1976年のテレビ_(日本)とは? わかりやすく解説

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1976年のテレビ (日本)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/12 23:23 UTC 版)

1976年のテレビ(1976ねんのテレビ)では、1976年昭和51年)の日本におけるテレビジョン放送全般の動向についてまとめる。

主なできごと

番組


NHK教育テレビ、全面カラー化に向けカラー番組大幅増加

当時唯一全面カラー化を終了していない同テレビが、この年の4月からカラー番組が大幅に増加。翌年(1977年)10月の全面カラー化へとカラー番組が急ピッチで増加していく。


視聴率

この年の年間視聴率は(局別では)、NHK総合が全日帯(6-24時)、TBSがゴールデンタイム(19-22時)、日本テレビがプライムタイム(19-23時)がそれぞれ首位を獲得、3局で分け合う形となった。ちなみにNHKの全日首位とTBSのゴールデン首位はそれぞれ1963年から14年連続、日本テレビのプライムの首位はビデオリサーチ社1973年にプライムの時間帯の調査を開始してから初めてのことであった。

番組関係のできごと

1月

2月

徹子の部屋』放送開始(2月2日。写真は番組セットを再現したイベント展示)

3月

4月

5月

6月

7月

9月

  • 26日日曜日) - 日本テレビ系朝の子供番組『おはよう!こどもショー』が、この日より一部リニューアル。
    • この日からの日曜版は、番組で結成した少年野球チーム「おはよう!こどもショー モーニングス」が、全国各地の少年野球チームと対決する模様を録画中継放送する「日曜スポーツ・スペシャル 少年野球大会」に変更、1980年9月28日放送の最終回[注釈 12]まで続く人気企画となる。
    • 27日からの平日版は、前半の「こどものどじまん」を「おはよう!のどじまん」にリニューアル、そして土曜版は「のどじまん」チャンピオン大会を廃止し、日曜放送の「とびいりのどじまん」を移動して継続した。これにともない、司会も青空球児・好児から黒澤久雄長谷川コッペに変更した。

10月

11月

12月

その他テレビに関する話題

志村けん東村山音頭に対する功績を称え、東村山駅前に植樹された「志村けんの木」(2020年8月11日撮影)

周年

番組

開局・放送開始

3月21日
NHK福岡放送局テレビジョン放送開始20周年。
3月22日
NHK仙台放送局NHK広島放送局テレビジョン放送開始20周年。
4月1日
県域テレビジョン放送開始5周年 - NHK大津放送局(3月1日中継局開所15周年)
4月16日
群馬テレビ開局5周年。
5月1日
千葉テレビ放送開局5周年。
5月24日
NHK神戸放送局テレビジョン放送開始5周年。
5月31日
NHK和歌山放送局テレビジョン放送開始5周年。
12月1日
中部日本放送朝日放送大阪テレビ放送として)テレビジョン放送開始20周年。
12月22日
NHK札幌放送局テレビジョン放送開始20周年。

記念回

視聴率

(※関東地区、ビデオリサーチ調べ)

バラエティ・歌番組

  1. 第27回NHK紅白歌合戦(NHK総合、12月31日)74.6%
  2. 1976年度輝く!日本レコード大賞(TBS、12月31日)41.9%
  3. 輝け!'76日本歌謡大賞(フジテレビ、11月16日)41.8%

ドラマ

  1. 連続テレビ小説 雲のじゅうたん(NHK総合、9月14日)48.7%
  2. 連続テレビ小説 おはようさん(NHK総合、1月31日)44.0%
  3. 連続テレビ小説 火の国に(NHK総合、10月9日)43.9%
  4. 太陽にほえろ!(日本テレビ、9月3日)- 37.0%
  5. 水戸黄門 第7部(TBS、5月31日)- 36.2%
  6. 赤い疑惑(TBS、3月19日)- 30.9%

ニュース・報道

  1. ニュース(NHK総合、9月13日 7:00-7:20)45.3%
  2. ニュース(NHK総合、12月31日 20:55-21:00)44.0%
  3. テレビロータリー(NHK総合、9月11日)42.9%
  4. スタジオ102(NHK総合、9月13日)42.4%
  5. ローカルニュース・天気予報(NHK総合、12月6日 7:15-7:35)42.3%
  6. ゆく年くる年(NHK総合、12月31日)40.4%
  7. 首都圏交通情報(NHK総合、4月22日 8:03-8:12)39.0%
  8. ニュース(NHK総合、9月13日 8:30-8:40)37.7%

スポーツ

  1. 火曜ワイドスペシャル 世界J・ミドル級タイトルマッチ「柳済斗×輪島功一」(フジテレビ、2月17日)42.5%
  2. 第58回全国高等学校野球選手権大会・閉会式(NHK総合、8月21日)41.6%
  3. 格闘技世界一決定戦 アントニオ猪木×モハメド・アリ(NETテレビ、6月26日)38.8%
  4. 第58回全国高等学校野球選手権大会(NHK総合、8月15日)37.8%

テレビ番組

テレビドラマ

NHK

日本テレビ系

TBS系

廃枠

フジテレビ系

NETテレビ系

廃枠

子供向けドラマ

TBS系

テレビアニメ

特撮番組

特別番組

報道・情報系番組

スポーツ番組

バラエティ番組

クイズ番組

トーク番組

音楽番組

教養・ドキュメンタリー番組

紀行番組

単発特別番組枠

その他

既存番組のカラー化

全てNHK教育テレビ

4月から
10月から

脚注

注釈

  1. ^ 1975年1月 - 3月の放送時は腸捻転解消前であったため、この期間はNETテレビ(後のテレビ朝日)系で放送された。
  2. ^ この間番組タイトルは、徳光・千・福留時代は『あまから家族』、湯原時代は『蝶々のあまから家族』と、それぞれ改題した。
  3. ^ この日は黒柳がメイン司会を務める「テレビ朝日」改名記念大型特別番組『わが家の友だち10チャンネル』のワンコーナーとして放送(同日のゲストは三笠宮寬仁親王)。
  4. ^ 2025年現在は連続ドラマ枠として継続中。
  5. ^ なお彼の父である三代目江戸家猫八は、週替わり時代に代理司会を担当した事が有った。
  6. ^ 2025年現在はCS放送フジテレビONEで放送中。
  7. ^ 『ドレミファドン』は2022年現在も不定期特番として放送中(同番組の項を参照)。
  8. ^ a b 1977年に東京12チャンネル(後に日本テレビ)でのネットにより全国の地方局に番組販売され、最末期は日本テレビ系列局にネットされた。
  9. ^ 『NHK特集』は2021年4月よりBSプレミアムBS4Kで火曜夕方に4Kレストア版で放送されている。
  10. ^ 橋田壽賀子脚本によるテレビドラマ宇津井健の代表作品。
  11. ^ なお35年後の2016年にモハメド・アリが死去したため、同年6月12日に追悼特別番組『モハメド・アリ緊急追悼番組 蘇る伝説の死闘「猪木VSアリ」』(20:58 - 23:10)として放送された。
  12. ^ ただし番組は、1979年3月より『ズームイン!!朝!』設置のため、土・日の限定放送になる。
  13. ^ これにともない、19:00の『歌まね合戦スターに挑戦!!』、19:30の『カックラキン大放送!!』、20:00の『太陽にほえろ!』が休止。『太陽にほえろ!』の休止は1972年7月21日開始以来初。
  14. ^ 放送技術の向上と奄美群島振興開発事業の非公共事業として、奄美群島の民放テレビ放映に向けて国が整備を支援したことにより、テレビの放送波中継にて、鹿児島県本土から南種子中継局中之島中継局を経由し、名瀬まで中継できるルートを確立することにより実現した[13]。ちなみに、中之島中継局から名瀬中継局までの間は約170キロメートルあり、これは日本国内における放送波中継の距離としては最長であり、後の地上デジタル放送に於いても、民放については同じ経路にて中継されている。
  15. ^ 当時は朝日放送のテレビ放送事業であり、2018年4月の放送持株会社制移行により朝日放送グループホールディングスとなった。
  16. ^ 前身の『モーニングジャンボ』時代からの通算。
  17. ^ 第1作『必殺仕掛人』からの通算。そのときのエピソードは『必殺仕業人』第24話「あんたこの替え玉をどう思う」。
  18. ^ 再開は1989年10月の『愛し方がわからない』である。再開後の同枠では、『HOTEL』『渡る世間は鬼ばかり』『3年B組金八先生』などを放送し、2011年10月から『木曜ドラマ9』としてリニューアルした。なお、2009年4月から2010年9月の間はウッチャンナンチャンのバラエティ番組(『ザ・イロモネア』→『ラフな感じで。』)を編成していたため、水曜9時枠に移行し27年ぶりに『水曜劇場』が復活した。
  19. ^ 再開は2年後の1978年10月の『柳生一族の陰謀』である。
  20. ^ 4月29日に『木曜スペシャル』で放送。

出典

  1. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'76』日本放送出版協会、1976年、102頁。 
  2. ^ 国会中継「衆議院予算委員会“ロッキード事件”証人尋問」 ~衆議院第一委員室から中継~(小佐野賢治氏の証人喚問) NHKアーカイブス クロニクル
  3. ^ 国会中継「衆議院予算委員会“ロッキード事件”証人尋問」 ~衆議院第一委員室から中継~(若狭得治・渡辺尚次両氏の証人喚問) NHKアーカイブス クロニクル
  4. ^ 新潟放送『新潟放送40年のあゆみ』新潟放送、1992年10月15日、459頁。 
  5. ^ a b 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'78』日本放送出版協会、1978年、56頁。 
  6. ^ a b 「放送デスクメモ(′76・七~九) / N」『マスコミ市民 : ジャーナリストと市民を結ぶ情報誌』第109号、日本マスコミ市民会議、1976年12月1日、50 - 59頁、NDLJP:3463770/29 
  7. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'77』日本放送出版協会、1977年、101-102頁。 
  8. ^ 株式会社東京放送『TBS50年史 資料編』株式会社東京放送、2002年1月、346頁。 
  9. ^ 美空ひばり | BS朝日
  10. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'76』日本放送出版協会、1976年、4~5頁。 
  11. ^ 坂本朝一氏が死去 芸能畑一筋の元NHK会長 共同通信 2004年1月5日閲覧の文中参照
  12. ^ 「放送デスクメモ(76・九~十) / N」『マスコミ市民 : ジャーナリストと市民を結ぶ情報誌』第111号、日本マスコミ市民会議、1977年2月1日、52 - 57頁、NDLJP:3463773/28 
  13. ^ 『鹿児島テレビ10年史』など。
  14. ^ MBCアーカイブス「あの日のふるさと」 奄美に民放テレビ届く(1976)(南日本放送番組公式サイト)(2024年11月18日閲覧)
  15. ^ a b c d 1976年4月1日(木) - プレイバック!TVガイド ~あのころのテレビはこうだった!~ - テレコ!
  16. ^ NHKアーカイブスカタログ―テレビ番組放送記録+番組小史 1975 - 1979年を参照。
  17. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'77』日本放送出版協会、1977年、71頁。 
  18. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'77』日本放送出版協会、1977年、71, 119頁。 
  19. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'77』日本放送出版協会、1977年、71~2頁。 
  20. ^ a b c d e f g 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'77』日本放送出版協会、1977年、72頁。 
  21. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'77』日本放送出版協会、1977年、72, 109頁。 
  22. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'77』日本放送出版協会、1977年、72, 113頁。 

参考文献

ほか


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