安倍能成

デジタル大辞泉

あべ‐よししげ【安倍能成】

読み方：あべよししげ

［1883〜1966］哲学者・教育家・評論家。愛媛の生まれ。夏目漱石の門下。一高校長。第二次大戦後、文部大臣、学習院院長を歴任。著「カントの実践哲学」「西洋近世哲学史」など。

国立国会図書館蔵

美術人名辞典

安倍能成

読み方：あべ　よししげ

哲学者・教育家。松山生。東大哲学科卒。岩波書店の経営に『哲学叢書』の編集者として参画。また京城大教授・一高校長を経て幣原内閣文相に就任。のち学習院長となり、その経営と教育に尽力した。戦後は岩波書店を中心とする平和問題談話会に代表として参加、全面講和と中立主義を説くなど世論にも大きな影響を与えた。昭和41年（1966）歿、83才。

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安倍能成

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安倍 能成（あべ よししげ、1883年〈明治16年〉12月23日 - 1966年〈昭和41年〉6月7日）は、日本の哲学者、教育者、政治家。位階は正三位。法政大学教授、京城帝国大学教授、第一高等学校校長、貴族院勅選議員、文部大臣、貴族院帝国憲法改正案特別委員会委員長を歴任し、学習院院長などを務めた。