しょいん‐づくり〔シヨヰン‐〕【書院造(り)】
書院造り
書院造
(書院造り から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 09:51 UTC 版)
書院造(しょいんづくり)は、日本の室町時代から近世初頭にかけて成立した住宅の様式である。寝殿を中心とした寝殿造に対して、書院を建物の中心にした武家住宅の形式のことで、書院とは書斎を兼ねた居間の中国風の呼称である[1]。その後の和風住宅は、書院造の強い影響を受けている。かつては「武家造」とも呼ばれたように、中世以降、武士の住居が発展する中で生まれた。
- ^ 『日本人とすまい3 しきり』リビング・デザイン・センター、1997年11月7日、p11
- ^ a b “寝殿造から書院造へ” (PDF). 京都市. 2022年6月7日閲覧。
- ^ 『ビジュアル解説インテリアの歴史』本田榮二、秀和システム, 2011
- ^ 岸上家伝書「聚楽 大広間」図
- ^ “二条城の歴史・見どころ ~ 国宝・二の丸御殿”. 二条城 世界遺産・元離宮二条城公式ホームページ. 2023年10月22日閲覧。
- ^ “Living History in 京都・二条城”. 文化庁. 2020年1月15日閲覧。
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