フォーチューンの海砦
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『フォーチューンの海砦〜深遠なる時海の狭間に〜』(フォーチューンのかいさい しんえんなるじかいのはざまに)はテーブルトークRPG(TRPG)『セブン=フォートレス』のリプレイ作品。ゲームマスター(GM)とリプレイ執筆は菊池たけし。
- ^ a b ファミ通文庫版上巻p310。
- ^ 俗にいう和マンチというものである。
- ^ 『マル勝PCエンジン』の読者参加企画『女神天国』と『コンプRPG』の読者参加企画『超女王様伝説 セント★プリンセス』。
- ^ この当時の菊池は多忙が極まりセッションを行う暇がなかったようで、セッションとセッションの期間が半年以上開くことさえあった(ファミ通文庫版に基づくと、第7話「呪縛の街と死の影と」はセッション2回分をまたいでいるが、前半は第6話「水晶の森」と同じく1993年1月、後半は第8話「白銀の霧に包まれて」と同じく同年7月に行なわれている。ファミ通文庫版上巻p224、p292)。毎号の記事がごく少数ページしか載らなかったのは連載がセッションに追いつくのを避けるためという側面もあった。
- ^ ファミ通文庫版では13話分に再編集している。
- ^ ファミ通文庫版では第1話「借金という名のもとに」から第5話「背後に潜むもの」まで。
- ^ ファミ通文庫版では第6話「水晶の森」から第13話(最終話)「深遠なる時海の狭間に」まで。
- ^ 『ナイトウィザード』リプレイでは『蒼穹のエンゲージ』の雨宮砕がこの「借金持ちPC」のケースに入る。
- ^ 『セブン=フォートレス』は現在においてもダンジョンの宝捜しの専門家である「エクスプローラー」というクラスはあっても、アウトロウ / 犯罪者としての側面を持つ盗賊系の職業を表すクラスはない。
- ^ エンターブレイン版上巻p16。
- ^ エンターブレイン版上巻p114-115。
- ^ a b 『SEVEN=FORTRESS Ver3.10』には「任意の能力値を3点減らした場合、他の任意の能力値を2点増やす(2点減らした場合は1点増やす)」というルールが存在していた(ファミ通文庫版上巻p20)。現行ルール『メビウス』では、基本能力値はあらかじめ基本能力値表で定められた第1属性と第2属性の組み合わせで決定される仕組みとなっており、本リプレイのミリアやベガオ、ナティノのような極端な能力値を持ったキャラクターは作成できない。
- ^ 『氷砦』でカニアーマーを演じた峰岸達実と同一人物である。ファミ通文庫版上巻p11。
- ^ 『キツイ奴ら』は菊池も好きだったらしく、同ドラマの主題歌「キ・ツ・イ」(歌:玉置浩二)はのちの『フォーラの森砦』第4話「森の迷宮」の第1幕のBGMとしてクレジットされている(ただし「キツイ奴ら by 安全地帯」と誤って書かれている)。
- ^ リプレイでは「あずた某」名義。
- ^ 本来ベガオはこのような技は持っていなかったが、「己の命と引き換えに、絶対的な窮地を逃れる」というバーニングシステムを使用した。読みは「シン・イブセマスジー」。
- ^ 実際にはあずたがセッションを休んだのは一回のみのようである。「概要」にもあるように、『RPGマガジン』連載中の『海砦』は休載や少数ページのみ掲載の号も多く、その休んだ一回のセッションを何か月にも渡って細切れに連載したために「ベガオは毎回プレイを休んでいる」というような印象がついたようだ[要出典]。
- ^ この結果、成田はTRPGとしては異例の「1プレイヤー3PC」を演じることとなった。なお、アニーズは如月が担当する場面もあった。
- ^ バージョンによって変遷があり、『Advanced』では先天的にメイジやプリーストの素質を持つ「ぷちメイジ」「ぷちプリースト」が設定され、マルチクラスが導入されたルール第三版『セブン=フォートレス V3』では他のクラスと組み合わせ可能な「ぷち」に統一し「未成熟だがその才能の断片を垣間見せる子供」として位置づけられた。ルール第四版(現行版)『セブン=フォートレス メビウス』では、キャラクタークラスがシーカークラスとスタイルクラスに分割されたことを受け、位置づけはそのままにシーカークラスに分類されている。
- ^ a b エンターブレイン版下巻p324のクレジットには記載されておらず、それぞれの担当プレイヤーである久保(仮名)、藤村まどかが実際に動かしているかはリプレイからは読み取れない。
- ^ ファミ通文庫版『アルセイルの氷砦』p321。
- ^ ファミ通文庫版下巻p120-121およびファミ通文庫版『アルセイルの氷砦』p320-321。なお発端については、後者の年表では「フォーラ地域の全都市に宣戦を布告」となっているが、前者の年表では「ラグシアを相手どって宣戦を布告」となっておりブレがある。また前者の年表ではラグシアの5年間に渡る抵抗戦が記されていない。
- ^ ファミ通文庫版『アルセイルの氷砦』p320-321。
- ^ この技術が確立した時期は、ファミ通文庫版下巻p120-121の年表、ファミ通文庫版『アルセイルの氷砦』p320-321の年表ともに十六王紀956年となっている。
- ^ サライの危惧は次作『闇砦』で、暗黒破壊神バラーと結びついた<闇の宝珠>の後継者・ティのクローン生産計画として現実のものとなった。この計画の全容解明のため、シェイラは計画を進める闇の宗教残党に潜入する事になる。『セブン=フォートレス V3』シナリオ集『ラース=フェリアの嵐』を参照。
- ^ 「八導師」の形成開始時期はファミ通文庫版下巻p120-121の年表では十六王紀958年、ファミ通文庫版『アルセイルの氷砦』p320-321の年表では同960年となっている。いずれにせよ、サライがこの2年間の間に宝珠封印のためのアクションを起こしたことは確実である。
- ^ 『Advanced』以降のルールブックやサプリメントにパーソナリティとして掲載されている。
- ^ エンターブレイン版上巻p75-76。なおこの注はゲーム・フィールド版、富士見書房版にもある。
- ^ ファミ通文庫版下巻p229。
- ^ ファミ通文庫版下巻p94-99。
- ^ ファミ通文庫版では第5話「背後に潜むもの」と第6話の間。
- ^ 如月はじゃが丸が当時勤務していた古書店の常連客で、早川は如月の友人だった。
- ^ ただし、ファミ通文庫版によれば、ミリアの「【知力】3」を最初にネタにしたのはミリアのプレイヤーの早川自身である。ファミ通文庫版上巻p28。
- ^ 第5話中盤、ミリアとゴローは連携してブラス一党に殺害される寸前のジュテームを救出。さらに終盤、ミリアは「金の葉」で〈海の宝珠〉の力を封じられたブラスに真っ先に斬り込み、続くナティノ、ライムの攻勢につなげた。そしてブラスに止めを刺し、戦いに決着をつけたのはゴローである。ファミ通文庫版上巻p187-189、p207-210。
- ^ ファミ通文庫版下巻p250。
- ^ この技術開発計画は各所で構想されており、『氷砦』の登場人物であったカザマのようにフォーラ復興のために用いようとする者もいれば、「闇の宗教」残党のように組織再建と世界征服の足がかりにしようろする者もいた。そして真っ先にこの技術を完成させたのは「闇の宗教」残党であった。ファミ通文庫版下巻p123、p126。
- ^ ファミ通文庫版下巻p276。
- ^ ファミ通文庫版『アルセイルの氷砦』p290-298。
- ^ ファミ通文庫版下巻p272-275。
- 1 フォーチューンの海砦とは
- 2 フォーチューンの海砦の概要
- 3 概要
- 4 あらすじ
- 5 覆面魔導師の正体とラース=フェリア
- 6 作品一覧
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