久保 利明(くぼ としあき)
- タイトル履歴
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棋王 3期(第34期-2008年度~36期) 王将 2期(第59期-2009年度~60期) 登場回数合計 11回
王座:2回(第49期-2001年度・55期)
棋王:5回(第26期-2000年度・34~37期)
王将:4回(第57期-2007年度・59期~61期)獲得合計 5期 - 優勝履歴
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大和証券杯最強戦 1回(第4回-2010年度) NHK杯戦 1回(第53回-2003年度) 日本シリーズ 2回(第33回-2012年度~34回) 勝ち抜き戦5勝以上 1回(第18回-1997~98年度) 優勝合計 5回 - 将棋大賞
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第22回(1994年度) 勝率第一位賞 第26回(1998年度) 連勝賞 第28回(2000年度) 敢闘賞 第31回(2003年度) 殊勲賞 第36回(2008年度) 敢闘賞・最多対局賞・最多勝利賞・升田幸三賞 第37回(2009年度) 優秀棋士賞・最多対局賞・名局賞 第38回(2010年度) 優秀棋士賞 - その他表彰
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2013年 将棋栄誉賞(通算六百勝達成)
久保利明
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久保 利明(くぼ としあき、1975年8月27日 - )は、将棋棋士。棋士番号は207。淡路仁茂九段門下。兵庫県加古川市出身。県立加古川南高校中退[1]。日本将棋連盟棋士会副会長(2015年6月 - )。
注釈
- ^ オールスター勝ち抜き戦は、5連勝以上で優勝扱いになる。
- ^ この2000年度は、棋王挑戦・NHK杯準優勝に加えて、勝率が羽生に次ぐ2位(0.7419)、勝数は3位(46勝)であった。年度46勝は、歴代の最多勝記録と比較すれば1位になってもおかしくない勝数であるが、この年度は1位の羽生が史上初の68勝、2位の谷川浩司が51勝と、最多勝争いのレベルが高すぎた。
- ^ この一局は羽生が先手で相振り飛車の将棋であった。
- ^ 将棋大賞の記録4部門(勝率一位、最多勝利、最多対局、連勝)を全て受賞したのは、羽生善治・中原誠に次いで3人目。
- ^ 南は1990年度に米長邦雄から王将を奪取して二冠になったが、それから1週間足らずで棋王を羽生に奪取され、一冠に後退。
- ^ 1手目7八飛戦法は久保が2016年12月9日の第10回朝日杯でも採用している。また、2018年3月2日の第76期順位戦11回戦の初手でも使われた。
- ^ 久保はこの銀河戦での対局以降、将棋会館に長いこと顔を出さなかった。
- ^ 「週刊将棋」2003年6月25日号 特集第7弾 「四間飛車には何が有効か」第3回 新A級の久保利明八段、鈴木大介八段に聞く「四間飛車の弱点を教えて下さい」のインタビューにて、「あんな綺麗な形、他にないでしょ。美し過ぎます」とコメントしている。
- ^ NHKテキスト将棋講座「さばきはアートだ」に谷川浩司、井上慶太との甲子園で観戦したことエピソードなどを記述している。
出典
- ^ 毎日新聞 播磨・姫路版 2009年4月7日
- ^ “久保二冠と丸山九段が降級へ 将棋A級順位戦”. 朝日新聞デジタル (2012年3月2日). 2012年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月17日閲覧。
- ^ “将棋:第61期王将戦 第5局 佐藤10期ぶり返り咲き 4勝1敗、久保の3連覇阻む”. 毎日新聞 (2012年3月10日). 2012年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月17日閲覧。
- ^ “将棋:棋王戦 挑戦者の郷田真隆九段が勝利 棋王位を獲得”. 毎日新聞 (2012年3月17日). 2012年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月17日閲覧。
- ^ 王将戦中継ブログ「久保九段が七番勝負制す」(2018年3月15日)ほか
- ^ 久保利明『久保利明の最強振り飛車戦略: 角交換振り飛車の久保システム』木本書店、2012年1月。ISBN 978-4-904808-03-0 。
- ^ 『将棋世界』2010年5月号「昇級者喜びの声」
- ^ “久保棋王が二冠防衛 粘りで逆転 - 将棋”. 朝日新聞デジタル (2011年3月24日). 2022年3月17日閲覧。
- ^ 文藝春秋『Number』2020年9月11日号41頁
- ^ 第65期A級順位戦・観戦記(毎日新聞)ほか
- ^ “久保利明九段、異例の遅刻で不戦敗 相手の豊島将之七段に「良い人すぎる」の声【将棋】”. ハフポスト (2016年10月31日). 2022年3月17日閲覧。
- ^ twitter@nico2shogi(2016年12月18日)
- ^ “ついに共演! | おはよう日本出演者ブログ:NHK”. おはよう日本出演者ブログ (2017年8月8日). 2017年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月15日閲覧。
- ^ “NHK高瀬アナと久保王将、小中同級生だった おはよう日本で共演/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “藤井聡太二冠「高校中退」同じ道を選んだ先輩棋士たちの“その後” | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]”. Smart FLASH[光文社週刊誌]スマフラ/スマートフラッシュ (2021年2月23日). 2021年2月27日閲覧。
- ^ 「NHK将棋講座」1995年9月号30ページ
- ^ JT将棋日本シリーズの公式サイト(2003年、過去データ)に記載。
- ^ a b “久保利明Twitter”. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “久保利明棋王が「加古川市民栄誉賞」の初めての受賞者に”. 日本将棋連盟 (2009年5月22日). 2022年3月17日閲覧。
- ^ “久保棋王に市民栄誉賞 加古川市”. 神戸新聞 (2009年5月25日). 2022年3月17日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “「さばきのアーティスト」の訪問(平成21年4月10日) - 加古川市”. 加古川市 (2009年4月10日). 2009年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月17日閲覧。
- ^ a b “久保利明王将・棋王3冠へ意欲!水谷豊からも祝電!”. スポニチAnnex (2011年6月3日). 2012年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月17日閲覧。
- ^ 『近代将棋(1999年2月号)』近代将棋社/国立国会図書館デジタルコレクション、193頁 。
- ^ 『近代将棋(1999年10月号)』近代将棋社/国立国会図書館デジタルコレクション、171頁 。
- ^ “久保九段、600勝(将棋栄誉賞)を達成!”. 日本将棋連盟 (2013年1月11日). 2020年4月4日閲覧。
- ^ “中日・平田、球界の将棋王初代“球王”に就位!巨人・丸との決勝戦棋譜公開”. スポニチアネックス (2020年12月23日). 2021年3月15日閲覧。
久保利明
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振り飛車党。三間飛車を得意とし、早石田を現代に蘇らせた棋士の一人である。駒の軽い捌きが特徴で「捌きのアーティスト」「カルサバ流」と呼ばれる。久保の左桂の捌きに憧れるプロ棋士も多い。
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