Dante98版より登場
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「コープスパーティー」の記事における「Dante98版より登場」の解説
持田 哲志(もちだ さとし) 本作の主人公。17歳、如月学園高等部二年九組で由香の兄。怪談話が苦手で、怖がって悲鳴を上げてしまうなど小心者だが、妹思いで芯の強い一面も持っている。 中嶋 直美(なかしま なおみ) 16歳、哲志のクラスメイトで幼馴染でもあり、哲志とは中学1年の頃からずっとクラスが同じで、哲志に好意を寄せている。『NC』以降のリメイクシリーズに登場する、世以子とは親友である。 岸沼 良樹(きしぬま よしき) 17歳、哲志のクラスメイトで、哲志の親友でもある。口が悪く皮肉屋だが、根は優しく一本気な性格。 篠崎 あゆみ(しのざき あゆみ) 17歳、哲志たちのクラスの委員長。シリーズ通して、彼女が廃校に伝わる怪談を哲志たちに語って聞かせ、リメイクシリーズでは彼女が「幸せのサチコさん」というお呪いを提案したことが物語の始まりとなった。 持田 由香(もちだ ゆか) 14歳、如月学園中等部二年生で哲志の妹。兄が大好きで、傘を持って登校しなかった兄を心配し、迎えに学校まで来た結果、今回の事件に巻き込まれる。
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Dante98版より登場
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「コープスパーティーの登場人物」の記事における「Dante98版より登場」の解説
持田 哲志(もちだ さとし) 声 - 剣芯也(Windows版) / 下野紘(ドラマCD・PSP・OVA版)/ 演 - 池岡亮介 7月4日生、身長168cm、体重54.2kg、血液型O型、好きなもの:学校、嫌いなもの:暗闇・狭い所・怪談、趣味:CD集め 本編の主人公。17歳、如月学園高等部二年九組で由香の兄。 戦闘では攻守のバランスはいいが魔法は使えない。 あゆみの怪談話を怖がって悲鳴を上げてしまうなど小心者だが、妹思いで芯の強い一面も持っている。直美のことが好きだが、本人にはまだ自覚はない。 リメイク版では由香と一緒に行動していたが、はぐれてしまう。由香を捜す途中で首を吊った直美を発見して救出し、それ以降は直美と共に行動する。その後は由香や良樹たちと再会し、小学校を無事に脱出する。 『BR』では、哲志が天神小学校脱出後に如月学園の文化祭の日に戻ってしまうLoop ENDがあり、これが続編の『BS』の多くの話に繋がっている。 『BS』第一章では、前作のLoop ENDから続いており「幸せのサチコさん」の真実を知っているため、クラスメイトを必死に止めようとするが、まったく話を聞いてもらえず、仲間を守るために、仕方なくおまじないに自身も参加した。その後は未登場のため、どうなったのかは不明。 『BS』第三章にも登場し、風邪で学校を休んだ副担任・結衣の家に担任の山崎から頼まれノートを持って行っている。朦朧としたまま寝込む結衣のために、夜遅くまで世話を焼くなど優しいところを見せている。 ドラマCD版『BS』でプロジェクト・ドーリーズに巻き込まれる。助かる為に必要な棺桶を七星に譲る。他の棺桶が見つからなかったら人形になった直美、あゆみ、司と共に館に残る予定だったがさやかが人形になってしまった事により自分の不甲斐なさから興奮状態になった七星が棺桶を破壊した事でプロジェクト・ドーリーズの実験が失敗。記憶を消され元の生活に戻った。 OVA版では、直美がおまじないの切れ端を紛失し、こっそり仲間以外の遺体から切れ端を搾取したことを気づき、雪に「自分の仲間以外の人物の切れ端を使用して逆打ちをすると何が起きるかわからない」ということを確認。他人の切れ端を捨てさせ、自分の切れ端を渡し、自身は偶然拾った刻命の切れ端を「由香のものである」と嘘を付き使用、直美とあゆみがそれぞれ掴んでいた腕のみが現実世界に戻されるという結末になっている。ちなみに原作の最終シナリオにおいて全滅ENDを除いて彼自身が死を迎える結末は存在しないため、OVA版においての死の結末が初となった。 映画版ではあゆみが繭のものだと言って直美に渡したおまじないの切れ端の形(繭のものは人形の頭部分であるため丸い形だったが、あゆみの渡したものは長方形だった)に疑念を抱き、直美から切れ端を預かる。その後、地下室でサチコの死体を発見した際にサチコに首を絞められ、彼女への怒りが爆発したこともあって彼女の頭をガレキで殴り付けて反撃しようとするが、サチコの力によって入れ替わった由香を殴り付け殺害してしまう。サチコの成仏後は放心状態になっているところを直美に叱咤され我に返るが、自分の分の切れ端を直美に渡し、あゆみが直美に渡した偽物の切れ端を使ったことで、OVA版とほぼ同じ末路を辿る。同『BS』では、殺害行為がバレた刻命の襲撃によって致命傷を負わされるが、良樹が転がした硫酸入りの瓶を刻命の顔面に投げつけ一矢報いる。 『BD』では、行方不明になった良樹とあゆみを探すために、直美と玖遠と共に再び天神小学校へ向かう。その後、直美達と天神小学校を脱出する。 中嶋 直美(なかしま なおみ) 声 - 天乙准花(Windows版) / 佐藤利奈(ドラマCD・PSP・OVA版) / 演 - 生駒里奈 12月14日生、身長158cm、体重46.4kg、血液型A型、好きなもの:子供・母親、嫌いなもの:甲殻類・救急車のサイレン、趣味:料理・ピアノ 哲志のクラスメイトで幼馴染。中学1年の頃からなぜかずっとクラスが同じらしい。『NC』以降のリメイクシリーズには親友・世以子が登場している。 気の強いしっかり者だが、時折精神的に脆い一面を垣間見せる。勝ち気で男勝りのような性格とは対照的に、料理やピアノが趣味といった女性らしい振る舞いを見せる。哲志に好意を寄せているが、なかなか素直になれずにいる。 Dante98版では哲志と由香と行動を共にするが、以降のリメイクシリーズでは世以子と行動を共にする。 戦闘では衝撃波などの攻撃魔法を得意とする。 『BR』では世以子と途中に喧嘩別れをしてしまい、その後霊に操られて世以子を殺害してしまった。最終的には哲志たちと共に小学校から脱出する。 『BS』第一章では、ループ前の記憶が断片的に蘇ったため世以子を救うために奔走し、救出に成功する。しかし、意識を取り戻した世以子はなぜか怯えて逃げ出し(前述のように世以子を殺そうとしたのが正気を失っていた直美本人であったために怯えたのだが、直美にはそこまでの記憶は戻っていなかった)、校舎の罠にかかって死亡してしまい、前回よりも悲惨な結末となったことに絶望する。 『BS』のオープニングでは前作のTrue ENDのその後が描かれ、天神小学校から脱出出来たものの、誰も世以子たち友人を覚えていないことから、苦悩して病んでしまっている描写がある。また、第八章ではあゆみと共に、死亡した友人を救うための情報を得ようと生前の篠崎ヨシヱとサチコの家に向かい、そこで発見した呪術書を元に、友人を生き返らせるための呪術をあゆみと一緒に行うが、その失敗により命を落としかけ、あゆみの姉のひのえに救われる。 ドラマCD版『BS』でプロジェクト・ドーリーズに巻き込まれる。人形になってしまうが七星により実験が失敗した為、愛狩によって記憶を消され元の生活に戻る。 OVA版では、基本的な役割等は原作と同じであり、無事に天神小から脱出することに成功。また、エピローグでは「BS」のプロローグ部分である彼女が自室に閉じこもっている場面が描かれた。 映画版では、保健室でヨシヱのロケットペンダントを拾ったことで過去の惨劇の様子を幻視し、ヨシヱのノートを手に入れたあゆみと共にサチコの説得に当たる。無事に脱出できたものの、ラストシーンでは哲志の死などで心が壊れてしまったのか自室で放心状態となっており、最後に成仏したはずのサチコと向き合い笑みを浮かべた。その続編となる同『BS』では、あゆみと共に哲志たちが死ぬ前の天神小学校に戻ることに成功するが、運命を変えることはできずあゆみまで失うこととなり、代償として手に入れた闇の書物「ブックオブシャドゥズ」に哲志たちとの再会を願うも、犠牲になった哲志たちが融合し歪な形で復活を遂げた姿を目にして絶叫するところで物語は終わる。 『BD』では、行方不明になった良樹とあゆみを探すために、哲志と玖遠と共に再び天神小学校へ向かう。その後、哲志達と天神小学校を脱出する。物語開始時、直美は再び登校するまでに精神状態が回復したものの、自宅にいる時は世以子の顔を思い出せない自分に苛立ち、心が病んでいた。そんな中、ふと携帯電話に残された顔が消された世以子の画像から「さち」の文字が直美の左目に焼き付けられ、後に痛みを和らげるために眼帯を付けることになった。物語においては「さち」の手がかりの鍵を握ることになる。 岸沼 良樹(きしぬま よしき) 声 - 吉田冬彦(Windows版。Chapter3までは「そら」名義) / 中村悠一(ドラマCD・PSP・OVA版)/ 演 - JUN 11月8日生、身長172cm、体重62.1kg、血液型A型、好きなもの:楽器の練習、嫌いなもの:バックボーンが軽い人間、趣味:音楽鑑賞 17歳、哲志のクラスメイト。臆病で何かあるとすぐに人の影に隠れていた。リメイクシリーズでは元々は不良で荒れていたが、哲志たちクラスメイトとの出会いによって現在のような性格に変わったらしい。また、こちらでは哲志の親友でもある。 戦闘では攻撃力がそこそこあり、また補助魔法を使いこなす。 口が悪く皮肉屋だが、根は優しく一本気な性格。歪んだ世界に飛ばされたあとはあゆみと行動を共にする。 あゆみに好意を抱いており、彼女にいいところを見せようとし、何度もあゆみを助けているが、あまり報われていない。 『NC』以降のリメイクシリーズでは、喫煙を見つかった際(漫画版では過去に吸ってはいたものの、自分のではないタバコで言いがかりを付けられている)の教師(坪田)の言葉などから退学しようと思っていたところを、あゆみに叱咤されたことが好意を抱くきっかけとなったと語られている。 途中何度も危険な目に逢うものの、あゆみを守りながら彼女と共に学校の謎を解いていき、哲志たちとも再会して、無事に学校を脱出する。 親(『BS』の美樹の台詞からおそらく父親)と何かしらの確執があったようで、現在アルバイトをしながら安アパートで一人暮らしをしている。 『BS』では第二章に登場し、はぐれたあゆみを探すと同時に、途中出会った繭と主に行動を共にしている。繭を霊から庇ったり、霊に取り憑かれたあゆみを正気に戻したりなど、友人のためなら危険を顧みず行動をしていた。 OVA版では、刻命の手から由香(サチコによって既に瀕死の状態)を救うが、その後、ヨシカズに腹部や頭部を激しく刺され殺害された。 映画版では、喧嘩別れしたあゆみを放っておけずヨシカズに追われている彼女を助けに入るが、抱え上げられて胴体を締め上げられ肋骨をへし折られるなどの致命傷を負う。最期は自分を放り出してあゆみに襲いかかろうとするヨシカズに背後から鉄パイプを突き刺し力尽きた。同『BS』では哲志同様刻命の襲撃を受け、頭部を殴られた上に薬品棚の下敷きとなるが、最期の力を振り絞って哲志の方へ硫酸の瓶を転がす。 美樹という妹がおり、『BS』第二章において、ご飯を作りにきたりなどの時々世話をしにきてくれている描写がある。 『BD』では、御簾徒と共に天神小学校に向かったあゆみを追いかけ、愛狩に無理矢理しがみつく形で再び天神小学校へ向かう。その後、哲志達と合流し、崩れゆく天神小学校を脱出しようとしたが、現世から存在ごと消えるあゆみの行く末を憂い、哲志達から離れた。結果、あゆみ共々現世から存在そのものが消滅した。その後のエピローグで、ひのえの家にいる放心状態のあゆみを迎えに来る様子が描かれている。 篠崎 あゆみ(しのざき あゆみ) 声 - 大山チロル(Windows版) / 釘宮理恵(ドラマCD) / 今井麻美(PSP・OVA版)/ 演 - 前田希美 9月12日生、身長151cm、体重43.2kg、血液型A型、好きなもの:占い・漫画・アニメ・ラノベ、嫌いなもの:暗闇・狭い所・、趣味:怪談・ホラーグッズ収集 17歳、哲志たちのクラスの委員長。彼女が廃校に伝わる怪談を哲志たちに語って聞かせたことが物語の始まりとなった。 歪んだ世界に飛ばされたあとは良樹と行動を共にする。校内でも有名な怪談マニアだが、実は本人は怖がりで、作中では恐怖が極限に達すると過呼吸発作(過換気症候群)を起こしてしまう一面もある。密かに哲志に想いを寄せており、そのため些細な言葉で一緒に行動する良樹を傷つけてしまうこともある。 戦闘では回復魔法・補助魔法・蘇生魔法と幅広い能力を使えるが、使える能力はやや中途半端。 『NC』以降のリメイクシリーズでは、姉・ひのえが霊能力者であり、あゆみ自身も霊の影響を受けやすい体質であることが説明されている。また、霊能力者の七星に憧れているが、Chapter5にて彼女の本性を知って幻滅する。 良樹と協力して学校の謎を解いていき、哲志たちとも合流し、小学校を脱出した。 女子のメンバーの中では繭と一番仲が良かったため、彼女の死様には酷いショックを受け彼女を守れなかったことへの罪悪感に苛まれた。 『BS』第二章では、前作同様に良樹と行動をしていたが、複数の幽霊に取り憑かれ、何処かへと走り出してしまい、良樹とはぐれてしまう。後に良樹たちと再会したものの霊に憑依され、良樹の喉に噛み付いて食べようとしたが、彼の必死の訴えにより正気に戻ることができた。 『BS』第八章では、死亡した友人たちを救う方法を探すため、直美を連れて生前の篠崎ヨシヱ、サチコの家に行っている。そこで自分がヨシヱやサチコとは遠い親戚で、強い霊能力などを持った能力者の家系・篠崎家の末裔であることが判明する。そして、闇の書物「ブックオブシャドウズ」を見つけ、繭を生き返らせようとするが失敗し、呪いの反動により自身も命を落としかける。しかし、姉のひのえにより救われた。 ドラマCD版『BS』でプロジェクト・ドーリーズに巻き込まれる。人形になってしまうが七星により実験が失敗した為、愛狩によって記憶を消され元の生活に戻る。愛狩に個人情報を調べられる。 漫画版『BC』では、その家系設定を利用し、サチコの除霊のキーパーソンとなる。 OVA版では原作と同様に良樹と行動を共にしているが、良樹に対して不満をぶつけたり、霊に憑依され暴走する等のシーンは描かれない。 映画版では、直美が紛失した切れ端入りの生徒手帳を拾ったものの、それを渡そうとした際に見た直美と哲志のやりとりと黒化の影響によって直美に対する嫉妬が暴走し、教室にあった印刷物を千切った偽物の切れ端を「繭のものを拾った」と嘘をついて渡し、直美の切れ端をこっそり焼却してしまう。同『BS』では哲志たちを失ったことで深い後悔に苛まれており、直美と共に運命を変えようと奔走するも叶わず、最期は直美を庇ってサチコを道連れに身を投げる。 『BD』では主人公の一人に昇格している。ひのえの死後、謎の少年御簾徒(みすと)と出会い、死んだ仲間を生き返らせられる可能性があるという話を聞き、御簾徒と共に再び天神小学校へ向かう。しかしそれは御簾徒の「ブック・オブ・シャドウズ」を手にするための策略であり、後に騙されたことに怒りを覚える。最中、篠崎家における天神小学校を含めた全ての歴史を知り、篠崎の血を引く末裔として天神小学校の呪いの連鎖を終わらせるために過酷な運命に立ち向かうことになる。サチコの魂や愛狩の援助を受けて、右目を失うなどの苦痛を伴う代償を経て本物の「ブック・オブ・シャドウズ」を完成させる。そして、これまで犠牲になった人々の存在だけでも取り戻したい、これ以上犠牲者が出ることを望まないという決心から、「涅槃(邪術によって作られた死後の世界。「異世界の天神小学校」のベースとなった世界)」をサチコと同じように自身の体内に封印し、サチコほどの霊力を持たない者の代償として現世からはあゆみの存在そのものが、天神小学校に残った良樹を除いて全員の記憶からも消滅した。エピローグではひのえの家に放心状態のあゆみのその後の様子が少し描かれている。 「コープスパーティー2: DEAD PATIENT」にも登場する。 持田 由香(もちだ ゆか) 声 - びたみんちぃ(Windows版) / 矢作紗友里(ドラマCD) / 喜多村英梨(PSP・OVA版)/ 演 - 松浦愛弓 10月2日生、身長140cm、体重34.2kg、血液型A型、好きなもの:金平糖・桃水ジュース、嫌いなもの:レーズン、趣味:「香りのビーズ」集め 14歳、如月学園中等部二年生で哲志の妹。 傘を持って登校しなかった兄を心配し、迎えに学校まで来た時、今回の事件に巻き込まれた。幼く見られがちなことを気にしており、何かと背伸びして振舞うが、根が甘えたがりのため長続きしない。 哲志のことを兄としてではなく異性として意識している。 戦闘では回復魔法に特化しているが攻撃力は低い。 兄の哲志以外には、良樹とだけは面識があるらしい。 リメイクシリーズでは哲志と一緒に行動していたもののはぐれてしまい、刻命と出会い行動を共にする。当初は優しく接してくる刻命を信頼していたが、徐々に危険な本性が見えてきた刻命に怯え逃げ出す。最終的には哲志たちと再会し、小学校を脱出する。 『BS』第六章では、刻命に捕まり理科室で殺されかけるが、刻命がヨシカズに殺害されたため隙を見てその場を逃げ出す。その直後に地震で床が抜け地下に落ちてしまい、そこで出会ったサチコに騙され弄ばれた挙句、最終的には殺害されてしまう。刻命に殺されかけている状況ですら、彼が頭痛で苦しむのを見て心配するなど、その優しく健気な性格は刻命に大きな影響を与えていた。 漫画版では刻命に捕まり、理科室で殺されかけるが、哲志たちに助け出される。 OVA版では、森繁や刻命に追われた後、サチコの手により人体模型と化した刻命に片目を抉られる等拷問され、瀕死の状態となったところを良樹やあゆみに救出された後、哲志に抱かれて息を引き取った。 映画版では、トイレに向かった際に哲志とはぐれた後、OVA版同様に錯乱した森繁に襲われ、理科室でサチコに案内されるがままについていき眠った隙に縛り付けられ、哲志に渡すはずだった傘で刺される等の拷問を受け、舌を切られてしまう。意識不明の瀕死の状態であゆみに発見され、彼女と共に地下室に辿り着くが、最後はサチコの身代わりとして哲志にガレキで滅多打ちにされ殺害された。 『BD』では、良樹の家に行くと偽り天神小学校へ向かった哲志の情報を御簾徒から聞き、その場で御簾徒とさつきと共に再び天神小学校に向かう。途中、哲志の声に反応してさつきと離れ離れになって迷子になったところ、さちに憑かれるが、直美の決死の覚悟で「さち」の文字が刻まれていた自身の左目を傷つけ、その障害反動でさちの呪いから解放された。その後、哲志達と脱出する。 全てのシリーズを通して、トイレ事情に関する描写が共通化されている。Dante98版以外のシリーズでは失禁要素が追加されるが、それに至る経緯は作品ごとによって異なってくる。 名前の由来は原作者祁答院慎の小学生の頃の初恋相手。 赤い服の少女 Dante98版のみ登場。哲志たち5人を廃校舎(歪んだ世界)に閉じ込めた元凶である女子生徒の怨霊。後のリメイクシリーズ以降におけるサチコの原型となる。 ある雨の日の放課後、大人しい性格で友達のいない彼女に目を付けた担任教師に性的関係を迫られ、脅しのつもりで渡り廊下の手摺りに上るも足を踏み外して転落死してしまう。事件を知った学校の校長が担任と共謀して死体を隠し、事件を隠蔽したために成仏できず、歪んだ世界を作り上げて担任や校長に復讐し、生きた人間に対する妬みからその後も犠牲者を増やし続けていた。外見はリメイク版のサチコに似ているが本来の姿は肩まで整ったロングヘアーに灰色のスモックのような制服を着ている。また、リメイク以降のサチコは小学生という設定だが、こちらは哲志たちと同じくらいの年齢になっている。なお、Dante98版ベースのコミカライズである「コープスパーティー;娘」では苗字は「篠崎」となっており、後述のヨシヱに酷似した姿の母親も登場している。 彼女の良心が分裂した「もう1人の赤い服の少女」も存在し、そちらは哲志たちを助け、暴走するもう1人の自分を止めるように頼む。 亡霊 廃校のあちこちに出現する亡霊。 彼らは全員赤い服の少女によって歪んだ世界に引きずり込まれて死んだ人々の霊である。大きく分けて善霊(青色の火の玉)と悪霊(赤色の火の玉)の2種類がいる。 赤い服の少女が成仏しようとした際、それに激昂した悪霊たちが赤い服の少女に怨念を送り込んで強力な怨霊へと変貌させた。 教師 赤い服の少女の弱みに付け込み強姦しかけた(強姦未遂か完遂かは正確には不明)担任教師。作中に登場はしないが作者曰く呪われた校舎で校長同様魂を弄ばれ続けている。 校長 赤い服の少女の通う学校の校長。後のリメイクシリーズ以降における柳堀隆峰の原型。 ゲーム中では上記の自殺事件を「学校の名前にキズがつく」という理由で、赤い服の少女の死体を隠蔽した。そのことで少女の激しい怒りを買い、魂を何度も弄ばれ続けている。 人体模型 理科室にある人体模型。リメイクシリーズとは異なり理科室を出ても追いかけてくる。
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