渇愛_(小説)とは? わかりやすく解説

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渇愛 (小説)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/04 13:49 UTC 版)

渇愛』(かつあい)は、丹羽文雄の小説。原作は新聞に連載された長編小説で、単行本1974年新潮社から出版された。本項目では、同作を原作としたテレビドラマについても記述する。

内容

高辻三重は高辻流茶道の家元。親子というよりは姉妹のような仲の一人娘・志紀子と暮らし、夫・九条清成は20年前に蒸発されている。志紀子も大会社の二代目社長・富士野龍作と結婚したものの、一年足らずで離婚して家へ戻ってきた身だった。その清成が北海道に居ることを志紀子から知らされ、名ばかりの妻の座から解放されたいと、清成に会いに北海道へ向かう。一方、そんな高辻家には千葉大学造園研究室に勤める造園家・吉見至が「この家の庭を造ってみたい」と現れ、造園作業に取り掛かる。三重を巡り、男たちの愛と欲、野望が交わり合うなどのその様を描いた物語[1]

テレビドラマ

渇愛
ジャンル テレビドラマ
脚本 山田信夫重森孝子
演出 鶴橋康夫
出演者 池内淳子中田喜子近松麗江細川俊之田村高廣 ほか
オープニング ソニア・ローザ『つぶやき』 
製作
プロデューサー 荻野慶人
制作 よみうりテレビ
放送
放送国・地域 日本
放送期間 1976年7月1日〜1976年9月30日
放送時間 木曜日21:00〜21:54
放送枠 よみうりテレビ制作木曜9時枠連続ドラマ
放送分 54分
回数 14
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テレビドラマは、1976年7月1日から同年9月30日までよみうりテレビ(制作)・日本テレビ系列の毎週木曜日21:00〜21:54の枠で放送。全14回。

キャスト

スタッフ

主題歌

サブタイトル

  1. 1976年7月1日 「さわやかな別れ」
  2. 1976年7月8日 「さみだれの囁き」
  3. 1976年7月15日 「しのびよる夏」
  4. 1976年7月22日 「ざわめく庭」
  5. 1976年7月29日 「あらそえぬ血」
  6. 1976年8月5日 「みちなき旅」
  7. 1976年8月12日 「ゆるされぬ恋」
  8. 1976年8月19日 「かなしき絆」
  9. 1976年8月26日 「たちがたき慕情」
  10. 1976年9月2日 「かわいた宴」
  11. 1976年9月9日 「くれゆく夏」
  12. 1976年9月16日 「さみしい秋」
  13. 1976年9月23日 「みつめる孤独」
  14. 1976年9月30日 「それぞれの愛」

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 参考:読売新聞朝日新聞毎日新聞北海道新聞京都新聞 各縮刷版週刊TVガイド(1976年7月~1976年9月)
  2. ^ a b c 週刊TVガイド 1976年7月9日号 p.20-21
よみうりテレビ日本テレビ よみうりテレビ制作木曜21時台枠ドラマ
前番組 番組名 次番組
さよならの夏
(1976.4.1 - 1976.6.24)
渇愛
(1976.7.1 - 1976.9.30)
暖流
(1976.10.7 - 1977.3.31)



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