異世界関連
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E×E(エヴィー・エトゥルデ) クリフォトが侵攻対象としていたどの文献・伝説にも記されていない異世界。「高位精霊神(エトゥルデ)」を司る「善神レセトラス」と「機械生命体(エヴィーズ)」を司る「邪神メルヴァゾア」が世界を2分して覇権を争っているという。有機生命体(生物)は既にエヴィーズによって絶滅させられており、神話は「高位精霊界(エトゥルデ・サイド)」と「機械生命界(エヴィーズ・サイド)」の2つの勢力しか残っていない。ロキ戦でイッセーと接触を図った乳神は、この世界からやってきた神格である。 7巻まで知られていなかった世界なので情報は少なく、資料はアザゼルが残した「Top Secret」と題されるレポートと、未来から来た「UL」との交戦記録程度しか存在しない。また、アジュカは神滅具の方から接触して、向こう側の世界を再現できるようになっているが、バレないように細心の注意を払っているためほとんど情報を得られていない。さらに、生前のリゼヴィムが「E×E」に向けて各勢力の転移術式の情報を流していたことが原因で、およそ30年後にこの世界へ使者がやって来るだろうと推定されており、未来からの来訪者によれば「邪神戦争」と呼ばれる異世界の敵との戦争が起きているという。ただし、この危機については情報規制されており、各勢力のトップなど一部の者しか知られていない。 アザゼルはレポートの中で、敵の強大さを語ると共に、「E×E」の邪神、鬼神、魔神の3柱とその眷属が同時に攻め込んできた場合、考慮する必要もなく間違いなく地球は破壊されると断言している。 UL(ウル) 異世界の生物で、「Under world's Life form」の略称。 アザゼルたちが遭遇した「UL」は、異世界の邪神メルヴァゾアが作り出した機械と生物の融合体で、「この世界にはない物質」で体が構成されている。兵隊「UL」は、虫の外骨格のように硬質そうな表面をしており、全身銀一色で光沢を放っている。一見、機械のように見えるが、外皮のようなものは非常に滑らかな曲線も描いており、生物とも見受けられる。頭部は後頭部が突き出ており、さながら人間たちがよく噂している「宇宙人のグレイ」めいていたが、目(昆虫の複眼を連想させる)とも思しきものが5つもあり、鼻と口が見当たらなかった。インパクト音は金属だが、殴った感触はゴムの塊のようという不思議な質感を持つ。 並みの兵隊「UL」でも、「禍の団」と出会う前のイッセーたちでは一方的に殺されていたほどに強い。光学兵器などを搭載しているが、オーラや魔法力、闘気の類は微塵も感じられない。5つの目から放たれる赤い光線は、それぞれが意思を持つかのように宙で縦横無尽かつ自在に軌跡を高速で描きながら相手を襲う。銀色の異物の両腕は形態変化して砲口になり、受けた箇所を丸ごと抉る紫色の耀きの光弾を発射する。物理でも魔法でもない、イッセー達の世界とはまったく異なる認識から生まれた攻撃なので、あらゆる事象に対応できるはずのロスヴァイセの防御魔方陣さえすり抜けることができ、第4章時点では聖剣以外の手段では弾けない。ただ、30年後には攻撃を防ぐ手段が確立されており、バリアを消す術式も開発されているため、脅威度は現代よりも低い。 表面が目には見えない特異なバリアで覆われているため、ただの攻撃ではボディに傷ひとつつけることもできない。さらに、四肢がもがれ、頭部と胴体が離れバラバラになった状態でも、切れ端同士から銀色の触手を出現させて融合を行い、即座に再生が開始される。倒すための一番手っ取り早い手段は凍結させること。 分離、合体の特性を持つ個体もおり、身体をいくつにも分けて、ひとつひとつ転移させることも可能。幹部には巨大な本体を核として、普段は人型サイズの分身体で活動する者も何体かいる。 ロキやレッズォ・ロアドの「四将」が未来から30年前に時間転移した際、何体もの「UL」が同時に出現するが、タイムパラドックスを回避するため、一部のVIP以外には「次元の狭間に封じられていた古代兵器群」として処理される。 羅睺七曜(らごうしちよう) 邪神メルヴァゾアに仕える7柱の凶悪無比な眷属(プライム)。下位でも各神話の主神クラスの強さを持ち、第1位はグレートレッドを超える強さとされる。四将(インヴェイド・ファナティック) 「羅睺七曜」がそれぞれ4体ずつ創りだして従えている強大な重臣で、「UL」の幹部にあたる。強さは魔王クラスから龍王クラス。 計都天海(けいとてんかい) 鬼神レガルゼーヴァが有する2柱の眷属。どちらもグレートレッド級の強さを持つ。五邪(アトロシティ・ファナティック) 「計都天海」がそれぞれ5体ずつ創りだした強力な眷属。各神話の主神級から魔王級の力がある。 F×F(ファディル・フェルドラ) 「E×E」とはまた別の異世界。鬼神レガルゼーヴァによる侵略を受けているが、詳細は不明。地球のドラゴンに似た生物が存在していたが、知性を持ち合わせ、強大な力を有したものはごく僅かだったらしい。
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異世界関連
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「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGXの登場人物」の記事における「異世界関連」の解説
ユベル 声:鶴ひろみ、江川央生 かつて十代が所有したカードの精霊。右半身が女性的、左半身が男性的な体型となっており、橙と青緑色のオッドアイである。声色は二種類を使い分けている。 使用デッキは基本的に宿主のデッキをベースにするが、【三幻魔】や【エクゾディア】など時に独自のデッキテーマも示している。ユベル本体の使用デッキは、自身の効果でLPに直接ダメージを与える【ユベル・バーン】。 その行動理念は全て十代への愛情表現に尽きている。十代が気に掛けている仲間達にはとてつもない嫉妬や殺意を抱くことがあり、自分と敵対する十代に涙声で訴えたり、愛する故に傷つき合う。 十代に対して異常なまでの過保護な面があり、十代を泣かせたという理由で対戦者を平気で意識不明の重症に陥らせるなど邪悪な一面を持つ。かつて少年だった十代の手によりネオスと同時に宇宙へと放たれるも、「正しい波動を取り込むことで清くなって欲しい」という十代の目論みとは裏腹に、破滅の光の力を取り込むという最悪の結果となってしまった。 十代の前世では友人であり覇王の力を持つ前世の十代をいつか訪れる光の波動との対決に向け大人の心に成長するまで守るために、全てを捨て「醜い竜の姿」として人体改造を受けたことで、前世の十代からユベルだけを愛し続けることを誓われた。 人心掌握に長け、さまざまな人物の心の闇を増長させながら十代を精神的に逼迫させていく。十代への愛を一身に受けたいために、仲間達を次々に消失させ、憎しみや苦しみを自分へと向けさせる。かつて十代が自身を宇宙へ放った際に受けた強い孤独と身を焦がすダメージによってそうすることが愛情なのだと達観しており、ユベルの歪んだ性格は修正不能な物と化していた。だが、ユベル城での自身内の覇王を蘇らせた十代との決戦によって、前世のユベルや覇王に関する記憶を十代が思い出すと、十代と魂の超融合を果たした。このことでユベルが十代に永らく向け続けてきた想いはようやく報われたといえる。その後その力は十代の強力な味方となっており、ミスターTでさえ警戒するほど。融合後はやや性格が変わっており、十代を励ましながらもちょっとした悪態をついてみせることもあった。4期での十代とダークネスのデュエルの際、フィールドで「E・HERO ネオス」と超融合、「ネオス・ワイズマン」としてダークネスのモンスターと戦った。 なお、「同性愛表現の規制」「児童に悪影響を与える怖れのある表現の規制(歪んだ愛情表現や雌雄同生体であることなどが該当)」などさまざまな理由[要出典]から、海外版では性別が女性に変更されており声も女性の1種類しかない。だだし改造される前は男性であり声優も人間時の姿は普段の女性の声優ではなく男性の声優が当てている。カートゥーンネットワークなど規制の厳しい放送局では台詞にも規制がなされている。 一人称は「ボク」だが、106話と107話のみ「私」と言っている。また108話では「我」とも言っている。ヨハンに憑依した際は「俺」とも言っている。 岩の精霊 タイタン 声:松本忍 ユベルに支配されたマルタンによって召喚された精霊。 使用デッキは【サソリ】。 一度目はヨハンに敗れ、二度目に召喚されたタイタンは潜水艦にいた十代らに「八つ手サソリ」や「デビルスコーピオン」、「サンド・ドゥードゥルバグ」を仕向けたが十代の召喚した「E・HERO グラン・ネオス」によって潜水艦に潰され敗れ去った。 バードマン 声:陶山章央 高レベルモンスターが支配する異世界に住む、鳥獣族モンスターのリーダー格。 使用デッキは【鳥獣族】。 低レベルのモンスターを卑下し、十代と生死を賭けた戦士同士のデュエルを行なうが敗北。敗北後、十代の中に何かを感じたのか「覇王」となるように告げ死亡した。 低レベルのモンスターを卑下していたのは自身のレベルもそう高くない「4」であるコンプレックスの裏返しで、本心ではより低レベルのモンスターを卑下することを恥じており、レベルによる支配がなくなるよう望んでいた。 英語版での名前はHarpie's Brother。 カイル 声:高原瑞季 異世界に住む少年。廃墟となった町で父親の写真を持ち出そうとしたところをスカーに襲われるが、十代によって救われた。ジーナ(声:吉岡麻耶)という姉がいる。 スカー 声:石原凡 正式名称「暗黒界の斥候 スカー」。暗黒界のモンスターの一体。廃墟となった町でカイルを見つけ襲い掛かるが、十代に迎撃され死亡した。 暗黒界のモンスターは色が名前の由来となっている(スカーの場合はスカーレットである)[要出典]。。 フリード 声:岸祐二 正式名称「放浪の勇者 フリード」。暗黒界のモンスターが徘徊する異世界にて、異世界に飛ばされた人々を護っている戦士。その実力は皆が尊敬するほどのものである。ズールと戦う十代のために、起死回生のキーカードとして自らをカード化してその命を投げうった。 ベージ 声:岩下政之 正式名称「暗黒界の尖兵 ベージ」。暗黒界のモンスターの一体。ズールにラーズの脱走を報告した。名前の由来はベージュ[要出典]。 グリン 声:山岸弘一 正式名称「暗黒界の策士 グリン」。暗黒界のモンスターの一体でズールの側近。名前の由来はグリーン[要出典]。 ラーズ 声:増田隆之 正式名称「戦士ラーズ」。フリードの部下でカイルの父親。暗黒界の収容所に捕らわれていたが脱走。追っ手から逃げるために通常モンスター以外を全て破壊するカード「ジャスティブレイク」を使用した。だが、自分もまた効果モンスターであったために致命傷を受け、フリードや十代達の元までたどり着くも、彼らに見取られて息を引き取った。 青髪の少年 声:藤原祐規 戦士と間違えられて捕虜にされ、牢屋に置き去りにされていた少年。容姿がヨハンとよく似ている。十代によって助けられるがズールの攻撃によって光の粒子となり消滅した。 ズール 声:西村朋紘 正式名称「暗黒界の騎士 ズール」。暗黒界モンスターの一体でそのリーダー格。収容所に来た十代とのデュエルに敗れて死亡。光の粒子になって消えた彼の体からは「悲」「疑」「苦」「怒」「憎」の文字が書かれた真珠のような珠が現れ、すぐに消滅したが、後にこれらが十代達の結束に亀裂を走らせる近因となった。名前の由来はアズーリ[要出典]。 ブロン 声:伊藤健太郎 正式名称「暗黒界の狂王 ブロン」。暗黒界モンスターの一体でそれらを治める王。 使用デッキは【暗黒界】。 ヨハンを助けに来た十代とデュエルを行なうが、ゴルドとシルバに捕らえさせた万丈目、剣山、明日香、吹雪を人質に取る卑劣な戦法をとる。その目的は万丈目達に芽生えた邪悪な心(上述の「悲」「疑」「苦」「怒」「憎」)を「邪心経典」の生け贄に使用して「超融合」なるカードを手に入れ、「暗黒界の混沌王 カラレス(名前の由来は無色[要出典])」を召喚することだった。しかし「疑」の心をもつ翔が居なかったために超融合のカードは手に入らず、代わりにカラレスよりもレベルの低い「暗黒界の魔神レイン(名前の由来は虹[要出典])」を召喚する。その後、仲間を生け贄にされ怒りに満ちた十代の猛攻を受けて死亡。最期に十代をより苦しめるために、ヨハンは死んだと欺いた。名前の由来はブロンズ[要出典]。 ゴルド 声:永野広一 正式名称「暗黒界の武神ゴルド」。暗黒界モンスターの一体でシルバ(声:内田慎二)と対を成すリーダー格。シルバと共にブロンの命により万丈目、剣山、明日香、吹雪を捕らえ、最後の一人である翔の元に現れたが、オブライエンの機転により翔を取り逃がしたためブロンの怒りを恐れて逃げ出した。名前の由来はゴールド、シルバはシルバー[要出典]。 ネロ 声:ふくざわるみね デュエリストを目指している少年。バトルフットボーラー(声:山岸弘一)に襲われたが、ジムとオブライエンによって助けられる。その後、近隣の村に避難するが、覇王軍の襲撃に遭った。 バーガンディ 声:遠近孝一 カードとしての正式名は「絶対防御将軍」。覇王の脅威から逃れた人々を護っていたリーダー格。タニヤなどと同じく別の世界から飛ばされてきた。ジムとオブライエンに覇王城への道を教えた後に覇王軍に襲われ死亡した。 クラレット 声:浪瀬麗子 カードとしての正式名は「ハープの精」。バーガンディのいる村で倒れたジムを介抱していた。 コザッキー 声:上田陽司(現:上田燿司) 覇王に仕える下級の悪魔族モンスター。無視されることを嫌う。究極のカードの研究を一任されていた。見限られてしまった覇王の信用を取り戻すためにジムとデュエルを行うが敗北した。 カオス・ソーサラー 声:木内秀信 覇王の部下。東部方面の制圧を任されていた。スカルビショップを破り覇王城に乗り込んできたオブライエン達に襲い掛かるが、亮に挑発され彼とデュエルを行う。「究極完全態・グレート・モス」を使用し、亮を追いつめるも、「サイバー・エンド・ドラゴン」には敵わず死亡する。敗れはしたものの亮を相手に極めて召喚の難しい「究極完全態・グレート・モス」を召喚するほどの実力を持つ。 ガーディアン・バオウ 声:堀田勝 覇王の部下。北部方面の制圧を任されていた。覇王城での戦いでは唯一生き残り、「融合」が使えなくなった十代なら勝てると踏み、その前に現れたものの、デュエルの末に敗北して消滅した。 スカルビショップ 声:風間勇刀 覇王の部下であり覇王軍の参謀。ゴブリンエリート部隊を配下に持ち、西部方面の制圧を任されていた。融合素材である「魔天老」に姿を変えて、冥界の番人と密かに手を組み暗躍するも、それに気付かれたオブライエンとデュエルして敗北、消滅した。 英語版での名前はSkull Knight。 黒魔術師 声:蓮岳大 白魔導士(声:髙木俊)と共に覇王の側近を担う二人組の魔導士。覇王城に乗り込んだエドとデュエルを行い、自分達を生け贄に真の姿である「終焉の王デミス」を召喚したが、「Bloo-D」に倒され二人とも死亡した。二人掛かりとはいえエドの残りライフをわずか500まで追いつめるだけの実力を持つ。 海神の巫女 声:荒木香恵 踊る妖精(声:江馬ゆかり、釘宮由稀、ふくざわるみね)と共に覇王から逃れていたところを翔と出会い、彼の助言によりオブライエンを覇王と戦う勇者と見込む。また自身の効果とオブライエンの銃型デュエルディスクによって凶暴な「きつね火」を撃退した。 冥界の番人 声:飯田利信 スカルビショップの部下で番人の盾(声:チョー)を装備している。本体は「その通り」しか喋らないが盾の方は饒舌。覇王軍に情報を流すため、覇王の手から逃れた難民が暮らす町に指導者として潜伏していた。スカルビショップの死亡後、オブライエンに捕縛される。本体の末路は不明だが、盾は覇王上に潜入させるために利用され、カオスソーサラーに一刀両断され消滅した。
※この「異世界関連」の解説は、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGXの登場人物」の解説の一部です。
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