スチールジョーとその一味 / Steeljaw's Pack
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「トランスフォーマー アドベンチャー」の記事における「スチールジョーとその一味 / Steeljaw's Pack」の解説
スチールジョーをリーダーとするディセプティコンの一団。各々の犯罪歴は異なるものの、スチールジョーの目的である地球侵略に協力している。第26話でメガトロナスの陰謀に巻き込まれ、更にオートボットとの交戦で壊滅したものの、『マイクロンの章』第3話(第29話)でスチールジョーがグロウストライク一味と結託し、第7話(第33話)でオートボット基地から仲間を釈放した後、グロウストライク一味と協力関係となる。 野獣団長 スチールジョー / Steeljaw 声 - 中村悠一 / トロイ・ベイカー 第3話から登場。本作のメインヴィラン的存在。狼男のような姿をしており、狼の頭部に似た形状のグレーのオフロード車に変形する。 狡猾な性格で、オートボットにはアルケモア号の元看守であり地球で平和で暮らしながら更生したいと言っているが、実際は脱獄した仲間たちとともに地球を新たな故郷とすべく侵略を目論んでいる。その為脱獄囚たちの中でも最重要指名手配されている。ディセプティコンの同胞を「兄弟」と呼び仲間意識は強いものの、役に立たない仲間はあっさり見限るという強かな一面を持つ。 ディセプティコンエンブレムが囚人追跡装置と知っており、追跡を逃れるために自らの鉤爪で両肩のエンブレムを引き裂いている。 第13話までにサンダーフーフ、アンダーバイト、フラクチャーを味方につけるも、クランプダウンを勧誘した際に彼とサンダーフーフのせいでチーム・バンブルビーと交戦、一時は敗れて拘束されるも隙を突いて手錠を外し、ゴミ運搬船を流してバンブルビーたちの気を引かせている間に仲間たちを救出した。 第21話で超音波の専門家としての知識を活かし、デニーのスクラップ場を占拠した際は、システムの設定を変え超音波を発生させてバンブルビー一同を近づけられないようにしたが、その超音波がマイクロンには無効であるという隙を突かれて敗北した。 第21話ラストで自分達を自由の身にしたと主張するメガトロナスの思念を受け「地球を与える条件に自身を異空間より開放しろ」という用件を内心疑いながら承諾する。しかし、第26話でその話が嘘だったことを知り、騙されていた事に怒ってメガトロナスに戦いを挑むも、明らかなほどに力の差があった為に敗れ去ってしまう。更にメガトロナスによって何処かに吹き飛ばされてしまうものの、致命傷に到らずどうにか生き残っている。 シーズン2『マイクロンの章』第3話(第29話)で偶然キックバックと再会し、その際の会話を切っ掛けにグロウストライク一味の存在を知り彼女らと結託。第7話(第33話)ではバンブルビーに逮捕されると、彼らが留守の隙に腕に仕込ませていた超音波装置でステイシスポッドから脱走、サンダーフーフとクランプダウンを救出し、新たにビスク、スプリングロード、クイルファイア、グランドパウンダー、オーバーロードを解放し、グロウストライクとセイバーホーンの信頼を得た。頭の良さを買われてスコルポノックに代わる副官に任命にされ、基地に保管されていた2つのディセプティコンハンターを取り出すよう命じられるが、取り出すのに成功すると共に反逆し、彼らのリーダーの座に着いた。そして混戦の最中バンブルビーが落としたディセプティコンハンターを奪い、その3つを合わせることでシュプリームモードとなり、バンブルビーとオプティマスプライムと死闘を繰り広げた。しかし、フィクシット達の加勢で生じた一瞬の隙を突かれてバンブルビーにディセプティコンハンターを奪還され、シュプリームモードとなった彼によって床の金属で足を固められてしまい、必死に脱出を試みるも敵わず、爆発した催眠爆弾でコールドスリープ状態となり遂に逮捕された。 シーズン3『Combiner Force(コンバイナーフォース)』第17話(第62話)では解放され、サンダーフーフ、アンダーバイト、クイルファイアを味方につけるも、サンダーフーフとは意見の食い違いで彼と衝突し力ずくで彼の角を押さえこみ、再び彼を味方につける。 玩具では彼の兄であるファントムジョーが登場する。 番犬兵 アンダーバイト / Underbite 声 - 後藤光祐 / リアム・オブライエン 第1話から登場。バンブルビーたちが最初に遭遇したディセプティコン。犬と恐竜を足して二で割ったようなイヌ科の肉食獣に似た4足歩行の動物の姿をしており、紫のフューチャービークルに変形する。金属が大好物。金属を食べるほどパワーアップするマッスルティコンという種族のトランスフォーマーで、金属を食べないと動きが鈍り、プラスチックを食べてしまうと体調を崩すという欠点を持つ。ニューオンシティという街を食いつくした犯罪歴を持つ。 自惚れ屋で、バンブルビーらに対して何かと自分の力を誇示していた。デニーのスクラップ場を荒らした後、クラウンシティを次の獲物として襲撃しようとするも、金属を食べないと動けなくなる弱点を突かれて採石場に誘い込まれ、すんでの所で押し返しデニーを人質に取るもオプティマスプライムによって崖下に落とされ気絶し、そのまま逮捕された。 その後は臨時基地となったデニーのスクラップ場でポッドに収監されていたが、第8話にてグリムロックに取り憑いたミニトロンによってポッドごと連れて行かれてスチールジョーに引き渡され、彼の仲間になった。 第26話の中盤、自分たちとは悪としての次元が圧倒的に勝るメガトロナスに恐れをなして、スチールジョーを見限り逃げようとするもチーム・バンブルビーと交戦。グリムロックとの格闘の末、メガトロナスに吹き飛ばされたバンブルビーのキャノンボールアタックを喰らって気絶したところを再逮捕された。 シーズン3『Combiner Force(コンバイナーフォース)』第17話(第62話)ではスチールジョーと共に解放され、再び彼の仲間になった。 怪力戦士 サンダーフーフ / Thunderhoof 声 - 平田広明 / フランク・スタローン 第6話から登場。頭に生えた鹿のような角が特徴のディセプティコン。サイバトロン星では一番のシマを誇ったマフィアで、青い耕耘用トラクターに変形する。細身だがグリムロックを戦闘不能に陥れるほどの怪力を誇り、頭突きや足踏みで電撃を発生させて戦う。 脱走直後、自分を目撃したアーノルドたちに伝説の妖怪「シカピョン / Kospego」と勘違いされたことを利用し、彼らを脅迫して資材を調達させてスペースブリッジを建設し、サイバトロン星への帰還を目論んだ。しかし所詮は素人の造ったものだったために暴走してブラックホールを発生させてしまい、バンブルビーとサイドスワイプとの交戦の末に吸い込まれてしまった。しかし運よく別の森に転送され、そこで偶然出会ったスチールジョーにエンブレムを引き裂かれて勧誘され、半信半疑ながらも彼の仲間となった。 第13話ではチームに馴染んでいたものの、かつて警察に自身を売ったクランプダウンが仲間に加わったことで激昂、スチールジョーの静止を拒んでクランプダウンに報復しようとし、結果チーム・バンブルビーと交戦することになってしまう。執拗にクランプダウンを捕まえようとするも、お互い水溜りで足を滑らせて頭が直撃して気絶したところを拘束されてしまうが、隙をついたスチールジョーによって他の仲間諸とも解放された。 第26話の中盤、自分たちとは悪としての次元が圧倒的に勝るメガトロナスに恐れをなし、スチールジョーを見限り逃げようとするもチーム・バンブルビーと交戦。サイドスワイプとストロングアームのコンビネーションに敗れ、気絶したところを逮捕された。 シーズン2『マイクロンの章』第7話(第33話)ではスチールジョーによって解放された。アルケモア号でのオートボットとの決戦ではグランドパウンダーと共に通信室でサイドスワイプ、ストロングアーム、グリムロックと交戦。サイドスワイプとストロングアームの二人を圧倒するが、彼らのコンビネーションの前に敗れる。後にオートボット基地の戦闘トレーニング用ドローンのモデルに彼が利用されている。 シーズン3『Combiner Force(コンバイナーフォース)』第17話(第62話)ではスチールジョーと共に解放され、スチールジョーとは意見の食い違いで彼と衝突し力ずくで彼に角を押さえこまれ、再び彼の仲間になった。 原語版ではイタリア訛りで喋り、日本語版ではべらんめぇ口調に似た荒っぽい乱暴な口調で喋る。 日本語版で声を担当した平田広明は過去に『ギャラクシーフォース』でガスケット、ライブコンボイ、ローリの父(フルネームはエルネスト・ヒメネス)を担当していた。 マイクロン操者 フラクチャー / Fracture 声 - 勝杏里 / ケビン・ポラック 第12話から登場。ディセプティコン直属の賞金稼ぎで、フロント部分が山羊の頭部に似た形状の紫のチョッパーバイク風のオートバイに変形する(初登場時はタイヤのないスピーダーバイク風のサイバトロンビークル)。 正々堂々としたドリフトとは異なり、勝つためなら手段を選ばない狡猾な性格。背中に背負ったキャノン砲や両腕から展開するブレードの他、閃光弾など様々な武器やトラップを駆使する。 ドリフトと同じくバンブルビーを狙って地球に赴き、そこでドリフトやチーム・バンブルビーと交戦する。様々な罠を張り巡らせてストロングアーム、グリムロック、サイドスワイプ、デニーを捕えて人質に取り、バンブルビーやドリフトを追い込むも、ラッセルとフィクシットの起動させたインベーダーゲームの映像に気を取られた隙にスリップストリームとジェットストームに人質と宇宙船を奪われ、マイクロンたちを引き連れて逃亡した。その後、第13話にてスチールジョーの勧誘を受け、彼の仲間に加わっていた(囚人ではないにも関わらず胸のエンブレムは傷つけられている)。 第25話にてスチールジョーの命令でフィクシットの拉致と囚人たちの救出を図るが、復活し地球に送られてきたオプティマスプライムにあっさり倒された。 日本語版では語尾に「~だぜ」とつくことが多く、転倒した際など「痛ぁい」と悲鳴を上げる。 マイクロン ダイブボム / Divebomb 声 - 松島昭浩 / カリー・ペイトン フラクチャーに仕えるマイクロン。紫のミサイルに変形し、フラクチャーの左肩に装着する。 ヒューマノイド型だが類人猿のように腕が長く、鉤爪を武器とする。 玩具はマイクロンシューターフラクチャーには付属せず、関連商品の購入者に配布されたキャンペーン品。後に単品で一般販売された。 マイクロン兵士 エアレイザー / Airazor 声 - マンモス西尾 / ロジャー・クレイグ・スミス フラクチャーに仕えるマイクロン。紫のミサイルに変形し、フラクチャーの右肩に装着する。 寸詰まりの上半身に、節足動物のような下半身が特徴。 クランプダウン / Clampdown 声 - 佐藤せつじ / ジム・カミングス 第13話から登場。蟹に似た姿のディセプティコンで、木目が入った赤いボーイレーサー(レース用の改造車)に変形する。強力な腕のハサミを武器とし、本物の蟹のように横歩きで移動することもある。 人の弱みに付け込んで恐喝を行うゆすり屋で、サイバトロン星で評議会の議員を恐喝した容疑で逮捕されていた。その際、減刑を目論んで仲間だったサンダーフーフの情報を警察に垂れ流したことで彼が逮捕される切っ掛けを作ったことから、彼には相当恨まれている。 脱走後はクラウンシティ郊外の放水路に潜伏していたが、チーム・バンブルビーにアジトを発見されたために逃走、その際にスチールジョーに勧誘されて彼らのアジトに招待された。だが自身を恨むサンダーフーフが居合わせたため脱走し、港のゴミ捨て場まで逃げるもそこでチーム・バンブルビーと鉢合わせ、スチールジョーらのアジトを教える代わりに脱獄の容疑を無罪放免にして欲しいと懇願した。追いかけて来たスチールジョーらとバンブルビーたちが交戦している中、必死にサンダーフーフから逃げようとするも、お互い水溜りで足を滑らせて頭が直撃して気絶したところを拘束された。前述の件で解放を要求するも、バンブルビーから「警察官の自分たちに襲いかかった罪で逮捕する」と一蹴されてしまった。しかし隙をついたスチールジョーによって他の仲間もろとも解放され、彼の仲間に加わった。 第26話の中盤、自分たちとは悪としての次元が圧倒的に勝るメガトロナスに恐れをなして、スチールジョーを見限り逃げようとするもチーム・バンブルビーと交戦。ウィンドブレードとドリフト達のコンビネーションに敗れ、気絶したところを逮捕された。 シーズン2『マイクロンの章』第7話(第33話)ではスチールジョーによって解放されて再び彼の部下となるが、第12話(第38話)にて地球にやってきたラチェットに追われ、バンブルビーたちに再逮捕される。 シーズン3『Combiner Force(コンバイナーフォース)』第17話(第62話)ではスチールジョーと共に解放され、再び彼の仲間になった。 日本語版での一人称はオイラで、「ガッチガチやぞ」「ガチで」が口癖となっている。また登場キャラクターの中でも非常にアドリブが多い。 ミニトロン / Minitron 声 - 宮田幸季 / 無し 第8話から登場。緑色のダニ型ディセプティコン。噛み付いた相手を洗脳して操る能力を持つ。 スチールジョーに差し向けられてグリムロックに取り憑き、基地を暴れまわった末にアンダーバイトを救出した。だが足跡を残してしまうなどのミスでバンブルビーたちにアジトを発見されてしまい、スチールジョーに見限られてしまった末に、最終的に意識を取り戻したグリムロックに吹き飛ばされて気絶したところを逮捕された。 キックバック / Kickback 声 - 泰勇気 / リアム・オブライエン 第21話から登場。バッタに似た姿のディセプティコンで、フォーミュラカーに似た細長いドラッグレースカーに変形する。 サイバトロン星では多くの犯罪の使い走りとして加担しており、そのためか相手に媚を売るような敬語で話す。 脱走先でスチールジョー一味と出会い仲間に加えてもらおうとするも、まだ追跡装置であるエンブレムが壊されてなかったために初仕事としてオートボットをおびき寄せるためのおとりにされてしまった。その後バンブルビーたちが駆け付けた時、一瞬の隙を突いて逃亡した。 シーズン2『マイクロンの章』第3話(第29話)では先のスチールジョー一味との一件後に紆余曲折あってグロウストライク一味に取り入り、その使い走りをしていたところ偶然スチールジョーと再会、彼がグロウストライク一味と結託するきっかけをつくる。 名前の由来はインセクトロンのバッタ型メカに変形する同名のキャラクターだが、モチーフがバッタであり、小心者である事以外の繋がりはない。 ビスク / Bisk 声 - 佐藤せつじ / カリー・ペイトン 第4話から登場。ロブスターのような姿のディセプティコン。オレンジのスポーツタイプのフューチャーカー(玩具ではタイヤのついたスポーツカー)に変形する。暴走や暴力といった犯罪行為を全てゲームだと思っており、ハイスコアを更新するために犯罪行為を繰り返していた。 ゴルフ場を襲撃した所をチーム・バンブルビーに発見され、彼らのコンビネーションに気を取られて、後ろから回り込んだグリムロックのキャノンボールアタックを食らって気絶した所を拘束された。 シーズン2『マイクロンの章』第7話(第33話)では、スチールジョーによって解放され、グロウストライク一味に合流。その後、ミッシングボードを盗む任務を与えられていたがライブ会場に潜入したバンブルビーとライブ中のステージで交戦。敗れて再逮捕される。 日本語版では一人称が「オレっち」で、ロブスターがモデルでありながら、「ズワイ」「タラバ」「ミソ」といった蟹に関連した言葉を頻繁に口にするほか、「~ガニ」という口調で話す。また口からビームを吐くときは「エビーム」という掛け声を出す。 冒険家 スプリングロード / Springload 声 - 飛田展男 / ジョン・スティーブン・ロシャ 第9話から登場。両生類型ディセプティコンで、黄緑色のピックアップトラック(玩具ではSUV)から牙が生えたカエル型ロボットに変形する。 金属生命体だが地球の蛙のように喉を膨らませて鳴く事が出来る。 身体中が強力な酸で覆われており、舌に酸を纏わせて戦う。サイバトロン星ではこの能力を武器に博物館などで多くの警察官たちを返り討ちにしてきた。 拘束される前から永遠のパワーをもたらすエネルゴンの泉があるという伝説の古代都市ドラドスを探しており、本人曰く眠らず探しているらしい。 脱獄してからもここがサイバトロンではないと気付かないままドラドスを探し続けており、とある古代遺跡を荒らし回っていたが、ストロングアームとバンブルビーの騙し討ちによって棺の中に閉じ込められたところを拘束された。 第17話でジェットストームが乗って来た脱出ポッドが墜落してぶつかった衝撃で収容ポッドが破壊され、収容ポッドから出てしまったクイルファイアに解放され、軍事基地から盗んだ戦車でバンブルビー達を襲ったが、ドリフト達の協力もあり再逮捕される。 シーズン2『マイクロンの章』第7話(第33話)では、スチールジョーによって解放され、グロウストライク一味に合流した。第8話(第34話)では、スチールジョーからドラドスに連れて行ってもらうのを条件に協力していることを明かしている。アルケモア号でのオートボットとディセプティコンの決戦には姿を見せず、その後の消息は不明になった。 日本語版での一人称は「オラ」や「あっし」で、語尾に「ケロ」(カエルの鳴き声と青森弁をかけた物)とつく。 革命戦士 クイルファイア / Quillfire 声 - 岸尾だいすけ / アンディ・ミルダー(英語版) 第11話から登場。ヤマアラシに似た姿のディセプティコンで、ベージュ色のSUVに変形する。 権力者を嫌っている自称『革命軍の兵士』で、革命を成し遂げると背中の棘で自身の紋章を刻み込む。棘には敵の神経を麻痺させる毒があり、この棘を青色に発色させ発射して戦う。 最初の戦闘でバンブルビーを負傷させた後、カーニバル会場の象たちを囚われた仲間と勘違いして脱走させたりしたが、自身の毒で精神年齢が幼くなったバンブルビーにペースを崩され、自身が放った棘が誤って自分に刺さり、自滅という形で逮捕された。 第17話でジェットストームが乗って来た脱出ポッドが墜落してぶつかった衝撃で収容ポッドが破壊され、収容ポッドから出てしまい、同じく収容ポッドに入れられていたスプリングロードを解放し、ドラドスに案内すると嘘を付き(クイルファイア自身はドラドスを「ただの言い伝え」と思っている)、スプリングロードを連れて軍事基地から戦車を盗み、戦車の操縦室に進入して来たジェットストームとスリップストリームとの戦いの最中にスプリングロードに嘘がバレて喧嘩になり、スプリングロードと共に戦車から降りた所を捉えられて再逮捕された。 シーズン2『マイクロンの章』第7話(第33話)では、スチールジョーによって解放され、グロウストライク一味に合流した。第9話(第35話)では、カー用品店や整備工場から相棒のマイクロンと共に車のパーツを盗んでおり、トラック修理工場でバンブルビー達と交戦してビークルモードに変形して逃げようとした際に、クレーン車に擬態していたグリムロックにフックで吊るされ、振り回されて目を回した所を再逮捕された。 シーズン3『Combiner Force(コンバイナーフォース)』第17話(第62話)ではスチールジョーと共に解放され、彼の仲間になった。 日本語版では語尾に「~っつの」がつき、「サイン、コサイン、タンジェント」と言いながら紋章を刻み込む。 日本語版で声を担当した岸尾だいすけは過去に『スーパーリンク』でキッカー(フルネームはキッカー・ジョーンズ)、『アニメイテッド』でバンブルビーを担当していた。 グランドパウンダー / Groundpounder 声 - 稲田徹 / ジョン・ディマジオ 第19話から登場。ゴリラに似たディセプティコンで、ティールグリーンの大型パワーショベルに変形する。『コロッセムの破壊王』等数々の異名を持つグラディエーターのチャンピオンとして知られていたが、タイトルマッチで不正行為を働いた罪でマネージャーのヘッドロックと共に逮捕された経緯を持つ。アルケモア号墜落後はヘッドロックと共に工事現場に隠れて修行をしていた所、クラウンシティドームで行われているモンスターカーバトルの試合に割り込み、チャンピオンとして認められた。飛び入り参加したグリムロックに苦戦を強いるものの、フィクシットの指示を受けたグリムロックに形成逆転され、その後会場に駆けつけたバンブルビー達によって逮捕された。 シーズン2『マイクロンの章』第7話(第33話)では、スチールジョーによって解放され、グロウストライク一味に合流した。アルケモア号での決戦ではサンダーフーフと共に通信室でサイドスワイプ、ストロングアーム、グリムロックと交戦。特にグリムロックに「チャンピオンの座を返して貰う」と意気込んで一時は圧倒するが3人のコンビネーションに敗れる。 日本語版では語尾に「ッス」をつけるなど、対戦相手であろうとも砕けた印象の敬語で話す。 オーバーロード / Overload 声 - 相沢まさき / デイブ・フェノイ シーズン2『マイクロンの章』第1話(第27話)から登場。アルケモア号の囚人としては珍しいヒューマノイド型のディセプティコンで、劇中では変形しなかったが、玩具ではエイリアンタンクに変形する。ボディの装甲が厚く防御力も高いため接近戦を得意としている。かつての大戦時、一流スパイとして悪名を轟かせ、オートボット幹部に変装しては多数の基地を陥落させていた。しかしオプティマスプライムとの戦いで正体を見破られて死闘の末に敗北し戦犯として捕えられた。なお、その際にオプティマスプライムと同行していたバンブルビーに重傷を負わせたことから、バンブルビーの因縁の相手となっている。 脱獄後、オプティマスプライムの復活を察知して基地を襲撃し、その混乱に乗じて脱獄したランサック&バックトラップをパートナーし、オプティマスプライムを誘き出すためにクラウンシティを襲撃し、駐車車両を破壊したり、キャンピングカーの中に人が乗った状態で破壊していたところに現れたバンブルビーとの戦闘の末、相棒のマイクロン二人に裏切られて敗北し、逮捕される。だが第7話にてスチールジョーによって解放され、グロウストライク一味に合流した。アルケモア号での最終決戦では捕らえたウィンドブレードの見張りをしていた際にドリフト、ラチェットと交戦。2人を圧倒して収容ポッドに閉じ込めたものの、捕らえ損ねたスリップストリーム、ジェットストームに隙を突かれて捕らえたオートボットを開放されてしまい、敗北した。 「他者への変装を得意とする」という能力からか、やたらと芝居掛かった動作や台詞回しが特徴で、自身を「主役」、他者を「脇役」や「大根」など、芝居になぞらえた表現で話す。また、劣勢に陥ると「顔はやめて」と懇願するなど、前作『プライム』に登場したディセプティコンの軍医で闇医師であるノックアウト(メディックノックアウト) / Knock Out(Medic Knockout)、ディセプティコンの女性戦士で追跡者であるエアラクニッド / Airachnid以上のナルシストでもある。
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