第一部、第二部共通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/07 05:44 UTC 版)
「フォーチューンの海砦」の記事における「第一部、第二部共通」の解説
ライム=ケーベル (如月悠紀乃) キャラクタークラス : メイジ → サモナー 属性 : 〈空〉 旅の占い師の17歳の少女(第一部開始時)。 育ての親にあたる占い師の老人に突然「世界を救う勇者を探してこい」といわれて家を追い出され、勇者を探す旅に出た。彼女の占いが示した勇者がナティノとゴローである。 正義感が非常に強い性格で、困った人は見過ごせず、悪い奴らは見逃せない。<空>属性の強力な攻撃魔法をぶっぱなすパーティーの砲台でもある。その一方でパニックになりやすい面があり、ひとたびパニくると「きゃーいやーやめてーおかーさーんっ」と叫びまくる絶叫魔術師である。 彼女を育てた占い師は「ティアン族」と言われる特殊な種族の者であり、彼女はその一族の集落にいる唯一の人間族の者である。 弱点は「美形の男性に弱い」こと。ブラス討伐からナティノとの再会までの3年間にミリアが結婚し、ゴローも結婚した(そして逃げられた)、さらにナティノにまでも妻子がいたことが発覚。冒険の目的の一つに「彼氏を探す」ことが追加された。 ババウル島からの脱出後、リ・アクアティースの神官長ヴェスターから、自分が実はただの人間ではなく、女神ティアナの転生体であること、それゆえにティアンの森で育てられていた事実を知らされる。彼女はティアナが持つ「時間を操る力」を駆使することができ、最終決戦ではそれを使って十六王紀918年のババウル島に戻り、改造される前の「堕ちた精霊獣」を倒した。この結果、『海砦』で語られた事件は「起こらなかったこと」となり、ラース=フェリアの正史に残ることはなくなった。しかしライム自身はナティノを元の時代=十六王紀963年に戻す「導く存在」となるため、ひとり918年のババウル島に残った。 ナティノ=マゴメノジョ=ナザン (成田豊) キャラクタークラス : プリースト → ビショップ 属性 : 〈幻〉 ラ・アルメイア地方の豪族出身の25歳の青年。神官だが放蕩癖がある上、妻子持ちでありながら無類の女好きのナンパ師。 放蕩癖が高じて莫大な借金を背負っており、それを返すための依頼をこなすことが第一部の導入となっている。 性格は無責任なほど前向きで落ち込むことはほとんどない。ただし非道な相手には激しい怒りをぶつける熱い面もある。二児の父親であり、かなりの親馬鹿。妻のアンナのことは愛してはいるが、浮気の虫がおさまることもない。その浮気癖と借金のため、しばしば離婚の危機に陥っており、全ての事件が解決した後もローには借金を取り立てられ、サライに迫っては《聖光爆裂(リプレイド)》を食らい、果ては妻から離婚届を突きつけられるなど変わらぬダメ男ぶりを見せていた。 ナティノのプレイヤーの成田はGMの菊池の学生時代からのゲーム仲間であり、データ解析を得意とする。そのため、魔法の自作ルールを駆使してGMさえも予想しなかったとんでもない魔法を多数作って、リプレイのシナリオ展開に大きな影響を与えていた。 なお、ナティノのような「莫大な借金をしていて、その返済のために冒険している」というキャラクターをPCでも再現可能とするために、製品版『セブン=フォートレスRPG』では借金のルールが明確化された。借金のルールは現在でも『セブン=フォートレス』シリーズや、そこから派生したゲームである『ナイトウィザード』シリーズに継承されており、他のTRPGではあまり類を見ない部分として『セブン=フォートレス』系列作品の個性となっている。
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第一部・第二部共通
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「春よ、来い (テレビドラマ)」の記事における「第一部・第二部共通」の解説
高倉春希→矢野原春希 - (第1部)安田成美、(第2部)中田喜子 ヒロイン。女子大行きをリュウに反対されるが大造や叔母のコウ、アイの後押しを受け上京。女子寮生活を送るが戦争の勃発により女子大閉鎖となり、海軍経理統制部に勤務。終戦後、言語学者を目指し大学へ進学。そこで竹中洋介や演劇と出会い芸術科へ転学。脚本家として生きていく決意をするが両親が相次いで他界、そして恋人との別れから孤独になり自殺未遂騒動を起こす。だが凉子たちの協力もあり次第に自立。そして矢野原高志と出会い結婚。紆余曲折を経ながら脚本家としての道を歩んでいく。原作者の橋田壽賀子がモデル。 白井道子 - 大寶智子 春希の女学校時代の同級生。東京の女子大へ進学し後にアメリカ人と結婚するが離婚。通訳者として活躍する。 赤木英子 - 市川翔子 春希の女学校時代の同級生。大阪の女子医専へ進学し、その後産婦人科医となる。また残されたリュウの様子を見に度々訪れる。 大田笑子 - 魏涼子 春希の女学校時代の同級生。東京の女子大へ進学し結婚するが夫が戦死。その後自ら不動産会社を起こす。 水川コウ - 淡島千景 春希の伯母でリュウの長姉。高倉家と同じ大阪在住で度々様子を見に訪れる。空襲で高倉家が全焼した際は帰省してきた春希とリュウを引き取り面倒を見る。後に春希が脚本家として成功した際、高齢ながら上京し「春希は立派な親孝行をした、安心した」と告げる。原作者の伯母がモデル。 長坂アイ - 渡辺美佐子 春希の伯母でリュウの次姉。東京在住で夫の平吉と長坂酒店を経営。嫁の民子とはうまくいっておらず喧嘩を繰り返している。また春希が大学進学を決めた際、勉強部屋を新たに建設するなど積極的に協力をする。夫の平吉に妾と子どもがいることが判明するとショックを受けるが、存在を理解し妾の所へ平吉を行かせる。後に離婚。その後も肩身の狭い思いをしながら生活していたが、平吉が倒れると春希が借りたアパートに移り、平吉の身元を引き取り世話をする。平吉の死後、心筋梗塞で死去。原作者の伯母がモデル。 長坂平吉 - 片岡鶴太郎 アイの夫。アイより十二歳年下。「長坂酒店」をアイと共に営む。春希が大学進学をする際、大造が大学進学を許さず入学金を払おうとしないことを知り、自ら入学金を払うなど、アイと共に春希の世話をする。また佐藤かねという妾と子どもがおりそれがアイに知れてしまうがアイの理解により子どもを認知。アイの目を見つつ、長坂家とかねの間を行き来するようになる。後年、脳溢血で倒れるとアイに身元を引き取られリハビリに励むが肺炎を引き起こし死去。 長坂伸三 - 勝村政信 アイ・平吉夫婦の養子。アイと妻の民子が喧嘩ばかりしており二人の板挟みになっている。しかしアイの立場は常に理解しており民子の言動に注意することはあるものの、民子にあしらわれている。 山田サダ - あき竹城 伸三の姉で材木屋を経営している。山形在住。東京が空襲にあい、その現状を見て日本の将来に絶望していた春希、道子、英子が平吉に誘われて山形へ行きそこで初めて出会う(春希たちはそこで黄金の稲穂を見て日本はまだ大丈夫だという希望を湧かせることになる)。苦労しながらも訪ねてきてくれた春希たちを手厚くもてなす。その後、仕事がなく悩んでいる春希に「自分はテレビドラマが好きだ、春希さんにもテレビドラマを書いて欲しい」と告げる。 佐藤かね - 渡辺えり子(現:渡辺えり) 平吉の妾。平吉との間に子をなしている。 里村弘子 - 寺田路恵 桜華女子大寮「あけぼの寮」寮母。終戦後、寮へ戻ってきた春希の姿をみると歓迎する。 相沢豊子 - 山下容莉枝 春希の女子大の先輩。寮全体を統括するお主婦さまを勤めている。家政科四年。 山根久子 - 高橋理恵子 春希の女子大の先輩。 川原則子 - あまのゆうこ 春希の女子大の先輩。 宗田千加子 - 中原果南 春希の女子大の後輩。 竹中由子→神田由子 - 中島ひろ子 春希の女子大の同級生。洋介の演劇グループに入り共に演劇活動を行う。のち洋介と結婚。しかし結婚を機に洋介が会社や金銭的なことばかりを気にするようになると、自身もアルコール中毒になり倒れてしまう。しかし春希や洋介の説得により理解を示すようになる。後年、洋介と共に再び劇団を立ち上げる。 竹中洋介 - 赤井英和 春希の大学の同級生。もとは海軍の職業軍人。春希とは入試の際、席が隣同士になり知り合う。演劇に興味があり芸術科へ進学。演劇に全く興味を示さなかった春希を演劇の世界に引き込んでしまったことに責任を感じている。のち、春希と同居する関係にまでなるが演劇の道も諦め春希とも別れることになる。その後由子と結婚し、由子の実家である建設会社に就職する。しかし会社や世間体のことばかりを気にするようになり由子や智美との関係も悪化するが説得により理解を得ると、かつての演劇への希望を取り戻し始める。後年、自ら劇団を立ち上げ、若い役者の育成を目指すことになる。 竹中智美 - 西部里菜 洋介の妹。兄の洋介の暮らしのために大阪でお好み焼き屋を経営。のち百瀬と結婚するも百瀬が去ってしまい、さくら亭で息子の大輔と共に世話になる。百瀬のことを巡って兄との確執が生じるが洋介の説得により蟠りが溶け、兄の元へ戻ることになる。 百瀬竜太 - 椎名桔平 大造の部下。大造が春希の婿にと考えていたが春希が大学進学をしてしまい断念。春希には「あなたのしたいことを思う存分やってほしい、私はそれが一番嬉しい」と告げる。後に智美と結婚し洋介の会社へ入社するが、洋介との意見の食い違いにより退社。智美の他に女性を作り、去る。 君塚良平 - 前田淳 春希・洋介の大学の同期。洋介の演劇グループの一員。後年ドラマの脚本家を務める。 村山哲 - 山崎銀之丞 春希・洋介の大学の同期。 坂上淳 - 有薗芳記 春希・洋介の大学の同期。 豊田りき - 藤田弓子 大造が東京に来る際いつも贔屓にしている料亭「とよた」の女将。大造にはお世話になったことから大造やリュウの死後も春希の世話を積極的にみる。春希に「とよた」をついで欲しいと願っているが、脚本家として成功する様子をみて断念する。
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