プレイヤーキャラクターのギア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/22 09:57 UTC 版)
「ゼノギアスのギア及び機械兵器の一覧」の記事における「プレイヤーキャラクターのギア」の解説
ギア・アーサーとは、アニマの器と同調されていない「普通のギア」のこと。どんなに特殊な製法が使われようが、バーラー(同調済み)でない限りはアーサーである。バーラーと違い、エネルギー機関がスレイブジェネレーターのみとなっている。また以下の記述は、ゲームの設定上のものと、実際のゲームにおけるステータスとが分けて記述されている。 ヴェルトール "Weltall" 機体諸元ヴェルトール "Weltall" 搭乗者フェイ 全高16.3シャール(15.811m) 基本重量17.8カーン(19.224t) 全装備重量22.7カーン(24.516t) サブジェネレーター出力400 メインジェネレーター係数4.2 稼働時間480ツァイトル(8.267時間) フレーム耐久度260 機体反応値0.8 エーテル感応値43.5 表層速度260レプソル(252.2km/h) 飛翔速度970レプソル(940km/h) 装備武器内装式チェーンガン×1 本作の主人公機。グラーフと処刑人がキスレブに持ち込んだ部品で作らせたギア。高度な技術が使われておりブラックボックスが多い。全環境対応型ギアであり、砂漠などの環境の変化時においても全自動で歩行機能を変更することができる。触れ込みは「キスレブの最新式」であったため、ゲブラーに強奪された末に、フェイのいるラハン村に不時着する。ラハン村が消滅した原因であるため、フェイは当初はヴェルトールを嫌悪し嫌々乗っていると言う様子だったが、幾度もの強敵との戦闘を共に戦い抜き、最終局面ではゼノギアスへと進化したヴェルトールの事を「相棒」と呼んでいた。 グラーフの搭乗機であるORヴェルトールの純粋なレプリカであり、理論上はORと同等の能力を持つ。しかし機械構造はアーサーと同様であるため、すぐに機体が磨耗し、物語序盤ではしょっちゅう動かなくなる(ゲームには影響なし)。本体と比較しても一見無駄とさえ思える程の巨大なバックパックを背負っている。最強の必殺技は「機神黒掌」で、序盤で危機に陥った時に反射的に使って見せたが、後半のハイパーモード解禁までは使用不可能(ハイパーモードはシェバトのイベント以降。機神黒掌はレベル70以上が使用条件)。ハイパーモード時の必殺技では、ワイズマンのような片足立ちの構えを行う。主な武装はなく素手での格闘で戦うが、実はチェーンガンがひとつ内装されている。しかし、使われるのは序盤の1シーンのみ。名称はドイツ語で「事象世界」もしくは「宇宙」の意で、英訳するとWorld allとなる。 ゲーム上では出力係数は1.0、スピードは10と標準以上の能力値のため、特徴こそあまり無いものの安心して使える機体である。 ヴェルトールセカンド "Weltall-2" 機体諸元ヴェルトール2 "Weltall-2" 搭乗者フェイ、イド 全高19.4シャール 基本重量18.7カーン 全装備重量23.2カーン サブジェネレーター出力560 メインジェネレーター係数5.1(12.8) 稼働時間710(9.7)ツァイトル フレーム耐久度370 機体反応値0.9(0.52) エーテル感応値89 表層速度416レプソル 飛翔速度1,310レプソル 装備武器内装式チェーンガン×3 補足カッコ内はシステム・イド発動時 ヴェルトールがラムサスによって大破したものを、トーラ・メルキオールとアイザック・バルタザールが改修した機体。ヴェルトールの本来の力を抑制して扱えるようにしたギア。普段の出力もイドモード程ではないが、格段に上昇している。時間制限付きで任意にイドモードにほぼ近い力を引き出すことも可能。外見的には、背部に背負った追加装甲パーツを普段から装着し全体的にマッシヴで重量感が増したように(人間で言うと、一回り筋肉がついたように)見える。また、追加装甲の材質もギア・バーラーのE・アンドヴァリと同じものになっている。そのため、事実上機体の性能に関して言えば、ヴェルトール2はオリジナルとほぼ互角の能力を手に入れたといえるが、ワイズマンの言う通り搭乗者の能力でオリジナルの足下にも及ばないほど強さに差が出ている。 背部のブースターもイドモードのものを閉じた形となっており、ハイパーモードになると開いて、小さく黄色に光る三角錐形のパーツが姿を現し、ヴェルトール・イドを彷彿とさせる姿になる。ただしイドとは違い光翼状の放熱発光や機械表面の赤熱現象は見られない。「2」は「ツー」ではなく「セカンド」と読む。ヴェルトール同様素手による格闘を用いて戦う。技も引き継ぐ(アニメーションは若干の違いが見られる)。 ゲーム的な基本性能はヴェルトールから変わっていない(出力係数1.0、素早さ10)が、「システムイド」の特殊装置で秘められた力を一時的に解放、任意にハイパーモードに突入できるため攻撃力アップの印象は強烈。また他にも特殊装置「雷神波」「炎獄殺」が追加される。 膨大な燃料を消費しての機能ばかりだが、どれもそれに見合った効果がある。後者二つはエーテルとほぼ同じ扱いのため、フェイの能力成長率を考えればプレイヤー によっては価値が低くなるが、成長のランダム性の利用と装備次第でカウンターストップダメージである9999を容易に出せる。 ゼノギアス "Xenogears" 機体諸元ゼノギアス "Xenogears" 搭乗者フェイ 全高19.8シャール 基本重量18.9カーン 全装備重量21.4カーン ヴェルトール2が、「波動存在」と接触した事で変容した姿。厳密に言えば、アーサーでもバーラーでもない、さらに高次元の存在である。外見も一新され、顔部分を除きヴェルトールの面影がほとんどと言っていいほどなくなっている。肩幅の大きさに対して腕部は細く、手は人間のような有機的な形になってい る。変異した時点ではフェイがイドとなっていた事もあり接触も不完全で、真紅の装甲、獣の様な動きで戦うが、フェイの人格が全て統合され波動存在との完全な接触を果たすと、姿形は変わらぬまま、白がメインで青、赤部分を残 したカラーリング(いわゆるトリコロールカラー)となって、まるで神のように威風堂々した佇まいのゼノギアスが誕生した。 素手による通常攻撃はほとんど使わず、白く光る光弾を使った攻撃、敵を捕らえてからの頭突き、空中からの踵落とし等をする。技はヴェルトールのそれと同名だが、動きが単純ながらも大仰なものに変わっている。暫定的に従来の機構を使って燃料消費するものの、本来は燃料がなくても駆動可能。ハイパーモード突入時 には巨大な白色の光が翼の様に背部の突起の間より放出されるエフェクトが見られる(バトリングの勝利ポーズでのみ、光の翼が発生している際に肩のパーツが胴体との接続部から手前に90度動いて、羽を大きく広げた状態に変形している)。エンディングではその光の翼を広げて帰還した。最強技は変わらず「機神黒掌」だが、黒とはもはや名ばかりで、背景が青い光の帯のようなもの(宇宙空間?)に変わり、赤く光る無数の拳撃の後、飛び上がって輝く踵落としを決める技へと、その内容は大きく変わっている。 終盤の他のプレイヤーのギア・バーラーは、アニマの器を奪われた事で一時的にギア・アーサーに戻されるが、ゼノギアスから得られたデータをもとに強化・再現され、ギア・バーラー以上の能力を持つ機体となる(ゲーム的には再度ギア・バーラーに戻っただけでしかないが)。 本作のタイトル『ゼノギアス』(「異質な歯車」の意)をその名に冠し、「デウス」が有する事象変異機関「ゾハル」を破壊することを唯一可能とする。それまでは全く歯が立たなかったORヴェルトールを圧倒する等、名実共に究極最強のギアである。出力係数は(設定上では)計測不能(最低でもORヴェルトールの20.0を遥かに超えていると思われる。無限大の可能性有り)、スピードは3,000レプソル以上(秒単位の時間で大気圏を離脱したため)、また搭乗者であるフェイも接触者であるためエーテル感応値が無限大と、神(ゾハル)と唯一対等の究極の存在。ゾハルを経ずしてエネルギーを得られるため、ゾハル破壊後も稼動できる。 ヴィエルジェ "Vierge" 機体諸元ヴィエルジェ "Vierge" 搭乗者エリィ 全高15.7シャール(15.229メートル) 基本重量10.2カーン(11.016トン) 全装備重量14.7カーン(15.876トン) サブジェネレーター出力410 メインジェネレーター係数3.4(6.0) 稼働時間600ツァイトル(10.333時間) フレーム耐久度220 機体反応値1.0(0.73) エーテル感応値60(135) 表層速度280レプソル(271.6km/h) 飛翔速度850レプソル(824.5km/h) 装備武器内装式バルカン×2無線誘導式エアッド×12格闘戦用ロッド×1 補足カッコ内はリミッター解放時無線誘導式エアッドは別の名称でも称されていた エリィが搭乗するソラリス製ギア。正式にはA2型ヴィエルジェ。量産型のB型ヴィエルジェはエアッド6基だが、A2型には12基のエアッドが搭載されてい る。12基ものエアッドはひと際強いエーテルの持ち主でないと使用できないとのことで、エリィのエーテル能力の高さがうかがえる。搭載されている小型エアッドはシタンが開発したもの。杖で殴るとハートマークが出たりするピンクが基本色のギア。名称は、フランス語で乙女座の意。 ゲーム上の出力係数は0.7と全ギア中最低の数値。装備武器があるとはいえ、攻撃力はかなり低い。ただし、エリィのエーテル能力や機体のエーテル機関を強化した上での特殊装置「エアッド」の威力はゲームバランスを崩すほど。画面では確認できないが、エアッドにはエーテル攻撃同様成功率が設定されており、ダメージが激減することがある。また、素早さは12とクレスケンスに次ぐ数値を誇る。 ヘイムダル "Heimdal" 機体諸元ヘイムダル "Heimdal" 搭乗者シタン 全高16.9シャール(16.393m) 基本重量14.0カーン(15.12t) 全装備重量18.1カーン(19.548t) サブジェネレーター出力390 メインジェネレーター係数4.6 稼働時間500ツァイトル(8.611時間) フレーム耐久度230 機体反応値0.94 エーテル感応値38.4 表層速度250レプソル(242.5km/h) 飛翔速度850レプソル(751.75km/h) 装備武器内装式バルカン×2 ユグドラシルが発掘したギア。ソラリスとシェバトの大戦中に作られたもので、本来は遠距離戦もしくは索敵用の機体。センサー類に重点が置かれており、高い遠距離索敵能力を持つ。高出力であるがバランスが悪く、それに対応すべく反応が過敏なセッティングとなり、結果としてシタン程の熟練者にしか乗りこなせない様になった。曰く「じゃじゃ馬」。名称は、北欧神話に登場する何者をも見逃さない目を持つ神ヘイムダルから。 武装は基本的には素手での攻撃だが一時的に剣を使用する(ギア・バーラーが使用不能になったために代用した時)。設定上はチェーンガンが内蔵されているが、ゲーム中では使用するシーンはない。 ゲーム上の出力係数はヴェルトールと同じ1.0、素早さはヴェルトールを上回る11、フレームHPも同時期のヴェルトール以上という高レベルでバランスの取れた機体。後半のイベントで一時的にE・フェンリルからヘイムダルに乗り換えるが、その時は剣を装備しての出力係数0.9というE・フェンリルと同じ性能になっている。 ブリガンディア "Brigandia" 機体諸元ブリガンディア "Brigandia" 搭乗者バルト 全高17.0シャール(16.393m) 基本重量13.9カーン(15.012t) 全装備重量18.6カーン(20.088t) サブジェネレーター出力370 メインジェネレーター係数4.1 稼働時間410ツァイトル(7.061時間) フレーム耐久度270 機体反応値1.1 エーテル感応値40.4 表層速度350レプソル(339.5km/h) 飛翔速度792レプソル(768.24km/h) 装備武器内装式チェーンガン×2ヒートロッド×2 補足公式サイトでは装備武器がシューティアのものだったが誤りである ヘイムダル同様、ユグドラシルが発掘したギア。ソラリスとシェバトの大戦中に作られたもの。バルトの趣味により、赤い塗装に侍ヘッド、片目にアイパッチ(カメラもしっかりと壊してある)が当てられていたりと、何かと海賊仕様。デザインは絵巻物に書かれていた伝説上のギア(E・アンドヴァリ)に似せて改修している。足がホバーになっている砂漠用ギア。ヘイムダルほどではないが出力と反応性が高いぶん常人には動かせないシビアなセッティングになっている。武器は両腕に装着された鞭。語源はケルト神話の地母神ブリカンティアと、海賊を表す言葉「ブリギャンド」。 ゲーム上では出力係数は0.8とヴェルトールをかなり下回るが、武器を装備するために攻撃力にあまり遜色は無い。また装備である鞭には、様々な特殊効果が付与されている 場合が多く、この恩恵はかなり大きい。バルトのエーテル「ワイルドスマイル」はギアに乗っても健在。素早さは9で若干ヴェルトールを下回る。物語を進める と特殊装置「ユグドラ爆雷」が追加されるが、バルトはエーテル能力が低いため、エアッドのような威力は出せない(無論装備で強化すれば大化けする)。バルト本人の能力のせいで、命中率が低めなのが玉に瑕。 シューティア "Stier" 機体諸元シューティア "Stier" 搭乗者リコ 全高19.0シャール 基本重量20.8カーン 全装備重量27.5カーン サブジェネレーター出力520 メインジェネレーター係数4.0 稼働時間340ツァイトル フレーム耐久度335 機体反応値1.8 エーテル感応値29.3 表層速度220レプソル 飛翔速度665レプソル 装備武器内装式バルカン×2マシンキャノン×2ファンランクス×1格闘戦用クロー リコがバトリングを3連覇した機体。背中に巨大なロケットブースターを装備したかなり無骨なデザイン。首輪を模した意匠のパーツがある。バトリング委員会は教会の組織のひとつであり、間接的にソラリスの技術もつぎ込まれている。名称はドイツ語で牡牛座の意。 ゲーム上では出力係数は1.2とゼプツェンと並んで全ギア中トップの数値でHPは全ギア中最高。だが素早さが全ギア中最低の数値である7。重量もゼプツェンより軽く、リコと同様に命中率の低さもあって扱いづらい。 レンマーツォ "Renmazuo" 機体諸元レンマーツォ "Renmazuo" 搭乗者ビリー 全高15.9シャール(15.423m) 基本重量11.6カーン(12.528t) 全装備重量16.1カーン(17.338t) サブジェネレーター出力400 メインジェネレーター係数3.7 稼働時間441ツァイトル(7.595時間) フレーム耐久度240 機体反応値1.02 エーテル感応値50.9 表層速度840レプソル(312.34km/h) 飛翔速度665レプソル(814.8km/h) 装備武器バルカン×2アームガン×2格納式ハンドガン×2 教会からビリーに与えられたギアで、間接的にソラリスの技術が使われている。普段は孤児院の地下に格納してある。他のギアが格闘技などを用いた白兵戦をメインにするのに対し、この機体はハンドガンやアームガンを用いた射撃戦を得意とする。また、一般のエトーンが乗る専用のギアと違い、特大のマントを羽織っている(ミニゲームのバトリングに参加する際はマントは省略されている)。名称は人馬座(射手座)の北京語読みから。 ゲーム上では出力係数は0.8と低めだが、武器による補正が付くために総合的な攻撃力は決して低くない。素早さも11と高め。弱攻撃と強攻撃は弾丸を消費するが、ギア戦は弾切れを起こすほど長引くことは皆無であるため、それ程問題は無い。中攻撃のアームガンは徒歩と同じくエーテルガンである。あるイベント後、特殊装置「ジェシーカノン」が追加される。 ゼプツェン "Siebzehn" 機体諸元ゼプツェン "Siebzehn" 搭乗者マリア 全高28.2シャール 基本重量33.5カーン 全装備重量46.0カーン サブジェネレーター出力610 メインジェネレーター係数5.5 稼働時間730ツァイトル フレーム耐久度440 機体反応値2.3 エーテル感応値20.4 表層速度180レプソル 飛翔速度622レプソル 装備武器ロケットポッド内装式 マイクロミサイルランチャー×2フィンガーミサイル5門×2胸部グラビディーカノン×1トルネードハンマー×2 マリアの父、ニコラ・バルタザールが妻子と共にソラリスに拉致されて開発した人機融合の試作第一号ギア。パイロットの反応と機体操作の僅かなタイムラグをなくすため、ゼプツェンには自律神経があり、そのためコックピットはなくマリアはゼプツェンの頭の上に乗って(深海底でも)操縦する。娘マリアを逃すため、マリアの脳とゼプツェンが同調できるようにと両親は苦渋の選択として、マリアの母クラウディアが事故死したように偽装して、神経回路にクラウディアの脳を使った。しかしマリアはそのような非人道的行為の賜物である事を知らない。また母のことは事故死したものと思っており、ドミニアがシェバトに侵入した際に母のことを言いかけたが知らずじまいに終わった。洗脳されアハツェンと一体化したニコラのシェバト侵攻の際、父ニコラがアハツェンに仕掛けておいた良心回路により遠隔操作でゼプツェンのグラビトン砲の封印を解かれ、同時にアハツェンの全データが転送コピーされた。これによりアハツェンと同等の各種データを得ると共に、母の脳だけでなく父のデータも組み込まれることになったゼプツェンは制止するマリアの意思を無視して自律的にグラビトン砲を使用して、父が融合しているアハツェンを破壊した。シェバトで待機中は第17格納庫に納められている。ゼプツェンはドイツ語で17を表し、アハツェンは同じく18を意味する。設定やネーミング等の元ネタは大鉄人17。 性能はその外見どおり、典型的なパワー型で、出力係数は1.2でスピードは8。重量も一番重く重装備でも素早さが下がりにくい。特殊装置「ミサイルポッド」、「グラビトン砲」によるエーテル攻撃も使用可能。更にこの装置はギアの装備、マリアの装備と両方の補強を受けるため、習得以降はマリアは生身でのバトルでも規格外の攻撃力となり得る(マリアは戦闘力は低いが、生身の戦闘中でもエーテル技としてゼプツェンを召喚出来る)。 クレスケンス "Crescens" 機体諸元クレスケンス "Crescens" 搭乗者エメラダ 全高15.4シャール 基本重量9.7カーン 全装備重量13.3カーン サブジェネレーター出力450 メインジェネレーター係数3.3 稼働時間710ツァイトル フレーム耐久度200 機体反応値1.0 エーテル感応値44 表層速度300レプソル 飛翔速度1,100レプソル 装備武器翼状エアッド(ナノマシン制御)×2 腕がなく、その代わり頭部にナノマシンで形成された翼状のパーツを装備するという特異なデザインのギア。カレルレンが開発中のギアをエメラダ用に改造した。制御系と翼状パーツがナノマシンでできている。エメラダは搭乗するのではなく、機体内部のナノマシン自体に融合することによって操縦する。エメラダが自己修復させることも可能だが、エメラダが行おうとしないため整備が必要。名称はラテン語の三日月(正確には「クレケンスルーナ」)から由来する。 ゲーム上では全ギア中最高の素早さ13が最大の魅力。出力係数も1.0で、エメラダの攻撃用エーテルがそのまま使えることもあり、攻撃面ではトップクラスである。エメラダの大人化により攻撃力に補正がかかるため更に強くなる。反面、HPが極端に低い。また軽い機体なので重いギア用アクセサリーを積むと他の機体より素早さが下がりやすい。 ギア・バーラーに変異することはないが、設定資料集にあるバーラー化した場合の設定画によると、ナノマシンの翼状パーツが大きくなっており、全体的に優美さが増したような形態になっている。 ディルムッド 搭乗者:主にミロク隊 バルトの率いる海賊が使用する赤い汎用ギア。元はブリガンディアの量産型。アイカメラが一つだけ搭載しており、能力的にはブリガンディアの劣化版といえるが、命中率はある。主な攻撃方法は回し蹴り。 バントライン 機体諸元バントライン 搭乗者ジェサイア(ジェシー) 全高人型時:15.1シャールキャノンモード時:20.1シャール 基本重量12.6カーン 全装備重量20.8カーン サブジェネレーター出力350 メインジェネレーター係数3.5 稼働時間540ツァイトル フレーム耐久度240 機体反応値1.3 エーテル感応値31.4 表層速度250レプソル 飛翔速度765レプソル 装備武器有人ロケット弾(キャノンモード変型時に使用) ソラリス時代のヒュウガ(シタン)が作った非実用的ギア。カノン砲に変形して他のギアが抱え、搭乗者を弾頭に込めて搭乗者のエーテル力で発射する。その際に搭乗者の命が失われてしまうが、この問題点は後にジェシーが改良している。 ソラリスから脱出したジェシーが、その2年後(創始歴9992年)にガスパールのゲリラ隊と共に地上のゲブラー基地を襲って、そこで保管されていたバントラインを奪った。
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