ケーベル

デジタル大辞泉

ケーベル【Raphael Koeber】

読み方：けーべる

［1848〜1923］ドイツの哲学者・音楽家。ロシアの生まれ。モスクワで音楽、ハイデルベルクで哲学を学ぶ。1893年（明治26）来日、東大・東京音楽学校で21年間、哲学・文学・音楽などを教授。横浜で死去。

世界宗教用語大事典

ケーベル 【Koeber】

Raphael Koeberドイツ系ロシア人の哲学者・音楽家。現・ゴーリキー市生まれ。モスクワ高等音楽院でチャイコフスキーらに学び、ドイツでハルトマンらに哲学を学んだ。ハルトマンの推挙で一八九三（明治二六）年来日、東大で哲学、東京音楽学校でピアノを教えた。影響を受けた人に宗教哲学者波多野精一、倫理学者和辻哲郎、ギリシア哲学者久保勉、ピアニスト橘糸重らがいる。第一次大戦で帰国できず横浜で死去、雑司ケ谷外人墓地に葬る。キリスト教的汎神論者だった。（一八四八～一九二三）

外国人名読み方字典

ケーベル

名前 Koeber； Köbel

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ラファエル・フォン・ケーベル

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ラファエル・フォン・ケーベル（ドイツ語: Raphael von Koeber、ロシア語: Рафаэ́ль Густа́вович фон Кёбер, 1848年1月15日 - 1923年6月14日）は、ロシア出身（ドイツ系ロシア人）の哲学者・音楽家。明治政府のお雇い外国人として東京帝国大学で哲学、西洋古典学を講じた。勲三等瑞宝章。