渡辺一久 (極真)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/23 18:36 UTC 版)
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渡邊 一久(わたなべ かずひさ、1937年[1] - 2024-10-3)は、日本の空手家。東京都出身。
来歴
20歳で極真会館の前身である大山道場に入門。一年余りで初段を取る。大山道場では、師範・大山倍達、師範代の石橋雅史・安田英治・南本一郎[2]、先輩である黒崎健時らに師事。同期に大山茂・岡田博文。大山道場の初代師範代を務めた。
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- 他の先輩は他流経験者で大山道場初の黒帯を取得した師範代なので初代と言われている。
黒帯取得後は、藤巻潤・梶原一騎・大山泰彦、ジョン・ブルミン、千葉真一・郷田勇三・中村忠・加藤重夫・藤平昭雄・芦原英幸らを指導・育成した。
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- 渡邊が稽古した中で最強は安田英治先輩で後輩の中では藤平昭雄(大沢昇)が群を抜いていたと答えている。
渡辺一久(極真)は2024年10月3日に逝去された、とYouTube【大山道場会 伝承空手 渡邊塾】#54最終章⑨にて管理者によって報告された。
【全文】
「この動画にて最終回となります。
昨年の10月3日に他界され、もうすぐ一周忌になります。生前は表に出ることを望まず、葬儀も身内のみ。その為、他の方々(諸先輩後輩方)と比べて知名度もありませんでした。
現在の極真空手、フルコンタクト空手の礎を築いた功績に対して余りにも寂しい晩年だと感じます。ただ少人数ながらも総師範の門下についた「最後の弟子たち」を育てることは本当の意味での「生きがい」であり「楽しみ」だったと思います。我々門人は少ないながらも総師範の技と意思を後世に伝えるべく日々研鑽を続けていくつもりです。
しばらくはこのチャンネルはそのままに残しておきますので総師範のお姿を思い出してください。
これまでご視聴頂き、ありがとうございました。」
著書
- 『幻の大山道場の組手 かつて地上最強の空手は実在した』東邦出版、2013年。ISBN 9784809411182。
脚注
- ^ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001136906
- ^ 日本大学芸術学部空手道部主将
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