この世の花
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『この世の花』(このよのはな)は、北條誠の小説。また、それを原作とする映像化作品およびその同名主題歌。
ラジオドラマ化をきっかけに人気を博し[1]、1955年(昭和30年)から松竹大船撮影所の製作で映画シリーズが順次公開された。この映画シリーズの同名主題歌は島倉千代子のデビュー作である[1][注釈 1]。
小説
雑誌「明星」に連載された。単行本は1955年から1956年にかけ東京文芸社より発行。1960年に東方社より復刊版が出され、1963年に春陽堂書店で文庫化された。
ラジオドラマ
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映画
1955年から1956年にかけて以下のシリーズが製作された。
シリーズ一覧(映画)
- この世の花 第一部「慕情」(1955年3月1日)
 - この世の花 第二部「悲恋」・第三部「開花」(1955年3月8日)
 - 続この世の花 第四部「おもいでの花」・第五部「浪花の雨」(1955年11月6日)
 - 続この世の花 第六部「月の白樺」・第七部「別れの夜道」(1956年2月19日)
 - 続この世の花 第八部「さすらいの浜辺」(1956年6月22日)
 - この世の花完結篇 第九部「愛の裁き」・第十部「熱砂の抱擁」(1956年10月14日)
 
キャスト(映画)
スタッフ(映画)
外部リンク(映画)
- この世の花 第一部慕情の巻 - 日本映画データベース
 - この世の花 第二部悲恋の巻 - 日本映画データベース
 - この世の花 第三部開花の巻 - 日本映画データベース
 - 続この世の花 第四部おもいでの花 第五部浪花の雨 - 日本映画データベース
 - 続この世の花 第六部月の白樺 第七部別れの夜道 - 日本映画データベース
 - 続この世の花 第八部 さすらいの浜辺 - 日本映画データベース
 - この世の花 完結篇 第九部愛の裁き 第十部砂の抱擁 - 日本映画データベース
 
楽曲
| 「この世の花」 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 島倉千代子 の シングル | ||||||||
| A面 | この世の花 | |||||||
| B面 |  あゝ若き日よ、どこへゆく (霧島昇、コロムビア・ローズ)  | 
    |||||||
| リリース | ||||||||
| 規格 | シングル | |||||||
| ジャンル | 歌謡曲 | |||||||
| レーベル | 日本コロムビア | |||||||
| 作詞 | 西條八十 | |||||||
| 作曲 | 万城目正 | |||||||
| 島倉千代子 シングル 年表 | ||||||||
 
      
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    ||||||||
 
      
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    ||||||||
「この世の花」(このよのはな)は、1955年に発売された島倉千代子のデビューシングルである[注釈 1]。
発売から半年で200万枚を売り上げ、デビュー曲にして自身最大の大ヒットとなった[3]。1955年度の日本コロムビアの歌謡曲レコード売上の年間2位を記録した[4]。
島倉は1965年には、テレビドラマ版『この世の花』の主演を務めている(後述)。
『NHK紅白歌合戦』では「名曲紅白」として開催された1982年の「第33回NHK紅白歌合戦」で初めて歌唱された。
島倉の遺作となったシングル『からたちの小径』(2013年12月18日発売)のカップリング曲として、この曲がほぼ当時の音源のまま収録された。
収録曲
テレビドラマ
1965年版
キャスト(1965年テレビドラマ版)
スタッフ(1965年テレビドラマ版)
- 原作:北条誠
 - 脚本:北条誠
 - 演出:織本信也(第1話)、宇治正敏(第2話 - 第10話)
 
1977年版
キャスト(1977年テレビドラマ版)
- 浅間久美子:香山美子
 - 有川貢:黒沢年男
 - 池田貞夫(医師):篠田三郎
 - 浅間剛造(浅間建設社長):山形勲
 - 大野あかね(久美子の義妹):島村佳江
 - 浅間清(悠子の息子):赤塚真人
 - 峰岸幸代(「かわら版」の女将):宇津宮雅代
 - 峰岸雄吉:石山律雄
 - 吉野耕造(吉野産業会長):田中明夫
 - 吉野昭(吉野産業社長):大竹修造
 - 貢の子・武史:大槻武史
 - 河村(志摩のホテルの料理長):和崎俊哉
 - 良雄(志摩のかまぼこ屋の跡取り):小野進也
 - 芸妓・吉弥(美沙子):立木悠子
 - 友子:津山登志子
 - 田宮(記者):寺田農
 - 池田俊夫:南条弘二
 - 榎本香苗:岸田今日子
 - 天堂正之:小沢栄太郎
 - 浅間悠子(久美子の継母):乙羽信子
 
スタッフ(1977年テレビドラマ版)
サブタイトル(1977年テレビドラマ版)
- 1. 追跡 (1977年4月7日)
 - 2. 春愁 (1977年4月14日)
 - 3. 危機 (1977年4月21日)
 - 4. 奇縁 (1977年4月28日)
 - 5. 波浪 (1977年5月5日)
 - 6. 激情 (1977年5月12日)
 - 7. 怒涛 (1977年5月19日)
 - 8. 岐路 (1977年5月26日)
 - 9. 激流 (1977年6月2日)
 - 10. 朝凪 (1977年6月9日)
 - 11. 薫風 (1977年6月16日)
 - 12. 忘却 (1977年6月23日)
 - 13. 訣別 (1977年6月30日)
 
- 14. 家路 (1977年7月7日)
 - 15. 迷彩 (1977年7月14日)
 - 16. 乱雲 (1977年7月21日)
 - 17. 家族 (1977年7月28日)
 - 18. 宿敵 (1977年8月4日)
 - 19. 暗雲 (1977年8月11日)
 - 20. 思慕 (1977年8月18日)
 - 21. 新涼 (1977年8月25日)
 - 22. 残暑 (1977年9月8日)
 - 23. 秋風 (1977年9月15日)
 - 24. 引潮 (1977年9月22日)
 - 25. 残菊 (1977年9月29日)
 - 26. 曙光 (1977年10月6日)
 
| TBS系列 テレビ劇場 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 | 
| 
       
       連舞
         |  
     
       
       この世の花
         (TBS版)  |  
     
       
       (廃枠)
         |  
    
| TBS系列 火曜22時台前半枠 | ||
| 
       
       連舞
         |  
     
       
       この世の花
         (TBS版)  |  
     
       
       スター・ロータリー
         |  
    
| 読売テレビ制作・日本テレビ系列 木曜21時枠 | ||
| 
       
       この世の花
         (読売テレビ版)  |  
     ||
脚注
注釈
出典
固有名詞の分類
| 映画作品 | 
J&S さすらいの逃亡者 くるみ割り人形 この世の花 エルネスト 美しき少年 風雲 ストームライダース | 
| 日本の映画作品 | 
くいこみ海女 乱れ貝 うめく排水管 この世の花 椿三十郎 Man-hole | 
| 日本の小説 | 
GS美神 極楽大作戦!! 水迷宮の少女!! Cの福音 この世の花 エーゲ海に捧ぐ 暗いところで待ち合わせ | 
| TBSのテレビドラマ | 
メチャン子・ミッキー 24のひとみ この世の花 ゼロの焦点 ママハハ・ブギ | 
| 読売テレビ木曜9時枠の連続ドラマ | 
寝たふりしてる男たち この世の花 検事霧島三郎 氷紋 男はいらない | 
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