アントニオ猪木対モハメド・アリ
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アントニオ猪木対モハメド・アリ(アントニオいのきたいモハメド・アリ)は、1976年(昭和51年)6月26日に行われた新日本プロレスの企画した「格闘技世界一決定戦」。日本のプロレスラーであるアントニオ猪木と、ボクシング世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリによる異種格闘技戦で「世紀の一戦」とされた。試合会場は日本武道館。
注釈
出典
- ^ “モハメド・アリvsアントニオ猪木「40年間語られなかった、ある真実」【後編】『ワールドプロレスリング』初代プロデューサーの回想(細田 マサシ) @gendai_biz”. 現代ビジネス. 2021年8月3日閲覧。
- ^ “モハメド・アリvsアントニオ猪木「40年間語られなかった、ある真実」【後編】『ワールドプロレスリング』初代プロデューサーの回想(細田 マサシ) @gendai_biz”. 現代ビジネス. 2021年8月3日閲覧。
- ^ 『G‐SPIRITS』30号・平成26年2月5日発行/辰巳出版刊 より 堀内「そこにはちょっと面白い話があるんですよ。三浦甲子二という人物を御存じですか?」 ― プロレスを応援してくれたNETの専務で、豪傑だったと坂口さんは仰っていました。 堀内「(略)朝日新聞から来た三浦が編成担当だったんだけど、この人が凄いんですよ。アリとやる何日か前に、酔っぱらった三浦が“これから猪木のところに連れて行け!”と言い出してね。困った私が電話を入れたら、猪木は“いいよ、おいでよ”って。それで酔った勢いで行っちゃったんですよ。しかも家に上がり込んで、また酒を飲み始めたんです。それから布団を敷いてくれて横になったんだけど、三浦が猪木に“ここ揉め、あそこ揉め”と言い出したから、倍賞美津子が“大事な試合を控えているウチの主人に何をさせるの!? もういい加減に寝なさいよ!”って怒り出しちゃってね(笑)。あの時は、さすがの三浦も“ハイ!”ってすぐに寝た記憶がある(笑)。でも翌朝、倍賞美津子は朝飯を作ってくれて送り出してくれてね」 ― おそらく猪木さんが一番ピリピリしていた時期ですよね? 堀内「だから、猪木には“大事な試合の前なのに大変だったね。ゴメンね”って。その後、三浦は“猪木っていい男だな。倍賞美津子もいい女だな”ってやたらと誉めていましたね。そういうこともあってアリ戦の後に新日本プロレスは凄い赤字になったんだけれども、三浦は猪木を助けるためにポンと何億円か出したんですよ」
- ^ “暗黒プロデューサー・康芳夫が語る:失敗に終わったロス五輪放映権獲得騒動の真相(サイゾー June 2007 より)・・・2”. 康芳夫 official HP (家畜人ヤプー.club) (2016年7月25日). 2021年8月3日閲覧。
- ^ 『Gスピリッツ Vol.12』P14-15(2009年、辰巳出版、ISBN 4777806847)
- ^ “猪木とアリ、伝説の一戦から40年 世界格闘技の日制定”
- ^ a b c “The Joke That Almost Ended Ali’s Career”. The Sweet Science.com. (2016年7月10日)
- ^ “アリ対A.猪木 バンテージに石膏や裏ルールなど噂の真相”. 週刊ポスト. (2016年6月16日)
- ^ 柳澤健 『完本 1976年のアントニオ猪木』〈文春文庫〉猪木へのインタビューは文庫版のみの収録
- ^ “アントニオ猪木さんが明かした「アリ戦の真実」”
- ^ “【追悼】アントニオ猪木はなぜモハメド・アリと戦い、どう攻略しようとしていたのか[インタビュー特別公開”]
- ^ Cheating has always been part of boxing and MMAロサンゼルス・タイムズ 2016年6月10日
- ^ “バンテージ回収…トリプル世界戦で初適用”. スポーツニッポン. (2010年3月27日) 2016年7月10日閲覧。
- ^ 篠原勝之『ケンカ道(けんかみち) その“究極の秘技”を探る』祥伝社〈ノン・ライブ〉、1987年12月、210頁。ISBN 4-396-62007-1。
- ^ 二居隆司 (2015年7月31日). “猪木VSアリ戦<5>…「どう見ても猪木さんの勝ちだよ」 : ライフ”. 読売新聞 (YOMIURI ONLINE). 2018年10月18日閲覧。
- ^ “【猪木さん死去】坂口征二戦“黄金コンビ”初のシングル対決ほか/名勝負ベスト30&番外編”. 日刊スポーツ (2022年10月1日). 2022年12月10日閲覧。
- ^ ミスター高橋『知らなきゃよかった プロレス界の残念な伝説』宝島社、2018年。ISBN 9784800289216 pp.218-219
- ^ The Tuscaloosa NewsAP通信1976年7月5日付
- ^ What you think @DanaWhite? Muhammad Ali - the original #MMA fighter? @ufc
- ^ “モハメド・アリさん死去 アントニオ猪木氏が追悼「ライバルを見送るのは辛い」”. オリコンスタイル. (2016年6月4日) 2016年6月4日閲覧。
- ^ “Ali’s Least Memorable Fight”. ニューヨーク・タイムズ. (2016年6月5日)
- ^ “The Japanese pro wrestler who almost got Muhammad Ali's leg amputated”. ロサンゼルス・タイムズ. (2016年7月10日)
- ^ “猪木VSアリ初DVD化!6月26日ノーカット版で発売”. スポーツ報知. (2014年5月25日)
- ^ “テレ朝 12日にアリ氏追悼特番 猪木戦全15Rの全貌公開”. スポーツニッポン. (2016年6月7日) 2016年6月8日閲覧。
- ^ “モハメド・アリ 緊急追悼番組 蘇る伝説の死闘 猪木vsアリ”. テレビ朝日
- ^ “アリ氏に花束贈呈した“モモレンジャー”小牧りさ「別世界の人のよう」”. Sponichi Annex. (2016年6月5日)
- 1 アントニオ猪木対モハメド・アリとは
- 2 アントニオ猪木対モハメド・アリの概要
- 3 試合当日
- 4 その後の猪木とアリ
- 5 ソフト化
- 6 参考文献
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