ポケモン研究者
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「ポケットモンスターSPECIALの登場人物」の記事における「ポケモン研究者」の解説
オーキド博士(オーキド・ユキナリ) 詳細は「オーキド・ユキナリ」を参照 マサラタウン在住のポケモン学の権威で、グリーンとナナミの祖父。本作での主要人物の1人ともいえる人物。各章の様々な主人公達を送り出した張本人である。ポケモン図鑑を作ることが若い頃からの夢で、現在もしばしば図鑑の改良を行っている。主にノーマルタイプのポケモンを使用する。 若い頃は共にポケモン研究を行ったキクコ・ジョウト地方の育て屋夫婦・ガンテツ・ヤナギとは仲が良い親友だった。かつては凄腕のトレーナーで、第1回ポケモンリーグでキクコを破って優勝した過去を持ち、第9回ポケモンリーグではドクターOという名で出場してオニっち(オニスズメ)だけでブルーに勝利するなどの活躍を見せるが、最近(第3章時点)は野生のマグマッグを捕まえられないなど、老齢ゆえの衰えも見せている。 作中では研究所内へ何度も敵の侵入を許している。ジョウトにも研究所を持っている。 第1章では強くなる方法を知る為に研究所に忍び込んだレッドを悪人と勘違いし、問い詰めた際に研究所のポケモンに逃げられてしまった。その後はトキワシティまでレッドと共に行動し逃げ出したポケモンを全て回収する。その際の彼のポケモンに対する態度をみて誤解が解け、フシギダネと図鑑を渡した。ポケモンリーグでは研究所からゼニガメと図鑑を奪ったブルーが、数年前に行方不明になった少女である事に気づき、何故盗みを働いたのか知るために参加した。そして準決勝でブルーと対決、その戦いで正体がばれるも勝利する。そして彼女が研究所から盗んだ理由を知ると正式にゼニガメ(この時は既にカメックス)と図鑑を渡した。その後はレッドとグリーンが決勝で戦いたいだろうと思い棄権する(このためオーキドは失格扱いになり、ブルーが3位になった)。 第2章ではレッドのピカがボロボロになって帰って来たことから、レッドが敗北してしまったと察してカスミに伝える。その直後にやって来たイエローが目的などを話さずにピカを連れて行こうとしたため警戒し、バトルする。その際イエローがポケモンに傷をつけないように戦う姿を見て、ピカとレッドの図鑑を手渡した。その後イエローのことはジムリーダーやグリーンに伝えた。イエローのことは少年と呼んでいたためこの時点ではイエローの性別に気付いていなかった模様。 第3章ではシルバーに図鑑を取られた事から戦ったゴールドに話を聞きに訪れた。その際にゴールドに図鑑を欲しいと頼まれたが、悪人ではないものの周りが見えなくなるタイプと感じ、資格がないと判断して渡さなかった。しかしゴールドが他人のコラッタを助けるために溺れかけた姿を見て考えを改め、ポケモンは「相棒」という答えを聞いて特別に図鑑を渡した(この時まではジジイと呼ばれていたが、図鑑を渡すとじいさんに呼び方が変わった)。その後は最終決戦に向かうゴールドに手紙を送った。最後の方では子供が図鑑を貰いに尋ねてきている(おそらくはエメラルド)。 第5章では図鑑をバージョンアップさせようとした所をロケット団に捕まるがレッド達に助けられる。彼らがサキによって石化してしまった姿を見てブルーの両親にその姿を見せないようにし、石化から助け出す方法を探した過程でジラーチのことを知る。 第6章ではジラーチ捕獲のためエメラルドをバトルフロンティアに派遣し、クリスタルと共にエメラルドのバックアップに力を尽くす。途中から助っ人としてオダマキ博士に頼みルビー・サファイアと更にゴールドも呼び出しバトルフロンティアに送り込む。なお、クリスタルとエメラルドがいたポケモン塾の施設を瞬く間に改装するくらいの資産は持っている様子である。 第8章では、シンオウポケモン協会からの依頼でプルートメモの解読に協力した他、マイの手紙を胸が潰れる思いで読み、世の中を作ってきた大人の1人として恥じながら、それでも希望を捨てないで欲しいとマイにシェイミを紹介し、グラシデアの花を手に入れるように教えた。 第9章では、ロケット団の再興を懸念していたところに、ワタルからの接触を受けてゴールドをポケスロンドームに派遣する。 第12章ではナナカマド博士からの連絡を受け、伝説のポケモン達が暴れるカロス地方へグリーンを送り出した。手持ちポケモン ラキっち(ラッキー♀)Lv.60 特性:しぜんかいふく 性格:やんちゃ 技:"タマゴうみ" 第1回ポケモンリーグ以前からの手持ち。普段は研究所で手伝いをしている。 ガルっち(ガルーラ♀)Lv.53 特性:きもったま 性格:なまいき 技:"ピヨピヨパンチ"・"メガトンパンチ" 第1回ポケモンリーグ以前からの手持ち。決勝戦でキクコのゲンガーを倒した。 オニっち(オニスズメ♂→オニドリル♂)Lv.51 特性:するどいめ 性格:がんばりや 個性:まけんきがつよい 技:"オウムがえし"・"みだれづき" 第9回ポケモンリーグで初登場。第5章で進化。 オドっち(オドシシ♀)Lv.55 特性:おみとおし 性格:おだやか 技:"あやしいひかり"・"とっしん" 第3章で初登場。移動要員。 レディっち(レディバ♂)Lv.49 特性:むしのしらせ 性格:おくびょう 技:"ちょうおんぱ" 第3章で初登場。滝から落ちそうになったゴールドを助けた。 ドードリオ ピジョット ウツギ博士 ワカバタウン在住の学者で、主にポケモンの「タマゴ」を研究している。少々おっちょこちょいな性格で、シルバーにワニノコを盗まれた事にも最初は気付かなかった。シルバーのニューラによって凍った床に滑ってしまい、腰と頭を打ってワカバタウン総合病院に一時入院していた。手持ちポケモン オタチ 特性:にげあし オダマキ博士 ミシロタウン在住の学者で、サファイアの父親。ポケモン学の権威で、他の博士とは違い外に繰り出してフィールドワークをするといった自己体験型の研究をする。ルビーの父親であるセンリの親友であり、良き理解者でもある。娘であるサファイアもフィールドワークの手伝いをしており、サファイアの手持ちのえるる(ホエルオー)、とろろ(トロピウス)を貸し与えた。 ルビーとはグラエナに襲われていた時に出会うが、バトルを嫌がる姿に苛々していた。後にポケモン図鑑とキモリをエメラルドに渡そうとするも、カイオーガの起こした津波に流されてしまい、会うこともできなかった。 第6章では回想シーンでその事情をエメラルドに説明していた。また、オーキド博士の計画に協力し、ルビー・サファイアをバトルフロンティアに送り込む。 ソライシ ホウエン地方の自然科学の権威。ハジツゲタウンに研究所を構える。騙されやすく、動きがどこかコミカル。アクア団に利用されてカイオーガ復活の手助けをする。その後、アクア団の基地に捕らわれたがナギ・アスナに救出される。 第13章ではトクサネ宇宙センターの天体観測所に勤務している。 ナナカマド博士 マサゴタウン在住の学者。オーキド博士の先輩で、主にポケモンの進化を研究しており、ベルリッツ氏とハマナを助手としている。常に眼の鋭い怖そうな人だが、実は大の甘党。 ミオシティの学会へ向かうが、上級SHITAPPAの男によってベルリッツ氏とともに特殊な檻に閉じ込められて負傷してしまう。その後はトウガンの警護の元で療養・研究を行い、回復後に、デンジを除くシンオウ地方のジムリーダーと共にテンガン山のやりの柱に向かう。ダイヤ・パールの実力を評価しており、第7章では正式にポケモン図鑑とポケッチを託し、第8章では直に伝説のポケモンの調査を依頼した。 第12章で再登場、カロス地方で復活した伝説のポケモンにより被害が出ている情報を入手し、オーキド博士に伝えた。 ヤナセ・ベルリッツ プラチナの母親。プラチナ同様にアクセサリーを作るため、その材料を自らテンガン山の山頂まで取りに行った経験を持つ。 第4章・第6章に回想シーンで登場しており(その時点ではプラチナの母だと公言されていなかった)、第4章の5年前にホウエン地方のポケモン協会に在籍していてジョウト地方にある研究棟でレックウザを研究していた。レックウザを操るために、人工的に「翠色(みどりいろ)の宝珠」を製造しようとしていたが途中で挫折し、「翠色の宝珠」を川に捨てる。その欠片は後にエメラルドに渡った。 プラチナにやぶれた世界についての調査をするようアドバイスし、国際警察(ハンサム)にも手助けを求める。その後、第8章終盤でナナカマド博士達に合流し、ポケモンの「進化」だけでなく「変化」に関する研究の手伝いを申し出る。 ベルリッツ氏 プラチナの父で、ナナカマド博士の助手。大財閥ベルリッツ家の当主であり、15億円もの法外な大金を「微々たる額」と断言できるほどの大資産家。娘の旅を支持し、執事のセバスチャンとは護衛をつける事を条件に合意させた。 ミオシティ滞在中に、パカ・ウージ達が消された事およびプラチナの誘拐(無論これは嘘である)を上級SHITAPPAの男に告げられてしまい、要求通りギンガ爆弾の製作費を払ってしまう。その後、特殊な檻によって閉じ込められたまま、プラチナと再会。旅を続けるのは危険と見て中止を決め込むが、プラチナの強い意志を受け入れダイヤ・パールを共に戦う者として認めると共に、3人を支援する。その後、ミオシティでトウガンの警護の元で研究・療養を行う。回復後に、デンジを除くシンオウ地方のジムリーダーと共にテンガン山のやりの柱に向かう。 カラシナ博士 カンナギタウンの長老。シロナと似た服を着ていて、髪にリーシャンのぶら下がった装飾を挿入している。かなりぶっ飛んだ個性的な性格で、パール曰く『ツッコミどころが多すぎる』人物。カンナギ周辺の地理を熟知しており、ダイヤ達の案内役を買って出る。モーモーミルクが大好物。 トバリシティの隕石は、かつて彼女が"りゅうせいぐん"の修行で宇宙から落とした物である。シロナが未完成のまま"りゅうせいぐん"を撃った事を厳しく叱責し、修行を促した。 アララギ博士(娘) カノコタウン在住の学者・アララギ博士親子の娘。作中の主人公にポケモン図鑑やポケモンを渡す人物としては、初の女性である。 「出発の日」をブラックに台無しにされたことで激昂し、図鑑とポケモンを託すことをやめようかと考えるが、木に登ったポカブ(ポカ)を攻撃していたクルミルを撃退する姿を見て認め直した。その後は、チェレン・ベルの壊れた図鑑の修理を行う。 ブラックから初めて連絡を貰った際、リバティガーデン島にいるビクティニの調査を依頼した。 図鑑とポケモンを託す日の前夜、マコモ博士との電話に夢中でツタージャ・ポカブ・ミジュマルの3匹をボールに戻すことを忘れ、3匹が喧嘩をしてポカブが風邪をひいてしまった。また当日は、自分で手渡さず箱に入れて配達員を呼んで届けさせた。その事までNのゾロアに監視されており、父との待ち合わせ場所にいたNにポケモンをモノ扱いしていると指摘される。手持ちポケモン チラーミィ♀ 特性:テクニシャン ツタージャ・ポカブ・ミジュマルの喧嘩によって散らかった部屋や玄関を掃除した。 アララギ博士(父) アララギ博士親子の父。娘同様、ポケモンの研究員を勤めている男性。 ブラックが幼少期の頃からポケモン図鑑の開発をしていた。チェレンとベルの壊れた図鑑の修理を娘に協力し、ヒウンシティでベルに推薦されたホワイトに図鑑の1基を渡す。 一年前、娘と同じくツタージャ・ポカブ・ミジュマルの成長を並行して研究するため用意していたが、研究所に侵入したNによって逃がされ、その時にツタージャはNに付いていき、ポカブは後にホワイトが拾った事が判明する。 Nがアデクに勝利した現場に現れ、ブラックのブオウ、ホワイトのあまんだと自分の元に唯一残っていたミジュマルから育てたダイケンキで攻撃を仕掛け、捕らえようとするが逃してしまい、持っていた図鑑を破壊される。その後、Nが操るゼクロムと目覚めたレシラムを使いこなせていなかったブラックの戦いを見て、ハンサムの助けを受けてブラックの図鑑をバージョンアップした。 第11章ではプラズマ団の手に落ちたキュレムの力によって氷漬けになっていくイッシュの解放のため、チェレンと連絡を取ろうとベルとサザナミタウンのマリンチューブに向かう。そして事件終盤ではNの城へと駆けつけて、墜落するプラズマフリゲートの激突で炎上する城にいるポケモン達を守るために「ちかい」の9体合体技で鎮火を行った。手持ちポケモン ミジュマル→(フタチマル→)ダイケンキ 特性:げきりゅう 技:"みずのちかい" マコモ博士 サンヨウシティに住む研究者の女性。アララギ博士とは大学時代からの親友。 キラキラとした目が特徴で、大声で話す。トレーナーのレポートを集めるためのシステムを構築しており、ポケモンの見る夢について研究している。ムシャ(ムンナ)から「ゆめのけむり」を貰った。その後はアララギ博士に付き添い、イッシュリーグの会場で「夢」の研究をしていた。 11章ではアローラ地方の学友バーネット博士とも連携をとりながら研究を進めており、異空間「ポケモンドリームワールド」でならばライトストーンの内部に取り込まれたブラックと接触をする事ができるのではないかという仮説を立てる。そこで夢のエネルギーが最も集まるとされる「ハイリンク」と呼ばれる場所にライトストーンがあると考え、ホワイトをそこへ派遣する。手持ちポケモン ミルホッグ 特性:はっこう ゆめのあとちでブラックのムシャを襲ったプラズマ団が使っていたが見捨てられ、その後引き取られた。 プラターヌ博士 ミアレシティ在住の学者。 トロバがホロキャスターで撮影した、ゼルネアスとイベルタルの争いの映像をフラダリと共に鑑賞する。エックス達からは悪人ではないと判断されているが、エックスやトロバ・サナからはそのマイペースすぎる言動やフラダリの悪事を微塵も疑わなかった事などから信用が薄い。 セキタイタウンでの事件後、フラダリがフレア団のボスである事を知り、エックス達の警告を一笑に付したことを謝罪する。その罪滅ぼしとしてヒャッコクシティでメガシンカの謎を調べる中でエスプリが操るルチャブルに襲撃されたが、エックス達によって救出された。手持ちポケモン フシギダネ ゼニガメ 離脱 ヒトカゲ♂ 研究所から逃げ出した後エックス達に保護されて帰って来たが、マリソ(ハリマロン)とバトルした後にエックスが欲しがったので譲った。 ククイ博士 アローラ地方在住の学者。研究者としてはポケモンの技が専門。上半身裸の上から白衣を着ているのが特徴で、ムーンにも心の中で突っ込まれている。妻のバーネット博士とはラブラブで、「ハニー」「ダーリン」と呼び合っている。 サンとは友人で、ポケモン図鑑とニャビーを託している。かつてしまめぐりを行った経験がある。ポケモンの技を自分自身で受けて体験するのがモットー。 研究者でありながらポケモンバトルも得意で、アーカラ島のロイヤルドームの「ロイヤルマスク」としても活躍している。 起動しなくなったロトム図鑑を修理するためコニコシティでムーンたちと合流し、メレメレ島に向かう途上の海上でバーネット博士と合流した直後、ハギギシリの襲撃でヨットが転覆してしまい、エーテル財団に救助されエーテルパラダイスに運び込まれる。UBがポータウンに出現すると親友マーレインがいるホクラニ天文台へ向かった。 後にロイヤルマスクの正体をバーネット博士に知られ、「ララン&ジャラ」のリングネームで夫婦ファイターとしてバトルロイヤルに参加する。手持ちポケモン イワンコ♂ 技:"いわおとし" ゴンベ♂ 特性:あついしぼう 技:"ころがる" ナリヤ・オーキド オーキド・ユキナリの従兄弟。アローラ地方のポケモンの生態系を調べている学会の権威。ユキナリと瓜二つだが、髪型が異なり、肌も日焼けしている。 ゼンリョク祭りに招かれ、ハラと共にバトルトーナメントの審判を務めた。 ジーナとデクシオに頼まれてジガルデのリボーンマシーンの完成を手伝い、半年後には彼らやリーリエとともに異空間の裂け目へと向かい、ウルトラスペースから帰還したサンとラナキラマウンテンで再会する。手持ちポケモン ゴローン(アローラのすがた) ゴローニャ(アローラのすがた) バーネット博士 アローラ地方在住の学者の女性。パルキアやギラティナのようなポケモンがかかわるこの世ならざる領域「異空間」の研究者。プロレス好きでロイヤルマスクのファン。正体が夫である事は知らなかった。 イッシュ地方に住むマコモと大学時代の友人で、第11章では「ポケモンドリームワールド」に関する研究の連携を取っていた。 3か月ほど前から浜辺で行き倒れていたリーリエを保護し面倒を見ており、リーリエのコスモッグが空に穴を開ける能力がこれと同じものではないかと注目する。リーリエを連れてマンタインサーフで夫と合流したが、直後のハギギシリの襲撃でリーリエと離ればなれになってしまい、エーテルパラダイスで保護された後はリーリエがいるウラウラじまに向かった。 UBにまつわる一連の事件後、マサキの元を訪ねることになったリーリエに同行してカントーへ向かう。ライドポケモン マンタイン 「マンタイン サーフ」に使う。 マグノリア博士 ガラル地方在住の女学者。特にダイマックスの研究をしており、十数年前にダイマックスのメカニズムを解明したため、ガラル地方では知らない者の方が少ない有名人である。 助手になった創人・シルドミリアと一緒にトラックの「マグノリア号」で旅立つ。運転が好きで、自動運転を使わず自らハンドルを握り、好んで峠や悪路を攻める。手持ちポケモン ヤバチャ(しんさくフォルム) ポットデス(しんさくフォルム) アラベスクタウンにポプラを送った帰りにルミナスメイズの森で脱輪した時、車のシンクにいた。「まひ」状態だった事から、野生同士のバトルから逃げて隠れていたと見られている。
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