ウルグアイ 軍事

ウルグアイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/01 01:38 UTC 版)

軍事

志願制で、陸海空の3軍を併せて約23,500人の兵員から構成され、2007年時点でおよそ2,500人程の兵員がコンゴ民主共和国及びハイチを中心に合わせて12のPKOに従事している。1960年代以前はラ・プラタ川の洪水時に出動する程度の任務しかなかった軍の政治力は余り強くなかったが、70年代にトゥパマロスと交戦、これを鎮圧したことを期に政治介入が進み軍政となったが、80年代の民政移管以降はその政治的影響力は低下しているとされる。

地方行政区画

ウルグアイは19県で構成される(スペイン語でdepartamentos、単数形の場合departamento)。

ウルグアイの行政地図。
面積(km2 人口* 県都
アルティガス県 11,928 78,019 アルティガス
カネローネス県 4,536 485,028 カネローネス
セロ・ラルゴ県 13,648 86,564 メロ
コロニア県 6,106 119,266 コロニア・デル・サクラメント
ドゥラスノ県 11,643 58,859 ドゥラスノ
フローレス県 5,144 25,104 トリニダ
フロリダ県 10,417 68,181 フロリダ
ラバジェハ県 10,016 60,925 ミナス
マルドナド県 4,793 140,192 マルドナド
モンテビデオ県 530 1,326,064 モンテビデオ
パイサンドゥー県 13,922 113,244 パイサンドゥー
リオ・ネグロ県 9,282 53,989 フライ・ベントス
リベラ県 9,370 104,921 リベラ
ロチャ県 10,551 69,937 ロチャ
サルト県 14,163 123,120 サルト
サン・ホセ県 4,992 103,104 サン・ホセ・デ・マジョ
ソリアノ県 9,008 84,563 メルセデス
タクアレンボー県 15,438 90,489 タクアレンボー
トレインタ・イ・トレス県 9,676 49,318 トレインタ・イ・トレス
* 2004年

主要都市

国内第二都市のサルトでも人口は約10万人程度であり、極端なモンテビデオ一極集中である。

地理

ウルグアイの地図。
地形図
カピバラの毛皮は高級品である。
サルト・グランデのダム。

ウルグアイは南アメリカ大陸で2番目に面積が小さな国であり、パンパの国ゆえに国土のおよそ88%を可耕地が占め、ほとんどの土地は平らな荒れ地と、緩やかな丘の風景が広がっている。また、海岸近くには肥沃な耕作地帯が広がる。国土はネグロ川を境に南北に分けられ、北部のブラジル国境付近ではそのままブラジル高原に続くために標高が多少高くなっている。森林は約90万haしかなく国土の5%に過ぎない[8]。そのため天然林は伐採禁止である[8]

国土の多くは草原となっておりが飼育されている。野生動物にはカピバラダチョウに良く似たニャンドゥなどがいる。

河川と湖

ウルグアイには高山はなく、国内で最も高い山は標高 513.66 m (1,685.2 ft) のカテドラル山である。

国境

ブラジル、アルゼンチンと国境を接し、北西部のアルゼンチンとの国境地帯のサルト県には温泉があり、アルゼンチンから湯治客がやってくる。ブラジルとの国境のロチャ県には大湿原が広がる。ブラジル国境付近のリベラ(ブラジル側のサンタナ・ド・リブラメントとの双子都市)の人々にはポルトゥニョール・リヴェレンセ (Portuñol)と呼ばれる、スペイン語ポルトガル語が混ざった言葉を話す人々がいる。

気候

ケッペンの気候区分では温暖湿潤気候に属する。季節風を遮る高山がないので冬は南極からの冷風の影響を、夏はブラジルからの熱風の影響を強く受ける。モンテビデオでは一年を通じて穏やかな気候が続く。

6月が最も寒く、1月が最も暑い。一年を通して毎月大体同じ量の雨が降るが、特に秋には多くなる。また、夏はしばしば雷雨が吹き荒れる。冬に雪が降ることはまれである。

平均気温:春:17℃、夏:23℃、秋:18℃、冬:12℃

飛び地と飛び領土

1984年からウルグアイは南極キング・ジョージ島にヘネラル・アルティーガス観測所を設けている。


注釈

  1. ^ 本選挙におけるムヒカ候補の得票率は47.96%であり過半数では無いので決定選挙が行なわれた。ラカジェ候補の得票率は29.07%。
  2. ^ 2005年に発足した「拡大戦線」のバスケス政権は貧困層支援の変革をはじめとして、最低賃金や年金の増額、貧困家庭への支援金給付、教育予算の増額などを進めてきた。外交では中南米諸国との関係を強め、地域統合を促進してきた。また、新自由主義と対米従属の路線を転換した。

出典

  1. ^ a b UNdata”. 国連. 2021年10月11日閲覧。
  2. ^ a b c d World Economic Outlook Database, October 2018” (英語). IMF (2018年10月). 2018年12月8日閲覧。
  3. ^ a b 松岡正剛. “反米大陸”. 松岡正剛の千夜一夜・遊蕩篇. 2012年4月7日閲覧。
  4. ^ CPI Index 2018”. トランスペアレンシー・インターナショナル. 2019年9月6日閲覧。
  5. ^ Chile and Uruguay least corrupt countries in Latam 2009-03-25 閲覧
  6. ^ ウルグアイ大統領選 元ゲリラの左派候補当選(スポニチアネックス09年11月30日記事) http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20091130016.html[リンク切れ]
  7. ^ http://www.elpais.com.uy/100301/ultmo-474061/ultimomomento/mujica-asumio-como-presidente(スペイン語)
  8. ^ a b c d e f g パラグアイ国とウルグアイ国の木材事情  西村勝美 (森林総研) No.17 Page.23‑25 1995年10月 JST資料番号 : L1770A ISSN : 1347‑9504
  9. ^ World Economic Outlook Database, October 2014” (英語). IMF (2014年10月). 2015年1月3日閲覧。
  10. ^ a b c 堀内隆 (2011年4月8日). “〈世界から被災地へ〉元気になるコンビーフ”. 朝日新聞. オリジナルの2017年5月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170525104148/http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104080144.html 
  11. ^ 輸入牛肉に新興勢 ウルグアイ産 19年ぶり登場 – 日本経済新聞2019年6月3日付記事 2019年6月23日閲覧
  12. ^ Atlas Sociodemografico y de la Desigualdad en Uruguay, 2011: Ancestry (PDF)” (Spanish). National Institute of Statistics. p. 15. 2014年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月30日閲覧。
  13. ^ 井上忠恕、後藤信男(著)『ビバ! ウルグアイ』STEP pp.20-28
  14. ^ “Population”. カントリースタディ英語版. オリジナルの2011年4月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110430025459/http://countrystudies.us/uruguay/30.htm 
  15. ^ “定期報告(ウルグアイ内政・外交:2014年12月)” (PDF). 外務省. (2015年1月). オリジナルの2021年8月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210810160036/https://www.uy.emb-japan.go.jp/japones/Info%20Uruguay/naisei%20gaiko/Naisei%20Diciemb%202014.pdf 
  16. ^ “「最も貧しい大統領」の温情がアダ…南米小国が助けたシリア難民「出国させろ」の皮肉”. 産経新聞. (2015年11月10日). オリジナルの2016年8月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160815175752/http://www.sankei.com/west/news/151110/wst1511100004-n1.html 
  17. ^ “「最も貧しい大統領」の温情がアダ…南米小国が助けたシリア難民「出国させろ」の皮肉”. 産経新聞. (2015年11月10日). オリジナルの2016年3月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160320155719/http://www.sankei.com:80/west/news/151110/wst1511100004-n2.html 
  18. ^ “「最も貧しい大統領」の温情がアダ…南米小国が助けたシリア難民「出国させろ」の皮肉”. 産経新聞. (2015年11月10日). オリジナルの2016年2月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160220220316/http://www.sankei.com:80/west/news/151110/wst1511100004-n3.html 
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  20. ^ 内田みどり「ウルグアイの新しい社会と女性 先進国の憂鬱」『ラテンアメリカ新しい社会と女性』国本伊代:編、新評論 2000年3月
  21. ^ https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/geos/uy.html 2009年3月30日閲覧
  22. ^ “世界の学校を見てみよう ウルグアイ東方共和国(Oriental Republic of Uruguay)”. 外務省. (2012年12月). オリジナルの2015年11月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151115114211/https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/kuni/0103uruguay.html 
  23. ^ “ODAメールマガジン第205号”. 外務省. (2011年5月25日). オリジナルの2020年11月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201123225615/https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/mail/bn_205.html 
  24. ^ a b http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=242 2014年12月20日閲覧
  25. ^ http://www.anzen.mofa.go.jp/manual/uruguay.html 2014年12月20日閲覧
  26. ^ “マフィア滅ぼす合法大麻 ウルグアイ、世界初の法案可決”. MSN産経ニュース. (2013年12月12日). オリジナルの2013年12月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131212075718/http://sankei.jp.msn.com/world/news/131212/asi13121213570004-n1.htm 2022年9月3日閲覧。 
  27. ^ a b [1]「サッカーも上手い韓国、サッカーだけ上手いウルグアイを徹底分析」東亜日報,2010年6月24日.






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