上記以外の国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 09:42 UTC 版)
「南極における領有権主張の一覧」の記事における「上記以外の国」の解説
ブラジルが「興味ある地域」としてブラジル領南極を提案している。 ドイツは1939年に探検隊を送り、ドロンニング・モード・ランドの一部を調査。この区域をノイシュヴァーベンラントと名付けた。ただし探検は極秘とされ、公式な領有権主張は行われなかった。 日本の白瀬矗は、1912年に最南端に到着した地点(ルーズベルト島南方のロス棚氷上)を「大和雪原」と命名し、日章旗を掲揚するとともに日本領を宣言した。ただし大和雪原の範囲は明確化されていないうえに、第二次世界大戦後のサンフランシスコ平和条約第2条(e)において、日本国政府は南極地域の領有権を放棄しており、無効となっている。また、その後に大和雪原は陸上ではなく棚氷の上(つまり海上)であることが判明したため、その点でも領有権主張に馴染まないことが明らかになっている。
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