのため、レイやカヲル、マナ一緒にいる時には、かなりヤキモチ焼いている。また、頭は良い単純なところがあり、トウジやケンスケがからかうとそれを本気で受け取ってしまう。レイ転校してくるまでは学校一の美少女ならびに優等生だった。 スタイル良さ特徴で、アスカ本人もそれを自慢思っている。特に胸に関しては、レイよりも大きいことに優越感をもつ場面も多い。しかしあくまでも中学生にしては大きい」といったレベルであり、ユイミサトキョウコといった大人組の巨乳キャラとの比較時にはげんなりとすることもある。 幼少時弱虫泣いてばかりのシンジ叱咤激励していた。それだけに、レイマナなど他の女子シンジ仲良くするとすぐに嫉妬してしまう。 レイに関して当初は「綾波さん」と呼ぶが、後に「レイ」と呼んでいる。原作のように「ファースト」や「あの女」と呼ぶことも対立するともなく三角関係ではあるが良好な関係を保っている。 好きな料理ハンバーグで、幼少期に親が留守にしていたとき幼いシンジが家まで材料運び込んで作ってくれたことがきっかけになっている自分料理を作るのは苦手で、唯一カレーは得意でこのときだけは張り切る。もっとも、じゃがいもの皮をむくように指示され皮むき器存在考え及ばず包丁大上段振り上げて一刀両断したり、ごはんを炊くときの米と水の比率決まっていることを知らなかったりと、格別得意というわけでもない。味付けに関しては濃い目が好み4巻シンジファーストキス交わした器用さ取り柄であるシンジ対しアスカは力勝負な面があり、的当てでは力任せにボール投げていた。バグ戦においても、銃が弾切れになった際、飛来するバグ(この時はてんとう虫)を拳銃殴り落していた。また、野球大会ではピッチャー務め、その速球日向青葉先生やケンスケから易々とストライク奪った戦闘において、9巻では3人の中では一番の戦果挙げシンジ達に指示したりとその才能遺憾なく発揮されている。バグ集合体打破する作戦考え時には自分カラーボール目標を倒すとは考えずに3人の中でコントロールが一番あるシンジにまかせるといった堅実な人選考える事ができ、一人よがりで動くのではなくチームとして適材適所場面見極める事が出来ている。使用した武器モデルベレッタM92F下着はいくつバリエーションがあるが、ボーダー柄下着いわゆる縞パン)を着用していることが多い(なお、本作以外のアスカも、貞本コミック版扉ページ新劇場版などで縞パン着用している場面みられる)。 シンジの『事故』の一番の被害者だが、自爆してしまうことも多い(その際も、シンジ殴られる結末変わりはないが)。 霧島マナ 第2新東京市から第壱中学校にやってきた転校生シンジに対していきなり「運命出会い」と発言したり、人前でも抱きついたりするなど積極的にアプローチし、シンジをめぐる恋模様の中へ参入レイアスカヤキモチを妬かせている。性格明るく自分感情に素直。 実はリツコとカヲルを監視してゼーレ動向を探るためにゲンドウユイ送り込んだスパイで、鍵を破るなどの特殊な技能を持ちさらには銃の知識にも長けていてケンスケがモデルガン雑誌見ている時にオートマチックよりリボルバーの方が弾詰まり無くいざという時信頼感が違う。」と発言したそのほか、歌、ドラム料理スケートなど特技多岐にわたる過去シンジ出会った事があるという(もしくは5巻にて、シンジ生徒手帳拾ったことを指している可能性もある)が、シンジ覚えていない。シンジらとバンド結成した際にはドラム担当し、この時自身歌唱力が高いことからボーカル兼任しようとしていたが、本番当日風邪をひいたことで辞退している。 渚カヲル シンジなれなれしく接す転校生転校初日から、隣の席になったシンジ同性愛に近いような接し方をしてきた。温厚口調丁寧だがどこか人を見下している一面もある。アスカはこれを良く思っていない。また、ゼーレから派遣されたという設定本編同じだが、こちらの彼はシンジ両親研究の邪魔をするために派遣されたという設定になっている。カヲルは自らの任務に関してシンジ君ボクのものにすればいんだろう?」と発言しており、シンジはカヲルの積極的なアプローチ赤面することが多くアスカ大いヤキモチを妬かせている。 また、美形であるため脇役女子生徒からの人気高くバレンタインデーにはチョコレートを山のように貰っている。レイアスカとは立場対立する関係にあるが、シンジを巡る女性関係は一歩引いた立場から楽しそう観察している節がある。 同じゼーレスパイということで、リツコ二人でいることが多い。 鈴原トウジ シンジ親友原作では最初シンジ嫌っており、後に和解して親友になったが、こちらでは最初から仲の良い友人と言う設定である。原作同じく関西弁喋り性格など原作とさほど変わらないシンジアスカ口論見ては、仲の良い夫婦だと化している。原作同様妹がいる。 野球大会ではピッチャーとして先発出場マナレイアスカ三者凡退抑えるなど研究所チーム0点抑えるピッチング見せた。しかし、ミサトがわざとはだけさせた胸元釘付けになってしまい、レイアスカ連続して出塁許している。 ヒカリとは原作通りの「問題児優等生」な間柄だが、実は付き合っており、本人たちはその事秘密にしているつもりだがクラスメイト達には感づかれている様子ヒカリ作ってもらった弁当をよく食べているが、本人は「残飯処理」と言い張っている。 相田ケンスケ シンジ・トウジ親友トウジ同じく性格立ち位置などは原作とさほど変わらない。ミリタリーヲタクである点、カメラ好きである点も健在である。雑誌見てどのモデルガン買おう迷っていた際、横から話しかけてきたマナ対し「僕の趣味理解してくれる女の子がいるなんて・・・」と頬を赤らめていたが、マナ自分ではなくシンジの方へ行ってしまった為、女子恵まれないことを嘆いていた。また、アスカに対して好意抱いていると見受けられる描写もあった。バレンタインデーには主要男子キャラの中で唯一チョコ貰えなかった。マナリボルバー信頼寄せている旨の発言受けてサバイバルゲーム企画したときはマナにはリボルバー型のエアガン手渡すシンジレイ掃除の手伝いをあえて拒むことで、シンジレイ2人きりになれるよう計らうなど、細かな気配りができる。 洞木ヒカリ シンジたちのクラス学級委員長原作よりかなり出番増えている。 アスカ親友で、彼女の相談相手その内容のほとんどがシンジ絡みだが)となっている。シンジが他の女性やカヲルに誘惑された際「アスカのことはどうする!?」と発言するなど、アスカシンジ上手くいくよう願っている様子トウジとは「優等生問題児」な間柄だが、実は交際している。学校に居る時は付き合っている様な素振り見せないが、バレンタインデーひそかにチョコレート渡していたり、二人きりデート行っている。クラスメイトたちからはトウジとの関係を冷やかされており、ヒカリ本人否定しているものの、クラスでは公認カップル思われている(まだ本人たちに照れが強いらしく、行事ごとの際にはいろいろな理由をつけて遠まわしトウジ誘い入れようとしてアスカ突っ込まれている)。 葛城ミサト シンジたちの担任明るく豪快生徒人気がある。中学校教師であるが様々な教科教えている。本編同じく性格は適当で、冷蔵庫ビールおつまみぐらいしか入っておらず、シンジがそれを見た際に嘆いている場面がある。人工進化研究所との関係は父親設立時関係していたとの事で知己がある。当初研究所何を研究しているかは知らなかったが、ゲンドウユイ思惑とは知らず召集されシンジ育成関わる立場にいる。また料理本編同じくまったくできないゲンドウユイ研究所詰め入って以降保護者という立場シンジ同居始めた程なくして同じく一人でいることが多かったアスカ招きいれ、原作同様の三人暮らしになっているシンジの前で簡単に下着姿になるなど無防備な面が見られるが、野球勝負の際にトウジ意識をそらすためにわざと胸元を開くなどしているため、単にシンジ男性として意識していないだけと思われる当初シンジアスカから「ミサト先生」と呼ばれていたが、両者とも後に原作と同じ呼び方シンジは「ミサトさん」、アスカ飛び捨て)に変わっているレイからは一貫して葛城先生」と呼ばれる毎回シンクロ率上げハチャメチャな案を出しては、効果を出すのだが、完全に成功した例は少なくシンジたちからは、ミサト努力って何か効果ったっけ?等と言われている。また、アスカレイシンジ恋の行方面白がっている一面もある。 加持リョウジから頻繁に借金をしており、クラス対抗運動会町内会野球大会などで勝負吹っ掛け借金帳消し試みている。最初に賭けた体育祭では勝利したが、それ以降ミサト全敗している。 本編ではセカンドインパクト時に負った大きな傷が体にあったが、その設定自体が無いので体に傷は無い。また、巨乳強調される描写が目立つ。 赤木リツコ 第壱中学校の養護教諭。その一方でゼーレつながっており、ゲンドウユイ研究妨害するようにシンジ探りを入れたりカヲルに指示を出すなどしている。シンジ風邪気味保健室に来た際にはグラマラス魅力シンジドキドキさせている。原作と同様、葛城ミサトとは大学時代からの付き合いだが、ミサト曰く「ただの腐れ縁」のため、原作親しくない模様ゲンドウの邪魔をする立場ありながらゲンドウには密かな恋心抱いている様子で、ゲンドウ前に出ると頬を赤らめたり、他の女性陣あきれてしまうような彼の言動に対しても「かっこいい」と心中ドギマギしている。そのゲンドウから、不慮の事故意図せず服を脱がされたり、股間や胸に顔を埋められてしまったり散々な目にあうが、これに対しても嫌がるよりもむしろ喜んでいるようなそぶりを見せている。 ゲンドウらの組織無関係であるのみならずゼーレスパイという原作はまった異なった立ち位置にある。原作で彼女が勤めていたコンピューター関連エキスパートというポジション本作ではユイ置き換えられている。6巻乗っている愛車光岡・オロチ ストーリー終盤では改心して人工進化研究所側に寝返り原作とほぼ同様のポジションとなる。 加持リョウジ シンジたちの隣のクラスである2年B組担任担当教科体育で、2年A組体育リョウジ担当体育教師というだけあって運動能力高く野球大会では途中からマウンド上がり剛速球ミサトから三振奪ったミサトリツコとは学生時代から付き合いで、ミサトとはほとんど腐れ縁の様な関係。今でも一緒に食事に行くなど仲は良いが、ミサト色々と振り回されており、ミサト外出した先でシンジらと出会う決まって憔悴切っている。 実は人工進化研究所エージェントらしく、ゼーレ動向調査しゲンドウユイ報告している。しかし、人工進化研究所との関連性原作よりも薄い。 喫煙者であり、シンジ受動喫煙被害に遭うではないかと心配したゲンドウ注意されている。 日向マコト・青葉シゲル 第壱中学校の教師3年生受け持ちで、面識の薄いシンジ誰だか気づかなかった。夏祭り文化祭などの場面で台詞付き登場していたが、他はほとんど背景に近い登場番外編では登場少なさから来る鬱憤を酒で紛らわせている。 なお、シゲル音楽見識があり、バンド結成したシンジたちに演奏法教えていた。ギターベース所持している。 原作とは異なり研究所とは無関係である。 伊吹マヤ 第壱中学校の新任国語教師まとまりの無いクラス頭を抱え様子描かれた。原作同じくリツコ後輩で、潔癖症健在遅刻しがちなミサトに代わって2年A組の朝のHR担当していることも多い。町内会ではアイドル存在で、町内会主催運動会野球大会ではアナウンス係を依頼されている。 日向青葉同じく今作では研究所とは無関係である。

※この「第壱中学校」の解説は、「新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 (漫画)」の解説の一部です。
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