用語・メカニックとは? わかりやすく解説

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用語・メカニック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 06:50 UTC 版)

トライガン」の記事における「用語・メカニック」の解説

プラント プログラミングによりあらゆる物を物理法則無視して生産」を行う生体ユニット作中では通常の管理運営技術以外は失われたテクノロジーとなっているため、プラント自体追加生産を行うことはできない砂漠の惑星舞台本作人類絶滅しない理由がこのプラント恩恵である。外形巨大な電球酷似しており、フィラメント相当する場所に生物的な部位存在している。これに二酸化炭素や熱・光が供給されることで、あらゆる生産活動を行う。 元々は宇宙移民船の動力源であり、作中世界では惑星への不時着時に崩壊した宇宙船から切り離され各所散ったものの中から活動可能なものを利用している。そのため、都市や街の中心地には必ず移民船残骸がある。肥沃化プラント影響受けた土地はジオ・プラントと呼ばれ、この砂漠にあって植物が育つほどに豊かになるプラントプランク的な不確定性統制しエネルギー物質次元操作など可能だ更には因果律崩壊創造が可能で全ての時間軸含めた多元的宇宙、更に高位次元にまで及ぶ。プラント大元呼べるものが多元的宇宙遥かに上の高次元そのものであり、全ての始まりそのもの活動疲労などにより暴走すると、プラント自身ショック状態引き起こしたり、生産された熱や重力エネルギーにより大災害発生したりすることもある。また、それ以外疲弊が進むと「黒髪化」を起こし「死ぬ」こともある。これを利用して疲弊して生産望めなくなったプラントに対して強制的に暴走状態引き起こして大生産するラスト・ラン」と呼ばれる技術存在するトライガン世界で銃器火器兵器独特なデザインか現実存在する銃を則ったデザインの物があるが、マテリアルなどはプラントプログラミング生み出され現実比べ文字通り桁外れ(少なくとも登場人物能力相応の)弾速や威力等を持っており、作中高レベル兵器(パニッシャー、ネイルカノン、ゲルニカ等)の砲弾バンカーバスター軽く超えるような貫通威力をもつ。 惑星住人には知られていないが、突然変異によって生まれた自立種”と呼ばれる人間変わらない行動意思疎通ができる個体がいる。作中段階地球では自立種が人権有し活動しており、物語終盤では地球から訪れた救援艦隊艦橋にもこの自立種が乗り込んでいる。 プラント自立種) 本来は、フラスコの中でしか生存できず意思は無いとされていたプラント内に存在する天使体の内、フラスコ外での生存が可能で自らの意思を持つ存在作中ではテスラとヴァッシュとナイブズが存在し終盤では地球からの救援部隊中にも存在する。ヴァッシュとナイブズを見る限り生後から1年の間で10歳程まで成長し150年経ってなお青年の姿でいるところを見ると、成人してからは極めて長い寿命を持つ模様。さらに60年後の公式外伝でも何も問題なく健在であり、「力」を使わなければ寿命影響はない模様フラスコプラント以上にその力を操ることが可能で、ナイブズはコンラッドから処置を受けること(コンラッド接触以前でも「力」は使用している)で完成度上げ劇中最終盤ではほば完璧に力を使用可能。ヴァッシュはナイブズの力を目の当たりにして自力扱えるようになり、その力はナイブズ以上。また他のプラント吸収融合して「力」をより強大な物にできるが、融合したプラント達の意思自我揺さぶられ自壊暴走リスクを負う危険性もある。 A・ARM(エインジェルアーム) ヴァッシュとナイブズがプラントとしての力を腕から出した際に、その腕が変化することについて名づけられた呼称連載時及び、無印初版は「アーティフィシャルアーム」と表記されていた)。上記通りプラントの力そのもの利用しているため、比喩ではなく全て」を破壊することが可能。ナイブズはこれを左手刃先平面化した次元の「刃」として自在に操り、ヴァッシュがナイブズによって強制的に共鳴させられ時には右手が「銃」となって発動した。 ナイブズの場合はこの刃によって都市1つ一瞬切り刻んだ他に、根城にしていたシップ残骸輪切り、刃を宇宙空間まで一瞬で届かせての衛星破壊更には対象の別宇宙へ追放消滅などの使い方を行う。ヴァッシュの場合不完全な状態で砲撃され上空暴発しただけで、数千万人規模都市消し去るほどの威力出し、さらに地球よりも遥かに大きな月着弾した際には、肉眼ではっきりと確認できるほどの巨大なクレーター作り出した最終決戦時には力を弾丸の形にして銃撃組み合わせた使用法見せたA・ARM速度発生含めた全ての速度超光速だが、プラントの力そのものであるため時間軸も関係はない、尖翼や力を弾の形にした弾丸もほぼ同等速度A・ARM発動時にはその破壊力そのもの衝撃波力場といった形で噴出し、リヴィオやエレンディラといった者達でも近づけなくなっていた(7巻参照)。 ナイブズ、ヴァッシュはプラントの力を一点集中すれば一瞬多元的宇宙、更に高次元巻き込んで崩壊させることも可能。作中登場した融合体ならばそれを遥かに超えることが可能とのことアニメ版での相違点 ナイブズが製作した小型プラント内蔵拳銃利用して能力という設定になっている。そのため能力の形は両者とも共通で、ナイブズはヴァッシュのものの色違いである漆黒拳銃所持している。 黒髪プラント生産活動や、ヴァッシュやナイブズのA・ARMなどによる、プラントの力の使用とそれに伴う疲弊によって起こる現象プラント自立種の頭髪基本的に以外の色であるが、疲弊が進むと部分的に黒く染まっていく。力を使うほど進行早まり、完全に漆黒染まった時には死に至る。これはプラントの力(上記参照)を利用して例外的に回復することが出来ず、他のプラント融合することで回復もしくは進行止めることが可能だ上記通りリスク存在するプラント技師たちはこれをプラント寿命指標としており、ある程度黒髪化が進んだプラントラスト・ラン行わせるなどしている。ヴァッシュは最終決戦時にほぼ真っ黒に染まったが、その60年後にも健在であることから寿命には影響しないようである。 Project SEEDS(プロジェクト・シーズ) 地球規模進んだ環境汚染により、種の維持を危ぶんだ人類が行った新天地目指す計画大規模移民船団を組織し生存適した別銀河の惑星へと移民する計画。だがテスラ悲劇知ったナイブズの破壊工作により失敗辛うじて呼吸可能な大気だが生存にまったく適さない惑星へと墜落大地衝突するコース乗せられところをレムによる軌道修正逆噴射により船団の何割かが不時着成功した。この事件は「大墜落(ビッグフォール)」と呼ばれている。 砂蒸気(サンドスチーム) 砂漠横断するための巨大な乗物動力には蒸気エンジン利用されている。ほかにも独立したプラント複数内蔵しているため、艦内物資生産を行うこともできるまた、武装強盗団撃退するために強力な火器装備している物も多く、サンドスチーム自体用心棒として、街と街を移動するキャラバン引き連れていることもある。作中登場した最大級ハンプバック級のほか、原作はいくつかの級があることが伺える。一部地域では街の間を結ぶ長距離バス運行されているが(それでも街の間の距離が平均2000キロメートル以上)、サンドスチームはそれより高速かつ長距離移動任されている。 サイボーグ 作中世界地球比べ物にならない自然環境、高重力対応するため己の体をサイボーグ化することも普遍的に行われている。通常の人類では装備不能な兵器運用可能とし、ボディ材質ロストテクノロジーシップ応用されており船体並の強度を持つ(戦車等とはケタが違う強度)。サイボーグ階級としてはC,B,A,S級分かれている模様。また極めて無秩序な銃社会西部劇世界に近い)の様相呈しているため、負傷者死者多く、これを移植手術治したり、または半サイボーグ化したりするなどの処置もある。特にコミック版ではこれらの描写も多いが、首だけになるような瀕死でも助けることも可能。ただ、社会的な格差地域的に大きくそのような医療受けられるのは、かなり規模大きな都市限られるようでもある。 ロスト・ジュライ(失われた都市事件 ヴァッシュが作中世界史実上、最初に起こした事件当時惑星第2位規模を誇る都市ジュライ一瞬の内に壊滅した。ナイブズによるヴァッシュのA・ARM強制発動原因であり、そのショックによってヴァッシュ自身には事件当時記憶がない。 原作では住人全員都市ごと消失その日都市離れていた人間以外全滅しており、地図の上からジュライ文字消えた確認され生存者はヴァッシュだけである。 アニメ版では、この破壊による直接死傷者報告されていないものの、その後起こった飢餓暴動により多数死傷者出したとされ、同都市放棄されている。 フィフス・ムーン事件 作中では衛星5つ存在しその5番目にあたる巨大な月に大穴穿ったことに由来する巨岩支えられ3つのプラントを持つジュネオラ・ロック・シティで発生したためジュネオラ・ロック・クライシスとも呼ばれる。ヴァッシュとナイブズが接触した際、ナイブズによってヴァッシュのエンジェル・アームが強制発動、ヴァッシュの抵抗により人類への大惨事逃れたものの、A・ARM発射衝撃のみで巨岩3分の1消失上空にあった第5衛星に超大規模なクレーター空け結果となったアニメ版においては泥との戦闘中レガート干渉行ったことで発生したシップ メルカバルドル大砂洋の中心に浮かぶ船。大墜落によって落下したうちの1隻で、砂洋のクッション内蔵され重力制御プラントによってほぼ完全な形で現存している。 重力制御プラントによって発生する砂霧覆われ、百数十年もの間外界とは隔絶された独自の環境築いてきた。内部冷凍睡眠している乗組員の内、目覚めた者達の子孫の生活の場となっている。アウターでは失われている地球技術そのまま運用しているため、生活水準治安外の世界とは比べ物にならないほど高い。シップの中の住人シップから見た外界のことを「アウター」と呼んでいる。住人アウター人間に対して大らかで、恩人であるウルフウッドやメリルミリィ手厚くもてなした外の世界には存在知られておらず、砂洋のほとりと繋がるロープウェイでのみ外界繋がっている。ロープウェイ近くには、ミリィいわく五つ星トマ小屋敷設されている。 かつて砂洋のほとりで行き倒れていたヴァッシュを拾い手厚く看護したことが縁となり、数世代亘って彼の積極的なサポート行っている彼のホーム」。ヴァッシュのコート義手などは全て、このシップ発掘され技術集めて作り上げられたもの。GUNG-HO-GUNS襲撃により住民半数近くを失うものの、その後ロストテクノロジー未来兵器を駆使して方舟戦ったり、ヴァッシュやウルフウッドを救助したりと対ナイブズの戦線において重要な役割果たしている。 また、世代渡って生活に最低限必要なもの以外の全てのプラント惑星通信回し地球との接触図ってきた。物語中盤にて悲願地球からの通信受け取るものの、その通信衛星はナイブズの手によって破壊されてしまう。物語終盤では混乱極めたアウター人々保護を行うなど表舞台にも姿を見せる。 劇中最終盤には重宇宙戦闘艦登場。「全長キロ超光速質量兵器エネルギー兵器副砲最大最速主砲F型弾頭トールハンマー」を搭載し超光速巡航速度幾多銀河間を移動するワープ航法を持つ最新鋭兵器」。太陽系からノーマンズランドへの救いの船で8隻が登場したアニメ版での相違点隠れ里」として他の街と同様に舞台1つとして登場する余所者であるウルフウッドを疎んじるなど、より閉鎖的な描写強められGUNG-HO-GUNS襲撃要因であるヴァッシュを責めるといったシーン見られるパニッシャー ウルフウッドとラズロ愛用する巨大な十字架の形をした「最強にして最高の個人兵装」。作中世界でも群を抜いての超重量級個人兵装普段は「黒いベルトカバー包まれ十字架」に偽装されている。 劇中確認出来るだけでも縦棒長い方に機関砲にあたる物で、反対側の短い方に何百メートル上の炎と爆発撒き散らす威力ロケット弾搭載されており対人には過剰すぎる威力描写されているが、前述銃器設定よりこの程度でも収まらない威力があることが伺え最上級サイボーグであっても軽々粉々にすることが出来る。中央部には髑髏連想させる透かし窓があいており、これが銃握と引き鉄になっている装甲堅牢で、パニッシャー3挺による一斉掃射にも問題なくえられる大きさは2メートルほど。重量不明だが、ニコラス同様に作中最上位レガート使用するゲルニカ重量から分かる範囲でも、数百キロでは収まらないことが分かる。ウルフウッドはラズロ戦においてその重量生かした鈍器としても使用し最終的にラズロ反応超える速さ打撃繰り出している(ラズロはそれに近い速さ対抗した)。「ミカエルの眼」創立133年間の内でも製造された数は十挺と少なく、これの所持許されることは最高の栄誉とされる。ウルフウッドが背負っているパニッシャー10挺目。後に製造されラズロのトライパニッシャーはその後製造され11・1213挺目に当たる。 デザイン元ネタ映画デスペラードのギターケース、名前の由来マーベル・コミックキャラクター処刑人パニッシャーより。アニメ版での相違点 ミカエルの眼が存在しないため、「最強にして最高の個人兵装」という設定はない。透かし窓のデザインをはじめ、細かいディテール原作異なる。 「フィフス・ムーン」事件以前37丁の拳銃収納するガンラックであり、ウルフウッドは十字架を盾にしながら拳銃使い捨てていくという形で運用した後半原作と同じ機構モデルチェンジされている。 ミカエルの眼 ウルフウッドが所属する組織。彼いわく「殺し屋寄り合い」。 作中登場するキリスト教類似した宗教のうち、プラント崇拝行なっている一派のさらに一部抱え暗殺部隊の、更なるエリート殺戮部隊組織ぐるみでナイブズを崇拝し、その企て加担している。GUNG-HO-GUNS中に選りすぐり暗殺者3名のための3人分の設けられている。そのため時と場合によって「首の挿げ替え」が起こる。 外科的手術薬物投与による人外身体能力感覚の鋭敏化新陳代謝活性化による異常な再生能力を持つ殺人者数多く養成している。リヴィオの台詞によれば食らった技や相手呼吸覚えるのだという。ダブルファングパニッシャー始めとする様々な銃器製造保有行なっている。また、支給される試験管アンプル入った薬物摂取することで一時的に再生能力爆発的に高められる再生追いつかないほど深刻なダメージ受けた時などに使用される教会中心とした組織形態のために、支給される武装には十字架象ったものが多い。ほかにも運営している各地教会人材スカウト第一線として利用しており、ウルフウッドのように徴用した孤児改造手術施して構成員作り上げている。 真紅コート ヴァッシュのトレードマーク紅い色はかつてレムから教えられゼラニウムの花言葉由来する作中時間経過と共に何度新調デザインボタンの形および配置などが微妙に変化)するが、基本は顎が隠れるくらい高い襟、袖は義手左腕の方が二の腕までと短く足首近くまである裾は腰の辺りまで入った切れ目数本帯状分割されている(新しいものほど本数が多い)。『マキシマム開始当初着ていたコートは、ロストテクノロジー粋を集めた隠れ里製で、高い防弾機能弾薬補充用のパイプラインといったギミック備えていた。終盤では一時的プラントの力の影響真紅から黒へと変質していた。

※この「用語・メカニック」の解説は、「トライガン」の解説の一部です。
「用語・メカニック」を含む「トライガン」の記事については、「トライガン」の概要を参照ください。

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