岐阜刑務所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/08 01:48 UTC 版)
岐阜刑務所(ぎふけいむしょ)は、法務省矯正局の名古屋矯正管区に属する刑務所。所在地は岐阜県岐阜市則松1-34-1[1]。
注釈
- ^ 岐阜拘置支所の所在地は岐阜市鷺山1769-19[3]。
- ^ 高山拘置支所の所在地は岐阜県高山市花岡町2-55-10[3]。
- ^ 御嵩拘置支所の所在地は岐阜県可児郡御嵩町御嵩1190-1[3]。
- ^ 長良福光の刑務所跡地では1988年(昭和63年)にぎふ中部未来博が開催され、後に岐阜メモリアルセンターが整備された。
- ^ 2022年(令和4年)12月15日時点では432人[5]。
- ^ この男は1968年6月29日に静岡県清水市(現:静岡市清水区)内で女性(当時18歳)を刺殺する事件を起こしたとして、1969年(昭和44年)4月18日に殺人・婦女暴行・窃盗および同未遂の罪で静岡地裁(石見勝四裁判長)から無期懲役刑(求刑:同)を宣告された[19]。東京高裁で刑が確定し、1970年(昭和45年)4月から千葉刑務所に服役していたが、1974年(昭和49年)7月3日に同所内で、囚人仲間の男性受刑者(懲役11年で服役中)を刺殺する事件を起こした[20]。同事件により、1975年(昭和50年)6月3日に千葉地裁刑事第1部(鍬田日出夫裁判長)で再び無期懲役を言い渡され[20](同月18日に確定)、同年8月19日に千葉刑務所から岐阜刑務所に移監されていた[21]。
出典
- ^ a b c d e “岐阜刑務所”. 法務省. 2023年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月5日閲覧。
- ^ a b “刑事施設一覧(平成25年1月15日現在)” (PDF). 法務省 公式ウェブサイト. 法務省 (2013年1月15日). 2023年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月5日閲覧。
- ^ a b c “全国の矯正管区・矯正施設・矯正研修所一覧(令和5年4月1日現在)”. 法務省 公式ウェブサイト. 法務省 (2023年4月1日). 2023年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月5日閲覧。
- ^ a b c d e f “岐阜刑務所” (PDF). 法務省 公式ウェブサイト. 法務省. 2023年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月5日閲覧。
- ^ a b c 「長期受刑者多い岐阜刑務所、高齢化最高89歳 無機質な建物に漂う緊張感、記者見学会」『岐阜新聞Web』岐阜新聞社、2023年1月10日。2023年5月5日閲覧。オリジナルの2023年5月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b 「受刑者の暴力団離脱、岐阜刑務所と県警が支援 出所後の就労先などで連携」『岐阜新聞Web』岐阜新聞社、2023年1月13日。2023年5月5日閲覧。オリジナルの2023年5月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ 人権擁護委員会 第三部会委員 吉田純二「日弁連人権ニュース 「人権を守る」 > 四分の一が無期刑受刑者 岐阜刑務所視察報告」『日弁連委員会ニュース』(PDF)、第64号日弁連人権擁護委員会、日本弁護士連合会、2015年6月1日、4面。2023年5月5日閲覧。オリジナルの2023年5月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「県警と岐阜刑務所 服役中の暴力団員の離脱に向け支援強化へ」『NHK 岐阜県のニュース』NHK岐阜放送局、2023年1月12日。2023年5月5日閲覧。オリジナルの2023年5月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ 松浦祥子「受刑者に継ぐ伝統 塀の中に通い続ける94歳「塗り師」」『朝日新聞デジタル』朝日新聞東京本社、2020年1月7日。2023年5月5日閲覧。オリジナルの2023年5月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「泉水博受刑者が死去 元赤軍メンバー」『産経ニュース』産経デジタル、2020年3月31日。2023年5月5日閲覧。オリジナルの2023年5月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「オウム説法集は「一般図書」 岐阜刑務所、持ち込み制限」『asahi.com』朝日新聞東京本社、2006年1月5日。オリジナルの2006年1月6日時点におけるアーカイブ。
- ^ 『北日本新聞』2007年11月15日朝刊一面1頁「県警誤認逮捕 真犯人に懲役25年 地裁高岡判決 県内有期刑で最長」(北日本新聞社)
- ^ 「えん罪事件真犯人に懲役25年」『KNBテレビ』北日本放送(NNN)、2007年11月14日。オリジナルの2007年11月22日時点におけるアーカイブ。
- ^ (PDF)『富山事件及び志布志事件における警察捜査の問題点等について』(プレスリリース)警察庁、2008年1月1日、3頁。 オリジナルの2021年8月24日時点におけるアーカイブ 。2021年9月3日閲覧。
- ^ ヤンヤン「えん罪かも? そのとき警察は…」『J-CASTニュース』ジェイ・キャスト、2009年12月7日。2021年11月9日閲覧。オリジナルの2021年11月9日時点におけるアーカイブ。 - 2009年12月7日放送の『スーパーモーニング』(テレビ朝日系列)の内容を紹介した記事。
- ^ "陽炎 えん罪被害の闇". NNNドキュメント’14. 14 July 2014. 該当時間:35分. NNN. 北日本放送 (KNB). 2020年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月2日閲覧。 - 同番組は、放送ライブラリー(神奈川県横浜市中区)の視聴ブースにて番組ID「209337」を入力することで視聴が可能。
- ^ 「新潟県新発田市女性殺害事件 判決は主文を「後回し」に 極めて厳しい判決か」『TBS NEWS DIG』TBSテレビ、2022年11月18日。2023年5月5日閲覧。オリジナルの2023年5月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「6年前の殺人疑いで男逮捕 強姦致死罪で服役中」『サンスポ』産経デジタル、2020年2月26日。2023年5月5日閲覧。オリジナルの2023年5月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ 『静岡新聞』1969年4月19日朝刊B版11頁「清水の女子工員殺し Kに無期懲役判決 静岡地裁 冷酷無惨な犯行」(静岡新聞社)
- ^ a b 『静岡新聞』1975年6月4日朝刊C版15頁「【千葉】清水生まれの無期囚に再び無期判決 千葉刑務所内の殺人」(静岡新聞社)
- ^ 『朝日新聞』1980年7月2日東京夕刊第3版第一社会面15頁「岐阜 殺人犯が刑務所脱走 ハシゴでヘイ乗り越え」(朝日新聞東京本社)
- ^ 『静岡新聞』1980年7月2日夕刊D版7頁「【岐阜】清水の女性殺し無期懲役囚 「K」足取りつかめず 千葉でも受刑者仲間を刺殺 作業中に脱走道具入手 はしご使いへい越える 岐阜刑務所」(静岡新聞社)
- ^ 『静岡新聞』1980年7月4日朝刊C版一面1頁「脱獄囚・Kを島田で逮捕 脱走以来40時間ぶり 車の荷台に潜む」(静岡新聞社)
- ^ 『静岡新聞』1980年11月15日朝刊C版19頁「【岐阜】脱走殺人犯のK 懲役2年の判決」(静岡新聞社)
- ^ “岐阜刑務所 所長を更迭 賭け麻雀大会”. 毎日新聞社 (2016年1月9日). 2018年10月21日閲覧。
- 1 岐阜刑務所とは
- 2 岐阜刑務所の概要
- 3 沿革
- 4 組織
- 5 外部リンク
固有名詞の分類
- 岐阜刑務所のページへのリンク