人工進化研究所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 14:07 UTC 版)
「新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 (漫画)」の記事における「人工進化研究所」の解説
碇ゲンドウ シンジの父で人工進化研究所の所長。アニメとほとんど同じこわもての外見とは裏腹に、おっちょこちょいな人柄。シンジに対しての接し方も本編とは違い、暴走気味の親馬鹿な愛情を見せている。碇ユイには頭が上がらない恐妻家で、原作のように赤木親子と関係を持つといった様子はない。 最先端技術を扱う研究所の所長でありながらメカ音痴でもあり、研究所の端末をチョップしてシステムを復旧させようとしたり、コンピュータがウイルスに侵されたと聞いて除菌剤をまくなど、大真面目な態度でトンチンカンな行動を取る。また、レイが特殊装甲の非常に重たい扉に閉じ込められたのを力でこじ開けるなど、無謀で向こう見ずな行動もするが、最後は何故か必ず上手くいく。そのひたむきさと自信ゆえに男性所員からの信頼は絶大でカリスマ性を発揮する。その一方で女性職員からは、ゲンドウがいないと平和だといった評され方をしている。 しかし、アニメと同じ黒の上下しか服を持っていないため、髭面とサングラスの効果もあいまって、研究所から一歩外に出ると一般市民からはいつも不審者扱いされる(ちなみに同じ外見だが、運動用や海用などさまざまなタイプがあるらしい)。シンジのクラスメイト達からは、見た目とのギャップが大きいため、結構面白がられている。普段は研究所にいることが殆どだが、アスカを含め家族団らんでいることが幸せであるという思いが強く、またシンジの学校行事や町内会の会合や企画には積極的に参加している。 野球大会や運動会など運動系のイベントにはシンジたちやユイなど研究所の所員を伴って出場している。しかし、いつも張り切りすぎてしまい、腰を痛めて活躍できない場合が多い。ただし、運動神経は悪く無いらしく、野球大会では、ミサトが手も足も出なかったリョウジの剛速球にバットを当てるなどし、皆を沸かせていた。 この「張り切りすぎ」もゲンドウの特徴で、放課後のはずの三者面談に昼休みに来てしまったりなどし、シンジに恥をかかせている。 息子同様、意図せず女性(主にリツコ)の体に顔を埋めてしまうことがよくあり、そのたびに必ずユイの制裁が入る。シンジの普段の生活を見ている者からは「やっぱり親子だ」と評されることも。 碇ユイ シンジの母親。人工進化研究所の副所長だが、その仕事をコントロールしている実質的なトップで本編における冬月とリツコのポジションを兼任している。普段は温厚だが激しやすく、夫を完全に尻に敷いており、よくゲンドウを制裁するシーンがある。しかし、破天荒な彼に呆れる反面、本心では頼もしさも抱いている。 レイに対しては相談も受ける良き理解者である。シンジが得意とする料理は彼女が教えたものだが、今ではシンジの方がレパートリー豊富になっている。 惣流・キョウコ・ツェッペリン アスカの母親。風貌は貞本義行の漫画版に準じている。普段は人工進化研究所の地下の研究室にこもりきりで研究に打ち込んでおり、アスカとはほとんど会うことがないが、母娘の仲は極めて良好。極度の天然ボケで、シンジの目の前でアスカの本音を核心近くまで暴露し、アスカにかなり恥ずかしい思いをさせた。シンジとアスカが結ばれる事を願っており、「二人の子供が見たい」などと発言している。 普段一人で地下に篭っているためか、人混みと強い日差しがある場所(主に海)が苦手で、アスカからの誘いであっても強く拒否するほど。 冬月コウゾウ ユイと並んで人工進化研究所の副所長を務めるが、本編と比べて非常に影が薄く、所員には既にいないものとさえ思われている。この漫画では碇ユイが夫の補佐役として研究所の実務面のほとんどを行ってしまう為である。ゲンドウとユイの二人が研究所を留守の時は自分が最高責任者となるため、いつに無く上機嫌になる。その際、通路で見かけたアスカに話しかけているが、当のアスカはコウゾウの名前を思い出せず、「副所長」と呼んでいた。番外編ではキョウコの研究室を訪れ、出番の少なさを嘆くエピソードが描かれた。 阿賀野カエデ ゲーム版から引き続き登場するオペレーター三人娘の1人。シンジらの運動面の訓練の指導にもあたる。義理チョコを渡すなどシンジとは友人同様に接しており、良き相談相手でもある。空手有段者ながら3人の中では最も穏やかな性格で、微笑を浮かべていることが多い。 大井サツキ オペレーター三人娘の1人。シンジらの芸術面の訓練の指導にもあたる。3人の中では一番遊び心があり、シンジらを茶化すなどして楽しむことが多い。カエデと同様にシンジの相談に乗ることもある。 最上アオイ オペレーター三人娘の1人。眼鏡を着用している。3人の中では最も冷静で、カエデ・サツキと比べるとシンジらと接する機会も少ない。 赤木ナオコ ゲンドウの恩師。かつて、新しいコンピューター理論であるMAGI理論を提唱するが、あまりに斬新すぎた為学会から猛反発を受け、その後一線を退き消息不明になっていたが、ゲンドウから人工進化研究所にMAGIシステムを導入したいという依頼を受け、研究所へ来る。原作同様にゲンドウに対して、単に教え子だけではない感情を持っている様子。ユイ・キョウコと異なり、普通に加齢して描写されているためか、TVシリーズ本編より外見が老けている(本編登場時点より10年後にあたる)。時々、ゲンドウやユイをからかったりしている。
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「新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 (漫画)」の記事における「人工進化研究所」の解説
原作でのNERV本部に相当する施設。本作ではジオフロントの設定が存在しないため、研究所は地上にあり、その建物も一般的な建造物の形をしている。一巻では原作と同様、車両用入口がトンネルの奥にあり、車両ごと輸送できる巨大なプラットフォームが登場したが、その後の登場はない。しかし内部はゲンドウの「いざという時のため」発言により相当に複雑なつくりとなっており、ミサトやシンジたち、そして所長であるゲンドウすら道に迷っている。通路や実験場のデザインは原作でのNERV施設内と同様に描かれている。さらにコミックス13巻以降では、ゼーレの本格的な侵攻に伴い要塞化・武装化されている。
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「新世紀エヴァンゲリオンの用語一覧」の記事における「人工進化研究所」の解説
箱根の芦ノ湖ほとりにある国連直轄の研究機関。国連直轄の諮問機関である人類補完委員会により設立され、研究所はアダムの破片を手に入れたことでSEELEの強い介入を受けたとされる。それにより組織体形が強化され、非公開組織であるゲヒルンが設立された。そのため、実際は非公開組織ゲヒルンの隠れ蓑としての施設となっており、地下のジオフロント内にある現NERV本部がゲヒルン本部である。
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