第一部隊
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「DOLLS (漫画)」の記事における「第一部隊」の解説
御子柴 笑太(みこしば しょうた) 声 - 鈴村健一 第一部隊の隊長にして、特刑全47部隊を束ねる総隊長。養成所を首席で卒業後、当時2名の欠員がいた第一部隊に配属され、在任記録は史上最長の5年に及ぶ。その間任務遂行率は100%の「伝説の男」。総隊長特権で携帯する大口径のデザートイーグルの二丁拳銃を多用している。 特刑が「人形」と呼ばれることを極端に嫌い、隊員には常に法や規則にとらわれず、自らの心で考えて行動することを求める。そのため、配属後まもない羽沙希が感情をほとんど示さず、教科書通りの行動しかしないことに苛立ちを覚えていた。命令に従わず、好き勝手に捜査をすることに反感を抱く刑務官もいるが、それでも必ず結果を出す能力は認めざるを得ない。物事に動じない雰囲気を漂わせるが、実は感情の起伏が激しい。罪のない子どもを殺す犯罪者などには特に強い憤りを抱く。怒りや苛立ちを感じると射撃場に籠もって銃を撃ちまくり、任務の打ち合わせを放り出すことも。 4年前、当時の総隊長で同じ第一部隊の桜澤を自らの手で「処刑」した。桜澤が特刑や諜報課を含む同胞20人を殺したことが発覚したためだが、自分の「正義」が正しかったのか未だに悩み続けている。デザートイーグルは元々桜澤のもので、笑太の体格には合っていない。桜澤とは仲が良かったといわれ、「正義」の意味や特刑の存在理由に対する考え方など、現在の笑太の人格はかなりの部分で桜澤(および、彼を殺したこと)の影響を受けていると思われる。 諜報課とはなぜかウマが合わず、五十嵐や柏原と顔を合わせるたび小競り合いが起きる(ただし仕事の上では信頼を置いている)。 珠緒とは旧知の仲で、現在は同居しているが、自分の正体は明かしていない(下記「笑太と珠緒の関係」参照)。朝が弱く、珠緒がいなければ遅刻は確実に今よりも多かった。 髪は赤みの茶色で目にかかる長さ、目は青。口元にホクロがある。8月17日生まれの23歳183cmAB型。 式部 清寿(しきぶ せいじゅ) 声 - 宮野真守 第一部隊の隊員で、特刑副隊長。桜澤が死んで再び欠員2となった第一部隊に配属され、在任期間はおそらく4年。奔放な総隊長のよき理解者として陰に日向に笑太をフォローし、第一部隊の「伝説」の一翼を担う。端正な顔立ちに中性的で無機質な雰囲気を纏わせ、ある意味「人形」と呼ばれるにふさわしい容姿。凄惨な現場では思わず顔を背ける細やかな神経の持ち主だが、ひとたび戦闘となれば得物の特殊ワイヤーを容赦なくふるう。穏やかな物腰で笑顔を絶やさず、感情をむき出しにすることはあまりない。怒りを覚えると、逆に感情をなくしたかのような冷たい表情を浮かべる。 子供のころに精神的なショックで声が出なくなったことがあり、現在も睡眠薬を常用している。 ブルーブラックの髪は姫カット。後ろ髪は肩より少し長い程度だが、たまに気まぐれ(本人のというより作者の?)で、腰まで髪を伸ばす(エクステ)。目は紫。動物や子どもなど、小さくて可愛らしいもの(珠緒含む)が好き。趣味は美術館巡り。9月21日生まれの22歳。178cm、B型。 藤堂 羽沙希(とうどう うさき) 声 - 櫻井孝宏 第一部隊の新人。笑太と同様、養成所を首席で卒業後、すぐに第一部隊に配属された。得物は日本刀。そのためか、笑太は彼をかつての自分と重ねて見ているふしがある(そしておそらく今の自分を桜澤と重ねている)。今のところは個性的な先輩2人の陰に隠れて目立たない。 感情表現が乏しく、養成所時代は「機械」と呼ばれていた(本人は褒め言葉と思っていた)。第一部隊に配属後も「正義は法に」「任務に私情は挟まない」とマニュアル通りの言動で笑太を苛立たせていたが、任務を重ねるにつれ少しずつ変わっていく。感情がないのではなく、自分でも知らないうちに押し殺しているだけで、簡単に人の命を奪う犯罪者を目の前にすると怒りを爆発させる。怒りの源には自らの「大事なものを失った」経験があるらしく、犯罪者を「殺す」ことでその罪悪感を振り払おうと常に苦しんでいる。双子の弟、伊緒李(いおり)は何年も意識を取り戻していないが、その原因は不明。 実は天然で、喜怒哀楽が少ない理由の半分は単に鈍いから。空気が読めず誤解を招きやすい一方、周りに影響されないぶん、観察力やとっさの判断力に優れている。剣の腕は確かだが、小柄な体格のせいで力負けすることが多い。決まった時間に起き、決まった時間に眠るというとても規則正しい生活を送っている。 ライトブラウンの短髪に、目は緑。眼鏡をかけている。10月29日生まれの19歳。170cmで55kg、O型。
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第一部隊
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別名、討伐班 GOD EATER・GOD EATER BURST・GOD EATER RESURRECTION主人公、雨宮リンドウ、橘サクヤ・雨宮サクヤ、ソーマ・シックザール、アリサ・イリーニチナ・アミエーラは独立支援部隊「クレイドル」を参照。 藤木コウタ 声 - 阪口大助 フェンリル極東支部保守局第一部隊隊長の男性ゴッドイーター。2071年の時分で15歳。6月20日生まれ。身長は2071年の時分で163センチメートル、2074年の時分は171センチメートル。 2071年フェンリル極東支部入隊。階級は新兵、上等兵、偵察兵曹長。 使用神機 (第一世代)- モウスィブロウ(AS) 『GOD EATER』では、GOD EATER・GOD EATER BURST・GOD EATER RESURRECTION主人公と同じ日に入隊した少年で、同じ第一部隊に所属する新米ゴッドイーター。この神機はかつて雨宮ツバキが愛用していた初期型のものだが、改良が重ねられており、後期のものに引けを取らない性能を発揮している。ターミナルで旧時代の動画を見るのが趣味で、劇中で放送されている人気アニメ『バガラリー』のファンでもある(『GOD EATER BURST』初回特典のプレミアムキャラクターダウンロードコードを使用した際の衣装はそのアニメの登場人物になりきったもの)。自室の棚にはバガラリーのグッズが陳列してある一方、空き缶やゴミ袋が散乱している。ターミナルには大量に溜め撮りしたバガラリーや家族の写真が入っている。本人曰くネーミングセンスには自信があるらしく、シオには「ノラミ」と名付けたがっていたが、アリサにはドン引きされ、シオ当人にも一蹴されていた。 第一部隊ではチームのムードメーカー的存在。荒廃した世の中であるにもかかわらず明るくまっすぐな性格に育ち、その面に関してはリンドウも賞賛している。少々軽薄な所はあるが、居住区に住む母と妹のノゾミを思う気持ちは強く、2人を守り養うためにフェンリルに入隊。入隊前は家族の食い扶持を稼ぐために学校へ行かず働いていたため、勉強は苦手。勉強会・講習時の居眠りが多いが、『講義「アーコロジー」』にてペイラーが内部居住区における収容人数に言及した際には、うたた寝から目覚めて積極的に質問を行うほど、エイジス計画に対して大きな希望を持つ。そのような視点(家族を守るための情報収集)から、アナグラ地下よりエイジスへと至る通路の存在を推測、発見のきっかけを作った。 第一部隊の中では一番エイジス計画に期待と信頼を寄せており、少しでも完遂の足しになればと自ら危険な任務を受注していた。エイジス計画がアーク計画の隠れ蓑に過ぎなかったことが明らかとなったときも家族を守るために計画に賛同していたが、良心の呵責に耐え切れず、アナグラの襲撃と母に諭されたことをきっかけに、皆が安全でいられる場所を与えてもらうのではなく、自らの手で作るため、アーク計画に反抗することを決意する。 デザインの初期段階ではキザ風で、真っ赤なスーツをまとったファッションも考えられており、主人公の親友というよりはライバルに近い存在だった様子。 『GOD EATER BURST』では神機連結解放時の戦闘能力上昇幅が大きいため、新型神機使いとのコンビネーションが非常に高く評価されている。また偵察任務で高い実績を残すようになっており、外部居住区エリア周辺の偵察任務でチームリーダーに指名される機会が多いが、昇格試験の成績が芳しくない。リンドウの生存が確認された際には、女性神機使いを引き連れて「リンドウさんおびき寄せ大作戦」を行ったが、失敗に終わる。それでも懲りずにリンドウの好物であるビールを用いた第二弾を考案しており、ジーナはそのバカさ加減を、呆れを通り越して賞賛していた。 『GOD EATER 2』では第一部隊隊長の座を前作主人公から引き継いだ。それに伴い後輩を指導する先輩の立場にある。大人っぽさは増したが持ち前の明るさは健在のようである。また、旧型ゴッドイーターとして、新型のさらに新型ともいえるブラッド(特にブラッドアーツ)に興味を持っている。クレイドルの制服を着用してはいるが、大事な家族や友人たちがいる極東を護り続けると誓っており、もっぱら当地での任務を優先・重視している(ただし臨時隊員という形でクレイドル所属にもなっている)。 『GOD EATER RESONANT OPS』では第一部隊隊長、クレイドル臨時隊員の他に極東支部討伐大隊の大隊長も兼任している。 『禁忌を破る者』ではミッションの途中でスサノオを目撃したが、アリサとリッカには信じてもらえなかった。 『the spiral fate』では部隊で唯一リョウの記憶喪失に気づいていなかった。作中、移動手段として装甲車を使用する際は、彼が運転をしている。レトロカルチャーや昔のアニメカルチャーに詳しく、FSDでは、伝統的にメイド喫茶かバニー喫茶をやろうとしたが、アリサから鉄拳制裁を食らい一瞬で却下された。 エリック・デア=フォーゲルヴァイデ 声 - 藤本たかひろ 元フェンリル極東支部保守局第一部隊所属の旧型神機使い。故人。享年17歳。4月2日生まれ。身長は173センチメートル。 2069年フェンリル極東支部入隊。最終階級は狙撃兵曹長。 使用神機 ーオーマインガット(BL) 上半身に刺青を入れ、サングラスをかけるなど派手な容姿をしている。フェンリルの傘下企業の御曹司でナルシストな一面があり、周囲からのうけはあまり良くなかったが、リンドウからは「あいつなりに、神機使いとしての責任を感じていた」と評されている。主人公、ソーマと共に参加したミッション「鉄の雨」にてオウガテイルの不意打ちを受け、頭部を捕喰され即死、KIAとなった。なお、彼の使っていた神機は無傷で回収されている。 エリナという妹がおり、病弱なために極東支部で静養中の彼女のために、自ら志願して東欧地区から極東支部へと転属した。ソーマを越えることを目標としており、主人公と出会う以前のソーマに親しげに話しかけていた数少ない人物でもあった。会話を聞く限り、ソーマ自身も悪く思っていなかった様子。エリナ曰くサッカーが得意で、いつもは優しくしてくれていたという。清掃員によるとトイレの扱いが下手でよく詰まらせる。 『GOD EATER BURST』ではチャレンジミッションを最後までこなすと、「追憶のエリック」がフリーミッションのNPCとして使用可能になる。 アニメ版では極東支部を強襲したアラガミとの闘いで殉職し、葬儀の様子も描写された。 エリナ・デア=フォーゲルヴァイデ 声 - 阿澄佳奈 フェンリル極東支部保守局第一部隊所属の女性ゴッドイーター。14歳。9月19日生まれ。身長は155センチメートル。 使用神機 - ブリリアンス(CS)、ソールレムナント(SG)、アンドーンテッド(BS) エリック・デア=フォーゲルヴァイデの妹。ナルシストなエリックとは違い、背伸びしがちですぐに頭に血がのぼり周りが見えなくなるタイプ。神機に「オスカー」と名付けるなど14歳らしい子供っぽい一面もある。兄の死から3年、極東支部に所属するゴッドイーターとして活動している。 当初は精鋭部隊である「ブラッド」に反感を抱いていたが、主人公とのコミュニケーションを通じて柔和な性格を見せ始め、主人公を先輩といって尊敬するようになる。兄の一件で負い目を感じているソーマからは異様なまでに気を遣われ、彼の過保護な態度に激怒し、命令を無視して前線に出たことがある。物語終盤ではかなり実力を付けたようで、単独でヴァジュラを討伐している。 『GOD EATER』、『GOD EATER BURST』、『GOD EATER RESURRECTION』では「裕福そうな少女」として登場。 『GOD EATER RESONANT OPS』では主人公の所属するフェンリル本部第十四部隊に隊長として着任する。言動には落ち着きが増しており、戦闘能力だけでなく精神面でも成長が伺える。 余談だが彼女が使う神機の銃身「ソールレムナント」は兄のエリックが使っていた旧型神機「オーマインガット」と形状が同じである。 エミール・フォン=シュトラスブルク 声 - 福山潤 フェンリル極東支部保守局第一部隊所属の新型神機使い。20歳。4月23日生まれ。身長は173センチメートル。 使用神機 - タプファーカイト(BH)、アンシュタンド(BL)、デームート(TS)。 神機を総称して「ポラーシュターン(北極星)」と呼ぶ。失敗も多く熱苦しい性格をしているためエリナからは煙たがられているが、自己流の騎士道精神で如何なる状況にも屈しないため任務撤退件数はゼロ(ただし、任務失敗は多数)。ギルバートからは「馬鹿だが筋は通っている」と称される。エリックとは同じ貴族学校のライバルであり、彼の妹であるエリナを気にかけている。フライアに出向していたときに出会った主人公を親友と呼んで気に入る。彼とのコミュニケーションでは、彼のゴッドイーターとしての覚悟や騎士道精神をギャグ調に体験することになる。 『GOD EATER RESONANT OPS』ではフェンリル本部所属となっている。多数の部隊を統括する職務に忙殺されており、作中でもGOD EATER RESONANT OPS主人公の所属する第十四部隊に対して新種アラガミの調査指令書を発行している。しかし自身は一人のゴッドイーターとして現場の任務にあたることを強く希望している。
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第一部隊
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討伐班。隊長は雨宮リンドウ、主人公、藤木コウタの順に務めた。人々の脅威となりうる大型のアラガミの討伐などに従事している。また、居住区の防壁開発などに必要不可欠な「コア」の回収も重要な任務とされている。
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