海軍用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 13:55 UTC 版)
「ボフォース 40mm機関砲」の記事における「海軍用」の解説
イタリアのブレダは、ボフォース社から40 mm L/70機関砲の製造ライセンスを獲得し、1960年代から同砲を用いて、イタリア海軍向けに単装型(Type107、Type564)、連装型(Type64、Type106)など各種40mm機関砲搭載砲塔を開発した。それに続き開発した連装砲塔がコンパクトであり、コンパクト40とも呼ばれる。コンパクトは、40mm連装機関砲を強化プラスチック製無人砲塔に搭載している。ドーム型の砲塔の両側面と後面には整備用のハッチが取り付けられており、砲塔直下には、砲塔と一体化した即応準備弾を装填した回転式弾倉が配置されている。回転式弾倉はType A(736発装填)とType B(444発装填)の二種類のタイプが存在する。弾倉から薬室への装填、発射、排莢の一連の動作は自動化されており、2門合計で毎分最大600発の発射速度を確保している。砲塔の旋回、俯仰動作は電子制御により行われ、砲塔内部に旋回、俯仰用のモーターが設置されている。コンパクトはイタリア海軍を始めアジアや南米の各国で採用されている。ブレダ社はコンパクトに続き、発射速度を二門合計で毎分900発まで向上させたツイン・ファスト40もしくはファスト40と呼ばれる改良型を開発している。コンパクトは、イタリアが開発したCIWS、ダルド・システムを構成する。 ボフォース社でも艦艇用に単装砲塔を開発、スウェーデン軍を始め幾つかの国で採用されている。続いて、トリニティまたはシー・トリニティと呼ばれるCIWSも開発している。シー・トリニティは、単装機関砲に照準用のレーダー、光学センサーを搭載した砲塔から構成されており、砲塔には有人型と無人型がある。 トリニティMk3はボフォース57mm砲Mk2に類似した砲塔を有し、3Pと呼ばれる特殊弾を使用する。3Pは"Prefragmented Programmable Proximity fused"(時限信管付き榴弾)の略で、対水上および対空両用で、目標に対する距離が測定されると、自動的に信管にデータが入力される。射撃は4点バーストで行われ、それぞれの弾薬は時間差を設け、順次炸裂する様に設定されている。ニテロイ級フリゲートの「モッドフラッグ」改修に際し追加搭載された他、海上保安庁のあそ型巡視船、ひだ型巡視船の主兵装に採用され、しきしま型巡視船の2番船「あきつしま」にも搭載された。
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海軍用
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「ウルトラマン超闘士激伝」の記事における「海軍用」の解説
ピーター型とゲスラ型が存在。口から魚雷を発射を発射し、ピーターは深海用、ゲスラは水陸両用。
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