千葉幹夫
千葉幹夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/23 00:02 UTC 版)
遠野馬の里苑長を務める千葉幹夫(ちば みきお、1935年5月1日-2015年12月8日)は、オリンピック総合馬術の選手として活躍した馬術家である。 北海道大学馬術部で馬術を始め、獣医として就職した日本中央競馬会でも競技を続けた。総合馬術の選手として出場した1964年(昭和39年)の東京オリンピックでは34位(乗馬:真歌)、1968年(昭和43年)のメキシコシティオリンピックでは失権(乗馬:ジョセフィン)の成績を残す。フランスのソミュール騎兵学校の教官で、メキシコシティオリンピックの障害馬術選手である騎兵大尉ピエール・デュランが講師として半年間来日した際に指導を受け、その推薦をもってフランスの奨学金を得てソミュール騎兵学校に学ぶ。その後、後進の指導にあたり、1988年(昭和63年)4月から1989年(平成元年)2月まで馬事公苑苑長を務める。1996年(平成8年)に遠野馬の里の前身である職員養成所の所長として赴任した。「馬は人間の鏡」との考えを持つ。
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