木下是雄とは? わかりやすく解説

木下是雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/22 05:23 UTC 版)

木下 是雄(きのした これお、1917年大正6年)11月16日 - 2014年平成26年)5月12日[1])は、日本物理学者早稲田大学理工学術院物理学科教授であった木下一彦は息子。

薄膜や固体表面に関する研究を進めていく一方で、ロゲルギストの一員として、雑誌「自然」に科学に関するエッセイを多数発表した。また、日本語教育に関する著書も多数発表した。特に『理科系の作文技術』は1981年の初版から40年以上経った現在も重版されるほどのベストセラーとなっている。

略歴

著書

単著

  • まさつの研究 (1950年、創芸社)
  • ペルケオ・スキー読本 (1954年、朋文堂)
  • 物質の世界 現代物理へのアプローチ (1972年、培風館)
  • スキーの科学 (1973年、中公新書)
  • 砂・雪・スキー (1979年5月、ラボ国際交流センター)
  • 理科系の作文技術 (1981年1月、中公新書)
  • 物理・山・ことば (1987年10月、新樹社)
  • レポートの組み立て方 (1990年3月、筑摩書房) (1994年2月、ちくま学芸文庫)
  • 木下是雄集1 物理の樹 (1995年11月、晶文社)
  • 木下是雄集2 山 ひと スキー (1996年1月、晶文社)
  • 木下是雄集3 日本人の言語環境を考える (1996年4月、晶文社)
  • ヒマラヤ・トレッキング (2003年5月、新樹社)
  • 日本語の思考法 (2009年4月、中公文庫)

共著

翻訳

  • 南極 (エミール・シュルテス撮影、1962年、朝日新聞社)
  • 鳥の渡り 鳥は星座を知っている? (ドナルド・R.グリフィン著、1969年、河出書房新社 現代の科学)

参考文献

  • 交詢社 第69版 『日本紳士録』 1986年

脚注

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関連項目

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