第四世代機(決戦機)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 03:38 UTC 版)
「機神兵団 (漫画)」の記事における「第四世代機(決戦機)」の解説
それまでの時間稼ぎのための機体と違い、それだけで異種知性体の要塞群と同等かそれ以上の性能を持つ機体。ジェネシス・シンクロナイザー・ハーモナイズによって、創世機からエネルギーを受け取り、起動前の100京倍の出力を発揮できる。創世機の子機として活動し、それ自体かなりの攻撃力を持つが、もっぱら創世機の活動を円滑にするため、支援戦闘などを行う。 また、創世機の無限のエネルギーによって装甲は、素粒子レベルで制御された正物質・反物質の合金である時空浸食性対消滅反応装甲(リアクティブアーマー)と化しており、攻撃が装甲に当たった瞬間に指向性対消滅反応のエネルギーによって時空間ごと消されてしまうため、この世の因果律内の攻撃では装甲を貫通することが出来ない。 風神皇 フィラデルフィアにて建造されていた二番決戦機。指揮管制のために常に最新の技術を使われてきた風神であったが、重力操作や全域ステルスすら可能となった。全域ステルス作動時は、肉眼での目視はおろか異種知性体のセンサーですら探知不能となる。なお、円盤型に変形可能。 竜神皇 姑娘島にて建造されていた機体。水中型である以前の竜神とは異なり飛行可能。創世機起動前ですらマッハ30以上出せる。 ケーニヒスフリュム ルッチェランドにて建造されていた四番決戦機。竜神皇の同型機のため形状・性能とも同じ。 雷神F4C 身長18M、出力1100万馬力、1700tを誇る雷神の最終型。 第四世代機だが装甲は超伝導装甲のままである。 白蘭花が創世機から、機神システムを逆転してゼウスのコクピットに転移した際に、操縦者となった。 創世機(ジェネシスリアクター) 雷神皇(アンゴルモア) 異種知性体が回収しに来た、宇宙最強の存在。全長999m(アンテナ込みで1111m)、出力・質量は無限(エネルギーを質量に転換できるから)。その無限のエネルギーはビッグバンを起こし、宇宙を創成できるほどである。主砲の攻撃も侮れないが、アンテナから放つツングース砲は、大地を引き裂き、マグマの海に変えるほどの威力を持つ。 また、両肩に搭載しているバゴファントキャノンから放つMBH(マイクロブラックホール)貫通弾は、時空浸食性対消滅リアクティブアーマーさえ貫き、しかも連射できる。前述の通り、時空浸食性対消滅リアクティブアーマーは、素粒子レベルで制御されたものである。だが、ブラックホールの性質として、あらゆる物体がシュヴァルツシルト面に到達する前に、素粒子レベルでの破壊が出来る。そのため、対消滅反応による指向性の時空浸食が起きる前に素粒子レベルでの破壊が出来るMBH貫通弾によって貫通・破壊されてしまう。 その装甲は、創世機固有の次元に存在し、MBH弾をもってしても貫通できない。 操縦者は白蘭花。中枢部に設置された雷神F4Cの操縦室内で操縦する。白蘭花の特技であるモジュールとのシンクロにより、雷神を操縦者として遠隔操作による操縦が可能。また余剰スペース内に作戦居住区を持ち、機神兵団隊員が管制作業を行っている。
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