テングとは? わかりやすく解説

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てん‐ぐ【天×狗】

読み方:てんぐ

深山に住むという妖怪山伏姿で、顔が赤くて鼻が高く、背に翼があり、手には羽団扇(はうちわ)・太刀金剛杖を持つ。神通力があって、自由に飛行するという。鼻の高い大天狗烏天狗などがある。各地に天狗にまつわる怪異な話が伝承されており、山中で起こる種々の不思議な現象は、しばしば天狗のしわざであるとされる

1鼻の高いところから》自慢すること。うぬぼれること。高慢なこと。また、その人。「—の鼻をへし折る」「釣り—」

《「てんく」とも》落下の際に大音響を伴う、非常に大きな流星天狗星(てんぐせい)。

天狗の画像
天狗の像
「天狗」に似た言葉

天狗

読み方:テング(tengu

深山棲息するという想像上怪物


天狗

読み方:テング(tengu

山に棲む妖怪一種


天狗

読み方:テング(tengu

作者 大坪砂男

初出 昭和23年

ジャンル 小説


天狗

読み方:テング(tengu

作者 新美南吉

ジャンル 童話


天狗

(テング から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/17 00:44 UTC 版)

天狗(てんぐ)は、日本伝承に登場する妖怪ともいわれる伝説上の生き物。一般的に山伏服装で赤ら顔でが高く、があり空中を飛翔するとされる。俗に人を魔道に導く魔物とされ、外法様ともいう。


注釈

  1. ^ ただし、『太平記』の中で、天狗が鎌倉幕府滅亡の予兆を示す際に、動乱の兆しであるヨウレボシ(妖霊星)に言及しているのは天狗が本来流星だった名残と考えられている[3]。また、江戸時代に書かれた『天狗経』に記載された天狗真言には金星を意味する「アロマヤ」の語が入っており、ここでも流星の様な兵乱の予兆となる星と関連付けられている[4]

出典

  1. ^ 正法念処経巻第十九”. 仏教典籍検索. 広済寺. 2010年8月12日閲覧。
  2. ^ 大正大蔵経 T0721_.17.0111a02:一、T0721_.17.0111a03: 切身分 光焔騰赫 見是相者 皆言憂流迦、T0721_.17.0111a04下 魏言天狗下
  3. ^ 小松和彦監修『日本怪異妖怪大事典』東京堂出版、2013年、381頁。ISBN 978-4-490-10837-8 
  4. ^ 『妖怪の本』学研、1999年、66,70頁。
  5. ^ banbanzai777.blog76.fc2.com/blog-entry-361.html 「江戸のお化け・妖怪」(キャーッツ!)。2011-08-15
  6. ^ a b 伊藤信博「天狗のイメージ生成について―十二世紀後半までを中心に―」『言語文化論集』第29巻第1号、名古屋大学大学院国際言語文化研究科、2007年11月15日、75 - 92頁、doi:10.18999/stulc.29.1.75ISSN 0388-68242021年1月11日閲覧 
  7. ^ 天狗草紙絵巻 e国宝
  8. ^ 東京国立博物館(2巻[7])や個人蔵などに分蔵。また、詞書の古写本が称名寺金沢文庫寄託)に伝わる。
  9. ^ 『吾妻鏡』内の脚注より。
  10. ^ <お宝発見!> (9)古代ザメの歯:中日新聞Web”. 中日新聞Web. 2022年2月9日閲覧。
  11. ^ 高山建吉「遠州の天狗囃子」『民間伝承』15巻第2号、民間伝承の会、1951年2月、19頁、NCID AN10219431 
  12. ^ 大藤時彦他 著、民俗学研究所 編『綜合日本民俗語彙』 第4巻、柳田國男監修、平凡社、1955年、1644頁。 NCID BN05729787 
  13. ^ 千葉幹夫『全国妖怪事典』小学館〈小学館ライブラリー〉、1995年、116頁。ISBN 978-4-09-460074-2 
  14. ^ a b c 岩井宏實『妖怪と絵馬と七福神』青春出版社〈プレイブックスインテリジェンス〉、2004年、57-58頁。ISBN 978-4-413-04081-5 
  15. ^ 倉田一郎「青根村の霊怪」『民間伝承』1巻第20号、民間伝承の会、1936年8月、6頁、NCID AN10219431 
  16. ^ 『南佐久口碑伝説集南佐久編限定復刻版』発行者長野県佐久市教育委員会 全232P中 99P 昭和53年11月15日発行
  17. ^ researchmap 勝俣 隆
  18. ^ a b c d 天狗の古典文学における図像上の変化に関する一考察 : 烏天狗から鼻高天狗ヘ - 勝俣隆、長崎大学教育学部紀要、2005年
  19. ^ a b c 杉原たく哉『天狗はどこから来たか』大修館書店、2007年、ISBN 978-4-469-23303-2、115-117頁。



テング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/06 00:07 UTC 版)

ミミア姫」の記事における「テング」の解説

威厳ある都を護るサムライ大将女性

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テング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 00:06 UTC 版)

日常 (漫画)」の記事における「テング」の解説

アパート住んでいる天狗極貧優しくしてもらうと天狗になってしまう。死神の鎌盗んだ

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