エーテル財団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/20 23:59 UTC 版)
エーテル財団
- ゲーム『ポケットモンスター サン・ムーン』に登場する架空の団体。エーテル財団を参照。
- アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』に登場する架空の団体。エーテル財団を参照。
![]() |
このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。 |
エーテル財団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 08:53 UTC 版)
「ポケットモンスター サン・ムーン」の記事における「エーテル財団」の解説
傷ついたポケモンを保護するとともに、野生ポケモンの生態調査やウルトラビーストの研究など、様々な研究活動を行っている団体。スカル団とは対立関係にあるが、その実態はスカル団のスポンサーであり、コスモッグの能力を利用してウルトラホールを開きウルトラビーストを捕まえることを目的とした組織であった。しかし、多くの職員はこのような暗黒面を知らずに本来のポケモンの保護を目的として働いていた。 本編で戦闘中に襲いかかってくる職員は全てルザミーネの暗黒面とコスモッグの実験を知ってのことで悪事に加担した者達である。人工島エーテルパラダイスを本拠地にしており、各地に拠点を設置している。ルザミーネの一件の終息後はグラジオが代表代理となり、元の善良な組織に戻った。『ウルトラサン・ウルトラムーン』では終盤以降の展開が変わり、ルザミーネとザオボーの立場が変化している。 ルザミーネ エーテル財団の代表である女性。外見は若そうに見えるが、本人曰く「40過ぎている」との事。 エーテルパラダイスから出奔したリーリエと彼女が匿っていたコスモッグの確保をスカル団に依頼していた。その正体はリーリエとグラジオの母。その本性はワガママかつ自分勝手で異常なまでの独占欲の持ち主。自分が欲しいものはどんな手段を使っても手に入れようとし、興味を失えば平気で捨てようとする。また、自分の気に入ったポケモンは氷漬けにしてコレクションにするなど常軌を逸した行動まで取っている。自分の思い通りにならなかった、理想の邪魔をしたとして実の子供であるグラジオやリーリエ、自身を慕っていたグズマを冷たく突き放すなど、冷酷非道で自己中心的な性格である。 本作中ではウルトラビースト、中でもウツロイドに対して歪んだ愛情を抱いており、ウルトラホールを開くためにコスモッグを捕らえて研究していた他、ウルトラビーストへの対抗策としてタイプ:ヌルや専用モンスターボールの開発などを極秘で行っていた。 コスモッグを利用してウルトラホールを開かせ、ウルトラスペースへ突入し1匹のウツロイドをゲットすることに成功。その後、主人公たちが駆けつけたところでウツロイドと融合してマザービーストとなり、主人公に戦いを挑むが敗北。ソルガレオまたはルナアーラの力によってウツロイドと切り離され正気を取り戻すが、ウツロイドの毒に侵された影響で衰弱してしまう。リーリエの看病によって回復するも完全には治らず、療養のためリーリエと共にカントー地方へ旅立っていった。 手持ちはピクシー、ドレディア、キテルグマ、ミロカロス、ムウマージ。マザービーストとなっての戦闘ではぬしポケモンやウルトラビーストと同様にオーラをまとって能力が上がっている。 上述の通り、作中では黒幕として非道な姿が目立つものの、リーリエによれば昔は心優しい母親であったようである。何がきっかけで現在のように豹変してしまったかは不明だが、グラジオは父がウルトラホールの実験事故で行方不明となった影響ではないかと推測している。 『ウルトラサン・ウルトラムーン』ではウルトラビーストへの異常な執着は見せず、「子供は大人の言うことさえ聞いていればいい」というエゴイストとしての面が描かれている。グラジオやリーリエの忠告にも耳を貸さずにネクロズマ討伐のためグズマとともにウルトラメガロポリスへ向かうも返り討ちに遭いアローラに送り返され、ネクロズマに立ち向かう主人公を見て自分のしていたことの過ちに気付き、エーテルパラダイスへ戻る。エピソードRRではRロケット団のサカキの計画のため自宅を乗っ取られ、自身も催眠状態になるが、サカキが倒され撤退したことにより意識を取り戻した。その後は毎月1日に防衛戦に挑戦するようになる。手持ちはムウマージがミミロップに変更された。 ザオボー エーテル財団の支部長で実質ナンバー2である男性。エスパータイプの使い手。 「エーテル財団最後の砦」を自称するがかなり胡散臭く、保護活動の際にも積極的に行動しない。 騒動解決後は平職員に降格している。イベントで戦闘できるほか、毎月1日にポケモンリーグに挑戦しに来る。 最終的な手持ちはヤドラン、ライチュウ、フーディン、ハギギシリ、スリーパー。エースはスリーパー。 『ウルトラサン・ウルトラムーン』では展開が変わったため殿堂入り時点でも支部長の地位にあり、エピソードRRでも登場。出世に命を賭けており、そのためにウルトラホールを使ってレインボーロケット団を呼びこんでしまい、その件で事件終息後に平職員に降格させられる。手持ちはヤドランがネンドールに変更された。防衛戦には登場しなくなった。 ビッケ エーテルパラダイスの副支部長である女性。温厚な性格。 グラジオとリーリエの世話係でもあり、エーテル財団の幹部の中では唯一、主人公達の味方ポジションでもある。 騒動解決後はザオボーにかわり支部長に昇進している。
※この「エーテル財団」の解説は、「ポケットモンスター サン・ムーン」の解説の一部です。
「エーテル財団」を含む「ポケットモンスター サン・ムーン」の記事については、「ポケットモンスター サン・ムーン」の概要を参照ください。
- エーテル財団のページへのリンク