脱獄
脱獄囚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:12 UTC 版)
「ドラゴンボール超の登場人物」の記事における「脱獄囚」の解説
モロ 通称「星喰いのモロ」。星や生物から強制的にエネルギーを吸い取る魔力を持ち、非常に高い戦闘力を持つ。イラギ星系の破壊と320の惑星を死滅させた重罪人。1000万年前に大界王神の手によって魔力を封印され、長らく銀河刑務所に収監されていた。キャラクターデザインはとよたろうであり、西洋の悪魔のモチーフであるヤギをベースにデザインされている。 モロの魔力の正体は「惑星単位の膨大な数の生命エネルギーの集合体」そのものであり、桁違いに寿命が長い理由もそのため。エネルギーを喰うのは腹を満たすためだけであり、相手が衰弱したり自身が強くなったりするのは副産物であって目的ではない。 数年前から(微量だが)魔力が戻ってきたが、生命エネルギーを探索する程度が限界。戦闘力は悟空やベジータの超サイヤ人ブルーより下だが、実は敵から生命エネルギーを吸い取る能力を使うことで敵を弱体化させることができるため、事実上の戦闘力はかなり高い。しかし魔人ブウには通じないため、唯一ブウだけは終始モロとまともに戦うことができた。 新ナメック星の初戦でベジータと戦い、悟空が「超能力ってやつか」と驚く魔力の一端を披露する。しかし、超サイヤ人ゴッドに変身したベジータには通用せず、ベジータから「オレたちはさんざんおかしな力を使う奴らと戦ってきた。今更この程度の力にたいした驚きもない」と冷笑され、ベジータのやられたふりの芝居に引っ掛かり、うっかり目的を話す。とどめとばかりに超サイヤ人ブルーに変身され、ベジータから「本当の狙いは隠しておくもんだろ?」と煽られた挙げ句劣勢となる。しかしベジータたちから生命エネルギーを吸い取ることで変身できない状況に追い込み、形勢逆転。実はベジータがモロに目的を話させる作戦を立てていたようにモロもベジータたちの生命エネルギーを利用することで若返る作戦を企んでおり、「本当の狙いは隠しておくもんだろ?」というベジータの台詞をそっくりそのまま返した。 モロの暗躍した大昔には悟空たちのような人間はおらず、大界王神だけが厄介な存在だったとのこと。 モロは気を感じる能力があり、スカウターなどは必要無い。ドラゴンボールを探知する能力も持っている。 悟空とベジータを倒した後はクランベリと共に3日間集落を襲い、ドラゴンボールを探知する能力でドラゴンボールを集めていた。そして悟空やベジータの寝ている場所に置いてある最後のドラゴンボールをめぐり、悟空たちと再戦しようとするが、丁度ここで銀河パトロールが合流。メルスも到着し、ブウも大界王神の記憶が戻った状態で合流した。メルスがモロを捕獲器で一時的に捕獲している隙にブウに倒してもらう作戦だったがモロが大界王神への怒りで戦闘力を上げたことと、時間切れになったことで捕獲器が破れ失敗。ブウとモロの戦闘になった。しかしブウとの戦闘は劣勢であり、予定通りカイカイマトルで止めをさされそうになるがポルンガが出現し、ブウがそちらに気をとられ中断したことで、難を逃れた。クランベリの願いにより魔力が全盛期に戻った後、用済みになったクランベリを殺害し、3つめの願い「銀河刑務所の全囚人の脱獄」を叶えた後は再び姿を消し、ナメック星のエネルギーを吸い取り、肉体の再生を終わらせた。その後は地球に来るまでに数多の星の生命エネルギーを吸い尽くし、神を凌駕する力を手に入れた。 凄まじい戦闘力を手に入れた後は地球に向かい、金品の強奪と良質なエネルギーを手に入れるために、地球上の各地に刺客を送る。順調に進んでいる者もいるが、悟飯、ピッコロ、クリリン、18号などに手こずる者もいるため、苛立ったモロもサガンボと戦場に向かう。サガンボから盗賊団の意地を論され、初めはサガンボに先手を譲る。元から高い実力に加え、モロのエネルギーで強くなったサガンボと悟飯たちの戦闘を見守るが、サガンボが地球に帰還した悟空に倒され、さらに悟空の実力を知るため用済みも兼ねてサガンボを殺害し、遂に悟空と対峙する。 身勝手の極意「兆」を用いた非常にレベルの高い技や奥義などを駆使した悟空に翻弄されやや劣勢となるが、負けじとモロも多種多様な術や魔力などで応戦し、一進一退の攻防を繰り広げる。さらに途中からは、両者全力での凄まじい戦いとなり長期戦となるが、身勝手の極意「兆」の消耗が激しかったことが仇となり、悟空は力を使い果たす。最後に悟空に称賛の言葉を送り止めを刺そうとした瞬間、今度はベジータが現れ、対峙する。 最初はベジータの攻撃をものともしなかったが、攻撃を受けるたびに自分の体に違和感を覚える。そして自分の体が疲弊し始めた頃には時すでに遅しで、実はベジータが習得した技は「スピリットの強制分離」で、今まで自分の喰ってきたエネルギーを無理矢理引き剝がす技だった。攻撃を受け続け、徐々に老体に戻っていき、追い詰められる。残った僅かな魔力を使って隙を作り、シモレッカを殺害し、あらかじめバックアップしていた自分の戦闘能力に加えて、コピー能力を持つセブンスリーごと吸収することに成功し、今まで以上の力を手に入れた。 パワーアップした力で悟空やベジータを始め、悟飯、ピッコロ、17号、18号、ジャコの7人を瀕死状態にさせるが、そこへ現れたメルスと再び対峙する。戦闘による行動制限があるため武器頼りとはいえ、メルスでさえ手こずらせるほど優位に立つが、最後の手段として天使の力を解放したメルスに圧倒され、両手と額の水晶を割られてコピー能力を封じられる。それと同時にメルスは天使の力を使ったことで消滅したが、それをきっかけに身勝手の極意を完成させた悟空と再び対決する。コピー能力を失い力技で悟空に挑むも、身勝手の極意には全く歯が立たず一撃で瀕死状態に陥る(この一撃は、地球全体に衝撃が行き渡るほど)。反撃する余裕もなく「助けてくれ」と命乞いをし、悟空から仙豆をもらって反撃するも、体の強度を上げた身勝手の極意の前に手も足も出ず、悟空から情けをかけられる。しかしこれに耳を貸さず、メルスを掴んでいた腕を取り組み、メルスの能力をコピーしたことで身勝手の極意を習得し、悟空と互角に戦えるようになる。しかし次第に体が天使の力に耐えられず肥大化し、力に耐えるために今度は地球を取り込み自分の体とする。モロを殺したら地球も滅ぶという窮地に陥れさせ、悟空から身勝手の極意を解かせたが、ベジータの強制分離の逆の技で仲間たちの気を与えられ、身勝手の極意になった悟空に額の水晶を破壊されたことで地球から分離して消滅した。 マカレニ兄弟 「パスター」、「ゲッティ」、「ペンネ」の3人組。銀河法を犯す窃盗グループ。 リーダーのパスターは触れた物に気を注入して爆弾に変える能力、ゲッティは気をロープ状に形成して対象を捕縛する能力、ペンネは腕を伸ばす能力を使う。 3人によるコンビネーションは優れているが、実力はそれほど高くはないようで、メルスやピッコロからは一蹴されている。 惑星ジャングで強盗事件を起こしたところを銀河パトロールに見つかり、宇宙船で逃走しようとするが、悟空の協力もあり全員メルスに逮捕される。悟空に阻まれたゲッティが「飛べるなんて…ズルい…」と愚痴をこぼしている(銀河パトロールのジャコとメルスはシューズの力を使って空を飛んでおり、舞空術は使用していない)。 過去に銀河刑務所に収監された際、囚人の中にいたフリーザ軍の残党クランベリからナメック星のドラゴンボールについて聞いており、クランベリがドラゴンボールを狙ってモロと共にナメック星へと向かったことを銀河パトロールに暴露した。その後サガンボ銀河強盗団と共に脱獄し、モロの配下に入る。モロに服従するフリをして銀河の星々で暴れまわり金品を強奪するが、次のターゲットとして選んだ地球でピッコロに見つかる。3人の連携でピッコロと戦うも、軽くあしらわれたうえに、そのまま捕縛される。苦し紛れの命乞いに一度は見逃してもらえたが、盗賊団の仲間と知った瞬間再びピッコロに捕縛される。その後勝手な行動を取ったためシモレッカに粛清されかけるが、ピッコロに助けられる。その後の登場シーンがないため消息は不明。 クランベリ フリーザ軍の残党。モロと共に脱獄した囚人であり、彼を「モロさん」と呼んでいる。しかしモロを慕っているわけではなく、本音はモロから逃げたいと考えている。収監中に新ナメック星のドラゴンボールを一緒に探してくれる協力者を探しており、銀河刑務所内で一番の力を持つモロを選んだ。ドラゴンボールで叶えたい願いは「銀河パトロールもフリーザ軍もモロもいない辺境の星に逃げること」だが、その願いを言っている途中にモロに裏切られ殺されるという最期を遂げる。 かつてフリーザに率いられてナメック星に来たが、ナメック星の若者と戦って敗れ、ザーボンに蹴り殺された。その後「フリーザ一味に殺された者たちを生き返してほしい」という願いで生き返り、ベジータが乗ってきた宇宙船ポッドで爆発するナメック星から脱出していた。 また、曲がりなりにも彼も元フリーザ軍の上級兵士で、ナメック星人を倒す実力はある。
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脱獄囚
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ザンテ監獄から脱獄した脱獄囚3人組。ルナ達と敵対する。 ブリンドー 声 - 森田順平 ザンテ監獄から脱獄した脱獄囚3人組の一人。口髭を蓄えた痩身長躯の男でリーダー格。性格は冷酷非情で、未成年者であるルナ達を手に掛ける事も躊躇わないほど。目的の為なら手段を選ばないが何事にも慎重で計算高い。武器は専用のレーザーガンで、銃の腕前はかなりのもの。小型爆弾の使用にも長けている。ジルバとボブとの3人で恒星間輸送船オリオン号をジャックするが、直後に重力嵐に遭い、ルナ達の無人惑星に漂着する。その際に遺跡から発信された救難信号をキャッチし、予想外の出来事ながらも即座に救助にやってきたフリをして応対し、姿勢制御ユニットを所持していることを聞き出した。 ルナ達との死闘の末、オリオン号に乗艦するが制御不能になり、緊急脱出装置はポルトによって全て使用不能にされたため、脱出の手段もなくなる。オリオン号は東の森の遺跡に墜落し、爆発に巻き込まれて死亡する。 ジルバ 声 - 氷上恭子 ザンテ監獄から脱獄した脱獄囚3人組の一人。派手な服装とロングヘアが特徴的な女性。激情家で惨忍なサディスト。巨大トカゲも後ずさりしてしまう程の威圧感を持つ。武器は電気鞭と毒針銃を使用。特に鞭を使った戦闘を得意としている。顔を傷つけられる事を嫌っている。 ルナ達との死闘の末、乗艦したオリオン号が制御不能になり、東の森の遺跡に墜落して爆発に巻き込まれて死亡する。 ボブ 声 - 星野充昭 ザンテ監獄から脱獄した脱獄囚3人組の一人。あまり物事をよく考えない性格で、ブリンドーとは違い幾分熱くなりやすく、単細胞。巨漢で身体の半分を機械化しているサイボーグ。そのため、身体のあちこちに武器などが内蔵されている。かなりの怪力の持ち主。データ収集を得意としている。 ルナ達との死闘の末、乗艦したオリオン号が制御不能になり、東の森の遺跡に墜落して爆発に巻き込まれて死亡する。
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