上記以外の参加者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:04 UTC 版)
潔達とは別の棟にいた参加者。同じ棟に居た者同士や同じチームだった者同士の面識が曖昧であることが多く、かつて同じチームであったはずが赤の他人であるかのように描写されていることもある。 糸師 凛(いとし りん) ランク:二次選考1位→1位→三次選考2位 青い監獄選抜チームポジション:CF 背番号は10番。16歳。 青い監獄の現トップランカー。天才MFとして有名な糸師冴の実の弟。兄同様下まつげが特徴的であり渾名に使われやすい。 基本的に同格以下の相手には高圧的で高慢な部分が目立つものの、認めた相手には実力や潜在能力を評価したりする公正さも持つ。また、ネイティブで英語を流暢に話せる語学力も持っている。 日本代表となって、兄である冴を超えるために青い監獄に参加した。 冴とはかつて、自身がサッカーを始めたころはどこに行くにも離れない仲の良い兄弟で、「世界一のストライカー」の夢を追いかけていた。冴が海外に渡って以降、自身も腕を磨き続けた事で自身が所属しているチームを日本一に導いていく選手になっていく。そんな中、不意に帰ってきた冴が目の前に現れ「世界一のMF」を目指す夢へ切り替えたと打ち明けられた際は、納得できずに反論し1対1の勝負をするも、世界に揉まれレベルの高さを知った彼に惨敗する。それでも自身が目指す姿でないならやる意味がないと本音を打ち明けた際は、冴から兄弟とはとても思えない非情な言葉をぶつけられ、それが憧れていた冴との亀裂になり、決裂した。 「技術」「戦術眼」「身体能力」全てを高次元で兼ね備え、2つのシュートを空中でピンポイントで命中させるほどのキック精度の持ち主。潔と同じ空間認識能力も持ち合わせている。本領は相手の思考を思うままに操って支配する戦法で、フィールド全体に操ることが可能。仲間の潜在能力ギリギリのプレーを引きだすことができる。 サッカーを命を懸けた殺し合いだと考えている。また、作中でも随一のストイックさを持ち、格上の相手でも決して諦める事なく全力で戦う姿勢を最後まで貫ける程に精神力も強い。 二次選考4thステージ以降、潔を多少認めるようになる。日本代表戦では最も得点率が高かったため、チームの中心人物としてセンターフォワードのポジションを務める。 U-20日本代表戦では前半戦では攻撃の中心となってプレーしながら、兄・冴とマッチアップしていくも、敵わず終いになってしまう。それでも前半戦が終了する直前でオリヴァ・愛空を出し抜いた見事なゴールで逆転して見せ、チームメイトの懸命なディフェンスもあって、前半戦は1点リードで終わらせた。 後半戦において冴にボールが渡った際、「自信が冴だったらどうするか」と考えを張り巡らせ、自陣のペナルティ・エリアまで走り込み、士道にパスが渡る前にブロックに成功した。後半戦終盤、冴のコーナーキックに対して読みを外し、さらにそれを潔に止められたことから自身を取り巻く全てのものに対する敵意を覚え、今までの合理的な戦術を捨て、相手の得意な分野を引き出しつつそれを真っ向勝負で潰しにかかることに歓喜する、冴の「美しく壊す」とは対極ともいえる「相手を醜く壊す」戦術へと変わる「FLOW」へ突入した。集中力が極限まで高まっているせいか、目を常に刮目し、口を開けたまま舌を垂らした状態で固定化され、尋常ではない様相になる。 最終盤で冴と最後の一騎打ちになった際は、叶わず終いだった前半戦と打って変わり一歩も退かない攻防の末、動きを読み切って見事なディフェンスでボールを弾き飛ばした事で一瞬ながら冴を超えて見せた。そして潔が弾いたボールを決めて見せた事でチームは勝利した。終了後は潔から自身がいなきゃ出来なかったと感謝の言葉を伝えられるも、自分が決め切る事の出来なかったゴールを決められなかった屈辱と、更には冴が日本サッカーを変えられるのは潔かもしれないと言う言葉を聞いた事が怒りと憎悪を滾らせ、「今からお前は宿敵(ライバル)だ。次は殺す。」と言い残した。 「新英雄大戦」においてはフランスを選び、初戦から3点中2点を獲得している。(残りの1点は士道によるもの。) 蟻生 十兵衛(ありゅう じゅうべえ) ランク:二次選考2位→三次選考?位 青い監獄選抜チームポジション:CB 背番号は2番。 武器は高いジャンプ力と日本人離れした四股による長いリーチ。 美意識が強く、ナルシストな性格。自身が思う相手が「オシャ」ならば敵であっても敬意を示すものの、自分の名前にコンプレックスを持っており、それを指摘されると激しく動揺する。 「オシャ」という言葉を多用する、セリフの「俺」が大きい太字になるといった独特な話し方をする。対日本代表戦では高さと手脚のリーチの長さを買われセンターバックを務める。 U-20日本代表戦では前半戦終了間際、糸師冴の強力かつハイレベルなシュートで追いつかれそうになったところを自身のリーチの長さと執念で止めて見せ、前半戦リードで終了する立役者となった。 「新英雄大戦」においては「フィレンツェが俺を呼んでいる。」と言う考えの下でイタリアを選んだ。初戦からDFとして参戦するも、試合相手のフランスチームに敗れる。 時光 青志(ときみつ あおし) ランク:二次選考3位→三次選考?位 武器はケタ違いの俊敏反応(クイックネス)。さらに馬狼と互角以上のフィジカルや体幹、無尽蔵のスタミナを持つ。 お人好しではあるものの、ネガティブな性格。後ろ向きな発言をして相手を困惑させたり怒らせることが多い。 世界的に有名なサッカー選手の名前は勿論、異名や特筆すべき部分を細かく覚えているほどのサッカーオタクでもある。 U-20日本代表との試合では、スタメンに選ばれる事こそなかったが、絵心が選んだサブメンバーの一人に選ばれていた。 「新英雄大戦」においてはフランスを選んだ。 士道 龍聖(しどう りゅうせい) ランク:二次選考111位→2位→三次選考3位 U-20選抜特別参加(後半戦) 色黒の肌で金髪の派手な髪型が特徴。潔とは別の棟の得点王。暴力を振るうことに躊躇いのない粗暴な性格。一方で試合中や普段の生活の中でも、ひょうきんな発言をする事が多い奔放なところも目立つ。 身体能力やセンスが非常に高く、どのような体勢や状況でもペナルティエリア内ならばゴールポストに背を向けた状態からシュートを決めることすらできる得点力を持つ。一方でゲームメイクやディフェンス力は荒削りでありペナルティエリア以外では相手に後れを取る事もあり、初見には弱い面もある。 サッカーに対しても「俺ほどサッカーを正々堂々愛する男はいない」と言い切る等、強い価値観や美学を持ち、自分が満足しない相手には暴力を振るうが、認めた相手は素直に褒める公正さを持つ。 サッカーを「生命活動」と発言するなど独特な言い回しが多い。 自分がゴールを奪うことだけに集中しているプレースタイルであるため、合理的思考で点を奪うスタイルの凛とは相性がかなり悪い。実際、三次選考での試合中や終了後に凛との罵り合いや殴り合いが絶えなかった上に凛からパスどころか見向きすらされない場面もあり、三次選考における全試合終了後は凛に惨い暴言と決して軽くない怪我を負わせた。 後にU-20日本代表の一員として参加する糸師冴の希望により(絵心が凛を中心とするチームにしていくのに士道は合わないという意向もあるが)、士道はU-20日本代表の一員として引き抜かれ、倒すべき相手として立ちはだかる結果になってしまった。 U-20日本代表との顔合わせのミーティングにおいて、エースである閃堂と諍いを起こし、愛空に抑え込まれて沈静化するもチーム内の不和を起こしたことで序盤はベンチに下げられる。しかし、ハーフタイムにおいてU-20に失望した冴を留めるための愛空の指示により、後半戦開始時に登板。冴と抜群の化学反応を起こし圧倒的な攻撃力を発揮し、冴の放つ「挑戦のパス」に向き合い続けた結果、青い監獄選抜チームを出し抜いて最初にFLOWへと突入、ペナルティエリア外からのスーパーゴールを決めることにも成功する。また、そんな冴に対し実力やポテンシャルを誰よりも認めるようになり、友好的に接しては連絡先の交換を自ら申し出るくらい親しげになっている。(当の本人は士道の馴れ馴れしさを煩わしく思いながらも、「ハットトリック決めたら考えてやる。」と返している等、それほど憎からず思っている。)。 最終盤、冴が凛の考えを超えたパスでハットトリックを決めかけるも、読み切っていた潔にギリギリ止められてしまう。そして結局点を取れず潔が決勝点を決めた事でU-20日本代表は敗北してしまう。しかし、冴のミスが無ければ決められていたと言う理由で3点目とカウントし、冴に連絡先の交換を果たした事とみなし冴からも後で交換する旨を伝えられた。 「新英雄大戦」においてはフランスを選んだ。初戦から1点を取る活躍をしている。 烏 旅人(からす たびと) ランク:二次選考69位→3位→三次選考?位 青い監獄選抜チームポジション:DMF 背番号は6番。 泣きボクロと関西弁が特徴。 三次選考ではTOP6入りを果たし、乙夜と共にチームB代表に選出される。 相手の重心をずらすフェイント技術と腕を使って自身に有利な領域を確保しながらボールをキープすることを得意とする。 マークした相手の弱点をつき徹底的に追い詰める戦い方を好むことから、「殺し屋」の異名で恐れられている。対日本代表戦では、青い監獄No.1のボールキープ力と分析力を活かした心臓役としてボランチを務める。 U-20日本代表選では攻守に渡って攻めのチャンスを作ったりディフェンスの立て直し、更にはシュートを決めるきっかけの一つを自ら作るなど、得点は出来なかったもののチームの勝利には貢献できた。 「新英雄大戦」においてはフランスを選んだ。初戦はMFとして参加し、試合相手のイタリアチームに勝利する。 乙夜 影汰(おとや えいた) ランク:二次選考33位→4位→三次選考?位 青い監獄選抜チームポジション:RWG(前半)RSB(後半) 背番号は9番。 アシンメトリーにメッシュの入った髪型とローテンションな振る舞いが特徴の選手。「ちゅーす」が口癖。 三次選考ではTOP6入りを果たし、烏と共にチームB代表に選出される。 忍者の末裔であり、忍者の如く相手の影をすり抜けるように突破する高い俊敏性を持つ。相手を引きつける烏の特技と非常に相性が良く、そのコンビネーションの完成度は青い監獄内でもトップクラスと言われている。日本代表戦では、雪宮と共にウイングを務める。氷織が出場してからはサイドバックにポジションを変更した。そして馬狼が出場してから彼と交代する。 「新英雄大戦」においてはスペインを選ぶ。第一試合では蜂楽と共にスタメンに選ばれて出場する。 雪宮 剣優(ゆきみや けんゆう) ランク:二次選考23位→5位→三次選考?位 青い監獄選抜チームポジション:LWG 背番号は5番。 丸眼鏡に柔らかで謙虚な物腰が特徴の選手。サッカー選手の傍ら、モデル活動もしている。試合時はゴーグルを着用。 疲労次に視界が狭くなる視神経の病気を患っており、進行を遅らせることは可能だが止めることは出来ないことから、「俺には時間が無い」と焦燥する様子も度々見られる。 二次選考は烏・乙夜と同じチームを組んで勝ち上がった。 三次選考ではTOP6入りを果たし、凪と共にチームC代表に選出される。 パワーとスピードを駆使したドリブルを得意とし、1on1の近接戦に持ち込めば日本最強と自負している。また、高く打ち上げて急降下するようなジャイロ回転を用いたシュートを打てる等、技術にも優れている。日本代表戦では、乙夜と共にウイングを務める。 乙夜との交代で登板された馬狼によって一時的に乱され、敵味方が入り乱れたフィールドにて、他の選手を障害物に見立てて掻い潜るドリブルを新たに開発する。 「新英雄大戦」においてはドイツを選ぶ。 氷織 羊(ひおり よう) ランク:二次選考27位→三次選考?位 青い監獄選抜チームポジション:RWG(交代)⇒RSB 京都弁で話す中性的な顔立ちの選手。髪色は水色である。烏とはブルーロック参加以前から同じ関西のユースチームである等の馴染みがある。七星と共にブルーロックでは貴重な常識人で、トライアウトで組んだ潔は普通の会話が成立するだけで感動を覚えた。 高精度なパスや烏同様のボールキープを得意とする。また、相手の動きを読み自チームにギリギリ有利な位置に向けてボールを撃ったり、潔の新たな能力"反射"を産み出す糸口を見つけるなど、分析能力も非常に高い。 ゲーマーである一面も持っており、三次選考最終盤で潔が得た反射能力を『ぷよぷよ』や『テトリス』の落下速度が上昇した状態で盤面を判断することに喩えて説明する。 青い監獄選抜チームではスタメンには選出されなかったが、サブメンバーとして選出。U-20戦後半でスタミナの切れた千切との交代で出場。視野の広さとキックの正確さを活かして、チーム内のバランスを整えていく。馬狼の出場後はサイドバックにポジションをスライドした。 「新英雄大戦」においてはドイツを選ぶ。 七星 虹郎(ななせ にじろう) ランク:二次選考99位→三次選考?位 訛りの入った方言を話す、ブルーロックのロゴマークの入ったヘアバンドを頭に巻いた選手。三次選考で潔と同じチームとなる。一年生であるため潔達には敬語で話す。さん付けや君付けが曖昧な事が多い。腰が低く穏やかな性格で、潔・氷織と3人揃った環境は「優しい世界」と呼称される。 選考試合中は自身の行動で追いつくことが出来る潔のフォローに徹する。 黒名 蘭世(くろな らんぜ) ランク:二次選考4位→三次選考?位 ギザ歯と三編みが特徴的な選手。 三次選考最終盤で決勝点に繋がるパスをしている様子が描かれ、青い監獄選抜チームではサブメンバーの一人に選ばれていた。 「新英雄大戦」ではドイツを選択。潔のプレースタイルに順応するために自ずとSBの適性を上げるトレーニングを行い、イングランド戦ではSBに抜擢される。 西岡 初(にしおか はじめ) ランク:二次選考29位→三次選考?位 「青森のメッシ」と言われる選手。第1話から名前が登場し有名選手であることが示されている。 二次選考では馬狼・成早とチームを組むも負け上がりで引き抜かれ、途中経過は不明だが最後は二子と同チームで通過している。 三次選考の世界選抜戦にて負傷するも、選考には継続して参加。1度もプレーが描かれていないものの登場頻度は高く、名前が出る度に「青森のメッシ」という異名が強調される。 石狩 幸雄(いしかり ゆきお) ランク:二次選考13位→三次選考?位 高校No.1高身長の選手として有名である。西岡同様第一話から言及されている。 作者曰く「最初はモブキャラだった」とのことで、試合の描写が描かれる以前から顔が変化している。また、三次選考進出時にランクの誤植もあった(潔より先に二次選考1stステージを突破していたにもかかわらずランクが25だった)。 青い監獄選抜チームのサブメンバーとして選ばれていた。 田中 信玄(たなか しんげん) ランク:二次選考5位→三次選考?位 老け顔のドレッドヘアの選手。三次選考ではアフロヘアーになっている。 名前が明かされる以前も作中で何度か描かれており人気投票では1票を獲得している。 皿斑 海琉(さらまだら かいる) ランク:二次選考51位→三次選考?位 目つきの悪いドレッドヘアのオールバックの選手。 三次選考初戦にBチームとして指名されるがFWとしての活躍はないまま試合を終える。「流れ」というセリフを多用する。 志熊 恭平(しぐま きょうへい) ランク:二次選考55位→三次選考?位 色黒でガタイの良い無口な選手。雷市や我牙丸らと共に二次選考を突破しているが、彼らは志熊のことを初見であるかのような言い方をしている描写がある。 皿斑同様、三次選考初戦にBチームとして指名され、FWとしての活躍はないまま試合を終える。 清羅 刃(きよら じん) ランク:二次選考21位→三次選考?位 Bチームの5人目として2次選考を突破。青い監獄選抜チームてはサブメンバーの一人に選ばれていた。 柊 零次(ひいらぎ れいじ) ランク:二次選考22位→三次選考?位 青い監獄選抜チームではサブメンバーの一人に選ばれていた。 灰地 静(はいじ しずか) ランク:二次選考19位→三次選考?位 曽倉 哲(そくら てつ) ランク:二次選考20位→三次選考?位 猿堂寺 暁(えんどうじ あきら) ランク:二次選考59位→三次選考?位 日不見 愛基(ひみず あいき) ランク:二次選考77位→三次選考?位 柚 春彦(ゆず はるひこ) ランク:二次選考98位→三次選考?位 劈 大河(つんざき たいが) ランク:二次選考100位→三次選考?位
※この「上記以外の参加者」の解説は、「ブルーロック」の解説の一部です。
「上記以外の参加者」を含む「ブルーロック」の記事については、「ブルーロック」の概要を参照ください。
- 上記以外の参加者のページへのリンク