独立支援部隊「クレイドル」
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「ゴッドイーター」の記事における「独立支援部隊「クレイドル」」の解説
エリナ・デア=フォーゲルヴァイデについては極東支部――保守局――第一部隊におけるエリナ・デア=フォーゲルヴァイデ、GOD EATER ONLINE主人公についてはヒマラヤ支部におけるGOD EATER ONLINE主人公、八神マリアについてはヒマラヤ支部における八神マリアを参照。 GOD EATER・GOD EATER BURST・GOD EATER RESURRECTION主人公 声 - 赤羽根健治、伊藤かな恵、粕谷雄太、鹿野優以、佐藤聡美、庄司宇芽香、田中大文、藤本たかひろ、森岳志、安田早希、牛田裕子、沖佳苗、織田優成、菊池こころ、小嶋一成、小松由佳、佐々木愛、島﨑信長、菅沼久義、田中一成、津田美波、野中藍、堀井茶渡、松原大典、三浦祥朗、三上枝織、宮本佳那子、金本涼輔、木島隆一、佐藤朱、下地紫野、鎌田梢 『GOD EATER・ BURST・RESURRECTION』の主人公。氏名性別容貌服装など各プレイヤーが決定する。 フェンリル独立支援部隊「クレイドル」所属のゴッドイーター。元極東支部第一部隊隊長。 2071年フェンリル極東支部入隊。階級は新兵、上等兵、曹長、少尉、中尉。 極東支部初の新型ゴッドイーターとして部隊に入隊。メディカルチェックではペイラーが驚愕するほどの非常に高い潜在能力を持っており、サクヤが言うには呑み込みもいいとのこと。戦闘中以外はほとんど喋らず、表情で感情を表す場面が多いが、『GOD EATER BURST』以降から少々のムービーで喋ることがある。また、その性質上、他のメンバーに比べるとやや陰が薄い存在だったが、『GOD EATER BURST』では以降は主人公の立場に違わない活躍をみせるようになった。呼びかけられる場合にも名前ではなく「お前」や「キミ」などと二人称で呼ばれる。タツミとの会話から、フェンリル極東支部に来る前は無職だった。 ミッション「蒼穹の月」においてリンドウがMIA(戦闘中行方不明)となり、第一部隊の面々がそれぞれ不安定な状態に陥った中でも精力的に業務を続け、次第に頭角を現していく。また、新型特有の感応現象によってアリサの精神回復と原隊復帰に貢献する。支部の上層部からも高く評価され、入隊してから日が浅いにもかかわらず、リンドウの後任として第一部隊の隊長に任命された(これ以降は「リーダー」と呼ばれることも)。これは主人公を取り込もうとするシックザール支部長の思惑によるところが大きく、ソーマと共に、シックザールが下す非公式の「特務」を拝命するようになっていく。その後、ペイラーを介してソーマと支部長の過去を知り、人型のアラガミ・シオを匿うことになるなど、支部長とペイラーの間で板ばさみとなる。最終的には支部長の「アーク計画」に関する陰謀が明らかとなったことで支部長への対立姿勢を明確にし、第一部隊のメンバーと共にエイジス島へ潜入。アーク計画を阻止することとなった。 『GOD EATER RESURRECTION』ではアニメ版の主人公・空木レンカを演じた木島隆一のボイスが追加されている(なお過去作で出演していた声優も総てボイス新規収録したため、諸般の事情で出演していない声優もいる)。 『GOD EATER BURST』では支部長がシックザールからペイラーへと変わってもなお、極東支部内での信頼と評価は不動のものとなっている。一方で無茶な行動が多いらしく、アリサからは「生き急いでいるように感じる」と言われている。神機が不調であるにもかかわらず アラガミの攻撃からコウタを庇い、神機が破損したことで一時戦線を離脱する。その折に発生したアラガミのアナグラ侵入時、リッカを助けるため適合していないリンドウの神機に接続・使用し侵喰を受け昏倒するが、それによりレンを知覚できるようになる。回復後はレンの助言を受けながらリンドウを捜索、感応現象によってリンドウがアラガミ化した経緯を知り、アラガミ化したリンドウを殺害せず救出することに成功した。 『GOD EATER 2』ではデータベースに登録されている。名前は『GOD EATER BURST』からの引き継ぎを行った場合は引き継いだデータの主人公名が、引き継ぎを行わなかった場合、神薙ユウとして登録されている。フェンリル独立支援部隊「クレイドル」に所属しているとされる。 『RESONANT OPS』でも「神薙ユウ」名義で登場。 雨宮リンドウ GOD EATER 〜アリサ・イン・アンダーワールド〜も参照。 声 - 平田広明 フェンリル独立支援部隊「クレイドル」所属の男性ゴッドイーター。元極東支部保守局第一部隊隊長。階級は少尉、大尉、少尉。2071年の時分で26歳。10月12日生まれ。身長は182センチメートル。 2061年フェンリル極東支部入隊。 使用神機(第一世代) - ブラッドサージ(LB)、イヴェイダー(S)、侵食はNPC専用の旧型神機(バスターブレイド/シールド相当)。復帰後はNPC専用の新型神機(ロングブレード/アサルト/シールド相当)。 飄々としてとらえどころの無い性格だが腕前は相当なもので、第一部隊在籍当時は極東支部でただ一人、ウロヴォロスを単身で討伐した実績を持っていた。彼の指揮する部隊は生還率が90%以上と他の部隊よりも圧倒的に高く、新米神機使いは彼の部隊に配属されることが多い。新米への面倒見や周囲への気配りもできる大人で、アナグラの皆からの信頼も厚い。ヘビースモーカーのようであり、ムービーやアニメーションではよく煙草を吸っている姿が描写されている。酒好きでもあり、サクヤに配給ビールのチケットの取引を持ちかけたり、自室にはこの時代では珍しい瓶入りの酒が数本置かれている。 通常任務とは別に、ヨハネス個人から与えられる特務(他の隊員たちには「デート」と呼んではぐらかしていた)をこなしていたが、その裏ではフェンリル本部の要請を受けてヨハネスの身辺調査を行っていた。それを察したヨハネスの謀略により、ミッション「蒼穹の月」において仲間と引き離され、右腕のアーティフィシャルCNSと神機を失う。突如現れた少女(シオ)に助けられその場を脱するが、アナグラには帰還できずに周辺を彷徨うことになる。状況が把握できていなかったアナグラ本部はリンドウをMIAと判断し、後にディアウス・ピターの体内からアーティフィシャルCNSと神機が回収されたことで、リンドウが完全に死亡したとして二階級特進の措置をとった。 初期設定では、表情が硬く、ヨハネスに似たキャラクターデザインも考えられていた。 『GOD EATER BURST』では失踪期間中の様子が描写されている。アーティフィシャルCNSを失ったことにより右腕が侵喰され、アラガミ化による苦痛で動けなくなった所をシオに庇われ、その後鎮魂の廃寺周辺で看護されていた。その際に右手の甲に青いアーティフィシャルCNS(指令細胞群・コア)のような物を植えつけられアラガミ化を緩和されたが、シオがリンドウの元を離れた後、コアがノヴァの特異点として捕喰された際にその部位は崩壊し、再びアラガミ化が活性化、時が経つにつれて徐々にハンニバル侵喰種へと変異していき、自我が崩壊しかける危険な状態となる。この頃、極東支部は闇市で高値で取引されているいくつかの物質からリンドウのDNAパターンと一致する細胞組織の発見に成功し、リンドウの捜索を再開する。最終的には主人公とレンの活躍によって救出され、その際に再び右手甲へ橙色のアーティフィシャルCNSのような物が発現し、アラガミ化の制御が可能となった。アナグラへの帰還後はペイラー直轄の遊撃隊員として原隊に復帰、第一線から退いて新人育成に精を出している。MIAによる二階級特進を取り消された時点で、大尉から少尉へと差し戻され、これにより、リンドウ救出などによる功績で少尉から中尉へと昇進した主人公の一階級下となった。復帰後サクヤと結婚し、以前に自室としていた部屋が主人公の物となったため、彼女の部屋を間借りして生活している。 『GOD EATER BURST』のメインストーリー終了後は、シオと同様に右腕を変化させる能力を得た彼をミッションに同行させることが可能となる。また、チャレンジミッションを進めることで侵喰前のリンドウも再び使用可能になる。 『GOD EATER 2』では最古参のゴッドイーターとして活動している。神機の定期メンテナンスをすっぽかすなど、いい加減さは相も変わらずのようだが、指揮官として活躍するだけでなく、29歳となった今なお最前線で戦っている。右腕のアラガミ化した腕を金色のガントレットで覆い隠している。キュウビを追って極東支部を離れていたが、ブラッドが極東支部に来訪したことを機に、彼の任務はブラッドと共にキュウビからレトロオラクル細胞を採取することとなり、彼の冒険はまだ終わらない。現場主義でデスクワークが苦手なのは相変わらずのようであり、ソーマや2の主人公に報告書や申請書の代筆を頼んだり、それをアリサに諌められたりしている。 『RESONANT OPS』では右腕のガントレットをより機械的な銀色の物に更新し装備している。また第十四部隊を第十三部隊と言い間違える等、ほとんど中身は変わっていない。 『禁忌を破る者』では極東支部におけるアーサソールの監視役として部隊に同行したが、相手が接触禁忌種であるため、戦闘は行っていない。ヨハネス、ペイラーからアーサソールに関する情報を流すように持ち掛けられていた。飄々とした口調はギースに気に入られておらず、彼からは一方的に敵愾心を持たれていた。また、引退した神機使いについて言及した際にもヴェネのことを気遣うマルグリットから諌められるような面もあった。ツクヨミ討伐の際には神機でカーゴを切り裂き、ヴェネを救出した。最後はフェンリルに追われる身となったギースとマルグリットに緊急避難用シェルターの位置を教え、追手が来ないようにヨハネスとペイラーへ全員死亡という虚偽報告をした。 『the spiral fate』ではゲーム本編の半年後、とある単独任務で遠出した際にサクヤの好きな花を廃寺周辺で探していたら、結婚指輪を失くしてしまい、そのままずっと廃寺周辺をうろつき回っていた。その後、廃寺の幽霊騒ぎに発展し、幽霊の正体を突き止めに来たリョウに発見されアナグラへ戻る。結婚指輪はリョウが偶然発見していた。 橘サクヤ・雨宮サクヤ 声 - 大原さやか 育児休暇取得中の女性ゴッドイーター。元極東支部保守局第一部隊副隊長。階級は衛生兵曹長、衛生少尉。2071年の時分で21歳。6月10日生まれ。身長は165センチメートル。 2065年フェンリル極東支部入隊。 使用神機(第一世代) - ステラスウォーム(SR) 主人公の先輩隊員で第一部隊のサブリーダー。判断力・統率力は高く評価されており、他の部隊長クラスのミッションをこなすこともある。狙撃手、衛生兵としても抜群の動きを見せるため、未確認アラガミとの戦闘が発生する際に召集されることが多い。入隊から2年間は極東支部のオペレーターを務めていた。雨宮姉弟とは幼馴染であり、リンドウに思いを寄せている。 リンドウがMIAとなったことで心に深い傷を負うが、やがてリンドウが陰で行っていた行動を察知し、それを突き止めるべく奔走する。リンドウのアーティフィシャルCNSを回収し、彼が遺したデータディスクの中身をアリサと共に閲覧したことでアーク計画の真実を知り、単身エイジス島に乗り込む。後を追いかけてきたアリサと共にヨハネスの罠にかかるが、一芝居を打って逃走し、以降はアリサと共に逃亡生活を送る。やがてヨハネスの野望を止めるためアナグラに帰還し、主人公たちと再度エイジスへ乗り込み、アーク計画を阻止した。 他のキャラクターより初期設定からのデザインの変更点が少ないが、初期設定時は使用神機が剣形態であるなど、「戦う女性」の面が強調されていた。 『GOD EATER BURST』ではアーク計画阻止後もリンドウの死を引きずっており、暗い一面が残っていた。後にリンドウが原隊復帰した後に彼と結婚し、再び明るい姿を見せるようになる。リンドウとは同じ部屋で生活しているようだが、彼の撒き散らす「仄暗い羽」やビールの空き缶の掃除に苦労しているらしい。 『GOD EATER 2』では直接登場はしておらず、電話での会話でのみ存在が確認されている。育児休暇中であり、リンドウとの子であるレンを育てている。 『GOD EATER 2 RAGE BURST』では前作同様未登場。データベースに登録されており、レンを育てるために育児休暇を提出し戦線から退いている。現場復帰を望む声もある一方、フェンリルの上層部からは指導教官への転向も薦められている。 『RESONANT OPS』ではゴッドイーターとして現場復帰。「クレイドル」所属となっている。 『アリサ・イン・アンダーワールド』では通常任務と特務を休みなくこなすリンドウをからかいつつも気遣っている。 『the spiral fate』ではリンドウの子(性別は不明)を妊娠しているために第一部隊を空けている様子。産休中に一度アナグラに戻った際、リョウの記憶喪失に精神が不安定になっていたアリサの心のより所となった。 ソーマ・シックザール 声 - 中井和哉 フェンリル独立支援部隊「クレイドル」所属の男性ゴッドイーター。元極東支部保守局第一部隊所属。階級は強襲兵曹長、強襲少尉。2071年の時分で18歳。8月28日生まれ。身長は2071年の時分で177センチメートル、2074年の時分で181センチメートル。 2064年フェンリル極東支部入隊。 使用神機(第一世代) - イーブルワン(BB)、リジェクター(TS) わずか12歳でゴッドイーターとなった青年で、ずば抜けた身体能力や五感を持つ。 極東支部の支部長・ヨハネスの実子であり、胎児の状態でアラガミの偏食因子を埋め込まれて生まれたため、非常に高い身体能力を得ることとなった。他のゴッドイーターと同様に偏食因子を定期的に打ち込むためのアーティフィシャルCNSを付けてはいるが、埋め込まれた偏食因子は現在のゴッドイーターに使われているものとは別物であり、アーティフィシャルCNSが無くても自ら偏食因子を生成できる。そのため他の者よりもより「アラガミ」に近い身体となっており、シオにもそれを示唆する発言をされている。その異質さ故に周囲から距離を置かれ続けたこともあり、本人も自分を「化け物」と表現するなど、自身の力を疎んでいる。 能力は高いが軍規・命令違反が多いために昇進はしていないうえ、彼と任務を共にしたゴッドイーターは戦死する確率が高かったらしく、アナグラのメンバーから「死神」と陰口を叩かれることもある。本人もそれを気にしており、それが常に他人を寄せ付けない態度を取る一因となっている。自室は荒れた性格を体現しており、ターミナルの画面にはひびが入り、完全に壊れたディスプレイの前には射撃練習の的が置かれ、弾痕が散らばっている。ベッドも武器のようなものに占領されているため、スピーカーに囲まれたソファーで睡眠をとっている。ただし、リンドウが「あいつは誰かが死ぬことを誰よりも恐れている」と評する通り、作戦中は言動はともあれ他の隊員の救援に回ることも多い。リンドウがMIAとなったときは動揺を隠せず、シオが失踪した際には自室を開けっ放しにするなど、根は優しい性格であることがわかる。 シオの面倒をよく見ており、彼女に「シオ」という名前を付けたのも、歌を教えたのも彼である。シオとの触れ合いを介して心を通わせやがて誰よりも無くしたくない存在へと認識していく、シオとの触れ合いが元となり主人公ら他の第一部隊のメンバーとも打ち解けるきっかけとなり。アーク計画には一貫して反対の姿勢を貫き、父ヨハネスからシオを取り戻すべく戦った。最後は終末捕喰を抑え込み、月へと向かおうとするシオに懇願され、核を摘出されて抜け殻となった彼女の体を神機で捕喰した。それ以降、ソーマの神機は本人曰く「天使の羽のような真っ白な色」に(捕喰形態時に出現する顎を含めて)変色している。この彼女の体色をなぞった白い神機は完全なソーマ専用の装備であり、プレイヤーが使うことはできない。(2ではプレイヤーも使用可能になっている) デザインの初期段階では、黒髪と長い白髪の姿が考えられていた。またそのときの使用神機は遠近両用型で、新型の可変式に近いものだった。 『GOD EATER BURST』ではアーク計画阻止後は軍規違反や単独行動はほとんど見られなくなり、近いうちに部隊長を任命される予定だったが、本人の希望もあって、第一部隊の一隊員として活動している。それと同時に彼が同行したミッションにおけるチームの被害が最小限となっていることから、支部内での信頼を取り戻しつつあり、他部隊からは彼の部隊長への昇格を望む声も上がっている。他人を以前よりも気遣うようにもなっており、リンドウの生存が確認された際には、第一部隊は最低限の戦力としてアナグラにいることを命じられ、捜索に参加できないことに憤りを隠さなかった。 『GOD EATER 2』ではリンドウと同等クラスの古参になった彼は前作主人公やその仲間たちに囲まれていたことで、性格が落ち着きまた大人っぽさも増している。研究者となっており、父親の業を追っていくうちにその凄まじさに感服させられていくこととなる。そしてレトロオラクル細胞の未知なる可能性を探求し、キュウビを追う。同じP73偏食因子を投与されたラケルに自分と同じ何かを感じ取ったようで、彼女との会話の際に分かり辛いブラックジョークをぶつけ合った。3年経った今でもエリックの死に責任を感じていたらしく、彼の妹であるエリナには物凄く気を遣ったり戦場では後方支援に徹するよう命令するなど彼女に対してやや過保護な面がみられたが、その扱いに不満を感じていた当の本人に怒られてからは、彼女を一人の仲間として見ている様子。 『RESONANT OPS』ではキュウビと同様に全身が「レトロオラクル細胞」で構成されたアラガミ「神源種」を追っており、度々第十四部隊に協力を要請している。 『ノッキン・オン・ヘブンズドア』ではブレンダンを慰めたりするなど、優しい一面が見えるようになった。大車のテロに対しては「下衆が…」と激しい怒りを覚えている。 『the spiral fate』では音楽の趣味があることが描かれている。アナグラの一般公開するイベント「FSD」でバンドを組む際は、練習に一番張り切っており、コウタにスパルタ特訓を課した。リョウが負傷した時は動揺してヘッドフォンを逆に付けていたり、ロシアに帰省中のアリサを心配させないよう、リョウの負傷を伏せたりと、仲間を気遣う面が表に出るようになった。リョウが復帰した時は顔面に鉄拳制裁をお見舞いしている。身体がアラガミに近いため、アーサソールに精神を干渉されて苦しんでいた。フェンリルが暴走した時はアルダノーヴァに乗り込み、一旦はフェンリルを捕喰するも、フェンリルが内側から侵喰したことで暴走状態となる。最後はリョウに捕喰されて死亡したかと思われたが、リョウの神機に吐き出され、無事救出された。ゲーム本編の半年後のため、本来は彼の神機は白色に変色しているのだが、漫画の連載がゲーム発売前だったため、ネタバレ防止のために黒色で描かれている(コミックス2巻あとがき)。 アリサ・イリーニチナ・アミエーラ GOD EATER 〜アリサ・イン・アンダーワールド〜、GOD EATER 〜ノッキン・オン・ヘブンズドア〜も参照。 声 - 坂本真綾 フェンリル独立支援部隊「クレイドル」所属の女性ゴッドイーター。元ロシア支部第三部隊所属。元極東支部保守局第一部隊所属。2071年の時分で15歳。 3月25日生まれ。身長は160センチメートル→165センチメートル。 2070年フェンリルロシア支部入隊。 2071年フェンリル極東支部転属。 使用神機(第二世代) - アヴェンジャー(LB)、レイジングロア(AS)、プリムストーン(BS) 『GOD EATER』においては物語序盤でロシア支部から赴任してくる新型ゴッドイーターの少女。新型のプライドゆえか気位が非常に高く、しばしば高慢で高圧的な態度で他人と接する。旧型というだけで隊長格のリンドウですら見下すような発言をする場面が見られ、コウタを代表格に極東支部全体を軽蔑するような発言もしていた。「ドン引きです」が口癖。 幼少時に目の前で両親をヴァジュラ種のアラガミに殺されており、アラガミには深い憎しみを抱いている。同時に重度のトラウマにもなっており、定期的に主治医のオオグルマによるメンタルケアを受けていたが、そこで「リンドウとサクヤを撃つ」ための"刷り込み"を施されていた。リンドウとの共同任務中にヴァジュラが現れたことで情緒不安定となり、リンドウへ銃口を向けるも、撃つ直前で我に返って銃口をそらす。結果的にリンドウの退路を潰してしまい、間接的に彼の行方不明の原因となった。自身も錯乱状態に陥り戦線を離脱するが、主人公との間で起こった感応現象により心を通わせ、徐々に立ち直っていく。 原隊への復帰後は自らの未熟さを反省し、以前より柔軟な態度をとるようになり、他人への評価なども改めるようになった。また、メールに顔文字を使うと言った歳相応の一面も垣間見せるようになり、未開封のダンボールや脱ぎ捨てられた服などが散乱している自室が描写されるなど、ルーズな性格も明らかとなる。ただし、コウタに対しては軽い態度が気に入らないのか(以前に比べれば冗談の範疇だが)、相変わらずキツい態度を取っている。サクヤとは、リンドウの件に対する負い目から積極的に協力するようになり、深い絆で結ばれていく。リンドウのアーティフィシャルCNSを回収した後は、一人エイジスに潜入したサクヤを追い、罠にはまったサクヤの窮地を救う。そこに現れたオオグルマから「サクヤを撃つ」という暗示を呼び起こされるが、回復弾を用いた演技でオオグルマを欺き、サクヤと共に逃走した。以降は逃亡生活を送っていたが、ヨハネスの野望を止めるためアナグラに帰還し、主人公たちと再度エイジスへ乗り込んでアーク計画を阻止した。 リンドウの神機を回収するイベントで、彼の神機を握っていながら侵喰されなかったのは、『GOD EATER BURST』での主人公とは違ってアーティフィシャルCNSとの接続を試みていなかったためである。 デザイン初期段階は、金髪にゴスロリ風のファッションという、やや幼い雰囲気が漂う容姿だった。 『GOD EATER BURST』においてはヴァジュラ種に対する苦手意識が改善された他、戦闘技術や他部隊との連携が強化され、あらゆるミッションにおいてチームの軸となる働きを見せるようになった。アネットとフェデリコが極東支部に配属されてきた際には初めての後輩ができることに舞い上がる一方、自分の新人時代の行動を「思い出すと顔から火が吹き出そう」と恥じていた。 『GOD EATER 2』においてはフェンリル独立支援部隊「クレイドル」の隊員を務め、サテライト拠点のプロジェクトリーダーをしている。しかし、なんでもやってのける能力の高さゆえに人に頼ることを忘れてしまうこともあり、極東支部だけでなく他の支部も転々としながら支援活動を行っている。サテライト拠点計画のプロジェクトリーダーとしての働きぶりから、コウタには支部長クラスの政治力があると評されている。 『RESONANT OPS』では、ゴッドイーターの職務をしながら、極東支部長代理に就任しており、フェンリル本部にも頻繁に訪れている。 同イベント「聖なる探索」では、ハルオミの口車に乗せられ際どいサンタ服を着せられている。 『アリサ・イン・アンダーワールド』では主人公。 『the spiral fate』ではロシアに帰省していたが、しばらくして極東支部に戻ってきた。極東支部に戻るまでリョウの負傷は伏せられていたが、新型神機使い同士の感応現象でリョウの記憶喪失を知った。リョウに好意を抱いている節があり、ソーマ曰く「知ったら、飛行機をハイジャックしてでも戻ってくる」。リョウの負傷後は自ら進んで隊長代理を務め、贖罪の街で第一部隊がアラガミに囲まれた際には驚異的な戦闘能力を発揮し、部隊の窮地を救った。料理は一度もしたことが無く、サクヤの出産・復帰祝いで初めて手料理を作った際には調理器具が壊れるほど力任せに行ったため、料理と呼べないものとなった。
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