センターバック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 14:10 UTC 版)
「バロンドール・ドリームチーム」の記事における「センターバック」の解説
結果は以下の通りになった。 順位選手国籍現役期間ポイント1 フランツ・ベッケンバウアー ドイツ 1964–1983 738 2 フランコ・バレージ イタリア 1978–1997 354 3 セルヒオ・ラモス スペイン 2004– 269 4 ファビオ・カンナヴァーロ イタリア 1992–2011 200 5 ボビー・ムーア イングランド 1958–1978 178 6 ダニエル・パサレラ アルゼンチン 1974–1989 139 7 マルセル・デサイー フランス 1986–2005 118 8 ロナルド・クーマン オランダ 1980–1997 115 9 マティアス・ザマー ドイツ 1985–1998 65 10 ガエターノ・シレア イタリア 1972–1988 48
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センターバック
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「ディフェンダー (サッカー)」の記事における「センターバック」の解説
センターバック(英: Centre back)とはディフェンスライン中央のゴール前方に位置するディフェンダーのこと。 広義ではストッパー、スウィーパー、リベロも含む中央を守るディフェンダーであるが、狭義では4バック時の中央の2名(5バックでは3名)である。 主な役割は相手選手、主にフォワード選手をマークし相手の攻撃の主に最終段階を阻みゴールを守ることである。ディフェンスのラインコントロールなどもセンターバックが任されることが多い。また近代サッカーではディフェンスラインからの攻撃の組み立ても要求される場合がある。一般的にはボール奪取能力、ロングボールの処理能力、ポジショニングやプレーを選択する判断力、相手の攻撃陣に競り勝つ身体能力が特に必要になるポジションであり、空中戦に強い事が重要な要素となるため長身の選手が務める場合が多い。その長身を攻撃にも活かすため、セットプレーで相手ゴール前に配置される事は常套手段である。また試合終盤に同点又は勝ち越しのゴールを狙って、セットプレー以外の場面でも前線に上げたままにする戦術が取られる事があり、身長や強靭な体格に物を言わせて強引にチャンスを作ろうとする意味で、その作戦はしばしば「パワープレー」と呼ばれる。 守備の方法としてマンマークを行うときはセンターバックの選手はストッパー(ST)とスウィーパー(SW)に分かれる。対してゾーンディフェンス(ラインディフェンス)を行うときにはそれぞれの選手が状況に応じて両方の役割をこなすことがほとんどである。ディフェンスの人数に応じてストッパーの人数が変動し、スイーパーの人数は常に1人である。 近代においては4バックでは中央の2人がセンターバックでゾーンディフェンスを行い、特定の役割を持たず状況に応じてプレーするのが一般的である。対して3バックでは両側のセンターバックでマンマークを行い、中央のセンターバックがスウィーパーになる「2ストッパー1スウィーパー」が一般的である。かつて日本代表で、フィリップ・トルシエが模索したフラットスリーでは3人ともが特定のマークを担当せずスウィーパーも置かない方式であり、3バックとしてはかなり特異な戦術であると言える。 センターバックは相手選手との個別の局面におけるプレーの勝敗が失点に関わることから、ラフプレーを犯してしまい退場処分を受ける危険が高いポジションであり、早い時間帯であるほど前線の選手を交代させて控えのセンターバックを補充することが多く、ゴールキーパー程ではないが、本職の選手が務めることが望まれるポジションである。 なお、イギリスにおいてはセンターバックのことをセンターハーフと呼ぶ習慣がある。これは、1930年代に2-3-5のフォーメーションからセンターハーフが下がって3-2-5のフォーメーションに変化したことから、中央のディフェンダーがそのままセンターハーフと呼ばれたという経緯による。 組織的守備戦術が成熟するのに従って攻撃の組み立て位置が下がり、センターバックの選手にもフィード能力が求められつつある。
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