コロニア・デル・サクラメントとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > 景勝地・観光地 > ウルグアイの世界遺産 > コロニア・デル・サクラメントの意味・解説 

コロニア‐デル‐サクラメント【Colonia del Sacramento】

読み方:ころにあでるさくらめんと

ウルグアイ南西部都市コロニア州の州都。単に「コロニア」とも称されるラプラタ川面し対岸にはアルゼンチン首都ブエノスアイレスがある。1680年ポルトガル貿易港として建設1777年スペイン支配下置かれた。両国影響受けた歴史的建造物残り1995年、「コロニア‐デル‐サクラメントの歴史的町並み」の名で世界遺産文化遺産)に登録された。

コロニア‐デル‐サクラメントの画像
撮影・sergejf http://goo.gl/hcbmmd

コロニア・デル・サクラメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/04 15:42 UTC 版)

コロニア・デル・サクラメント
Colonia del Sacramento
市章
位置
コロニア・デル・サクラメント
コロニア・デル・サクラメント (ウルグアイ)
座標 : 南緯34度28分17秒 西経57度50分39秒 / 南緯34.47139度 西経57.84417度 / -34.47139; -57.84417
歴史
建設 1680年
旧名 コロニア・ド・サクラメント
行政
ウルグアイ東方共和国
  コロニア県
 市 コロニア・デル・サクラメント
人口
人口 (2004年現在)
  市域 21,714人

コロニア・デル・サクラメント(Colonia del Sacramento)は、ウルグアイ南西部コロニア県の県庁所在地。ラプラタ川沿いにあり、対岸にはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスがある。ウルグアイで現存する街では2番目に古い。2004年の統計では人口21,714人。植民地として支配していたポルトガル人の貿易港として栄えた。

歴史

コロニア・デル・サクラメントは1680年、ブラジルから南下したポルトガル人であるマヌエル・ロボがコロニア・ド・サクラメントポルトガル語:Colônia do Sacramento)として建設した。対岸の当時のペルー副王領のブエノスアイレスを拠点としていたスペイン軍との間で争いとなった。

この都市は1750年のマドリード条約や1777年のサン・イルデフォンソ条約など、条約が結ばれるたびにスペイン領になったりポルトガル領になったため、わずか12ヘクタールの街並に、スペインとポルトガルの建築スタイルが混在している。

1816年以降はウルグアイ川東岸地帯全域がブラジルの支配下に置かれたことから、この町もリオ・デ・ジャネイロ政府に統轄された時期もあった。

世界遺産

コロニア・デル・サクラメントの歴史的町並み
ウルグアイ
英名 Historic Quarter of the City of Colonia del Sacramento
仏名 Quartier historique de la ville de Colonia del Sacramento
面積 16ha
登録区分 文化遺産
登録基準 (4)
登録年 1995年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
使用方法表示

この歴史的な町並みは、ユネスコ世界遺産に登録されている。ウルグアイで初の世界遺産となった。

コロニア・デル・サクラメント


登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

関連項目

参考文献

魅惑の世界遺産 110選(平山和充著)、115頁。




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コロニア・デル・サクラメント」の関連用語

コロニア・デル・サクラメントのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コロニア・デル・サクラメントのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコロニア・デル・サクラメント (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS