エンペラ星人軍
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「ウルトラマン超闘士激伝」の記事における「エンペラ星人軍」の解説
皇帝宇宙人エンペラ星人 3万年前に怪獣軍団を率いてウルトラの星に攻め入り、「ウルトラ大戦争」を引き起こした謎の宇宙人。彗星戦神ツイフォン事件の後に永き沈黙を破って表舞台に姿を現し、ウルトラの星の三大秘宝を奪取すべく闇闘士やメタルモンスで構成された大軍勢によって銀河系全土への侵略を開始する。本作では「ウルトラの父は怪獣軍団を撃退したが、エンペラ星人とは交戦しておらず、姿も見ていない」と設定されている。 ガシャポンにより初の立体化。パート14と、鎧伝パート1にて、それぞれ発売。鎧伝ではフルカラーである。以下の部下たちも、その多くが1体ずつガシャポン化されている。 当初は姿を見せず声だけやベール越しで部下達に命令を下していたが、ウルトラ戦士達に追い詰められたジェロニモンを救う際に巨大な幻影として初めて姿を現し(エンペラ星人は当時名前のみの設定であった為、後の『ウルトラマンメビウス』に登場したエンペラ星人とはデザインは異なる。なお、このデザインは当時「円谷プロ公式デザイン」という触れ込みだった)、彼等にさらなる宣戦布告をし消え去った。 エンペラ星人との決着は、漫画化されなかった玩具展開『超闘士鎧伝』にて展開されている。 新章では決着の際に闘士ウルトラマンの体内に魂の一部を潜入させ復活する時期を待ち、配下である四天騎星との接触とジェロニモンの能力により復活を果たす(以降の姿は『ウルトラマンメビウス』で登場した際と同一の物になっており、以前の姿は生体装甲を纏った状態だったとされている)。 暗黒司祭ジェロニモン/暗黒魔魂ジェロニモン エンペラ軍のナンバー2。長年に渡りエンペラ星人に仕える腹心であり、戦闘より呪術の類を得意とする。 闘士バルキー星人のイーストン星侵略に力を貸した後は闘士ブラック指令と共謀しデストホーンでセブン21を操るも、ウルトラ戦士たちの反撃でブラックと共に空軍は壊滅し、ウルトラ戦士たちに追い詰められたところをエンペラ星人によって救出された。 その後の戦いで倒されたが、新章では霊体エネルギーの塊である魔魂の姿で登場。死んだ事により自身に眠っていた死者復活の力に開眼し、エンペラ星人復活の為にエンペラ軍の残党の指揮を執っていた。エンペラ星人の完全復活を成し遂げると、ウルトラマンの救出に向かうゾフィー、メビウスの前にエンペラ城の最後の番人として現れ、エンペラ星人のコレクションであるジュダの鎧に憑依すると共に他の多くの鎧を操って襲い掛かる。しかし、ゾフィーの奮戦で劣勢に陥り、三大参謀の魔魂を呼び出し挽回を図るが、ゾフィーの放ったブラックストリームM87により発生したブラックホールに封印されるという最期を迎えた。主なオリジナル技・武装 デストホーン - 2本の角を備えた兜。被せた相手を自分の意のままに操ることが出来る。セブン21を洗脳する際に用いられるが、正気に戻った21の手で破壊された。 暗黒時空 - 愛用の杖で作り出した亜空間。ジェロニモンとブラックはこの空間にセブン21を落とし洗脳を施した。 三大参謀 エンペラ軍の陸・海・空の軍団の指揮を執る大幹部。新章ではジェロニモン同様に先の大戦で倒された為、魔魂の状態で登場している。闘士ザム星人 エンペラ軍陸軍参謀。配下のエンペラ陸軍はテレスドン、アーストロン、サドラなど地上での活動を得意とする怪獣による闇闘士や、パゴス、ネロンガ、ガボラをモデルにしたメタルモンスで構成され、エンペラ軍最大の火力を誇る怪獣戦艦ドレンゲランを母艦としている。 正々堂々とした戦法を好む武人にして剣豪。強者と戦うことを望み、例え敵であろうと健闘した者には敬意を払う一面を見せているが、ウルトラマンからは“戦争屋”と評されている。シーダやツイフォンを倒した超闘士ウルトラマンの力に関心し、セントール星にて相見えた際に自らの手で彼を倒そうと戦いを挑むが、拳の一撃で頭を飛ばされ敗北する。しかし、頭部の脳魂球が無事なら何度でも再生し、その度に強くなる能力を持ち(その後1時間程で完全に再生を遂げている)、首だけの状態でウルトラマン達の前に現れ殲滅を宣言し母艦に帰還するが、超光速銀河遊撃艇スターフェニックスの到着によって出し抜かれ、屈辱を晴らすべく彼が率いる銀河遊撃隊の討伐を宿願とする。 新章ではジェロニモンに呼び出されゾフィーの前に現れるも、「再び肉体をもらい、技を磨きなおし、ウルトラ戦士と真っ向戦うならともかく!鎧に乗り移り、力を借り、数にモノをいわせて攻撃するなど…無粋の極み!!全く興味が湧かんわ!!」と鎧への憑依や加勢を拒絶。その後ゾフィーの決死の覚悟と戦いぶりを見届け褒め称えると、「最後に良い戦いが見られた」と満足し消滅した。 連載時はウルトラマンネオスがまだパイロット版だったこともあってか完全版単行本第4巻の書き下ろし漫画では、キングジョーとアーストロンにオリジナルキャラクターと間違えられ、「(パイロット版を含めてOVA版において)着ぐるみが7つ以上作られている正式なウルトラ怪獣だ」と注釈したが、彼らはネオスという作品そのものを知らなかったため、ザム星人だけでなくネオスと21と一緒に仰天した。 闘士バルキー星人 エンペラ軍海軍参謀。配下のエンペラ海軍はグビラやガイロスなど水中での活動を得意とする怪獣による闇闘士や、ピーター、ゲスラをモデルにしたメタルモンスで構成され、海戦に秀でた怪獣戦艦サメクジラを母艦としている。 悪知恵に長け、目的のためなら味方を犠牲にすることも厭わない卑怯で狡猾な性格。海軍を率いて秘宝の一つであるウルトラベルが隠されたイーストン星を攻撃し、ジェロニモンの協力も得てウルトラベルの強奪に成功する。 新章ではジェロニモンの呼びかけに応えアーマードダークネスに憑依しゾフィーを倒そうとするが、ブラックストリームM87により発生したブラックホールからいち早く逃れようと鎧から抜け出すもそれが仇となり、真っ先にブラックホールに吸い込まれてしまった。 闘士ブラック指令 エンペラ軍空軍参謀(初登場時は宇宙参謀と称されていた。また、雑誌掲載時は「ブラック司令」と表記されていたが、完全版単行本では「指令」に修正されている)。配下のエンペラ空軍はガンダーやギエロン星獣など飛行能力を持つ怪獣(水星の決戦ではアイロス星人やテロチルスも登場している)や円盤生物による闇闘士、ペギラやチャンドラーをモデルにしたメタルモンスの空爆部隊で構成され、宇宙大空母とも称される怪獣戦艦サタンモアを母艦としている。また、闇闘士やメタルモンスとは別にシルバーブルーメ、アブソーバ、デモス、ノーバ、ブニョで構成された情報収集を主任務とするブラック指令直属の偵察隊も存在する。 バルキー同様に頭脳派の参謀だが「ブラックのほうが一枚上手」とジェロニモンからは評されている。自ら前線に出ることは少ないが「“戦わない”のと“戦えない”のとは違う」と発言するなど地位相応の実力はあり、愛用の水晶玉からは相手の動きを封じる光線を放つ。バルキー以上の手柄を挙げることを企み、残る2つの秘宝の同時入手を狙ってジェロニモンに自分と組むことを持ちかける。ジェロニモンが洗脳したセブン21にウルトラキーを強奪させた後、ウルトラキーに対処出来るウルトラミラーを宇宙警備隊に出させるべく、太陽系全土の壊滅とその手始めに水星からウルトラキーで砲撃を行い太陽を破壊すると全宇宙に宣言する。目論見通りウルトラミラーが現れ、銀河遊撃隊に対しても空軍全戦力で迎え撃つことで対処も万全としていたが、ウルトラミラーの出現が四大守護闘士の集結も意味していることまでは知らず、ウルトラマンと守護闘士たちにより次々と配下を倒され、母艦も超闘士ウルトラマンの突撃により真っ二つとなって撃沈される。最期はジェロニモンを置いて逃亡を図るがネオスの尽力で洗脳が解けた21のヴェルザードで切り裂かれ、溶けて消滅した。 新章ではジェロニモンの呼びかけに応えモルドの鎧に憑依しゾフィーを倒そうとするが、ブラックストリームM87により発生したブラックホールにジェロニモン共々吸い込まれてしまった。 四天騎星 三大参謀の後任として新章から登場したエンペラ軍の幹部。全員が一度死亡しジェロニモンの手によって復活した経験を持ち(生前の数倍の力を持って蘇ったとデスレムは言及している)、エンペラ星人から特別な天騎甲(エンブレスト)を下賜されている。闘士ウルトラマンを皇帝空間に拉致する為にグローザムとデスレムが拳法集団・皇帝騎団と名乗り第4回銀河最強武道会に参加し、皇帝空間の決戦では残りの二人も加わり、最終防衛軍としてウルトラ戦士達を迎え撃った。グローザム/闘士グローザム 粗暴かつ下劣な性格の無頼漢で、自ら「不死身」と称する程の強靭な再生能力の持ち主。弱者が苦労して積み上げた物を破壊し成す術も無く滅ぼしていくことを何よりの生きがいとしており、かつて1000個の惑星を滅ぼすことを目論んで暴虐の限りを尽くし、962番目の星を滅ぼした際に力尽きかけたところをエンペラ星人に見出されてエンペラ軍に加入した。雪の結晶を模した飾りや鎖が装飾された(さらに装着すると自身が発する冷気によって氷柱が生える)「豪将」の天騎甲を下賜されており、鎖を使用しての捕縛や打撃といった戦法を行う。 第4回銀河最強武道会でセブン21を完膚無きまでに叩きのめしてベスト8に進出。準々決勝でメビウスと戦うが、甘く見ていたルーキーに追い詰められたことに激昂し、奥の手である天騎甲を使用してメビウスを皇帝空間に引きずり込む。デスレムとのコンビでメビウスを仕留めようとするが、デスレムを追って皇帝空間に侵入したネオスと戦うことになり、天騎甲の頑強さを逆手に取ったネオスの策によって大ダメージを負い、止めに放たれたマグニウム超光波を食らって敗北。かろうじて生きていたが、「君たち“全員がここまで”だ」と宣言したデスレムによって止めを刺され消滅した。 その後ジェロニモンによって復活(「一度でも死ぬのは御免だった」とデスレムに愚痴っている)し、皇帝空間における決戦で因縁の相手であるネオス、セブン21と交戦。21の怒涛の猛攻に苦戦を強いられデスレム共々やられそうになるが、起動した究極超獣戦艦の触手に救われる。ヤプールと合流し戦艦に搭乗してからは触手での攻撃を受け持ち、その後セブン達の作戦に気づいたデスレムと戦艦を降りて妨害に回るが、記憶を取り戻して駆け付けたメフィラスがタロウと組んだ師弟コンビに翻弄され、最期は超魔光閃・二重撃を食らってデスレムと共に消滅した。 デスレム/闘士デスレム 冷静沈着で思慮深い性格をしており、ドクロや骨を模した不気味な形状の「謀将」の天騎甲を下賜されている。グローザムからは「謀将の先生」「謀将サマ」と呼ばれ、暴慢なグローザムを窘めるなど紳士的に振舞っているが本質は極めて冷酷かつ残忍であり(初対面したメビウスから「すごく嫌な感じがする」と評されている)、メビウスの言動を「虫唾が走る」と吐き捨てたり、躊躇することなく相方であるグローザムを始末したり(ジェロニモンによって復活できるが故の行動だったが)している。 第4回銀河最強武道会で闘士バキシムを破りベスト8に進出。グローザムが皇帝空間に引きずり込んだメビウスを「超闘士になり得る危険因子」としてネオス諸共に始末しようと特大の火球を放った後に会場へ帰還(この際、虫の息だったグローザムにも止めを刺した)し、選手への激励に現れたウルトラマンと握手を交わした。その直後に皇帝空間から帰還したメビウスに悪事を暴露され、彼と交戦し胴体を両断されるが天騎甲と融合(グローザムの天騎甲も含む)して大魔獣と化す。ガルタン大王やテンペラー星人、ウルトラ戦士達の合体光線で倒されるも自分の命と引き換えに真の目的が果たされたと明かし、今際の際に「全ては偉大なる皇帝のため…」と言い残して果てる。 その後ジェロニモンによって復活し、皇帝空間における決戦ではジャックと交戦。予想外の強さに防戦一方となりグローザム共々窮地に陥るも、間一髪で究極超獣戦艦の触手によって救われ、ヤプールと合流し戦艦に搭乗してからはミサイルでの攻撃を受け持つ。ウルトラ戦士達の挙動に違和感を覚え、彼等がチャージスラッガー戦法で一発逆転を狙っていることを見抜き、グローザムと戦艦を降りて妨害に回るがメフィラスとタロウの師弟コンビに翻弄され、最期は超魔光閃・二重撃を食らってグローザムと共に消滅した。 闘士メフィラス大魔王 彗星戦神ツイフォン事件で戦死したメフィラス本人であり、鉤爪や剣を備えエンペラ星人の顔を模した装飾が施された「知将」の天騎甲を下賜されている。 詳細はメフィラス大魔王の項を参照。 闘士ヤプール 四天騎星のリーダーにして、究極超獣戦艦Uキラーザウルスの艦長。過去にエースが地球で倒したヤプール次元からの第一次侵攻隊を率いていたヤプールであり、ウルトラ戦士への怨念の強さをエンペラ星人に見込まれて復活を果たした(後にこの怨念が、最近のヤプール次元で天変地異を発生させていたとヤプール王が語っている)。ムカデのような異様な形状をした「邪将」の天騎甲を下賜されており、右腕や胴体・左足に巻き付ける様に纏っている(さらに左腕には能面の盾を装備している)。 積年の恨みを晴らすべく機械兵団を率いてセブン、エースと交戦し、二人の新必殺技に押され気味となるが、切り札である究極超獣戦艦を起動させ、一気に形勢を逆転させる。強大な怨念エネルギーによって超闘士タロウをも圧倒し、グローザムとデスレムが離脱した後にセブン21に起死回生のチャージスラッガーブレードで一刀両断されるが、その一撃によって生じた極限の憎しみが戦艦に送り込まれフィードバックしたことでかろうじて一命を取り留め、成す術の無くなったウルトラ戦士達に勝利を確信する。だが、皇帝空間に突如現れたヤプール王に「一族の恥」として粛清を宣告され、血迷って怨念光線を放つも全く効かず、彼の拳の一撃で戦艦と共に粉々に砕け散る最期を遂げた。究極超獣戦艦Uキラーザウルス ウルトラ戦士を遥かに上回る超巨体に伸縮する4本の長大な触手、多連装ミサイルランチャーや巨大キャノン砲等を装備したエンペラ軍最強の戦艦。四天騎星が搭乗することで真価を発揮し、ヤプールが艦全体の操縦、デスレムが火器による射撃、グローザムが触手の操作、メフィラスが機動性制御を担当する(最終的にメフィラスは搭乗しておらず、機動性は完全な状態ではなかったが「特に問題はない」とヤプールは述べている)。ヤプールのウルトラ戦士への怨念がエネルギー源であり、長年に渡り蓄積された強大な怨念が超闘士をも凌ぐ無限のエネルギーを与えるとヤプール自らが語っており、胸部に搭載された究極怨念光線砲はこの力を増幅し攻撃に転用したもので、タロウやメフィラスですら防ぐのが精一杯という絶大な威力を誇る。 先の大戦でウルトラ戦士達を最も苦しめた兵器である怪獣戦艦の後継艦にあたるが、「“怪獣戦艦”などというもののレベルの代物ではない」とヤプールが豪語する程の圧倒的な火力と破壊力を有し、最終防衛軍の切り札として起動するや瞬く間に皇帝空間における戦局を一変させ、ウルトラ戦士達を窮地に追い込み超闘士タロウとも互角以上に渡り合った。セブン21がヤプールをコックピットごと切り裂いたことで崩壊しかけるも、ヤプールの極限の憎しみによってエネルギーを増大させて踏みとどまり(手足や外装が吹き飛び、ほぼ内部の骨組みだけの状態となった)、なおも怨念光線を放ち続けたがヤプール王には全く効かず、ヤプール諸共に粉砕された。 特殊部隊 新章から登場。暗殺や奇襲が専門で「目的の為なら手段を選ばない」と公言し卑劣な策も厭わず、エンペラ星人からはその実力を高く評価されている。暗殺闘士スペクター 暗殺を得意とするエンペラ軍の特殊部隊の一人。鏡を利用して自由に移動でき、天騎甲には暗殺剣や暗殺道具が装備されている。鏡からウルトラの星へ機械兵団を送り込んで大混乱に陥らせ、その隙にメビウスとネオスを暗殺し皇帝空間への追撃を断とうとするがヒカリにより妨害され撤退する。 皇帝空間での戦いでは力を使い切ったヒカリに復讐しようと行動するがレオ、アストラに妨害され倒される。 幻惑闘士デビロン 幻術を得意とするエンペラ軍の特殊部隊の一人。魔法使いを連想させる形状の天騎甲を装備し、相手を惑わせ同士討ちをさせることを好んでいる。ヒカリとの戦いに窮地に陥ったスペクターを救出する際にヒカリに幻覚を見させ撤退させている。 皇帝空間内ではセブン達を操り同士討ちさせようとするが、コスモスの能力により失敗に終わる。 四天騎星やメタルモンスと戦うウルトラ戦士へ奇襲すべくスペクターと共に行動しようとするもスペクターは倒され奇襲を予知していた80と戦う。幻術により80を追い込むも皇帝空間へ戻ってきたコスモスにより救われ窮地に追い込まれるが80の身体を乗っ取るもコスモスのもう一つの人格の容赦の無い攻撃に苦戦し、80の身体を利用して誤爆をしようとするも見抜かれ復活した80のウルトラクリスタルレイランスにより動きを封じられ、コスモスのネイバスター焼撃破により消滅する。 機械兵団 メタルモンス エンペラ軍が主戦力として戦場に送り込む量産型の戦闘機獣。陸海空の各軍団によってタイプが異なるが、いずれもEXキューブをエネルギー源としている。頭だけ形が違い、ガシャポンでも頭の差替えが可能(原典に登場した、同一の着ぐるみを改造した怪獣が元になっている)。 鎧伝では陸軍最強のグランドキング、海軍最強のアクアキング(シーゴラスがモデル)、空軍最強のエアロキング(バードンやナースがモデル)という三機の巨大なメガトン・メタルモンスが登場しており、この三機が合体することで伝説の鎧ウルトラクロスをも悪に染める力を持つ最強最大のグレイテストキングが誕生する(新章の回想場面にて、ウルトラ戦士達との激戦で残骸となった姿が描かれている)。陸軍用 パゴス型、ネロンガ型、ガボラ型が存在。胸部からミサイルを発射する。 新章の皇帝空間では、地中を移動するマグラー型も登場している。 海軍用 ピーター型とゲスラ型が存在。口から魚雷を発射を発射し、ピーターは深海用、ゲスラは水陸両用。 空軍用 ペギラ型とチャンドラー型が存在。ペギラは一門砲、チャンドラーは三連ミサイルを両翼に装備し、単に飛行するだけではなく宇宙空間でも活動可能。 哨戒用 ギャンゴをモデルにしており、新章で皇帝空間のエンペラ城内にて登場。見張りに特化しているため、戦闘力は低い。 インペライザー メタルモンスの発展型。大戦末期に戦線に投入され、再生能力と物量に任せた戦術によりウルトラ戦士達を大いに苦しめたとセブン21が新章で語っており、スペクターによるウルトラの星襲撃や皇帝空間にて多数が登場した。
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