大山倍達
大山倍達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 00:41 UTC 版)
空手家であり、梶原作品に登場する実在キャラクターとしても知られる人物。牛殺しの記録映画に出たり、空手の大会で優勝したり、アメリカで他流試合をしてはいたものの、日本では全く無名に近かった彼に惚れ込んだ一太によりマスコミに紹介され、以降一太との友情が生まれる。その後、梶原と大山の関係は断絶してしまうが、本作はそこまで至っていない。それまで梶原によって描かれた大山本人像や、大山を投影して描かれたキャラクターのいずれとも雰囲気が違い、明るく穏やかなキャラとして描かれている。
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大山倍達(おおやま ますたつ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 16:09 UTC 版)
「空手バカ一代」の記事における「大山倍達(おおやま ますたつ)」の解説
主人公。本作は太平洋戦争後に復員してから愚連隊の用心棒に身を落とし、その後空手の道に一生を捧げる事を誓い山に篭って修行、空手家をはじめ様々な格闘技の強者や牛等の動物と対戦、やがて自前の空手道場である「大山道場」の設立から「極真会館」への刷新、遂には念願だった世界大会を開催するまでを描いている。山篭りの修行編から「悲願熱涙編」までは、一貫して背中まで伸びた長髪の姿で描かれている。アメリカでのプロレスラー、プロボクサー達との対戦を終えて帰国し、新居を建設した頃に置八子と結婚。作中の空手修行にて、「おれは強くなった」と実感した出来事が三度あるとしており、一つ目は山籠りから下りてきた際に、側にあった電信柱を正拳で叩いた際に、上の電線に止まっていた小鳥が衝撃で飛び立つ条件反射が間に合わず一度は地上に向けて落下し、激突寸前でどうにか飛んでいった様子を目にした時(大山倍達によれば、実際は小鳥は落下しておらず、単に衝撃で電線から動けなくなっただけだが、ただ動かないだけでは絵にならないため一度は地面に落下するという演出になったのだという)、二つ目は香港で陳老人の元での修行(後述)を終えて帰国する時、三つ目は牛との闘いで、対峙した牛が自身に怯えて逃げ出した時(この時はむしろ、直前のチンピラ相手の「にらみ倒し事件」や、中村忠ら高弟達との三人相手の組手で、弟子達が闘う前から戦意を喪失した事件などとも合わせて「人も牛も理屈抜きに怯えるほど強くなりすぎてしまった」と、否定的な意味合いであったが)である。
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