戦騎装とは? わかりやすく解説

戦騎装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 10:00 UTC 版)

エイルン・ラストコード 〜架空世界より戦場へ〜」の記事における「戦騎装」の解説

戦闘用騎乗巨大装備。通略が【戦騎装】となる。米国では、Huge Battle Suit Equipment正式規格名で【BS】と呼ばれる。(作戦略号である【BS】もここから来ている)。2015 - 2016年バース大敗契機人類劣勢が始まる。事実上航空戦力無力化も相まって人類マリス対応できる兵器規格必要に迫られる。多局面に対応でき、かつ多様性富んだ作戦行動可能にする戦術陸上兵器の形が模索され、現在の巨大人型兵器】へと帰結していく。2015年プロジェクト本格化し、2017年記念すべきファーストシーズン機体随時ロールアウトされていく。戦騎装開発UN各国間の技術協力開発推し進められ、2022セカンドシーズン生まれるに至る。戦騎装開発にはネイバー存在大きく影響しており、セカンドシーズン生まれるまでの2017 - 2022は、現代兵器水準20年上進歩したと専門家は言う。2030年サードシーズン2065年にフォースシーズン(現行規格)へと進化する詳細現代科学の粋を結集させた人型機動兵器航空戦力無効化されるマリス戦において、戦力の要となる。 動力源リキッドネイバー動力炉ノルブリンカ」から発生されるネイバー血液にあたる液体凝固バッテリー化した有限エネルギー通常稼動で180分)。エネルギー消費量上下されるため、実際作戦時間はもっと短めこまめな交換要す。 『タクティカル・マウント機構』 公式のフォースシーズン規格には必ず標準化されている換装システム。ブロックマウント(両腕・膝先)を取り換える事で、「陸」「海」「空」全ての戦局対応できるノルブリンカ軍事的背景 ネイバー主機関であるノルブリンカは、使い減りすることなく無尽蔵にエネルギー排出し続け永久機関ネイバー規格運用可能にするだけでなく、平和利用すれば日本中の電力エネルギー永年まかなうともできる。が、ノルブリンカの持つ副次的要因ネイバー運用同じくらい重要視されている。戦騎装の【リキッド】はネイバー機体内を循環する液体凝固させて作る電池のようなもので、この液体稼動中のノルブリンカから抽出される抽出量にはネイバー毎に限りがあるが、底がない以上、良質なエネルギー資源生産工場としてもノルブリンカ機能するネイバー保有国中にはネイバーからノルブリンカ外し取ってリキッド大量生産のみに使用する国もあるほど。その利潤国益の何割かを占めてしまうほど莫大なものになる氷室義塾セレン発見されるまではデストブルムノルブリンカからリキッド大量生産し、輸出行っていた。 ファーストシーズン第一世代2017 - ) コックピット背中背負人型兵器当初コックピットの形がバイク酷似していたことから日本では騎乗型と呼ばれる所以となる。限界運用域(大きすぎる立てない動けない)の問題から、当時全長6mが限界だった。また下半身スカートのように大きくて、ほぼ動かないジェット推進搭載出来ず機動稼働域も現在に比べて非常に狭まったのだった大きさ問題からルークとの戦闘大きな障壁となり、当時パイロット相当数犠牲者出たセカンドシーズン第二世代2022 - ) 第二世代シーズン中、一番の飛躍があった世代ネイバー研究推し進められ、『重心制御系関節ユニット:スティーブ・スタビライザー(スティーブ開発責任者【スティーブ・ミノート】の名前からとられている)』と『新エネルギーリキッド』が完成。これを組み込む事で、戦騎装のフォルム一新され現在の形に大きく近づく。まず完全な人型機動可能にさせた上で限界運用域が10mの壁を越えるようになる機体大きくなった事でジェット推進搭載出来るようになり(跳躍概念実装)、コックピット機体内に格納した。このことでパイロット安全面大幅に向上する当時各国抱えていた燃料問題石油資源減退電力限界)もリキッド切り替えることでクリア人型汎用機立場確立させ、この時期から戦騎装用の武器開発量産されるうになるサードシーズン第三世代2030) 一個人型として戦騎装を量産するではなく、メインユニット(頭・上半身両膝まで)作戦種別パーツ両腕・膝から下)を大別して生産管理するようになるコスト大幅削減もそうだが、換装することで更なる多面作戦にも対応できるようになった。 フォースシーズン(第四世代2065) 運用面に大きな変化はないが、OS類が一新される。またフォルム長年の研究開発から徐々に洗練され機動力大幅に向上した。また第四世代機記念すべき「空戦パーツ」の実装成功したこと。 疾風 機兵部ヘキサが主に運用する1967年ロールアウトされた氷室製の戦騎装。正式型番機においては最新の物となる。ヘッドギアゴーグル付けたような頭部。メインユニットも軽量化図られているため、痩身スタイリッシュなフォルム特徴携行火器最低限標準となっている。隊長機場合は、索敵能力の高いアイカメラ式の頭部となる。生産コストが高いため機兵部では中隊長機のみ、使用許されていた。機兵部員の間では「二つ目」という愛称がついており、エースの証。 規格種別:戦騎装 世代:フォースシーズン 機体型番:S-47(公式型番機) Height:11.5m Weight:21t カラーリンググレー機:赤) デフォルト指定一種か号戦装備野戦汎用装備五番隊指定三種な号戦装備(最軽量高機装備) タクティカルマウント機構:○ 搭乗パイロット機兵部部員 仕様ヘキサ用いた陽動コンセプト置いているため、機動性重視設計となっている。そのため耐久性出力面は従来機を下回り重火器部類されるような装備及び、決戦(甲種)・重量(二種)フレーム対応していない。また(ヘキサ被虐体質から)水戦度外視されているため乙種フレームも対応不可と、対応マウント総数少ない。良くも悪くも搭乗者クセが出易く調整時間がかかる。しかし、その機動力折り紙つき陸戦においてのブースター燃費加速力旋回性能はフォースシーズンの中でもトップクラスに入る。 ※裏話……乙種水戦フレーム実装可能だったが、ヘキサ保管逃亡視野入った事でロールアウト直前マウント表から消された。 <標準武装> 戦騎装運用コンバットナイフ『バレルスライサー』×2両膝マウント) 45mm戦騎装運用アサルトライフル『スイートビー』×1 装填可能数400携行弾薬2000発 <副兵装投下携行地雷ビッグマウス』×6 マリス戦を主眼にして造られ投下型の地雷一個130キロ)。腰後ろマウントされており走行中、捨てるように設置後続の敵を吹き飛ばす旋回補助ブースター『セカンドウイング』 両肩マウントする旋回用のブースター機動時の取り扱い難しいためよ敬遠される。厳密には、は号戦装備遊撃戦装備)の一兵装として数えられる圧縮空気弾砲『インパルス・エア』 ヘキサ陽動用に開発されたまだ試験段階装備。インパルス・エアというのも兵器規格名となる。圧縮した空気の塊を相手にぶつけるもので殺傷能力そのものはない。単発発射拡散照射二つ仕様発射が可能で、ほぼ無反動進路上のマリス吹き飛ばしたり、怯ませたりすることができる。機動損なわず進路確保できる武器であり、な号戦装備陽動装備)の一兵装として数えられる月下隊長始めとする五番隊メンバーがよく使用していた。弾数制限無い(エネルギー残量制) 巌流 自衛隊が主に運用する戦騎装。事故前八雲砲撃支援主だった為、兵装観点から巌流ヘキサ用に改造した巌流・改に乗っていた。 鬼灯 1963年サードシーズンからフォースシーズンへの移り変わり期)、天軍(=天皇護衛直属軍)の戦騎装採用競争敗れた試作戦騎装無花果を特別カスタマイズした機体試作機)。名義一ノ瀬重工の非公式型番機となるが、正確に氷室財閥との合作となる。完成後すぐ、試験機体という名目機兵部委譲される。鬼のようなヘッドユニットと、両肩推進力増強ブースター前面六基・背面十基に備えた内部スラスター特徴頭部ユニット口部排熱となっており、炎獄モード解除する開口して滞留熱を放出するその様一見火炎息吹のよう。また甲種決戦フレーム元に造られているため、従来の戦騎装よりも全長大きい。非常にピーキー機体の為、乗りこなせるのは現在、かいない規格種別:戦騎装 世代:フォースシーズン 機体型番:Iz-42C(zは非公式型番試作機等)を表す) Height:14.5m Weight:28t カラーリング:黒・赤 デフォルト指定:なし(【決戦(甲種)フレーム】が雛型とする) タクティカルマウント機構:× 搭乗パイロット一ノ瀬 葵 仕様開発ベースとなった無花果はもともと機能性優先設計され機体で、パイロット慣熟性(乗りやすさ)に大きな難があった。この鬼灯はその無花果長所とことん伸ばす方向設計されている。総合ポテンシャルデータ上の数値)で鬼灯超える機体現状存在しない開発元となった無花果の数倍、敷居の高い暴れ馬となっている。慣熟性・整備性犠牲にした、パイロット整備士泣かせ機体でも有名。そもそもの設計思想現代の主流コンセプトから反目しているため、生産ライン別枠用意しなくてはならない生産コスト自衛隊最新鋭機【巌流】、二六機分相当し維持コストデリケートな調整要する疾風】の四倍以上。量産非現実的で、現在は氷室義塾保有する一機しかない最大特徴は【タクティカルマウント機構】が外されていること。それ故陸上戦しかできないという弱点も持つ。大元機体構造は【フォースシーズン】というよりは【セカンドシーズン】に近くそれゆえ専門家の間では「第二世代へ逆行(リバース・セカンド)」もしくは第五世代最も近い機体(フィフス・ニア)」の異名付けられ評価両極端割れている。 <標準武装> 戦騎装運用コンバットナイフ『バレルスライサー』×2両膝マウント) 45mm戦騎装運用アサルトライフル『スイートビー』×1 装填可能数400携行弾薬2000大出力・高機動ブースター落陽らくよう)』 取り外し可能の推進力増強ブースター両肩装備)。 戦騎装用突貫戦刃『明火(あけび)・朧火(おぼろび)』 小太刀太刀夫婦刀。背中マウントされている主兵装白兵戦武器通常、戦騎装の白兵戦は「叩き(潰す)切る」が主眼置かれるが、この剣は「斬り捨てる」という開発概念作られる。非常に取り扱い難しく素人の操る戦騎装では20回も使用すれば刀身折ってしまう。昔から玄人好みされる「刀型」の武器。 <副兵装> 55mm榴弾装填大口リボルバークロガネ)』×2ルーク用の特殊榴弾装填したリボルバー式のハンドカノン。お気に入りで、ルーク種の撃破だけでなく相当数群れるポーン種を蹴散らすのにも頻繁に使用される弾数二丁で計12零距離炸薬手甲花火手甲×2 前腕部に格納させた炸薬弾で、掴んだ対象物爆風吹き飛ばす。あくまで補助的な武装で、アームフレームにも負担賭けるため、頻用好まれない弾数片腕二発 <特殊機構> 炎獄モード……鬼灯出力機動系をフルドライブさせた状態。 前面六基・背面十基の内部スラスター全て点火させ、機体出力パワー)・機体機動スピード)を大幅に向上させる最大稼働で8分間それ以上継続使用機器系頭に破損を及ぼす。(つまり自壊してしまう)外見だと、全身鬼灯色(オレンジ色)の明りが灯ったように見え機体名称である【鬼灯】もその様から付けられた。 フレイムパンチャー(グラン2号) 【兵器の四(アームズフォー)】伏見飛鳥開発した日向専用試作戦騎装。頭部ユニット単眼カメラ採用されており、長いセンサーアンテナを二つ伸ばしている。装甲厚く鈍重なフォルムをしている。特に両腿は全身の何割かを占めるほど肥大したデザインとなっている。日向は初搭乗グラン二号で、テロリスト艦隊実質4割を壊滅させた。 規格種別:戦騎装 世代:フォースシーズン・オルタ 機体型番:GGz-36C(zは非公式型番試作機等)を表す) Height:9.7m Weight:29t カラーリング鉛色 デフォルト指定専用 タクティカルマウント機構:× 搭乗パイロット八雲日向 仕様砲撃戦を得意とする重戦騎装。一見砲戦タイプ機体遜色ないが、その操縦機構は独自の最新システムオンパレード搭載されている。現在ロールアウトされる武装使用できない火器存在しないそれどころか、戦騎装規格では最大火砲指定される115ミリロングレンジライフルを超す、144ミリスナイパーライフル(特注品)さえも装備可能。驚異的な姿勢制御安定性対価に、機動性運動性軒並み犠牲となっている。八雲乗ることが念頭に置かれているため、機動全般簡略化されている。まさに銃火器ぶっ放すことだけに特化した戦騎装。 <特殊機構全自動反動制御『フルオートサスペンション』……全自動反動制御し姿勢整えてくれるシステム。 戦騎装という戦術兵器は、機体反動制御パイロットペダル操作大きく依存してきた。この反動制御ハードルを下げる事に成功すれば、戦騎装規格慣熟性(パイロット乗り易さ)を大きく向上させることになる。だが、戦騎装の反動制御問題は、多く研究者挑戦してきた超えられない壁であった。戦騎装開発の父【スティーヴ・ミノート】の残した【ミノートの4命題(テーゼ)】に数えられるほどなのだが……飛鳥構想週間開発一カ月で、戦騎装の歴史クラッシュしてしまった事となる。 機動補助脳波受信機『イメージモーションサポート』……ネコ耳型の脳波受信機搭乗者イメージを送ることで、自動機動補助修正をやってくれる。デストブルムのマシンインターフェイスを元に開発され操縦機構だが、改善余地は多い。

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