ビスク【bisque】
ビスク
ビスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/29 00:30 UTC 版)
ビスク(Bisque)とは、クリームベースの滑らかで濃厚な味わいのスープである。本来は裏漉しした甲殻類(ロブスター、カニ、エビ、ザリガニ等)のクーリをベースとして作られるが[1]、ローストしてピューレにした野菜を使ったクリームベースのスープもビスクと呼ばれることがある。
語源
ビスクという名前は、一般に「フランスのビスケー湾に由来する」と考えられている[2]。一方で、調理の過程で材料となる甲殻類をまず殻のまま軽くソテーし、その後ワインや香味材料と共に煮込んで漉し、さらにクリームを加えて仕上げることから[3]、「甲殻類を2度調理する(bis cuites)」ということに由来するという説もある[※ 1]。
手法
ビスクは、市場に出荷できない不完全なところのある甲殻類や売り物にならない細い足などの部分から甲殻類のうま味を最大限に抽出する料理である。伝統的なビスクでは、殻も滑らかなペースト状にすり潰し、スープにとろみをつけるために加える。ビスクを濾す前に米を加えてデンプン質のとろみを付ける場合もあり、米は濾して取り除くかピュレーしてビスクに加える。
海鮮のビスクは、伝統的に下皿付きの持ち手が2つついた浅いカップか、マグカップに入れて供される。
クリームベースで甲殻類を含まないスープをビスクと呼ぶこともある。この場合、火を通した具材をフードプロセッサやフードミルでピューレにして作られる。スカッシュ(カボチャやズッキーニの類)やトマト、マッシュルーム、赤パプリカ等を用いるのが一般的である[4]。
脚注
注釈
出典
- ^ The Académie Française Dictionary defines a bisque as: BISQUE n. Potage fait d'un coulis de crustacés. Une bisque de homard, d'écrevisses. (Soup made from a crustacean coulis, e.g. lobster or crawfish bisque.)
- ^ “Online Etymology Dictionary”. Etymonline.com. 2010年3月10日閲覧。
- ^ www.askoxford.com. “biscuit”. AskOxford. 2010年3月10日閲覧。
- ^ “Seafood Bisque Recipe”. Aopy00.dsl.pipex.com. 2010年3月10日閲覧。
関連項目
- カニ料理の一覧
- ザリガニ料理の一覧
ビスク
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「撲殺天使ドクロちゃん」の記事における「ビスク」の解説
バベルの補佐役の天使。コバルトブルーの髪で、患者服を着用している。アルターボリアの中で、桜に修業を付けさせた。変装が得意。
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ビスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 10:30 UTC 版)
ビスクドールを依代として召喚された人形型の従魔で、頭にゼンマイがついている。幼く無邪気な性格。トリッキーな性能をしており、離れた位置に居る目標にもテレポートで一瞬にして接近して攻撃したり、弱い敵を吹き飛ばす技を持つ。
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ビスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 15:20 UTC 版)
「JKハルは異世界で娼婦になった」の記事における「ビスク」の解説
兵士。シクラソの恋人だが他の娼婦にもこっそり手を出すような不誠実な一面もある。スキル『感情殺し』で自分の感情を抑えることができる。
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