表現主義とは? わかりやすく解説

ひょうげん‐しゅぎ〔ヘウゲン‐〕【表現主義】

読み方:ひょうげんしゅぎ

20世紀初頭、ドイツ中心に興った芸術運動印象主義自然主義対す反動から、内面主観的な表現主眼をおいた。初め、キルヒナー・カンディンスキーらによる絵画運動として展開され第一次大戦後文学音楽・映画演劇などにも及んだ


表現主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/03 03:51 UTC 版)

表現主義(ひょうげんしゅぎ)または表現派(ひょうげんは)は、様々な芸術分野(絵画文学、映像、建築など)において、一般に、感情を作品中に反映させて表現する傾向のことを指す。狭い意味の表現主義は、20世紀初頭にドイツにおいて生まれた芸術運動であるドイツ表現主義(またはドイツ表現派)および、その影響を受けて様々に発展した20世紀以降の芸術家やその作品について使われる。これには、抽象表現主義などが含まれる。


  1. ^ 五十嵐太郎『おかしな建築の歴史』(エクスナレッジ 2013年)p.199によれば「1912年に美術史家アドルフ・ベーネが表現主義建築を提唱し、既存の枠組みにとらわれない自由なフォルムを特徴とするユートピア的な建築案がおもにドローイングで数多く発表」されたという。


「表現主義」の続きの解説一覧

表現主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/14 04:22 UTC 版)

メタ倫理学」の記事における「表現主義」の解説

非認知主義 表現主義(expressivism)とは、道徳判断信念(「XはYである」という命題構造をもった心的状態)の記述ではなく何らかの主体の状態を表現したものだと考え立場であり、典型的な非認知主義である。

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表現主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 14:34 UTC 版)

青騎士」の記事における「表現主義」の解説

1905年パリサロン・ドートンヌ颯爽とフォーヴィスム登場した後期印象主義影響受けたマティスらは、対象キャンバスの上再現するではなく大胆な色彩によって鑑賞者の感覚直接訴える絵を描こうとした。 同じころドイツでも、激し色彩用いて絵画方向性を探る運動始まっていた。これは表現主義とよばれ、フォーヴィスム象徴主義の影響受けて分離派よりもさらに前衛色を増しドレスデンブリュッケや、本項で扱うミュンヘン青騎士といったグループ中心に展開した

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