プレイヤーキャラクターの創造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 14:05 UTC 版)
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の記事における「プレイヤーキャラクターの創造」の解説
プレイヤーは、まず人間、エルフ、ドワーフなどの種族を選択し、次にファイター(戦士)、ウィザード(魔法使い)、クレリック(僧侶、聖職者)、ローグ(盗賊、密偵)などのクラス(キャラクターの種別)を選択しプレイヤーキャラクターを作成する。 プレイヤーキャラクターの基本的な能力は、以下の6つの能力値で表される。能力値の数値の決定方法はいくつかのルールがあり、プレイグループの好みで選ぶことができる、また、選んだ種族やクラスによって能力値の最終的な数値は変動する。 筋力(Strength) 腕力や脚力の強さを表し、戦闘でのダメージなどに関係する 敏捷力(Dexterity) 身のこなしや手先の器用さを表し、戦闘での攻撃の避けやすさなどに関係する。 耐久力(Constitution) 身体の頑丈さを表し、ヒットポイントなどに関係する。 知力(Intelligence) 知識の豊富さを表し、秘術呪文の使用などに関係する。 判断力(Wisdom) 聡明さを表し、信仰呪文の使用などに関係する。 魅力(Charisma) 外見的な美貌と性格的な魅力の双方を表し、NPCとの交渉などに関係する。 キャラクターは能力値のほかに「技能(Skill)」と「特技(Feat)」という選択式の能力を作成時および一定レベルごとに得る。特技は第3版以降において登場する要素で、古いルールには見られない。特技はクラスの能力として得られる場合もある。 AD&Dと第3版では、レベルアップ時にはすでに選択したものとは別のクラスを選び、複数のクラスを持つことも可能(いわゆるマルチクラス)。また、成長を通じてより高度なクラスに昇格することもできる。 クラシックD&Dではエルフ、ドワーフなどの種族はそれ自体がクラスであり、ファイターなどのクラスは原則的に人間のみである。また、マルチクラスのルールも存在していない。
※この「プレイヤーキャラクターの創造」の解説は、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の解説の一部です。
「プレイヤーキャラクターの創造」を含む「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の記事については、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の概要を参照ください。
- プレイヤーキャラクターの創造のページへのリンク